カペラ・エメラダ・ルグニカは色欲!権能・正体やエルザ/メイリィのママ【リゼロ】
(出典:Twitter)

カペラ・エメラダ・ルグニカは、リゼロに登場する魔女因子の保有者で、「色欲」の権能を行使します。権能を用いない巣の戦闘力は恐らく見た目通りだろうが、聡明で知られたエメラダと同じく非常に頭の切れる人物です。
他人を見下し存在を侮辱するような傲慢ともいえる性格をしています。
本記事では、そんなカペラ・エメラダ・ルグニカについて詳しく解説していきます。

【リゼロ】カペラ・エメラダ・ルグニカ

リゼロ カペラ・エメラダ・ルグニカ
(出典:bilibili)

カペラ・エメラダ・ルグニカは、リゼロの原作5章「水門都市プリステラ」編に登場する人物です。この大罪司教の名前に少し違和感があります。なんとスバルが異世界に召喚された「ルグニカ王国」の名前が含まれているのです。彼女は一体何者なのか?どういう関係性があるのかご紹介していきます。

性別

かペラの性別は女で、童女のような姿をしています。

年齢

カペラの年齢は分かっておりません。
しかし『死者の書』に記載されていますが、メィリィの母である可能性や、エルザと関わりがあることからも考えて30以上は越えてそうですね。

一人称

一人称は「アタクシ」で、他人を見下し存在を侮辱するような傲慢ともいえる性格です。

声優

カペラはリゼロ2期の時点で登場していないため声優もまだ不明ですが、キャラ的に釘宮理恵さんだとイメージに近いかもしれません。

カペラ・エメラダ・ルグニカは魔女教大罪司教「色欲」

魔女教大罪司教 色欲
(出典:anima)

カペラ・エメラダ・ルグニカは魔女教大罪司教「色欲」担当の女性です。
大罪には、「怠惰・暴食・強欲・憤怒・色欲・嫉妬・傲慢」の7つがあります。
色欲であるカペラ・エメラダ・ルグニカは、この世の愛や尊厳は自分にだけ向けられるべきという持論を持ち、自分に好意を持たない相手には拷問をするなど、とんでもなくクズキャラクターです。

魔女教大罪司教「色欲」

カペラは色欲担当の大罪司教です。
大罪司教というのは、簡単に言うと魔女教の幹部になります。
嫉妬の魔女により滅ぼされた『大罪』で、魔女因子に適応した者だけがなれる存在ということです。
大罪司教はメンバー全員が人間の持つ醜い部分を肥大化した存在になります。
色欲担当のカペラは『全ての人間に愛されたい』という欲求が肥大化した存在と言えるでしょう。

性格はクズで最悪

カペラの性格は『他者を見下し踏みにじることに喜びを感じ、自らを愛させるために卑劣な手を使うエゴイスト』です。
他の大罪司教と違って積極的に他者を弄んだり踏みにじったりと、自分の欲を満たすため行動します。
そのためリゼロの作者からは『大罪司教の中で1番のクズ』と言われるほどです。

カペラ・エメラダ・ルグニカは水門都市プリステラ編に登場

水門都市プリステラ編
(出典:MF文庫)

カペラはリゼロ5章の水門都市プリステラ編で初登場しました。5章ではアナスタシア陣営から、水門都市プリステラへの招待状が王戦候補者に届きます。そこで大罪司教たちとの戦闘になり、スバルとクルシュが戦闘をし敗北したのが色欲担当の大罪司教カペラだったのです。

この時の戦闘により、クルシュは重症を負い、スバルは気絶をしてしまいます。その後カペラはフェリス、アナスタシア、アルデバランと戦闘をしますが、予想外の抵抗にあい退散しました。

このとき、他の大罪司教もカペラのように戦闘をしています。

強欲のレグルスはスバル&ラインハルト。
憤怒のシリウスはリリアナ&プリシラ。
暴食のロイはユリウス&リカード。
暴食のライはフェルト&オットーと戦闘をしています。

なんとか魔女教を退けたスバルたちですが、被害はかなり大きく、アナスタシアは『人工精霊エキドナ』と入れ替わったまま戻れず、ユリウスは暴食に『名前』を奪われてしまうのです。様々な謎を解決するため、三大英傑の1人で知らないものは無いとされている『賢者シャウラ』に会いに行くことになります。

【リゼロ】カペラ・エメラダ・ルグニカのかわいい魅力4つ

リゼロの中でも濃いキャラクターであるカペラについてかわいい魅力をまとめてみました。

魅力1.下着同然のお色気衣装


(出典:Twitter)

黒を基調とした露出度の高い格好をしています。ほぼ下着に近いセクシーさが色っぽくて素敵でした。

魅力2.金髪の童女


(出典:pixiv)

右のモミアゲだけが異常に長い金髪をしています。体系などから幼さを感じ、小さい女の子が好きな方には堪らないキャラクターでしょう。

魅力3.悪辣な性格


(出典:pixiv)

他者を見下し踏みにじることに喜びを感じ、自らを愛させるために卑劣な手を使うエゴイストな女の子。自分を誰よりも愛して欲しいことからの行動が多いです。愛してあげたいキャラクター。

魅力4.一人称が「アタクシ」


(出典:Twitter)

一人称が変わっており『アタクシ』と言います。悪辣な性格で残忍なカペラですが、アタクシというところにギャップを感じてちょっと可愛いなと思う方も少なくないはずです。

カペラ・エメラダ・ルグニカは王族の生き残り?

カペラにはルグニカという名前があります。スバルが異世界に召喚された『ルグニカ王国』と同じ名前なのです。
そしてルグニカ王家の特徴である『赤い瞳と金髪』ということもあり、フェルトの外見とも似てることから、カペラはルグニス王国と関係があるのではないでしょうか。
ここではカペラとルグニカ王族の関係について紹介していきます。

ルグニカ王族

ルグニカ王族
(出典:アニメイトタイムズ)

50年以上も昔に亡くなっているエメラダ・ルグニカを名乗っているカペラですが、本人なのかは現状分かっていません。
カペラとエメラダの類似点といえば『残忍な性格』ということくらいでしょう。
エメラダ・ルグニカはかなりの嫌われ者です。
そんな嫌われ者を名乗る理由として考えられるのは、カペラがエメラダ本人だからではないでしょうか。
王族が受けられる『竜の血』をカペラが持っているということが、強力な証拠になりえると言えます。

フェルトとカペラの外見

フェルト カペラ
(出典:ヤフー知恵袋)

原作ライトノベルの17巻にて、カペラのカラーイラストが公開されました。
髪の色や瞳の色からフェルトと外見がかなり近いことが分かったのです。
しかしカペラとフェルトの関係性は、いまだに分かっていません。
ルグニカ王家の特徴である『赤い瞳と金髪』ということもあり、何かしらの関係性があるのは間違いないでしょう。

フェルトは以下の記事で解説しています。

カペラ・エメラダ・ルグニカのセリフ

カペラ・エメラダ・ルグニカ セリフ
(出典:pixiv)

とにかく他者を見下し、存在を陵辱することを何よりの愉悦とする悪質な性格をするカペラ。
作者の長月さんが大罪司教で『1番クズ』と言っていうほどです。
そんなカペラのクズっぷり、残虐具合が分かるセリフを、Web小説投稿サイト『小説家になろう』より紹介します。

『アタクシは魔女教大罪司教、『色欲』担当――
カペラ・エメラダ・ルグニカちゃん様でーす! きゃははははっ! 敬え、崇めろ、跪いて懇願して糞尿垂らして惨めったらしく泣き喚け、クズ肉共! きゃははははっ!」
(引用元:リゼロ第五章『歴史を刻む星々』)

5章でのカペラ登場シーンになります。
カペラがどのようなキャラなのか分かるセリフと言えるでしょう。

「うるせーんだよ! メス肉からメスの臭いがして! オス肉のてめーからオスの臭いがすりゃー一緒なんだよ! 何も思ったことねーってんですか? やらしいこと考えたこといっぺんもひとかけらも一秒たりともねーって胸張って言えるってんですかよぉ? 一秒考えたらそれはもうオス肉とメス肉の関係じゃねーですか。何が違う! 何が違う! 何が違うか言ってみろやぁ!!」
(引用元:リゼロ第五章『歴史を刻む星々』)

「髪が撫でてーんじゃねーんですか? 唇に触れてーんじゃねーんですか? 体を抱きたいんじゃねーんですか? その薄汚い汁ダクの思考を、てめーらは愛だなんだって綺麗事で飾るんじゃねーですか。勘違いするんじゃねーってんですよ。愛が綺麗なもんだとか勘違いしてんじゃねーってんですよ。劣情を勝手にてめーらが美しい言葉で飾り立てて悦に浸ってるだけじゃねーですか!」
(引用元:リゼロ第五章『歴史を刻む星々』)

「てめー好みの美少女にだって、ぐにゃぐにゃ変身してやりますよ? アタクシ、尽くす女ですから! きゃははははっ!」
(引用元:リゼロ第五章『歴史を刻む星々』)

スバルとカペラが戦闘しているとき、変身能力を目の当たりにしてるシーンです。
愛されるために色んな姿になることができますが、スバルはこの能力を見て最悪と感じた瞬間でした。

「耳心地いいことばっか抜かしてんじゃねーってんだよ! 内面がどーたら性格がどーたら気が合うだの相性だのグダグダうるせーってんですよぉ! 外面だろーが、外見だろーが、見た目がてめーの肉を刺激するからその肉に惹かれてんだろーが! 心に愛を感じるってんなら、そのキラキラした言葉で飾って、キラキラした目で見つめ合って、キラキラした口触りのいい寝物語を語ってた相手が、蝿になっても愛せるか試してみろってんですよぉ! 愛せるか、愛せねーだろ!? おぞましいもんなぁ!? 気持ち悪いもんなぁ!? 嫌悪感しか湧いてこねーもんなぁ!? てめーがてめーでさっきそう言いやがったんだもんなぁ!?」
(引用元:リゼロ第五章『歴史を刻む星々』)

上記3つはスバルとカペラ戦闘していて満身創痍になっているシーンです。
カペラは自分が愛されるために、他の人物を醜くしてしまえば良いという考えをスバルに語ります。
この語りにより、スバルはカペラに対して嫌悪感を抱くようになるのです。

カペラ・エメラダ・ルグニカの権能・能力

カペラ 強さ
(出典:Twitter)

リゼロの原作5章で、スバルたちと魔女教の大罪司教との戦闘が行われています。
そこでは今回ピックアップしている色欲のカペラも登場していて、他の大罪司教に負けないレベルの権能を使用していました。
ここではカペラが持つ権能について紹介していきます。

2つの権能

カペラが持っている権能は『変異と変貌』の2種類あります。
大雑把に言いますと、カペラの権能は2種類とも『姿を変える』能力です。

変異

まず1つ目の変異ですが、こちらは望んだものの姿を、自分の姿に変えることが出来るものです。
他者が望む姿に自分の身体を変えて、他者から自分が愛されるための願望が出ているカペラらしい能力と言えるでしょう。
この変異の凄いところですが、姿をコピーするだけでなく、変異した対象の特性までコピーしてしまうところです。
変異の能力を解いて元に戻ると、傷なども元通りに回復することから『不死身』とカペラは自称しています。

変貌

もう1つの変貌ですが、変異の能力を他者に向けて発動し、相手を変身させる能力です。
この変貌によって、相手をスペックの低い存在に変えてしまったりできます。

クルシュとスバルを襲った「龍の血」とは

カペラ 龍の血
(出典:Twitter)

カペラには「龍の血」が混じっています。この龍の血を浴びてしまうと呪いに掛けられてしまうのです。呪われてしまうと身体中に黒い斑点と血管が浮き上がり、無残な姿になってしまいます。

しかしこのカペラの血を浴びても、適応できる人は無残な姿にならないのです。原作5章ではスバルとクルシュが龍の血を浴びてしまいます。クルシュは龍の血に適応しなかったため、無残な姿になってしまいましたが、スバルは魔女因子の力が働いたのか、何も起きませんでした。

クルシュは以下の記事で解説しています。

【第六章】カペラはメイリィとエルザのママ?

4章でロズワール邸をメィリィとエルザが襲撃をします。この時の襲撃は、魔獣使いのメィリィが「ママ」と呼ばれる人物からの指示に従って行動をしているようでした。
そのママというのが、カペラなのではないかと噂されているのです。
ここではメィリィとエルザのママが、カペラなのかについて紹介していきます。

死者の書とは

リゼロ原作6章まで読んでいくと、メィリィの人生を記した『死者の書』がでてきます。死者の書とは、冥福を祈り死者とともに埋葬された葬祭文書で、主に絵とヒエログリフにて死者の霊魂が肉体を離れてから死後の楽園に入るまでの過程を描いた書のことです。

メイリィの母親が記される

メイリィ 母親
(出典:pixiv)

死者の書にはメィリィの半生が書かれていて、彼女の母親代わりの存在が書いてありました。死者の書に書かれていた母親は、沢山の躾をメィリィにしていたみたいです。躾をしたのも全て、メィリィが母親を愛するためにしてきたことのようでした。
死者の書に書かれていた母親代わりは、喋り方に特徴がありました。
その喋り方の特徴がカペラと似ているため、メィリィのママがカペラなのではないかと考えられます。

メイリィは以下の記事で解説しています。

エルザの母親もカペラ?

エルザ 母親
(出典:Twitter)

エルザとメィリィは屋敷襲撃後の時ともに行動していました。
幼少期時代2人は孤児であり、とある人物に拾われたことで暗殺家業を始めたのです。
そしてその人物が、メィリィの半生が書かれた死者の書で記されている母親であると考えられ、エルザの母もカペラではないかと考察されます。

エルザは以下の記事で解説しています。

【第五章】カペラは屍兵クルガンとテレシアを操る?

カペラ テレシア
(出典:Twitter)

5章では死んだはずのクルガンとテレシアが操られ、ヴィルヘルムとガーフィルが戦っています。
カペラはアルデバランとの戦闘中「筋肉ダルマとメス剣士を置いてきた。アタクシの人形の中で出来のいい2人。」という発言をしました。
このことから2人を操ってることが分かります。
そして死んだはずの2人を操るという点で出てくるのが『不死王の秘蹟』というアーガイル家に伝わる秘法です。
この魔法の能力が『屍を意のままに操る』ということなので、カペラが不死王の秘蹟を使ったのではないかと考えられます。

テレシアは以下の記事で解説しています。

まとめ

今回は大人気ライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場する色欲の大罪司教カペラについて解説してきました。
今回の解説でカペラの強さやルグニカ王国との関係。
そしてエルザやメィリィのママがカペラなのではないかということが、分かったのではないでしょうか。
これまで登場した大罪司教もかなり外道で強かったのですが、カペラは群を抜いて凶悪でしたね。
これがけ凶悪なカペラをスバルたちは倒すことができるのか、非常に楽しみなところです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

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