川崎沙希は『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』に登場するキャラクターです。この記事では川崎沙希について様々な出来事や比企谷八幡との関係性、川崎沙希が登場する二次創作SSの一部などをご紹介する記事になります。
川崎沙希が登場する二次創作SSを読みたくなったり、俺ガイルのアニメを見返したくなったりすると思います。また、二次創作SSを書いている方であれば、改めて川崎沙希の魅力を発見する事で書ける事も多くなるかと思います。
【俺ガイル】川崎沙希とは
(出典:Twitter)
川崎沙希とは、「やはり俺の青春ラブコメは間違がっている。」に登場するキャラクターです。座右の銘は『顔はやめな、ボディにしな。ボディに』で、主人公の比企谷八幡と同じ2年F組の生徒です。
俺ガイル
俺ガイルとは渡航先生原作のライトノベル『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』の略称です。千葉市立総武高校に通う比企谷八幡は友達を作れなかった事から「一人ぼっち」を極めようと、妙な屁理屈を捏ねながらぼっち高校生活を満喫していました。一方でリア充に対しては呪う程嫌っていましたが、とある作文がきっかけで生活指導の教師、平塚静に目をつけれらてしまい、『奉仕部』という部活に強制的に入部させられる事になります。アニメは第3期まで放送されており、2013年『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』2015年『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。続』2020年『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。完』の3作品が放送されています。
容姿
青みがかった長い髪を後ろにまとめており、右目の下に泣きぼくろがあります。
性格
川崎沙希の性格は、口が悪く無愛想で人を寄せ付けない雰囲気があり、常に不機嫌な表情を見せている為に不良扱いされているものの、仕事で忙しい両親に変わって料理を作ったり、大志からのメールに表情を柔和なものにしたり、妹の晴れ姿を写真に納めるため写真を撮りまくっていたりとブラコン、シスコンの気があるなど家族想いな一面もあります。
さきさき・サキサキ
さきさき及びサキサキは川崎沙希の愛称で、文化祭で衣装を担当した縁から同じ2年F組所属の海老名姫菜から呼ばれている愛称です。
声優
(出典:アニメアニメ)
声優を担当されているのは小清水亜美さんです。1986年2月15日生まれの34歳で、2018年2月28日にアクセルワンを退所し、フリーでの活動を行っています。
2003年に『明日のナージャ』の主人公、ナージャ・アップルフィールドで主演で声優デビューし、2011年の『スイートプリキュア♪』でも主人公、北条響/キュアメロディにてデビュー以来2度目のABC日曜8:30枠の主演として作品に参加しています。
代表作や他作品は以下に記載いたします。
2003年『明日のナージャ』ナージャ・アップルフィールド(主役)
2011年『スイートプリキュア♪』北条響/キュアメロディ(主役)
2013年・2020年『とある科学の超電磁砲シリーズ』麦野沈利
2014年『ディーふらぐ!』大沢南
などの作品でキャラクターを演じられています。
川崎沙希は、口が悪く無愛想なキャラなので声質はばっちりあっています。しかし、小清水亜美さんというと『スイートプリキュア♪』のキュアメロディのイメージだったために違和感があるのではと思っていましたが、実際に聞いてみるとマッチしていました。
【俺ガイル】川崎沙希のかわいい魅力4つ
この項目でご紹介する川崎沙希のかわいい魅力を4つご紹介していきたいと思います。このご紹介する4つは、アニメでは出番の少ない川崎沙希の存在感をしっかりと残せる出来事になっています。
魅力1.赤面でギャップ
(出典:3期#1)
文化祭では、クラスの劇『星の王子さま』の受付を担当しており、アニメ1期では描かれていませんでしたが、アニメ3期の1話にて文化祭終了直前で逃げ出した相模南を探すため、比企谷八幡から屋上の行き方を聞かれた際に「サンキュー!愛してるぜ川崎!」と言われ顔を真っ赤にしていた事が判明し、新たな魅力が発見されました。以降は八幡の事が気になっているらしく話しかけるようになりますが、名前で呼ばずに「あんた」と呼んでいます。
魅力2.クールだが怖いものがニガテ
(出典:2期#2)
八幡たちが修学旅行に行ったアニメ2期の2話では八幡達とお化け屋敷に入り、八幡の背中を掴んでいました。ゾンビのお化けが脅かしてきた際は、静かに驚き一人で猛ダッシュしていくなどの年相応の一面もあり、そこも川崎沙希の魅力の一つとなっています。
魅力3.家族想い
(出典:2期#10)
アニメ2期の10話では、総武高校と海浜総合高校が合同で行ったクリスマスイベントに妹の川崎京華と共に参加し、天使に扮しケーキを渡す京華の写真を撮りまくる家族想いな一面も見れます。
魅力4.家庭的で女子力高い
(出典:2期#12)
アニメ2期の12話では、総合高校と海浜総合高校合同のバレンタイン料理教室に京華と共に参加しており、チョコレートを作るシーンはないものの、戸塚彩加や京華と共に楽しくチョコレートを作っているようです。料理上手な一面も川崎沙希の魅力と言えます。お手製のシュシュも作れるようで、女子力高めです。
川崎沙希は家族想い!京華・大志とは?
(出典:Twitter)
川崎沙希は家族想いな一面があり、アニメ3期の1話では、弟である大志が総武高校に合格した際に泣いて喜んでいたり、アニメ2期の10話では天使に扮した京華の写真を撮りまくっていたりと姉ではなく親の様な振る舞いを見せています。
家族構成
川崎沙希は両親に弟2人妹1人の大家族の長女ですが、下記に記載する川崎大志と川崎京華以外の家族に関しては名前どころか情報が一切無いため省略させていただきます。
川崎大志
(出典:アニメイトタイムズ)
川崎沙希の弟で比企谷八幡の妹、小町と同い年で中学3年生です。小町とは同じ学習塾に通っており好意を寄せているらしく八幡の事を「お義兄さん」と呼んでは「お前の兄になった覚えはない」と敵視されています。
川崎京華(妹)
(出典:Twitter)
川崎沙希の妹で市立の保育園に通っており、沙希の事は「お姉ちゃん」ではなく「さーちゃん」と呼んでいます。沙希からは「けーちゃん」と呼ばれ、クリスマスイベント時には天使に扮しケーキ運びを担当していました。とても人懐っこく、八幡の事は「はーちゃん」と呼んでおりバレンタイン試食会では八幡に作ったチョコを渡しています。
【俺ガイル】川崎沙希のパンツ・黒のレース
(出典:ニコニコ静画)
口が悪く無愛想な川崎沙希ですが、アニメの中で履いている下着の情報が判明しています。
それはアニメ1期の5話にて八幡が平塚静に殴られ床に倒れた際に川崎沙希が通った事でスカートの中が見えてしまった際に放った『黒のレース』というセリフからです。ちなみにその時の川崎沙希は慌てる様子はなく「バカじゃないの。」という一言で一蹴しています。実際に下着が映っている描写はもちろんありませんが、この黒レースというのはSSで度々登場しています。
【俺ガイル】川崎沙希の結婚・ルート
(出典:Twitter)
クールで無愛想な川崎沙希と八幡の恋愛面での進展はないのでしょうか。ここでは二人の結婚やゲーム版での川崎ルートについてまとめます。
八幡と沙希
八幡と沙希の関係性は、最初は同じクラスというだけで特段何かあるわけではありませんでしたが、文化祭の最終日に失踪した相模南を探すため屋上に向かおうとしていた八幡が川崎沙希に屋上への行き方を聞いた際に「サンキュー!愛してるぜ川崎!」と言ってしまった事で川崎沙希は八幡の事を気にしており、たまに挙動不審になっていたりします。普段の無愛想な感じとギャップがありとても可愛いです。
川なんとかさん
川なんとかさんは、八幡が川崎沙希を心の中で呼ぶ際に使う呼称です。そもそもの話として八幡と川崎沙希はクラスメイトであるにも関わらず八幡の方は川崎沙希を認識しておらず、大志との件が収束した後の別段歩み寄るわけでもなく2ヶ月以上が経過してしまいました。その結果予備校で再会するまで八幡の記憶からは川崎沙希が消え、うろ覚えから生まれたのがこの「川なんとかさん」でした。ちなみにアニメではこの場面が描写される事はなく、原作小説にのみ登場しています。予備校で再会し際の八幡のモノローグでは『川崎大志の姉の川なんとかさん』と言われており、思いっきり覚えているのは明白なのですが、以降も川崎沙希と関わるたびに名前を忘れており思い出すのに苦労しているようです。
愛してるぜ川崎
(出典:3期#1)
愛してるぜ川崎とは、アニメでは第3期第1話《やがて、季節は移ろい、雪は解けゆく。》で、原作小説の6巻にて登場した八幡が川崎沙希に向けて言ったセリフです。
文化祭にて逃げ出した相模南を連れ戻す為に屋上に向かった八幡でしたが、屋上に入る方法を知らず、クラスの劇の受付をしていた川崎沙希に行き方を聞きました。その後川崎沙希の元を去る際に放ったセリフがこの『愛してるぜ川崎』でした。川崎沙希はそのセリフに驚き、アニメでは携帯を落として赤面している様子が描かれています。ちなみにその彩のシーンの川崎沙希は今までのクールな一面を感じさせない程、表情を崩しています。
川崎との結婚は?
川崎沙希との結婚は、現状公式の作品では川崎沙希と結婚どころか付き合っている描写自体存在しておらず、また原作小説では既に雪乃と付き合って完結しておりSSでのみ見る事ができるようです。今後IFストーリーが発売される事を祈りましょう。
川崎ルート
(出典:ニコニコ)
PSVITA専用ソフト『やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。続』の川崎沙希ルートでは、小町や京華と共に初詣に行ったり、川崎家で勉強会をしたりと順調にフラグを立てていき、2年の終わりに付き合い始め大学生になった八幡が川崎沙希と同棲するまで描かれています。その中には小学生になり少しばかりませてしまった京華がいたり、小町がいたり大志がいたりと賑やかな中で物語は終わります。川崎沙希ルートが一番ニヤニヤが止まりませんでした。
【俺ガイル】川崎沙希のSS・同人
この項目では川崎沙希が登場するSS(ショートストーリー)をいくつかご紹介していきます。個人のいわば妄想のお話がSSなわけですが、このSS上では主に比企谷八幡とのカップリングが多く、また基本的には八幡の味方になっているキャラクターの一人になります。数ある川崎沙希のSSの中から選りすぐった作品をご紹介していきたいと思います。
はちさき
「はちさき」とは比企谷八幡と川崎沙希のカップリングSSです。
はちさきSSには比企谷八幡と川崎沙希が付き合っている内容の作品が多く、
中には2人が幼馴染になっているSSもあります。どのSSも甘々なSSになっています。
代表的なSSは以下に紹介いたします。
・八幡「なんだ川越」沙希「川崎なんだけど、ぶつよ?」
このSSは、川崎沙希が告白され、断る際に「彼氏がいるから」と言った所から物語が始まります。実際に彼氏はいない川崎沙希は比企谷八幡に彼氏のフリを依頼します。期間は一週間と短い期間ですが、その短い間に甘々な二人のお話が展開されていきます。一番読んでいてニヤニヤできるSSです。
http://elephant.2chblog.jp/archives/52137263.html
・川崎「ほら比企谷…アンタの好きな、黒のレースだよ」【エロ注意】
このSSは【エロ注意】とある通りR-18のSSで、比企谷八幡に対して川崎沙希がスカートをたくし上げ、毎日違うタイプの黒のレースを見せつけるSSです。川崎沙希のセリフや比企谷八幡の反応を見ながら色々と妄想が捗るSSになっています。
http://blog.livedoor.jp/sakuruwake/archives/1041217530.html
・八幡「幼馴染か…」沙希「なんか文句あんの」
このSSは八幡と沙希が幼馴染というSSになります。よくある幼馴染の設定で、沙希から映画に行こうと誘います。映画を見終わった後で八幡の方から告白し幼馴染だった二人は恋人になります。このSSのイチャイチャは、ほっこりするSSです。
http://esusokuhou.blog.jp/archives/29349052.html
ヤンデレ
はちさきのSSには、ヤンデレのSSはありますが数はそこまで多くありません。
その分読者の反応は多く面白いSSばかりです。
いくつかご紹介していきます。
・誰カイル
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13104067
このSSは、R-18のSSになります。帰りの最中に後ろから足音が聞こえてくる八幡でしだが、ある帰りの最中京華の声が聞こえてきます。京華は「さーちゃんが大変なの!」と言って八幡を家に呼び込むのですが、そこで八幡はスタンガンで気絶させられてしまい川崎沙希に監禁されて逆レイプされてしまいます。
実際にされたら怖いですが、川崎沙希にならされてもいいと妄想が止まりません。
・やきもち?【川崎沙希】
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8599551
このSSは川崎沙希主観での物語になります。川崎沙希の苦悩のモノローグからスタートしており、八幡に救われた事や文化祭の時に言われた事を思い出し恋心を確信するストーリーになっています。
前半は普通のモノローグなのですが、途中から雪ノ下や由比ヶ浜への嫉妬心に文章が変わっていきます。
物語後半は完全に川崎沙希はヤンデレと化し八幡を拘束した後近寄っていきます。テンプレートなヤンデレなのですが、そこがまた良く、その後の八幡がどうなったのか結末が書かれていないのも粋なSSだと思います。
居候
http://elephant.2chblog.jp/archives/52141600.html
「居候」は比企谷八幡と川崎沙希のカップリングSSのうち「八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」」のSSの事です。
物語は悪夢をみてしまった比企谷八幡の何気ない日常から始まります。小町の総武高校合格のお祝いをしに家に雪ノ下雪乃が家に来ており、会話の端々に八幡を貶す様な言葉がいくつも飛び交います。
悪意では無いと知りつつも夢見が悪かった所為もあり、やがて耐え切れなくなった八幡は、着の身着のまま家を飛び出してしまいます。
公園にいる所に川崎沙希が登場して川崎沙希にお世話されるストーリーになります。川崎沙希の人柄の良さと魅力が詰まっている作品で、川崎家での生活はこんな彼女がいたら最高に幸せだなと感じるSSです。
結婚
比企谷八幡と川崎沙希の結婚SSの中からは3作品をご紹介していきます。
・「比企谷沙希、主婦としての一日。」
https://www.pixiv.net/novel/series/1112816
その名の通り八幡と結婚した川崎沙希の物語です。大体のお話が川崎沙希の主観で書かれており、結婚してから2年後の世界となっています。
物語自体はまだ完結できていませんが、沙希が八幡の自慢をしたり、一色いろはが家に突撃したり、三浦優美子と電話をしていたりと様々な要素をふんだんに詰め込んでいます。
・「婚活会場で川崎と再会し、結婚を前提に付き合うことになるという話。」
https://www.pixiv.net/novel/series/885592
小町や家族に強制的に婚活に参加させられた八幡が同じ婚活会場で川崎沙希と出会う作品となっています。最初は川崎沙希の方が偽名を使っており八幡はそれに気づけずトークタイムが終わってしまいます。
他の参加者との会話の途中で八幡は川崎沙希を思い出し、気になった人に川崎沙希を選びます。文章は二人のたどたどしい感じの会話を表現する為に「・・・・」が多様されていますが、テンパっていながらも徐々に前に進めてる感じて読み応えがあります。ラストはタイトル通り結婚するのですが、締めの一言にほっこりするSSです。
・「川崎先生、結婚するって本当ですか?」
https://www.pixiv.net/novel/series/732235
教師になった川崎沙希と比企谷八幡の物語です。川崎沙希の勤務する学校に比企谷八幡が赴任してきます。
仕事をしていると川崎沙希に話しかけてくる小林先生という先生が女子会と称した飲み会を開くので川崎先生も来てくださいと誘いが来ましたが川崎は一回断ります。
しかし結局行くことになるのですが、そこには小林先生に誘われてきた比企谷八幡の姿が。聞くと久しぶりの再会で色々と話したかったようでした。
その後二人は酔った勢いでしてしまいますが、川崎沙希はそのことを覚えておらず、一人で勘違いをしてしまいます。結果的には八幡と結ばれて結婚する事になるのですが、短いながらも川崎沙希の絶望感とその後の幸せな気持ちが伝わってくるSSです。
【俺ガイル】川崎沙希のイラスト・画像
俺ガイルの川崎沙希のイラスト・画像をご紹介します。
(出典:TikTok)
(出典:pixiv)
(出典:YouTube)
(出典:tundora)
(出典:fandom)
(出典:fandom)
(出典:fandom)
(出典:anime-reactor)
まとめ
さて、この記事では『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』の中から、川崎沙希の様々なに魅力をお伝えしてきました。
川崎沙希はアニメでの出番はそこまで多くなく、むしろ少ないと言えるレベルの登場人物です。
しかしながら、八幡にパンツを見られたり、愛してるぜと言われたり、シスコン・ブラコンだったりとかなり印象に残るような個性溢れるキャラクターです。
また、大志の合格書類を見て泣いたり京華の面倒を見たりと家族想いな一面も川崎沙希の1つの魅力となっています。
この記事を読んだ方で、川崎沙希に興味を持った方がいればアニメや原作小説、そして様々な方々が書いたSSを読んでみるのはいかがでしょうか。