2017年に、原作漫画が堂々完結した山田くんと7人の魔女ですが、未だに根強い人気があり、アニメの2期制作を望む声も多いです。一方で、アニメが放映されたのも今から6年前ということで、まだこの漫画を知らないという方も多いと思います。そんな方のためにここでは、山田くんと7人の魔女のあらすじや各種メディアでの情報などをまとめていきます。この記事を読んでいけば、きっとあなたも山田くんと7人の魔女を見てみたくなると思うので、是非読んでいってくださいね!
山田くんと7人の魔女とは
(出典:PRTIMES)
ここでは、山田くんと7人の魔女の情報についてざっと紹介していきたいと思います。
あらすじ・ストーリー
この学校には7人の魔女がいる。
私立の進学校での日常になじめず、問題ばかり起こしている主人公・山田竜。しかしあることをきっかけに、彼の学園生活は一変!新たな仲間や魔女たちとの出会いとともに、楽しくも大変な毎日が始まった。7人の魔女を見つけるまで、もう退屈なんて言わせない!
(引用:山田くんと7人の魔女特設サイトより)
山田くんと7人の魔女の舞台となる私立朱雀高校、そこで主人公の「山田竜」は、不良として恐れられていて、学校にも全く馴染めていませんでした。そんなある日のこと、学年一の優等生であり才色兼備のクラスメイト「白石うらら」とひょんなことから体が入れ替わってしまいます。そしてその原因は、事故で二人がキスしてしまったことだと判明し、さらには、その白石うららは朱雀高校に伝わる魔女の一人だったと分かります。そんなキスから、学校にいる7人の魔女を探すことのなったふたり。魔女探しを通して、この学校に潜む謎を解明していき、そんな中で、仲を深めていきながら、二人が人間としても成長していくお話です。
通称「やまじょ」
山田くんと7人の魔女は、ファンの間では「やまじょ」として親しまれています。
吉川美希
この作品ですが、作者は吉河美希先生となっています。吉川先生は、この山田くんと7人の魔女の他に、少年マガジンにて「ヤンキーくんとメガネちゃん」と「カッコウの許嫁」という漫画を連載していました。
ヤンキーくんとメガネちゃん
(出典:マガポケ)
吉川美希先生の前作、「ヤンキーくんとメガネちゃん」は少年マガジンにて連載されました。舞台はやまじょの数年前の世界となっています。
アニメ
ヤンキーくんとメガネちゃんはまだアニメ化されていません。他のに作品がアニメ化しているので、いつかアニメ化されるといいですね。
カッコウの許嫁
(出典:Twitter)
吉川美希先生は同じく少年マガジンにて「カッコウの許嫁」を連載しています。この「カッコウの許嫁」はテレビアニメ化も決定されていて、次世代を代表するラブコメ漫画として知られています。山田くんと7人の魔女以外にも大ヒット漫画を送り出している吉川美希先生の活躍がこれからも楽しみです。
イベント
(出典:animatetimes)
2015年11月15日には、アニメ「山田くんと7人の魔女」のスペシャルイベントが開かれました。出演者として、やまじょのメインキャラクターの声優さん方が登場し、とても盛り上がるものとなりました。
山田くんと7人の魔女は2chでも人気?評価は?
(出典:Amazon)
山田くんと7人の魔女の人気について調べてきたので、紹介したいと思います。
こちらでは、2chでの感想や評価を簡単にまとめてきました。
・キャラが皆可愛いし、キスシーンと多くてたまらん
・男にグッとくるシーンが多い!
・声優のキャスティングがハマり役で、特にはやみん(白石うらら役)が最高
・男同士のキスシーンが…////
・所々で出てくるギャグシーンがくすっとくる
キャラの可愛さがこの漫画の1番の評価点だと感じました。可愛い女の子のたくさん出てきて、推しを決めるのに苦労するようなそんな作品です。また、そんな山田くんと7人の魔女ですが、いい意味で様々な要素を詰め込んだ内容となっています。ラブコメとしてのギャグの要素と緻密な恋愛模様や、腐女子や腐男子には嬉しいかもしれない?女同士や男同士でのキスや、紳士の男子の諸君には嬉しいお色気シーンなど、どんな方が読んでも楽しめる内容となっています。一方で、百合やBL、お色気シーンなども過激なものではなく、笑って楽しめるものとなっています。そのため、そのような作品が苦手な方でも全然気にせず読んでいただけると思います。
アニメ「山田くんと7人の魔女」
(出典:dアニメストア)
ここではアニメの情報について紹介していきます。
山田くんと7人の魔女のアニメは2015年4月から6月にかけて放送されました。制作会社は「ライデンフィルム」となっていて、他には「テラフォーマーズ」や「寄宿学校のジュリエット」などを担当していました。テレビアニメが放映される前に、OADの1巻が単行本の特装版に同梱され、放送前から期待されていた作品でした。
声優
アニメ「山田くんと7人の魔女」の声優は以下のようになっています。
山田 竜:逢坂良太
白石うらら:早見沙織
宮村虎之介:増田俊樹
伊藤 雅:内田真礼
椿 剣太郎:佐々木寿治
小田切寧々:喜多村英梨
五十嵐 潮:小野大輔
今でも大人気な声優の方々が多く出演されています。特に主人公、山田竜役の「逢坂良太」さんは、他には「ダイヤのA」の主人公「沢村栄純」や「黒子のバスケ」の「黛千尋」などを担当されていました。また、メインヒロイン、白石うらら役の「早見沙織」さんは、他に「鬼滅の刃」の「胡蝶しのぶ」や「魔法科高校の劣等生」の「司波深雪」などを担当されている方です。出演されている声優が好きという方にも是非みていただきたいです。
ED
オープニングテーマ 「口づけダイアモンド」
作詞 河邉徹 / 作曲 杉本雄治 / 編曲 WEAVER、河野圭 / 歌 WEAVER
エンディングテーマ 「CANDY MAGIC」
作詞・作曲 ユカ/ 編曲 - ARCHITECT / 歌 - みみメメMIMI
オープニングテーマはWEAVERの「口づけダイアモンド」です。この曲は、アニソンでは珍しいロックバンドの硬派な曲となっています。しかし、このOPの評価はとても高く、OPの映像と相まって、アニメOPの新たな可能性を感じさせてくれました。また、エンディングテーマの「CANDY MAGIC」はオープニングテーマとは一風変わった可愛らしい曲となっていて、これもまたキャラの魅力を引き出したEDとなっています。
ding ging dong
ding ging dongは山田くんと7人の魔女のOADに収録されました。OADのEDとして流され、やまじょの女の子たちが歌う、この曲は大変可愛らしい曲になっているので、是非聞いてみて下さい。
OAD
(出典:Amazon)
山田くんと7人の魔女OADはアニメ放映前の2014年12月に単行本特装版として、DVDとして収録されました。OADとはオリジナル・アニメーション・ディスクの略で、そこではOADイメージソングの「ding ging dong」やエンディングテーマとしてフレデリックの「オドループ」が使われました。
やまじょのアニメ2期は?
(出典:wallpaper better)
ここでは山田くんと7人の魔女のアニメ2期の可能性について探っていきたと思います。アニメ1期の放映から早くも6年が経ってしまったこの作品ですが、未だに根強い人気があります。しかし、その一方でアニメ2期は難しいという意見が多くみられます。その理由は大きく分けて二つあります。
アニメ2期が難しい理由1
一つ目は、円盤、つまりアニメBDの売り上げが芳しくなかった点です。アニメ2期の指標として、アニメBDの売り上げが5000枚以上という定説があります。その中で、山田くんと7人の魔女のBDの売り上げは、BOX1、BOX2を合わせても、約1300枚となっています。山田くんと7人の魔女は他にゲームや映画などのメディア展開もしていないと考えると、2期は難しいかもしれません。
アニメ2期が難しい理由2
また、もう一点は原作が完結してしまっている点です。原作が完結してしまっているということは、これから先話題に上がる可能性も少なく、また原作売り上げへの影響も少なくなってしまうことから、難しいとされています。しかし、わずかな可能性として、2021年4月より山田くんと7人の魔女の再放送が地上波でされました。また、吉川美希先生の最新作「カッコウの許嫁」のテレビアニメ化も決まったということで、今一度山田くんと7人の魔女の人気が高まれば、アニメ2期もあるかもしれません。
ドラマ「山田くんと7人の魔女」
(出典:FOD)
ここでは山田くんと7人の魔女のドラマ情報について紹介していきます。
出演者・キャスト
山田 竜:山本裕典
白石うらら:西内まりや
宮村虎之介:井出卓也
伊藤 雅:トリンドル玲奈
小田切寧々:大野いと
五十嵐 潮:間宮祥太郎
テレビドラマ「山田くんと7人の魔女」は2013年8月10日から9月28日まで、フジテレビ系土ドラ枠にて放送されました。原作とは違う展開がいくつかみられ、特に髪色は現代遵守の黒色か茶色に全員が変更されています。放送時にはコラボレーションCMも放送され、バカリズムさんなどがゲスト出演しました。
漫画「山田くんと7人の魔女」
(出典:Amazon)
ここでは山田くんと7人の魔女の漫画情報について紹介していきます。
最新話、発売日
漫画「山田くんと7人の魔女」は週刊少年マガジンにて2012年12号から2017年12号まで連載しました。この漫画は吉川美希先生にとって、2作目の連載であり、時系列も「ヤンキー君とメガネちゃん」の後の話となっています。また、単行本「山田くんと7人の魔女」は2012年6月15日に発売され、単行本最終巻は2017年4月17日に発売されました。
最終話
(出典:少年マガジン)
山田くんと7人の魔女の最終回は2017年11月に掲載されました。数々の困難を乗り越えて、山田がどうなっていくのか、その到達点を見ることができるので、是非見て欲しいです。
山田くんと7人の魔女の名シーン5選
ここでは山田くんと7人の魔女の名シーンを紹介していきます。やまじょにはいくつも名シーンがありますが、その中でも特に人気のシーンをまとめてきたので、是非見ていって下さい。
1. 山田「白石になってんじゃねーかぁぁッ!!!」
(原作1巻 アニメ1話)
やっぱり、全てのきっかけとなったこのシーンは名シーンの一つです!
2. 山田「俺、大学目指してみるわだから、お前も一緒に行こうぜ」
(アニメ3話)
ここの一連のシーンは、山田の根っからの優しさが見えたシーンだと思います。この山田の看病によって二人の距離は縮まったし、この約束がのちにどうなるのか...
3. 小田切「自分の能力が人をこんなに幸せな気持ちにしてたなんて知らなかったわ...!」
(原作3巻 アニメ5話)
初めて人を好きになった乙女の表情の小田切が可愛い!少なからず自分の能力に罪悪感を持っていた小田切が、変わるきっかけにもなったと思います。今はツンツンな小田切が、あんなに変わっていくなんて...
4. 山田「お前を助けてやるって言ってんだよ!!!」
(原作6巻 アニメ8話)
強引で不器用だけど、それ以上に優しく、他人思いな山田が垣間見えるシーンだと思います。山田はやっぱりかっこいい!
1. 山田「お前キスしたかっただけなんじゃねーの?」白石「...うん」
(原作11巻 アニメ12話)
アニメの最後のセリフとなったこのセリフ。紆余曲折がありながらも、辿り着いたゴール。このセリフの前のシーンも含めてラブコメ好きには是非みてもらいたいシーンです。
山田くんと7人の魔女の登場人物/魔女一覧
ここでは、山田くんと7人の魔女に出てくる登場人物を紹介したいと思います。
白石うらら
(出典:Twitter)
本作のメインヒロイン。キスした相手と精神を入れ替える能力の持ち主。学校1の優等生であり、才色兼備の女の子だが、ポーカーフェイスでいつもは感情を表に出さない。同級生からいじめを受けていたが、山田の活躍によって解決、以降は超常現象研究部の部長となる。趣味は文房具集めで猫と可愛いものが好き。勉強熱心な性格で、参考書は完璧にするまでやり込み、部屋の本棚がいっぱいになれば、使わなくなった本から順に処分している。
滝川ノア
(出典:pixiv)
キスをした相手のトラウマになった過去を夢で見る能力の持ち主。右目の隠れた水色のツインテールにリボンが特徴。基本的に学校の問題児を集めた4人で行動しており、周りからは孤立している。過去にトラウマを抱えているようで、人を拒むようになってしまった。しかし、山田のおかげで問題は解決し、その後は山田に恋愛感情を抱いており、ことあるごとにベタベタしている。
飛鳥美琴
(出典:Twitter)
キスした相手に自分を確認できなくさせる能力の持ち主。ロングヘアにカチューシャが特徴。生徒会会長の秘書をしている。武術に長けていて、山田でも敵わないほどの強さを持つ。有名企業の社長令嬢であり、成績優秀でスポーツも万能なことから、学内では一目置かれる存在だった。そのため、自分より目立つ存在である山崎生徒会長の裏に隠れることで、学校生活の平穏を手に入れた。
大塚芽衣子
(出典:Twitter)
キスをした相手とテレパシーができる能力の持ち主。顔の左に寄せた緑色の縦ロールヘアが特徴の眼鏡っ子。漫画研究部所属。性格は根暗で、腐女子の気もある。成績も極めて悪く、2年連続でクラブハウスでの補習合宿を受けており、テレパシーを使って突破していた。能力であるテレパシーの中では強気になり、軍隊口調になる。
小田切寧々
(出典:sumapo)
キスによって相手の心を虜にする能力の持ち主。紫色の、ショートボブヘアが特徴。
性格は傍若無人で、能力を使って五十嵐 潮をはじめとする取り巻きを作り、生徒会会長の座を狙っている。一方で、弟が二人いて、面倒見のいい一面もある。趣味はお菓子作りやショッピングに出かけることで、女子力は高い。
猿島マリア
(出典:Twitter)
キスをした相手の視点で未来が予知できる能力の持ち主。ウェーブのかかった桃色の髪のポニーテールが特徴。アメリカからの帰国子女で、頻繁に英語を使用する。帰国子女のため、元々キスは挨拶がわりで、色々な人とキスをしているうちに能力が備わった。キスによってある事件を予知してしまい、山田とともに解決に動く。
西園寺リカ
(出典:sumapo)
最後の魔女。7人すべての魔女を知った相手の魔女にまつわる記憶を消す能力とすべての魔女を探知する能力の持ち主。毛先のカールしたオレンジ色のセミロングヘアに、そばかすが特徴。また、日傘をいつも持ち歩いており、スリルが楽しいからという理由で、ノーパンで過ごしている。7人の魔女の存在を知った人間の記憶を消すという使命を背負っており、その記憶を消してきた。
やまじょのメンズ
やまじょに出てくるメンズたちです。
山田竜
(出典:Twitter)
本物語の主人公。白石うららと同じ、超常現象研究部のメンバー。学校では以前に起こした暴力沙汰のせいで、周りからは不良と思われ、距離を置かれている。成績も悪く、補習の常連メンバーである。
宮村虎之助
(出典:Twitter)
同じく、超常現象研究部のメンバー。生徒会会長選に立候補しており、その達成のために、山田と白石を誘って、超常現象研究部を復活させた張本人。イケメンのため、女生徒からの人気も高く、成績も優秀である。
山田くんと7人の魔女の壁紙
山田くんと7人の魔女の壁紙を解説します。
(出典:Amazon)
(出典:booklive)
(出典:prcm)
(出典:Twitter)
(出典:prcm)
(出典:animekabegami.com)
(出典:Pinterest)
キャラクター設定画
山田くんと7人の魔女はキャラクター設定画は発売されていません。
アニメのキャラクター設定画のみ一部公開されているようです。
(出典:アニメイトタイムズ)
まとめ
原作が完結してからも根強い人気がある山田くんと7人の魔女。その内容は、ラブコメ漫画の定番どころをしっかりと押さえていながら、魔女の能力や学校に隠された秘密といったミステリー的な要素も押さえていて、読み応えのある作品となっています。テレビアニメの方も1クールでしっかりとまとまった内容になっていて、2021年4月から地上波にて再放映もされているので、是非見てみて下さい。「カッコウの許嫁」で今大注目の吉川美希先生の前作、「山田くんと7人の魔女」をこれを機に一度読んでみてはいかがでしょうか?