更紗帆奈は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場する魔法少女です。この記事では彼女に関する詳しいプロフィール情報や帆奈の魔法少女となったきっかけや過去を深く掘り下げてご紹介する内容となっています。
アニメを視聴したことがない人やゲームをプレイしたことがない人でも、この作品やキャラクターの魅力を理解する事ができ、その他にも印象的だったシーンや意外なエピソードなども盛りだくさんでご紹介していきます。
【マギアレコード】更紗帆奈とは
(出典:アイビスペイント)
更紗帆奈は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の登場人物です。病んでいるような表情や言動などが特徴的で、作中で目にハイライトが入ってない描写が非常に多いキャラクターです。
マギアレコード
マギアレコードとは、『魔法少女まどか☆マギカ』の外伝作品となります。主人公の環いろはが消えた妹・環ういを探しに神浜市を訪れて、そこで出会った魔法少女たちと共に魔女や”ウワサ”と呼ばれる異形を退治していくダークファンタジーです。
年齢
帆奈の年齢は公式設定資料集『マギアアーカイブVol.2』にて判明しています。帆奈は15歳の中学3年生です。主人公のいろはや水波レナと同い年になります。
身長
帆奈の身長はこちらもマギアアーカイブにて判明しており、帆奈の身長は158㎝あります。可愛らしい見た目の割には意外と平均身長ぐらいの大きさがありますね。
声優
(出典:ナタリー)
今回、帆奈の声を担当したのは声優の岡咲美保さんです。
岡咲さんは1998年11月22日生まれの岡山県出身、アイムエンタープライズ所属の声優さんです。声優になる前の岡咲さんは、高校生時代に伊丹美保子という名義でNHKのど自慢に出演したことがあり、その時ゲストだった水樹奈々さんの目の前で『DISCOTHEQUE』を歌い見事に合格しました。代表作は以下の通りです。
・リムル=テンペスト(転生したらスライムだった件)
・市川雛菜(アイドルマスターシャイニーカラーズ)
・桐生院葵(ウマ娘プリティダービー)
【マギレコ】更紗帆奈は魔法少女昏睡事件の犯人?
(出典:散花愁章)
見出しにもあるように、帆奈は魔法少女襲撃・昏睡事件の真犯人です。帆奈とコンビを組んでいた魔法少女が魔女化してしまい、ソウルジェムの穢れが溜まると魔法少女は”魔女”になると言う事実を知った帆奈は暴走し、暗示の魔法を使用して数体の”魔女”を飼育し魔法少女を襲わせたり、他の魔法少女に暗示を掛けて自分の存在を忘れさせたり、暴走や孤立を助長させて神浜市全体を混沌させたのです。
散花愁章
(出典:散花愁章)
スマホRPG版のマギレコの期間限定イベント『散花愁章』では、帆奈が魔法少女襲撃・昏睡事件の真犯人として公となった物語です。魔法少女が次々と昏倒していく中で七海やちよや遊佐葉月・常盤ななからが真相探っていく内に”更紗帆奈”と言う魔法少女が面識があった和泉十七夜とは自分との記憶が思い出せなくなる暗示をかけ、静海このはには悪夢を見させて暴走し孤立するよう暗示をかけ、そして貶めたい魔法少女達には自分の意に反する言葉を口にしてしまうと言う複雑な暗示を掛けていたことが判明します。
そしてアザレアの花咲く
(出典:そしてアザレアの花咲く)
スマホRPG版のマギレコの期間限定イベント『そしてアザレアの花咲く』では、姿や声などは出てきませんが、エピローグにてキュゥべえと会話しているシーンが流れ、昏倒事件は実際には存在しないもので巧妙な手口でウワサを流したことにより起きた状況なのだと判明します。散花愁章とアザレアの一連の事件は、帆奈が他人の”ぐちゃぐちゃ”になったらどうなるのかという好奇心と魔法少女の事実を知ったことによる暴走が引き起ったものでした。こうしてみると何とも悪質でサイコパスっぷりが伺えます。
【マギレコ】更紗帆奈のかわいい魅力3つ
質の悪い帆奈でも可愛いところが存在します。今回は帆奈のどんなところが可愛いポイントなのかご紹介致します。
魅力1.”ヤンデレ感”溢れるキャラデザ
(出典:Twitter)
切りっぱなしのセミロングヘアーが所々跳ねていて小さな三つ編みが可愛い髪型の帆奈は、時折見せる目のハイライトが無い怖い笑顔をする表情がヤンデレ好きの心をくすぐります。
魅力2.語尾が「あっは!」
(出典:散花愁章)
何事にも諦観したような言動の帆奈ですが、口癖は少し陽気でよく語尾に「あっは!」と付けて話す事があります。また、ヘラヘラ話す癖があり、自分の興味ある話題になったりすると目を輝かせてこの口癖を連発します。その結果、スマホRPG版の期間限定イベント『散花愁章』第7話では常盤ななかにブチ切れられることもありました。
魅力3.ログインボイスがとても可愛い
(出典:youtube)
サイコパスで言動が怖い帆奈ですが、ボイスはとても可愛いものが多いためか隠れファンも多く存在しています。自己紹介ボイスには「適当な事言っちゃったぁ」とふざけてみたり、ログインボイスでは寝たふりをするなどがあります。
【マギレコ】更紗帆奈のマギア・ドッペル
ここからは、ゲーム上での帆奈の性能やマギア・ドッペルなどについてご紹介致します。
マギア
(出典:youtube)
マギアとは、魔法少女たちの”必殺技”のことを指します。帆奈のマギアは『ナイトメア・キャッチャー』と言い、紫色の炎が敵の上空で弧を描き、そこから出現する多数の短刀が敵を貫きます。
覚醒・覚醒素材
更紗帆奈 早速最大覚醒ヾ(ΦωΦ)ゞ
やっぱ個性強くて良い味出てるわ#マギレコ pic.twitter.com/3VYvwyVpiL— 暗黒猫@VOICEROID実況 (@ankoku_yukkuri) December 17, 2019
帆奈の★4マギアは、敵単体ダメージに確率で1ターンの”拘束”と3ターンまでの攻撃力ダウンと防御力ダウンのデバフを付与します。★5に覚醒すれば拘束デバフが確率で発動するのではなく”必ず”付与となります。更には、自分に必ず”回避”のバフがかかります。
帆奈の★5覚醒に必要な素材は、闇オーブ+・闇オーブ++・レインボーオーブ・リュトンのリボン・子守の取っ手・イキガミの毛玉です。素材周回クエストを十分に回っておきましょう。
ドッペル
帆奈のドッペルは『反駁のドッペル』と言い、赤髪で体毛がふさふさしている頭をベルトで拘束された人型のものが出現し、攻撃時は頭から血しぶきと共に赤い紐が飛び出て敵を拘束して両手で思い切り押し潰します。
”反駁のドッペル その姿は、ペット”
この感情の主は、借り物の力を使って人を支配することを覚えた。
(出典:マギレコのドッペル一覧より一部抜粋)
性能では★5のマギアと変わったところは特にありませんが、敵単体ダメージが大幅アップします。また、マギレコユーザーからの帆奈の評価は高く、敵を確実に足止め出来るスキルがマギアとコネクト(魔法少女たちの連携技のこと)付いており、それが非常に優秀なため重宝されています。
【マギレコ】更紗帆奈のストーリー
帆奈が魔法少女となったきっかけは、帆奈の悲しい過去にありました。
虐げられてばかりの生い立ち
(出典:マギレコ 更紗帆奈 魔法少女ストーリー)
帆奈の父親は悪事を働いてお金を稼ぎ、その稼いだお金は全てギャンブルに消え、酔った勢いで帆奈に暴行を加えるろくでもない人間でした。更に、帆奈の母親は帆奈が殴られているのを見て見ぬふりをする空気のような存在で、帆奈が生まれる前は母親がDVを受けていました。
いじめっ子達の消滅
(出典:マギレコ 更紗帆奈 魔法少女ストーリー)
暫くして、父親は知らない誰かと揉めて刺されて亡くなり、母親は泥酔して帰っていた時に車に轢かれて死に、帆奈の両親は帰らぬ人となりました。その後施設に預けられた帆奈は、学校で酷くいじめられるようになります。そこにキュゥべえが現れ、帆奈は”いじめっ子達の消滅”を願い魔法少女となりました。
【ネタバレ】更紗帆奈と瀬奈みことの過去
帆奈には魔法少女なりたての頃に、コンビを組んでいた魔法少女がいました。帆奈が新米の魔法少女の頃、魔女の結界で苦戦を強いられていた時に瀬奈みことに助けられ、みことが1人で戦うのは不安だからコンビを組まないかと話を持ち掛けたことがきっかけでした。
瀬奈みこと
(出典:マギレコ 更紗帆奈 魔法少女ストーリー)
瀬奈みことは”暗示”の固有魔法を使うことが出来る魔法少女でした。みことと共に魔女を倒すようになってから帆奈も同じ暗示の魔法が使えることに気づき、帆奈はみことの使い勝手の良い暗示の魔法をコピーしたままにし、みことと”暗示”について研究していくうちにいつしか帆奈にとってみことはとても特別な存在となっていきました。
屋上の魔女
(出典:マギレコ攻略wiki)
屋上の魔女は、メインストーリー第4章第3話に登場した魔女です。瀬奈みことは最終的にソウルジェムに穢れが溜まりきってしまい魔女化します。そして魔女となったみことに帆奈は「団地にいて、災厄を振りまいて楽しく暮らせ」と暗示を掛けたためこの屋上の魔女が瀬奈みことと思われましたが、実際は魔女化した瀬奈みことではなかった事が判明しています。
【ネタバレ】更紗帆奈は死亡?生存ルートは?
先程、話題が上がった『散花愁章』では、帆奈は自害しています。散花愁章のこれまでの全ての悪事がバレて最終的に常盤ななかに追い詰められた帆奈は、ななかに殺される前に自らソウルジェムを砕いて自害しました。ななかとやちよとこのはは、魔法少女の”秘密”を隠ぺいし、他の魔法少女には帆奈は錯乱し自分に自死の暗示を掛けて死んだと説明します。帆奈の遺体は密かに発見しやすい場所に置いた上で、ななかが警察に通報します。警察はこの事件性を調べた結果何も発見することはなく捜査は終了しました。
(出典:散花愁章)
生存ルートの可能性
ネット上では、帆奈はもしかしたら生きているのではないかと言うマギレコユーザーによる憶測が飛び交っていました。ファン曰く、散花愁章に登場していたキャラクターの中に”事実を偽装する”という固有魔法を持った魔法少女・純美雨(ちゅんめいゆい)がおり、帆奈は全ての戦闘が終わってから”暗示”の魔法を使用しておらず、もしこの純美雨の固有魔法をコピーしていたら”自害したこと”を偽装して生き残っている可能性が高いとウワサされています。
【マギレコ】更紗帆奈の名シーン
ここからは、帆奈の印象的だったシーンをエピソードを振り返ってご紹介致します。
変身
スマホRPG版のマギレコにはガチャの確定演出に魔法少女の変身シーンが流れます。帆奈の変身シーンは、暗闇の中から一匹のコウモリが出てきて帆奈の杖にとまりますが、コウモリに電撃を浴びせてニヤリと笑みを見せます。いたずらっ子のような顔の帆奈がとても可愛らしいシーンでした。
散花愁章でとうとう黒幕として登場
(出典:散花愁章)
『そしてアザレアの花咲く』では姿こそ見せはしなかったものの、散花愁章第7話で魔法少女昏倒事件や魔法少女襲撃事件の真犯人として登場します。「あっは!」と狂気の笑みで出てくる帆奈が非常に恐ろしいワンシーンでした。
まさかの自害
(出典:散花愁章)
こちらも散花愁章の第7話にて終盤、ななかに追いつかれ今までどうしてこんなことをしてきたのか問い詰められます。それでも変わらない帆奈の態度にとうとう堪忍袋の緒が切れたななかは普段と違う乱暴な口調で怒鳴り散らします。ななかの本気の殺意を見た帆奈は、ソウルジェムを砕き最後まで悪態を付いて自害しました。
魔法少女ストーリー時のあどけなさ
(出典:マギレコ 更紗帆奈 魔法少女ストーリー)
帆奈の魔法少女になりたての頃の話が描かれている彼女の魔法少女ストーリーでは、いつもの禍々しい魔法少女姿ではなく水名女学園の制服を着た帆奈を見ることが出来ます。そして自らのストーリーを当時の心境と共に語る帆奈も非常に可愛いのでスマホRPG版をプレイしている方は是非見てみて下さい。
まとめ
今回は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場するキャラクターの1人・更紗帆奈のご紹介をさせていただきました。本記事を通して帆奈がどういった人物像なのか、そして彼女の魅力について深く理解していただければ幸いに存じます。
現在、TVアニメ版のマギレコが絶賛放送中となっておりますが、今後帆奈の登場はあるのか、又はゲームの展開でも帆奈の死が物語にどう影響されるのかとても期待が高まります。