Fateシリーズに登場するフィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、「Fate/Apocrypha」での登場回数も多く、また魅力的な女性なので視聴者の間でも「かわいい」と人気があります。この彼女の魅力を知るには、彼女の性格・能力、「Fate/Apocrypha」での役割やサーヴァントとの関係、最後などについて知る必要があります。また、作中には実の弟である「カウレス」も登場し、その関係性も話題を呼んでいるのでその点も踏まえながら、本記事ではフィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアについて詳しく解説していきます。
【Fate/Apocrypha】フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアとは
(出典:YouTube)
フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、小説が原作になっている「Fate/Apocrypha」に登場する人物です。魔術師の一族であるユグドミレニアの次期当主と目され、一族の中で最も有望視されており、ユグドミレニアのマスター達の中でも実質的なナンバー2に当り、ダーニックの補佐を行っていました。
ダ―ニック亡き後は実質的な指揮官となり、物語の進行に大きく関わります。
容姿
(出典:#2)
穏やかで奥ゆかしく、例え敵であっても身分に関係なく礼を忘れない、凛とした貴人で、ポニーテールが良く似合います。足が悪いため基本的にはいつも車椅子で移動しており、聖杯戦争前後は弟であるカウレスに、聖杯戦争時は自分のサーヴァントであるケイローンに車椅子を押して貰っています。
身長・体重
フィオレの身長は167cmで、体重は47kg。スリーサイズはB84/W57/H82です。
女性としては平均的な数値ですが、身長が少し高く自身の持つ魔術礼装(ブロンズリンク・マニピュレーター)を使うと2m近い身長になります。
年齢
フィオレの年齢は19歳で、少し大人びています。弟のカウレスは18歳なので1歳差です。アニメでは少し幼く見えます。
性格
性格は、魔術師らしからぬ人間らしい倫理観を持ち、弟や人々への思いやりを忘れず、またどんな身分の人間に対しても礼を持って接し責任感も強い芯の通った性格です。しかし、幼い頃、父が降霊術を学ばせるために拾ってきた大人しい野良犬を「ペット」として可愛がっていたのにもかかわらず、犬が父に「降霊術による憑依が失敗した場合」を再現する実験に使われ彼女の前で惨たらしく死んでしまった事がトラウマになってしまいます。
魔術師としては必要ない人間らしい優しさや倫理観を持っているが故に、魔術師として組織の長として非情な判断を迫られ続ければ心が破綻してしまう危険性を抱えている為、アーチャーとカウレスはそれを危惧しています。
能力
父に教わった降霊術と人体工学においては稀有な才能を見せ、自身で作成した魔術礼装(ブロンズリンク・マニピュレーター)を装着し、これを操作しながら戦います。この操作には一流をしのぐほどの繊細な魔力操作が必要であり、これを装着し戦っている間はサーヴァントの攻撃を凌ぐほどの強さになります。
声優
(出典:アニメイトタイムズ)
フィオレの声優は、赤﨑 千夏さんです。「中二病でも恋がしたい!」の丹生谷森夏役や「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」の春咲千和などで有名です。
赤﨑 千夏
2012年にテレビアニメ「キルミーベイベー」で折部やすな役で初めての主役級キャラクターに抜擢。その後の「中二病でも恋がしたい!」「愛ラボ」等でも主要キャラクターを演じ、2013年に放送された『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』では初の(主役ではない)メインヒロインを務めました。
【Fate/Apocrypha】フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアがかわいい4つの魅力
フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、主要な登場人物ではありますがヒロインではない為、それ程登場回数が多いというわけではありません。しかし、彼女の次期当主としての立ち振る舞いや弟に対する思いなどがを垣間見る事が出来、彼女の大きな魅力に繋がっています。その為、幾つか抜粋して紹介していきます。
魅力1.次期当主としての責任感のある凛々しい立ち振る舞い
(出典:#14)
フィオレはユグドミレニアの次期当主である為、ダ―ニックが健在の時はその補佐として、ダ―ニック亡き後は当主代理として、常に責任感のある立場に立たされており、隙が無く凛としたクールな一面と、面倒見の良さは彼女の大きな魅力です。
ポニーテールの髪型と少し釣り目が凛々しさを増している要因にもなっています。
魅力2.慌てると出る素の少女としての可愛らしさ
(出典:#14)
普段は次期当主としての体面を忘れず、常に凛としたフィオレですが予想外の事やパニックになると素の少女としての側面が出てしまう事もあります。魔術師では在り得ない乗用車での奇襲に対して「もう! 何て滅茶苦茶なの、この人!」と言いむくれるなど可愛い一面もあります。
魅力3.誰に対しても礼儀正しい姿勢
(出典:#7)
フィオレは、同じ一族であるダ―ニックやゴルドの事を「おじ様」と呼び、魔術師なら僕の様に扱うサーヴァントにも礼儀正しく接し、敵であり一度戦った事もある獅子劫界離を、丁寧に「獅子劫様」と呼んでいます。その為、作中での人間関係も良く、他のサーヴァントからは「ちゃん」付けで呼ばれたり称賛されるなど、誰に対しても礼儀正しい姿勢を崩さないのも魅力の1つです。
魅力4.他人を思いやり弟を大切に思う一面
(出典:#15)
フィオレは魔術師には似つかわしくないほど、他人を思いやることが出来、特に弟を大切に思っている優しい面は普段の凛とした雰囲気とのギャップで大きな魅力になっています。魔術師は普通、自分の魔道の事だけしか考えていない為、家族間での関係は劣悪になるパターンが多く、中には兄妹での殺し合いも日常茶飯事的に置きますが、フィオレは魔術師として優れているとは言えない弟カウレスを大切に思っており、聖杯戦争での動向を心配しています。
【Fate/Apocrypha】フィオレは黒のマスターとして参戦
(出典:#1)
フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、ユグドミレニア一族の一員でFate/Apocryphaでは黒の陣営に属しています。なので彼女は同時に「黒のアーチャー」のマスターでもあります。ここでは、フィオレの登場作品や彼女のサーヴァントについて紹介していきます。
Fate/Apocryphaとは
(出典:Wikipedia)
fate/Apocryphaは、『fate/staynight』のスピンアウト作品で、平行世界での話です。通常のfateシリーズでは聖杯という何でも願いを叶えることのできるものを廻って7人のマスターに召喚された7クラスの7人のサーヴァントが争い合うという聖杯戦争を舞台とした物語ですが、このfate/Apocryphaは、通常のfateシリーズとは違い、赤と黒の2つ陣営にそれぞれ7人のマスターと7人のサーヴァントが召喚され、陣営で勝敗を決するというものです。
その為、マスター同士・サーヴァント同士が協力しあうことで物語が進んでいきます。
fate/Apocryphaの原作は小説で、全5巻で完結済みです。また、アニメが2017年7月から公開され、そちらで知ったという人も多いのではないでしょうか?
fate/Apocryphaは以下の記事で解説しています。
フィオレのサーヴァント
フィオレのサーヴァントはケイローンです。クラスは弓兵(アーチャー)で、多くの大英雄達を育て上げ大成させてきた、ケンタウロス族の「大賢者」と呼ばれる人物です。
ケイローン
(出典:#21)
ケイローンは、ゼウスの父クロノスと、島の女神ピリュラーとの間に生まれた半人半馬のケンタウロスで、あらゆる知識に精通し、その穏やかな性格と教え方の巧みさからギリシャにおいて多くの英雄を導いた存在です。大英雄ヘラクレス、アキレウスの他、後に医術の神となったアスクレピオス、双子座に昇華されるカストール、アルゴナイタイのリーダーであるイアソンなど名だたる大英雄の教師であり師匠でもあります。また、夜空に燦然と輝く射手座(サジタリウス)の原型である彼は、世界で最も有名な「弓兵」で、最高峰のサーヴァントであり、その技量は闇夜の森で赤のアーチャーがバーサーカーに放った黒く塗られた音速を超える矢を、遠く離れた城壁の上から正確に捉え、寸分の狂いもなく射抜き撃ち落すほどです。
神の系譜である彼は高ランクの神性を持ち、作中では赤のライダーにダメージを与える事の出来る数少ない1人でした。
近接戦闘にも優れており、拳闘と組技を複合させた世界最古の総合格闘技『パンクラチオン(全ての力)』の使い手で柔術と空手を組み合わせた様な戦い方をする事が出来ます。
聖杯にかける願い
(出典:#3)
聖杯への願いはかつてプロメテウスに預けた「不死」の返還です。その理由は「不死」であることを両親からの贈り物であり、確かな繋がりだと信じているからであり「不死」を惜しむからではありません。
ケイローンは自分の事を、「不死」という両親との繋がりを失ってしまった自分は最早、「ケイローンであってケイローンではない」と断言しており、我欲に塗れた願いであると恥じながらも、彼にとっての両親との唯一の繋がりともいえる「不死」の返還をずっと望んでいます。
宝具
(出典:YouTube)
天蠍一射(アンタレス・スナイプ)
輝く星を射出する狙撃宝具。射手座となったケイローンが常に天の蠍を狙っているエピソードの具現化。
星を穿つという、弓兵が到達できる究極の一撃。弓からではなく、星から放たれる流星の一撃で、障害物・距離など関係無く相手を穿つ事ができます。夜空にある射手座は「射手の星は蠍を常に狙い続けている」ため、その具現化であるこの宝具は本来は弓という武具には必ず存在するはずの予備動作や、タイムラグをゼロにした射撃が可能という、矢での狙撃の頂点とも言えるものです。
フィオレの願い
(出典:#3)
フィオレの聖杯にかける願いは「魔術回路をそのままに足を治療する」ことです。
彼女の魔術回路は両足に存在しているのですが、生まれついて変質しておりその影響で両足を動かす事が出来ずに、車椅子の生活を強いられています。しかし足を治療する為には魔術回路を捨て、魔術師としての生を捨てなければならず、フォルヴェッジ家の後継者である彼女はその選択も出来ないでいました。
【Fate/Apocrypha】フィオレの最期
フィオレはFate/Apocryphaの聖杯戦争で生き延びており、最後施設で足のリハビリを行っている姿が映されています。全てが終息した後、彼女はヨーロッパからアメリカへと偽名で各地を渡り、現在はユグドミレニアとフォルヴェッジ家の双方の影響力が弱いアメリカで大学に通い、足が不自由だった自身の境遇から義肢を造る職業を目指している事が設定資料等で描かれています。
フィオレの魔術礼装「ブロンズリンクマニピュレーター」とは
(出典:Twitter)
ブロンズリンク・マニピュレーターは、フィオレが戦闘時に用いる武器の事で魔弾を難なく摘み取る「守護者の錫腕(ユーピター)」、防御結界など何の意味もないほどの威力を持った光弾を重機関銃のように射出する「戦火の鉄槌(マルス)」、クレイモア地雷のような拡散する攻撃を封殺する「轟然の鉛腕(ザトゥルン)」と多彩な機能を搭載した数々の接続強化型魔術礼装です。足の不自由な彼女は戦闘の際この礼装を用いて戦います。普段はスーツケースの中に収納されていますが、乗用車を軽々と引き裂くほどの怪力とどれほどの悪状況でもバランスを一切失わないほどの精密性を持つ超高性能な魔術礼装です。
フィオレはお姉さん!カウレスとの関係は?
(出典:ameblo)
フィオレはカウレスのお姉さんです。二人の関係をみていきましょう。
カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニアとは
(出典:ライブドアニュース)
カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアの実の弟であり、黒のバーサーカーのマスターでもあります。
最新技術や機械などを嫌う傾向にある魔術師一族の中にあって、あえて機械に頼ることで自身の乏しい魔術スペックを補おうとしており、それらパソコンなどの電子機器によって独自の情報収集を行っています。彼の魔術師らしからぬ在り方に一族の他の人間は非難したり、嘲笑ったり、嘆息しています。
使用する魔術として召喚術を扱うが、魔術師としての技量は姉より遥かに劣り、ユグドミレニアのマスターの中では最も格が低く、バーサーカーを召喚した時も、かなりギリギリでの召喚でした。
黒のバーサーカーのマスター
(出典:#3)
カウレスは黒のバーサーカーである「フランケンシュタイン」のマスターです。一般的にサーヴァントは、登場する時代が古代であればある程強い傾向にあり、フランケンシュタインは現代科学によって生み出された存在なので、サーヴァントとしては低ランクの部類に入ります。しかし、カウレスはその不利状況と己に魔術師としての力量が欠けていることを正しく理解しており、その分周囲の状況を観察・判断することや自分の技量で出来ることを最大限に活かす工夫をすることに長けています。
その為、通常のマスターでは行わない補助を打ち切った状態でバーサーカーを使役した際に生じる負荷を調べるための戦闘シミュレーション、宝具「磔刑の雷樹」の性能測定とリスクの調査を入念に行っており、自分のサーヴァントの特性や利点などを十分に引き出す事が出来ます。
フランケンシュタインは以下で解説しています。
フィオレとカウレスの関係は?
(出典:#6)
フィオレと弟のカウレスとの仲は良好で、魔術師的価値観に欠け、聖杯戦争に不真面目な彼にお説教することも多いが、助力を受ければ素直に応じ、バーサーカーを死なせて嘆いていた時は後を追いかけてまで慰めようとするなど、弟を大事にしている事が窺えます。
カウレスの方も、姉に対して何ら含むところは無いため、魔術師特有の骨肉相食む血生臭い争いの気配は微塵も無く、大切な家族として接しています。また、姉がフォルヴェッジ家の頭首の座に就き、ユグドミレニアの次期後継者と目されるようになった頃から新しい道を模索するようになり、時計塔に入りながら日々研究を行なっています。
ユグドミレニア家とは
(出典:公式サイト)
フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアはユグドミレニアのという一族の一員です。この一族によってFate/Apocryphaの聖杯戦争は引き起こされ、物語が進んでいきます。物語においてかなり重要な立ち位置ですが、作中では多く語られず設定も苦日雑なので、ここではFate/Apocryphaに登場する、ユグドミレニアについて紹介していきます。
黄金千界樹
魔術協会から離反した衰退した一族や歴史の浅い魔術師の一族で「ユグドミレニア」とも言います。通常魔術師は、一族で得意としている分野があり、それを末裔まで極めていくものだが、彼らは魔術刻印すら統一しておらず、かつての家系の刻印をそのまま継承し使い続けているので、扱う魔術系統が幅広く、錬金術・黒魔術・占星術・ルーンなど多種多彩なものになっています。
この様に様々な魔術が枝分かれしていく事から、木をモチーフにしておりシンボルを「黄金千界樹」と言います。
ミレニア城塞
(出典:YouTube)
ユグドミレニアの本拠地で、トゥリファスという街の半分を占めるほど巨大な古城です。
ユグドミレニアの一族によりありとあらゆる魔術礼装と防衛魔術・妨害・探知が仕掛けられており、更に城内はハルバードを手にした戦闘用ホムンクルスが昼夜問わず警備し、監視用のゴーレムが放たれているという強固な守りのため、サーヴァントでも攻め落とすには相当の実力のあるものや準備が必要になるとされています。
作中でも両陣営の戦闘の舞台になった事はありますが落とされた事は無く、最後まで殆んど傷が付く事もなく残りました。
ユグドミレニア家の一族
フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、ユグドミレニアの一族です。彼女の他にも様々な一族の人物が、Fate/Apocryphaでは登場しどの人物も黒の陣営のマスターです。それぞれの人物について簡単に紹介します。
ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア
(出典:wicurio)
ユグドミレニア一族の長にして黒のランサーのマスターです。彼の願いは魔術協会からの支配を脱却し、血族を中心とした大聖杯をシンボルとする新たな協会を組織すること。半世紀以上の月日をかけて準備を進め、冬木市から大聖杯を盗み出し、その奪還と報復として魔術協会から討伐に向かった魔術師50人を全滅させて宣戦布告を行った事が、今回の聖杯戦争の幕開けでした。
ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア
(出典:Twitter)
かつてアインツベルンに並ぶと称された錬金術の名家・ムジーク家の後継者で、黒のセイバーのマスターです。没落しているにも関わらず、血筋に固執する頑迷かつ傲慢な人物で、周りの人間・サーヴァントに対しても高圧的に振る舞います。
魔術師としては優秀で、魔力パスの分割というシステム干渉の技術を一族に提供している反面、マスターとしては優秀とは言えず、真名の露呈を恐れる余り、セイバーとのコミュニケーションを早々に打ち切ってしまった為、戦況の対応や令呪の無駄打ちなど愚策を繰り返してしまい、最終的には作中で最も早くサーヴァントを失ってしまいます。
セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア
(出典:Twitter)
怜悧な美貌を持つ残忍な黒魔術師で、黒のライダーのマスターです。性格は最悪で加虐趣味に溺れており、自分のサーヴァントでさえも拷問室の様な所に閉じ込めて毎日嬲ったり虐める事で快感を得ています。
一族の中で唯一聖杯戦争に関して何の興味も抱いておらず、自分の快楽の為だけに行動します。最後は黒のライダーを甚振ろうとしていた所を赤のセイバーの手によって首を落とされ死亡します。
ロシェ・フレイン・ユグドミレニア
(出典:animatetimes)
ユグドミレニアのマスターの中でも最も若く、見た目・中身ともに子供で、黒のキャスターのマスターです。人形工学(ドール・エンジニアリング)に精通しており、ゴーレム使いとして名高い黒のキャスターを尊敬しており、主従ではなく、教師と教え子の関係を結んでいます。しかし、黒のキャスターの方は単なるゴーレムの材料としてしか見ておらず、最終的には黒のキャスターのゴーレムの部品として取り込まれ、裏切られた絶望と人間で無くなっていく恐怖に飲み込まれながら、生を終えます。
フィオレは「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」に登場?
(出典:ロード・エルメロイ #8)
カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」に直接的には登場しないものの『case.魔眼蒐集列車』において、カウレスから魔術の道を捨てて一族から出奔したことが語られている様です。また、ロード・エルメロイⅡ世の事件簿のアニメ版第8話ではカウレスの回想シーンに登場している様です。
【fate】フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアのSS
フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは、主要キャラクターとは言い難いのであまり多くのSSはありませんが一部ファンに依るSSが存在します。基本的には、fate/Apocryphaのifストーリーや他主人公との絡みなどが多いです。幾つかありましたので、紹介していきます。
“黒”の紅茶
もしフィオレがサーヴァントとしてケイローンでは無く、Fate/stay nightの「英霊エミヤ」を召喚してしまったらというIFストーリーです。物語は最初はFate/Apocryphaと同じ様に進んでいきますが、魔術師らしくない価値観を持つ彼女と、魔術師もどきのエミヤとの対話を経て大きく物語が変化していくのは、興味深いものがあります。
最後のマスターと車椅子の彼女
フィオレがFate/Apocrypha終了後に冬木市に行き、独り暮らしを始める物語です。Fate/grand orderのマスターと色々なサーヴァントも登場するので、平和な日常でのサーヴァントの生活とそれに巻き込まれるフィオレさんの可愛い姿が登場します。
<<銀の槍>>フィオレ&ランサー
異世界に迷い込んだフィオレが、異世界での聖杯戦争に巻き込まれる物語です。召喚するサーヴァントも、「RAVE」という漫画のキャラクターで、この様にFateキャラクターが他作品と掛け合いを持つようなssはかなり珍しいです。
【fate】フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアのpixiv画像
フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアの画像をまとめました。
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(出典:prcm)
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(出典:tsundora)
(出典:gamespot)
(出典:sankakucomplex)
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(出典:fandom)
(出典:reddit)
まとめ
本記事では、フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアという「Fate/Apocrypha」の登場人物の1人について、彼女の性格・能力、「Fate/Apocrypha」での役割やサーヴァントとの関係を踏まえながら、彼女の魅力について解説してきました。フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニアは作中での数少ない生存者であり、その後の作品でも生存が確認されているので、今後別作品に登場する可能性は十分にあります。
もしこの記事で彼女の魅力を感じることが出来、興味を持ったのなら、一度「Fate/Apocrypha」という作品に触れて見ると良いのではないでしょうか。