アニメ化も決定した藤本タツキ先生のダークファンタジーアクション漫画「チェンソーマン」本作品の主人公であるデンジの相棒として、生活を共にする「血の魔人」パワー。多くの個性的なキャラクターがいる中で、人気投票の1位に輝いた彼女の魅力を解説していきます。チェンソーマン第二部、アニメに向けて準備しましょう。
【チェンソーマン】パワーとは
(出典:Pinterest)
まだ漫画を読んだことのない方のために、作品とパワーを説明します。クセが強いキャラクターが多いチェンソーマンの中でも特にずば抜けて頭のネジが外れているパワー。そんなパワーについてのプロフィールを紹介。身長はどれくらいか、アニメでの声優は決まっているかなどを解説していきます。
チェンソーマン
(出典:Amazon)
「チェンソーマン」は、ダークヒーロー漫画として、ジャンプ公式サイトに載っています。人の恐怖が具現化した「悪魔」、悪魔が人の死体に取り憑いて肉体を乗っ取った「魔人」が蔓延る世界で主人公のデンジやパワー達のデビルハンターが戦う物語です。作者は「ファイアパンチ」で知られる藤本タツキ先生です。
身長
作中では身長や体重は、明記されていませんが、他の女性キャラクターと比べて背が高いです。デンジと比べると同じか少し高いくらいに見えます。高身長な早川アキと比べると流石に身長は負けているので、女性のなかでは高い方と言える程度の身長です。
誕生日
第1部では、年齢も誕生日も明記されていません。魔人なので、見た目に比べて年齢は重ねているように感じます。人気なジャンプ作品にはファンブック良く作られる為、チェンソーマンのファンブックが出た時には公開されるのではないでしょうか。
闇の悪魔
(出典:71話)
パワーは闇の悪魔に対して一度退治して以降、怯えるようになります。その恐怖から誰かがそばにいる必要があり、食事やトイレに一人で行けなくなってしまいました。闇の悪魔は多くの悪魔から恐れられている存在です。いつも態度の大きなパワーでさえも縮こませてしまうほどの力が、闇の悪魔にはあるというわけですね。
声優
アニメ化が決定しましたが、まだアニメのキャストの情報は発表されていません。ファンの中では小清水亜美さんか釘宮理恵さんなのではないかと推測されています。
高飛車で偉そうな雰囲気なキャラを演じている声優さんが良いのではないかという意見が多いです。
【チェンソーマン】パワーは人気投票1位
(出典:Twitter)
パワーはチェンソーマンの中ではかなり人気のキャラクター。人気投票でも一位に輝くなどの快挙を成し遂げています。ここでは、パワーの魅力について紹介します。
約35000票で1位に
ジャンプにて開催されたチェーンソーマンの人気投票では、主人公のデンジの約2倍の約35,000票を得て1位にランクインしました。投票中ではマキマさんなども票は負けてないと言われてはいましたが、結果は圧倒的なものでした。
2位には約27000票でマキマ、3位には約25000票で早川アキがランクイン。パワーが他のキャラクターと比べて人気があることがわかります。
こちらは人気投票の結果です↓↓↓
https://www.shonenjump.com/j/vote_chainsaw/
パワーの魅力はどんなところ?
パワーのどのような部分が、人気の秘密なのでしょうか?Twitterでのファンの声から考察していきます。
チェンソーマンは、パワーとデンジのコンビが1番好きだな〜
— 紅蓮@低浮上 (@Rose_Guren_) February 12, 2021
デンジとのやり取りからパワーの事が好きになったという人が多い様子。パワー個人が好きだという人も勿論おおいですが、デンジとのコンビで推しているという人も。この二人に早川アキを合わせた三人の関係が好きあだという人も多いです。
パワーちゃんの嫌いな所(兼好きな所)、虚言癖がマジで嫌いな所(兼好きry)なんだけどそれよりも自分の可愛さを自覚しているところが1番嫌い(ry)
— 平社員 (@hirasyain753) June 2, 2020
虚言癖などの性格の悪さが寧ろ良いと言う方もしばしば。バレバレな嘘を自身満々言ってしまう所なども面白く、人気の秘密になっているのかも
【チェンソーマン】パワーのかわいい魅力4選
ここからは、パワーの魅力を見ていきたいと思います。性格が悪いけど好き。寧ろそれが良いと言われているパワー。そんな彼女が愛される理由を解説。
魅力1.見た目がかわいい
(出典:Pinterest)
ロングの髪型に、飲んだ血の量によって長さの変わる角、端正な顔立ちはキャラクターとして可愛いと思ったはずです。また、広島弁のようなしゃべり方も、他のキャラクターとの異なる魅力の一つだと思います。嘘をついたりずるがしこかったりと性格の面で難がある彼女ですが、それを許せてしまうほどの可愛さがあります。
魅力2.猫が好き
(出典:5話)
パワーは、早川アキやデンジとの共同生活を始めた当初は、人間は、嘘をつくから嫌いだとも言っていました。しかし、猫のニャ―コに対しては強い愛情をそそいでいます。序盤、愛猫のニャーコを蝙蝠の悪魔から助けるために、デンジを騙して、デンジの心臓を差し出そうとしました。それほどにパワーはニャ―コの事を可愛がっていたのでした。
魅力3.テンションが高くて、わがまま
(出典:11話)
常にハイテンションで、あまり場の空気を読みません。さらに、一度特異四課で居酒屋に行くも料理を独り占めする場面や、アキの部屋で出された料理の野菜を投げる場面もありました。欲しいものは全て「ワシのものじゃ」と言い、勝手に使ってしまう一面も。また、自分にとって都合の良いことが起こると、それは自分の成果だと主張し始めます。ただこういった、わがままというラインを通り越して笑いが出てしまうほどの自分勝手さは、パワーの悪い部分でもあり魅力や人気の秘密でもあるりますね。
魅力4.嘘をつく
(出典:5話)
パワーはかなりの虚言癖の持ち主です。デンジとの初めての任務では、他のデビルハンターの獲物であった悪魔を勝手に殺した事をマキマに問われたときに、その事をデンジのせいにして助かろうとしていました。また、コベニの車を自分のものだと言って運転し、その上で轢き逃げをし起こられた際、車の持ち主であるコベニのせいにするなど本当に嘘ばかりつきます。それまで言っていたことを全否定する場面も多く、その滅茶苦茶さに驚いた読者も少なくないです。
【チェンソーマン】パワーの胸はパッド?おっぱい騒動
デンジとパワーがバディとしての絆を深めるきっかけにもなった、おっぱい騒動について解説します。事の結末はどうなったのでしょうか?
デンジとパワーの約束
(出典:5話)
普通の生活を夢見る主人公のデンジは、達成したい目標の中に胸を揉みたいというのがあります。その目標の一つに「胸を揉む」というのもがあります。第5話の中でパワーがデンジに「ニャーコを取り戻してくれたら胸をもませてやるといったらどうする?」と話を持ち掛けます。そこでデンジがその話にのり、パワーと約束をしました。
お礼の3揉み
(出典:11話)
その後、必死の思いでデンジはコウモリの悪魔とヒルの悪魔を倒します。そして翌日、早川アキを加えた3人での共同生活を始めたころに、パワーはデンジに胸を揉ませます。
・ニャーコを助けたのが1揉み
・コウモリの悪魔を殺したので1揉み
・早川アキから庇ってくれたことで1揉み
合計3揉みをデンジに許しました。しかし、1揉みすると、巨乳に見えていたパワーの胸は、胸パッドだったことが明らかになります。デンジが胸パッドを外したパワーを見た描写では「スッ」という効果音があります。もしかしたら、デンジの気持ちの冷めた音かもしれません。パワーの胸は胸パッドという事でした。
また、パットとった後に胸を揉ませて貰ったデンジの反応も「何か違う」といったもので、あまり興奮していませんでした。デンジとパワーは恋人という関係では無く相棒のような立ち位置です。その為、興奮しなかったという事をデンジは自覚し、何とも言えない気持ちになったのでした。
【チェンソーマン】パワーに嫌いの声は?
人気投票で第1位だったパワーですが、嫌いの声も見受けられます。
『チェンソーマン』7巻:うっ、おまけ部分読んでたら私がパワーを苦手に思う部分がてんこ盛りだった
ああいうキャラはほんとに苦手なんです。でもイヤなのにちょっと笑っちゃうとこあって毎回それが悔しいんだよな
概念は次の巻か。理解できるかな……— かすていら (@castellatabeta) June 3, 2020
パワーの嘘つきで自分勝手、何でも人のせいにするという部分は確かに現実にいたらイヤになるタイプでしょう。ただ、それを漫画の物語を通して見るからこそパワーは魅力的なのかもしれません。
ヒロアカの爆豪やチェンソーマンのパワーみたいな、仲間なのに主人公に害を成す残虐な奴ら苦手。そういうのが人気なの解るけど。
— しまむら (@shimaisland) September 16, 2020
パワーのことが苦手な方は、キャラクター同士の関係やパワーのわがままなところが気になるのかもしれません。しかし、他の漫画だとワガママキャラが苦手な方も、パワーは好きといって言う方も多いです。パワーのことを嫌いという意見はあまり見られず、どちらかというと苦手という意見が散見されます。
【チェンソーマン】デンジとパワーの関係は?
デンジとパワーの出会いから、バディとして絆を深めるまでの物語を解説。様々な事件を経て、お互いが立派なバディとして成長していきます。
出会いと価値観の違い
(出典:6話)
デンジとパワーの2人が出会った当時は、お互いの仲とても悪かったです。第6話にてデンジが自分の為に命を投げ出してくれたポチタの話をした際、パワーは全く関心しませんでした。このような価値観の相違があり「ぜってぇ~ 仲良くなれねぇな こいつ」とお互いに思っていました。
共同生活
(出典:9話)
二人はバディとなり、公安での仕事をしていきます。第9話にてニャーコをコウモリの悪魔から奪還した後、早川アキの家でデンジとパワーの監視という名目で共同生活が始まります。生活と公安の仕事を一緒にしてくなかで、言葉にはしないものの少しずつ関係が変化していきました。いつの間にか、一緒にゲームをしたり漫画を読んだりする仲に。最初はすれ違いが多かった二人でしたが、いつの間にやら良い関係を気づくようになっていました。
デンジとパワーの風呂シーン
(出典:71話)
サンタクロース達国外からの刺客との戦いが終わり、その次の話数である第71話では3人の私生活のシーンが展開されます。そのシーンでは、パワーは戦いの中で遭遇した闇の悪魔への恐怖でずっと怯えていました。「玄関に闇の悪魔がいる気がする」といったように、すぐそばにいるかもしれないといいう不安にかられていました。
そして、デンジに「怖いから一緒にお風呂に入ってぇ」と頼み、一緒に入ります。当初は、パワーをエロい目で見ていたデンジですが、今回は全くエッチなかんじにならないと言っています。
マキマとの戦いで
(出典:91話)
第91話にてパワーは、マキマ達と戦いながらデンジを連れて逃げます。下半身がなくなっても、デンジを引きずりながら「命は軽い」「ワシの命もじゃ」「だから誰が死んでもワシが死んでも悲しむ事はない」「でも、でも」と考えながら「デンジはダメじゃああ......」「だってデンジは、デンジは、初めてできた友達」と言います。
また、ゴミ箱の中でデンジは、初めてパワーがいなくなって「恋しいよ」と伝えます。そのとき、これまでの天真爛漫なパワーの姿はなく、デンジをやさしく励まして微笑むパワーが描かれています。
パワーとデンジの関係の変化
(出典:91話)
話の序盤では価値観の相違からあまり仲が良くなかった2人ですが、共同生活や任務を経て、どんどん関係が近づいていきました。それは、恋人同士ではなく、兄妹や家族のような特別な関係です。時には喧嘩やもめ事がありながらも、バディとして二人は成長していきました。
【ネタバレ】パワーは死亡する?生存は?
チェンソーマン第一部でパワーが死亡するかについて解説。パワーの最後の登場シーンは一体どういう事だったのでしょうか?ここからネタバレありなので注意してください。
マキマに殺される?
(出典:81話)
原作81話 デンジは、誕生日の前日にマキマ宅に招待されました。そこへ、誕生日ケーキを持ったパワーがマキマ宅に来たのですが、扉が開いた瞬間にマキマの「ぱん」と同時に首の下から腰までが吹き飛び、一瞬で殺されてしまいます。デンジはそれを見て状況が理解出来なくなり困惑してしまいます。あまりに突然の出来事だった為このシーンでは、デンジのみならず連載を追いかけていた読者も唖然としていました
パワー復活?
(出典:90話)
パワーは一度、マキマに殺された後、しばらく描写されませんでした。しかし、第91話では特殊な形で復活します。以前に、パワーはデンジに自らの血を飲ませたことがありました。血としてデンジの中に入ったパワーの一部は、別世界でポチタと会います。ポチタが「デンジを助けてくれるか?」と聞くと、パワーは「あたりまえじゃ」「デンジはワシのバディじゃなから」といいポチタの肉を食べて、血の悪魔として復活します。この血の悪魔は強力で、マキマらの体内の血を武器に帰ることができます。復活前は、敵の体内の血を武器に変えるのには苦労すると言っていただけに、相当力を増して、復活したことが分かります
デンジを復活させるために、2度目の死?
(出典:90話)
血の悪魔として復活したパワーは、マキマ達に対して孤軍奮闘しますが、すこしずつダメージを食らっていきます。そして内臓を引きずりながらもチェンソーマンを抱えてマキマから逃げ続けました。その後2人は、路地のゴミ箱に入ったと思われます。そこで、チェンソーマンや血の悪魔ではなく、デンジと魔人のパワーとしてごみ箱の中にいる状態が描写されています。ここで2人は会話をし、イジけるデンジを元気づけます。パワーは地獄でこれまでのパワーとは違う「血の悪魔」として蘇ること、その血の悪魔を見つけて、仲良くなりパワーに戻すこと、またデンジのバディにすることを契約として伝えました。そしてパワーは「ワシの血をやる、かわりにワシを見つけに来てくれ」といって、デンジは目覚めます。目が覚めたときには、もうパワーはそこにはいませんでした。
【チェンソーマン】パワーの同人・SS
チェンソーマンの同人作品のパワーが描かれたものを集めました。成人向けのものからギャグ系まで、三作品程紹介します。
同人誌
まずは同人誌をご紹介します。
丸ごと一冊デンジ×パワー
ほのぼの系やギャグ系も含むデンパワいっぱいな同人誌。パワーの意外とピュアな一面を見る事が出来ます。
https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040030870528/
Like a Cats
こちらもデンジとパワーの二人が描かれた成人向同人誌。パワーとデンジの二人が好きという方にはおすすめです。
https://ec.toranoana.jp/tora_r/ec/item/040030845274/
なんか変なマキマさん
マキマ中心の作品ですが、パワーとマキマの百合絡みをが盛り込まれた同人誌。
色々なキャラとの組み合わせが詰まった作品です。
https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040030883123/
SS
パワーのSSを紹介します。チェンソーマンの本編はかなりシリアスですが、その分SSは平和な物がかなり多いです。
アリス・スウィート・アリス
パワーを中心とした日常を描いたSSです。デンジだけでなく、早川アキや天使の悪魔とのシーンもあってとても賑やかな内容になっています。
https://syosetu.org/novel/240415/
早川家のとある日常
コミックス第八話巻の後の日常を描いたSSです。デンジ、アキ、アキ三人のコンビである「早川家」でのシーンが中心に展開されていきます。
http://ssbiyori.blog.fc2.com/blog-entry-32336.html
幸せなデンジの日常
こちらも日常もののSSです。平和な世界線でのパワー達の幸福な生活が魅力的。コベニや暴力の悪魔も登場します。
https://syosetu.org/novel/237608/1.html
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。ネタバレを含めて、パワーのことをわかってもらえたと思います。個性の強いキャラクターの多い「チェンソーマン」の中でも、一番デンジとの関係が変化したキャラクターだと思います。今回紹介したパワーの話は、一部なので、このページを読んでパワーのことが気になった方は、是非漫画の方を読んでみてください。