相模南
(出典:3期#9)

相模南は人気ライトノベルである「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(通称:俺ガイル)」に登場する女の子です。登場人物の中でも特殊な役割を持つ人物の様で、文化祭での失敗などから視聴者からは「クズ」と呼ばれている様です。しかし、中には「可愛い」という声もあり賛否両論の様なので実際の相模南の評判などを解説していきます。また、彼女には「ドM説」という興味深い説もあり、それに関連するSSや同人誌もある様なのでその点についても紹介していきます。

【俺ガイル】相模南とは

俺ガイル 相模南
(出典:1期#10)
相模南はライトノベル「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(通称:俺ガイル)」に登場する人物です。本項目ではまず、相模南という人物を知る為に彼女の性格や容姿などを踏まえながら、「俺ガイル」の作品自体も紹介していきます。

俺ガイル

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(通称:俺ガイル)」は、2011年3月~2019年11月に渡って渡航さんによって刊行されたライトノベルです。俺ガイルは、ガガガ文庫から本編14巻と外伝3巻による全17巻出版されており、大人気の学園のラブコメ作品として注目を集めました。
人気を博した俺ガイルは、2013年4月~6月にアニメ第一期が、2015年4月~6月にアニメ第二期が放送され、2020年7月の現在完結編である第三期が放送しています。
相模南(さがみみなみ)は総武高校2年F組に所属している女子生徒で、主人公であると同じクラスです。

性格

相模南は、自身の気に入らない人物・事象は徹底的に見下す傾向があり、主人公である八幡も相模と初見で会った際に、「凍り付くような目に恐怖を感じた」と評している程です。
しかし、メンタルに関しては他の登場人物内において一番弱く、孤立する事を異様に嫌い長い物には巻かれる傾向があります。
また心の弱さゆえか、自分の能力を見せつけて自分の地位の向上等を果たそうとする強い意志の力も全くない為、自身のイメージブランドの向上と美化を目的に委員長になった割には、その職務を全うしてポイント稼ぎをしようとする事は殆ど無く、口先だけの人になってしまう事が殆どでした。

容姿

相模南の容姿は暗めの茶髪にピアスと少しチャラい雰囲気がありますが、本人の性格からするとそんなチャラく出来るような性格でもなく、自分の心の弱さを隠す為に敢えて少しチャラい恰好をする事で周りからよく見られようとしています。身長は平均的で、胸も平均的です。

人間関係

南 ゆっこ 遥
(出典:Twitter)
相模南は、相模グループというクラス内でのグループを作っており、南、ゆっこ、遥の3人で蔓んでいます。その関係で、3人一緒に文化祭実行委員になりますが、その後体育祭のある事件が切っ掛けで対立する事になってしまいます。

声優:寿美菜子

寿美菜子
(出典:アニメアニメ)
相模南の声優は、寿美菜子さんです。

代表作は、
・「けいおん!」の琴吹紬役
・「TIGER & BUNNYのカリーナ・ライル/ブルー・ローズ役
・「ドキドキ!プリキュア」の菱川六花/キュアダイヤモンド役

などがあり、女子高生に近い年齢の役を努めることが多く、元気なキャラクターからクールなキャラクターまで様々です。
寿美菜子さんは、2009年2月15日に声優ユニット「スフィア」を結成したり、アニメ「けいおん!」ではキャラソンのレコーディングを行ったりと、歌唱力が高いことで有名な声優で、公演なども行っています。

相模南役に関しては、良くも悪くも純粋な彼女の性格や打たれ弱さをよく引き出しており、特に屋上での逆ギレは見事でした。

【俺ガイル】相模南の変遷まとめ

相模南の登場から変遷をまとめてください。小見出しを立てる。
主人公サイドと敵対していたようなので、その後どうなっていくのか。

相模南は性格に少し問題がある人物の様ですが、それには色々理由があり、また話しを経る度に少しづつその性格や人間関係も良い方向へと向かって行く様です。なので、ここでは相模南の作中での変遷を登場時から紹介していきます。

登場


(アニメ 第一期10話)

相模南は、最初の登場は第一期9話の夏祭りですが、本格的に登場し始めたのは10話からで、登場時に既に相模グループのリーダー格になっています。クラス女子内でトップに君臨する三浦優美子に対抗意識を抱いていますが、対立する事で自分がクラス内で孤立する事を避け、特に表立って対立する事はありません。しかし、主人公の比企谷八幡だけは「気持ち悪い」と明確に見下しています。
相模南は、「集団内におけるカーストのトップに君臨すること」のみに自身の存在意義を見出しているため、集団の中で主導権を握ろうとし自分のイメージアップに執着している為、周りから嫌われる様な事、特にグループで対立する事等は絶対にしない様です。

文化祭前


(アニメ 第一期11話)

葉山の頼みで文化祭でクラスの女子の実行委員になり、さらには葉山にいい顔をしたいという欲望から実行委員長に立候補し、その上で奉仕部にその手伝いを依頼する事で、奉仕部が文化祭に絡んでいく事になります。
この時、相模南は奉仕部に関して「面倒ごとを押し付けれる駒」としか思っていません。
文化祭の準備では、自分をアピールし良く見せる為だけに全てを注いだ結果、副委員長である雪ノ下雪乃に全ての仕事を押し付け、自分は遊びに行ってしまう等かなり自己中心的な行動ばかりしていました。
そして、主人公の比企谷八幡に
「人~よく見たら片方楽してる文化祭~

「人」という字は人と人が支えあっていると言ってるけど、片方が寄りかかっているじゃないですか。誰か犠牲になることを容認しているのが「人」っていう概念」
というスローガンに例えて諭されます。

文化祭時


(アニメ 第一期12話)

文化祭実行委員で欠落した名誉を挽回するため、文化祭のスピーチにて名演説を披露し、挽回を図りますが失敗してしまった挙句、引きこもってしまいます。
詳しくは後述の見出しにて解説していきます。

体育祭実行委員

(小説 6.5巻)

生徒会長である城廻めぐりからの依頼及び本人の復活も兼ねて体育祭の実行委員長に就任し、最初は文化祭時の行動が仇になるも八幡や雪乃への逆恨みともいえる怒りがきっかけとなって復活したことで明るい元の性分を取り戻すと共に、活動にも積極的に活動するようになりますが、相模の言動がきっかけで、相模たち首脳部側と、遥やゆっこたち運動部の現場班側との対立が起きてしまいます。
サボタージュを盾にする現場班に対し、首脳部の方針に従わなければ体育祭への出席を認めないという案で対抗し、最後には相模の泣き落としで解決したようです。

修学旅行

(アニメ 第二期1~2話)

体育祭以後修学旅行等でも1シーン等で登場はしますが、殆ど主人公との接点も無いまま登場しなくなっていきます。体育祭実行委員としての経験を経て自分の立ち位置と性格を見直した結果、少しずつ相模本人も変わってきている様な描写を見る事が出来ます。

【俺ガイル】相模南の文化祭


(出典:1期#11)
自身の私利私欲を満たすため、文化祭実行委員会委員長に就任したものの、数々の自業自得な行動を取り続けた結果、文化祭実行委員会は崩壊寸前に陥ってしまいます。

その事に不満を感じた、相模南は文化祭当日の舞台上で名スピーチを披露して、観客と生徒を盛り上げ、ここで汚名を返上し、あわよくば自身の外聞とイメージを向上させたいと画策しますが、スピーチの前には自身を無くし屋上で佇んでいました。相模を探しに来た比企谷によって、諭されると共に比企谷の自己犠牲に基く、罵倒する様な言い方に激怒した相模は何とかスピーチの舞台に立つところまで行きます。しかし、スピーチの際に元来の精神的弱さが出てしまい、それまでとはまるで別人のごとき臆病で小心者な一面をさらけ出したことで、完全に恥の上塗り状態となってしまいます。

そして、相模は陽乃の威光を傘にやりたい放題してきたと思いきや、実は陽乃の手の平で踊らされていた単なるかませ犬にしか過ぎなかったことに気づいてしまい、自身に絶望を感じてしまいます。


(出典:1期#12)

これらのダメージが重なり、完全に精神がノックアウトし、スピーチ終了後は逃げ出して、誰の目も届かないところに閉じこもってしまいます。

【俺ガイル】相模南はかわいい?クズ?

相模南は、作中での事件が原因でマイナスイメージを持たれがちですが、視聴者の中には「相模南が一番まとも」「可愛い」等の擁護する声や好意的な声もある様です。
なので、ここでは視聴者が相模南という人物に対してどの様な印象を持っているのか、実際の声を基に考察していきます。

かわいい・好きの声

俺は相模好きだよ。
相模は劣等感かわいい。
引用:https://dic.nicovideo.jp/b/a/%E3%82%84%E3%81%AF%E3%82%8A%E4%BF%BA%E3%81%AE%E9%9D%92%E6%98%A5%E3%83%A9%E3%83%96%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%81%AF%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82/451-

根はけっして悪くないのだと思うんだよ
目に余る言動の数々は悪意や嗜虐心などでは決してなく劣等感からの安易な逃避による優越を求めた結果でさ
ガハマさんと違った意味で純粋で子供なんだと思う 安易っていうかね
静ちゃんじゃないけど
隔離して助けたくなるわ
なんか知らんが好きすぎる相模氏
引用:https://dic.nicovideo.jp/b/a/%E3%82%84%E3%81%AF%E3%82%8A%E4%BF%BA%E3%81%AE%E9%9D%92%E6%98%A5%E3%83%A9%E3%83%96%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%81%AF%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82/421-

この様に相模南に対して好意的な声も見かけました。作中での性格や文化祭での行動は飽くまで自身に対する劣等感や嫉妬が原因で悪気があった訳ではなく、返ってその虚栄心を張る姿が可愛いとの反応もありました。
文化祭での行動も、良くも悪くも「普通」で人間として純粋だからこそ、当然の感情であり行動だと、かなりプラスに捉えている声も見かけました。

うざい・アンチの声

相模最低じゃんか
これだからイヤだわ
引用:http://garethbale.blog.fc2.com/blog-entry-3547.html

俺は自分以外を下と決めつけることで地位を守ろうとする相模は好きにはなれないな……
引用:https://dic.nicovideo.jp/b/a/%E3%82%84%E3%81%AF%E3%82%8A%E4%BF%BA%E3%81%AE%E9%9D%92%E6%98%A5%E3%83%A9%E3%83%96%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%81%AF%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82/421-

相模南の評判としてはどちらかと言えばやはり、ネガティブな批判が多く目立ちました。その様な事になってしまった原因としてはやはり、相模南の性格と作中での行動に問題がある様です。他人を見下す性格もそうですが、仕事を全て副委員長に押し付けたり、具体的な案を出さない等文化祭実行委員長として目に余る行動や文化祭での自分勝手な行動が、かなりのマイナスイメージを与えている様です。

【俺ガイル】相模南はドM?

相模南はどうしようもないマゾであるというSSが一時期流行っており、作中での相模南のメンタルの弱さや虚栄心の強さ、そして地雷を踏んでしまう行動から「実は相模南はドMなのでは?」という事が視聴者の一部で広まり、SSが書かれた結果「相模南はドM」と言われている様ですが、飽くまでも視聴者内での妄想でしかなく、実際に相模南がドMだと公式で言われたことはない様です。

【俺ガイル】相模南のその後は?

文化祭実行委員として醜態を晒し、周りからの評判も最悪になってしまった相模は、生徒会長からの依頼であった体育祭実行委員を受けることで、自分の評判の巻き返しを図ります。

体育祭実行委員では、文化祭実行委員での失敗を反省し文化祭での自分を見返す為に体育祭実行委員としての自覚を持ちながら行動したことで、体育祭の準備にも精力的に協力するようになります。

しかし、力を入れすぎた為に部活動の人たちとの対立を深めることになってしまい、同じグループだった「ゆっこ」「遥」とも仲違いしてしまいますが、最後には相模が「体育祭を成功させたい」という涙を見せたことによって、解決に向かいます。この事から、初めは性格が悪く問題もあった相模南は、少しずつ良い方向に向かっている事が見て取れます。
しかし、この体育祭後同じクラスであるにも関わらず不自然なほど話しに登場しなくなります。

【俺ガイル】相模南の同人誌・SS

相模南はヒロインでもなく、物語の中心人物というわけではありませんが、大きなイベントに関り展開を大きく変えた人物なので、視聴者にも印象深い事から様々なSSや同人誌が存在します。
傾向としては、余り良い関係とは言えなかった相模南と主人公比企谷八幡とのより深い関係になった絡みや、その後などが描かれているものが多いです。有名なものも含めて幾つか抜粋したので紹介していきます。

相模南はどうしようもないマゾである

https://syosetu.org/novel/137948/
文化祭時、屋上で比企谷に罵倒された相模南がそのまま「M」に目覚めてしまったらという話しです。相模の暴走っぷりが面白いですが、性格の崩壊が著しいので苦手な人もいるかもしれません。しかし、相模のデレデレっぷりは必見の価値があります。

相模南「あっ」比企谷八幡「おっ」

http://sshouko.net/blog-entry-5287.html
大学に進学した比企谷八幡が偶然相模南と出会う物語です。相模南の成長とその後を知ることが出来ます。改めて自分の想いに気付いた相模の比企谷へのアピールが新鮮で面白いです。

八幡「気が付いたら相模を殴っていた件」

http://piyosuta.net/post-450/
不穏な感じの題名からは一遍ラストはハッピーエンドなSSです。比企谷は無意識に相模の事を殴ってしまいますが、それを謝罪したことが切っ掛けになり関係が深まった結果、最後はバレンタインにチョコを渡すところまでいってしまいます。

相模「それでは文化祭の定例ミーティングを始めます」

http://esusokuhou.blog.jp/archives/23602853.html
文化祭に失敗した未来を止める為、未来から来た相模南が比企谷と協力しながら文化祭を成功に導く話しです。もし、相模南がもっと早く自分の過ちを受け入れていたらこの様な感じになっていたのではないでしょうか

八幡「相模を助けることになった?」

http://piyosuta.net/post-327/
文化祭等の事件を切っ掛けにいじめられる様になってしまった相模南を比企谷が相模の印象アップ方法などを話し合いながらいじめから救う話しです。
話しのテンポも良く、原作でも在り得そうな話なので違和感が余り無く読むことが出来ます。

八幡いじめのSS

八幡がいじめられるSSはありそうでありませんでした…。
相模にいじめられる話や、途中で攻防が逆転する話も読んでみたいものですね。今後書かれる可能性もあるので期待しましょう。

【俺ガイル】相模南の画像

俺ガイルの相模南の画像をご紹介します。
相模南1
(出典:twoucan)
相模南2
(出典:Amazon)
相模南3
(出典:fandom)

まとめ

本記事では、相模南という「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(通称:俺ガイル)」の登場人物の1人について、彼女の性格・能力、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(通称:俺ガイル)」での役割や、文化祭での出来事を踏まえながら解説してきました。少しづつ自分の過ちに気付きながらも既に手遅れであることを後悔して、成長していく相模南の変遷が伝わったと思います。
もしこの記事で彼女の魅力を感じることが出来、興味を持ったのなら、一度「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(通称:俺ガイル)」という作品に触れて見ると良いのではないでしょうか。

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