インデックス(とある)の能力や魅力!可愛いvs嫌い【なぜ空気ヒロインか】
出典:pixiv

インデックス(禁書目録)はとある魔術の禁書目録シリーズのメインヒロインです。

必要悪の教会(ネセサリウス)に所属している魔術師であり完全記憶能力を持っています。上条当麻とコンビで学園都市の事件を解決していくかわいいシスターです。最近ではなぜか出番が少なく空気ヒロインになり登場回数が減っているとの声も・・・。

今回はインデックスの評判や魅力、インデックスたんについてご紹介します。また、後半では上条当麻やステイル、神裂火織との関係も振り返ります。この記事を読めばインデックスを応援したくなるかもしれません。

インデックスとは?

インデックス プロフィール(出典:魔術Ⅰ #1)

まずとあるシリーズのメインヒロインであるインデックスについて解説していきます。

イギリス清教「必要悪の教会」所属のシスター・魔術師

インデックスはイギリス清教「必要悪の教会(ネセサリウス)」に所属している魔術師にして、禁書目録を司るシスターです。

腰まで届くほどの長い銀髪と緑色の瞳を持つ少女です。
普段は金刺繍の真っ白い修道服を着ています。

10万3000冊の魔導書を記憶している

強制詠唱(スペルインターセプト)
(出典:Peps)

インデックスは眼に映る全ての物を完全に記憶してしまう『完全記憶能力』という特殊な体質を持っていて、世界中のありとあらゆる魔道書、邪本悪書10万3000冊をその頭に記憶しています。
なお、新約第19巻にて、黒猫祭祀秘録という魔道書を記憶し、10万3001冊となっています。

彼女が記憶している魔導書の知識は非常に価値があるもので、その知識を全て手に入れることができれば、魔術師は魔神に至ることができるとされています。
そのため常に魔術師から狙われる立場にあり、イギリス清教内でも彼女を守るため様々な施策を講じているほどです。

能力は「強制詠唱(スペルインターセプト)」と「魔滅の声(シェオールフィア)」

インデックスは普通の魔術師が行っている『生命力を練って魔力を作り出す』ということができません。
なので、強制詠唱(スペルインターセプト)や魔滅の声(シェオールフィア)といった、魔力を必要としない「声」や「歌」を利用する魔術を使用して戦います。

スペルインターセプトは「ノタリコン」という暗号を用いて術式を操る敵の頭に割り込みを掛け、暴走や発動のキャンセルなどの誤作動を起こさせる魔術です。
分かりやすい例をだすと、順番に数を数えている人のそばでデタラメな数を言って混乱させるようなものです。
作中ではシェリー=クロムウェルの錬成したゴーレムの行動を妨害するなどの活躍を見せました。

シェオールフィアは10万3000冊の魔道書の知識を使い、相手の信仰する教義の矛盾点を徹底的に糾弾することで精神を破壊する術式です。
この囁きを聞いた者は一時的にその自我を崩され、防衛本能が暴走して自滅してしまうとされています。

作中ではアニェーゼ部隊のシスター達との戦いのさい、この能力をもってシスターたちを無力化させました。

年齢

実年齢は原作では言及されておらず、不明とされています。
子どもっぽい言動、そして少し幼い容姿から14歳前後と推測できます。

容姿のなかでも胸に関しては、上条の友人に男と間違われるほどですが、間近で見た上条いわく、「ちょっとはある」とのことです。

魔法名は「dedicatus545(献身的な子羊は強者の知識を守る)」

魔法名とは、魔術師が戦闘時に魔術を行使するために名乗る名前のことです。
位階と名と魔術武器を知らしめ、自身の行おうとする行為を誓言してからが魔術師の本領といえるため、魔法名は魔術師の間では重要とされています。

dedicatusはラテン語で「献身的な」「捧げる」といった意味です。
545はゲマトリアで「歯」や「噛む者」を意味しています。

作中では同じ必要悪の教会に所属している神裂火織が自身の魔法名を名乗るシーンがありましたが、インデックス自身は直立戦闘を行うことがないため、本編中で名乗ったことは一度もありません。

声優は井口裕香さん

井口裕香
(出典:井口裕香さんのInstagram)

インデックスを演じるのは井口裕香さん。
2003年にテレビアニメデビュー。
声優以外でもラジオパーソナリティ、歌手としても活躍されています。

出演作品は
・「偽物語(物語シリーズ)」 阿良々木月火役
・「ヤマノススメ」 雪村あおい役
・「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」 黒咲芽亜役
・「終わりのセラフ」 三宮三葉役
・「僕は友達が少ない」 高山マリア役
など。

井口さんが演じるキャラクターは元気いっぱいでハツラツとした性格の女の子が多いです。
インデックスはその代表みたいなもので、まさにぴったりだと言えます。

【とある】インデックスの5つの魅力

インデックス かわいい(出典:魔術Ⅲ #1)

インデックスの魅力について語っていきます。

魅力1.噛み付く

インデックスは上条に対してよく噛みつく癖があり、特に彼が他の女性と親しくしていたりするとそれが顕著にあらわれます。
嫉妬の表現が噛みつく、というのはペット的な可愛さがあります。

なお、インデックスが噛みつくという行為をとったのは上条に対してのみで、かなり親しい間柄の人にしかとらない照れ隠しの愛情表現なのかもしれません。

魅力2.常時空腹

よく「はらぺこシスター」と形容されるほど、常にお腹を空かせています。
好き嫌いは特になく、数人前の量でも余裕で食べ尽くします。
質より量のタイプで味にも特に頓着はなく、お湯を入れたカップラーメンを3分待たずにバリボリ噛み砕いても気にしません。

なお、この食欲については、完全記憶能力による膨大な記憶量の影響で脳が大量のエネルギーを必要としているからという見方もあります。

前述の『噛みつく』と合わせて、やはり彼女はペット的な可愛さを有しているようです。

魅力3.歩く教会

彼女は普段、金刺繍の真っ白い修道服、通称『歩く教会』を着込んでおり、日本ではかなり目立つ格好をしています。

教会における必要最低限の機能を抽出した霊装で、『服の形をした教会』です。
完璧に計算しつくされた刺繍や縫い方は魔術的意味を持ち、その結界の防御力は法王級とされてます。
が、上条のもつ幻想殺しにより一度びりびりに引き裂かれてしまい、以降は何十本もの安全ピンで留めているなどして、また余計に目立つ格好になってしまいました。

インデックスといえばシスター、シスターといえば修道服ということで、歩く教会はインデックスの代名詞といえます。

小柄なのでスカートの裾部分を地面に擦ってしまっているのも、萌えポイントだといえます。

魅力4.口癖は「~かも」、「~なんだよ」

インデックスは語尾の最後に「~かも」、「~なんだよ」とつけることが多く、口癖です。
また、上条のことを「とうま」とちょっと間延びした口調で呼ぶのも可愛らしいです。

例として、
・「ど、どうしよう。未曾有の大ピンチかも」
・「とうま、私はまだなにも言ってないんだよ」
などです。

魅力5.意外と魔性の女?

作中でインデックスは、「誰かに助けてもらうべき特別な才能も知識も兼ね備え、側にいるだけで他人を幸せに出来る心の持ち主」とされています。

それを証明するかのように、インデックスがある事情から『記憶を1年以内に消さないと死んでしまう』という体質になったさい、それを救うために少なくとも3人の男たちが奮闘しています。

1人は言わずもがな上条当麻。結果的に彼の幻想殺しをつかって彼女を助けるのですが、代償としてそれまでの記憶を失ってしまいます。
2人目は必要悪の教会所属の魔術師、ステイル=マグヌス。彼はインデックスに好意を抱いており、不器用ながらもインデックスのために奔走しています。その過程の戦いで、上条に殴られたりしています。

3人目はアウレオルス=イザード。原作では旧約2巻に登場し、その巻のラスボスです。
彼はインデックスを救う為にローマ正教から離反し、全世界を敵に回したという経歴をもっています。
色んな研究を重ねインデックスを救う準備を進めてきましたが、結果的に上条に先を越された形となり、激昂、主人公サイドと衝突します。
最終的に記憶を失い、顔を整形され放逐されるということになりました。

以上のように、インデックスはいろんな男たちを無意識のうちに惑わせているのでは、といえるのではないでしょうか。
彼女のことを人生をかけてでも救いたいと男たちに思わせてしまう、魔性的ななにかを持っているのかもしれません。

インデックスはなぜ空気ヒロインになったか

インデックス 空気(出典:魔術Ⅰ #1)

ここでは、インデックスのちょっと残念な扱いについて考察していきます。

ちなみに不遇ヒロイン仲間の姫神ちゃんは以下の記事で考察しています。

インデックスの空気な扱いについて

インデックスはとあるシリーズ読者のあいだでは「空気ヒロイン」と言われています。
なぜこのような扱いをされているのでしょうか。
まとめていきます。

ライバルの女性キャラが多すぎる

当たり前ですが、とあるシリーズにはインデックス以外にも数多くの魅力的なキャラクターが登場します。
御坂美琴、食蜂操祈、神裂火織などです。
スピンオフ作品では佐天涙子、白井黒子も人気です。
また、女性だけではなく男性キャラも一方通行などが人気で、そちらへ活躍シーンをとられてしまっている感があります。

原作初期ではまだキャラの数も少なく、インデックスの登場シーンは多かったのですが、徐々にライバルが増え続け、そちらへ出番を奪われていったというわけです。

能力が地味?

前述したとおり、インデックスは魔力をもたないので直接的な戦闘はできません。
おのずと解説役や、地味な補佐へとまわってしまいます。

科学サイドでは御坂がド派手な超電磁砲をぶっ放し、魔術サイドでは神裂が超人的な身体能力でバトルシーンを盛り上げています。

これらのキャラに比べると、インデックスはあまりにも地味……というのがあるのでしょう。
活躍できる場面も限られてくるというわけです。

出番が少ないのは上条当麻のせい?

上条当麻はインデックスをひどく溺愛していて、過保護に扱っています。
なので、上条がなにかしらの事件に首を突っ込むさい、インデックスには事情を話さずに単独で行動するというパターンが多々あります。

そしてインデックスが平和に過ごしているあいだに事件を解決してしまう……結果、彼女の出番がまわってこないということになります。
上条がもうちょっと彼女のことを相棒として信頼していれば、という側面はあるかと思います。
なお、このような扱いを受けているインデックスは常々「蚊帳の外に置いておかれている」と不満を漏らしているようです。

嫌いな人も?理由は?

インデックスはなにかと賛否両論の多いキャラで、なかには嫌っている人もいるようです。
ここでは良い評判、悪い評判を取り上げ、キャラクター性について掘り下げていこうと思います。

□良い評判

暴力的なヒロインは大嫌いだけど、彼女の場合どこか憎めないんだよなー
https://dic.nicovideo.jp/b/a/インデックス/31-

インデックスは女としての色気があるわけでも儚さがあるわけでもないけど、その純粋さからか「この子の笑顔を守りたい」と思わせるような庇護欲をそそられる少女。
https://dic.nicovideo.jp/b/a/インデックス/151-

アニメを見た事で「ああ、インデックスって可愛い子だったんだな」と素直に思えた。
https://dic.nicovideo.jp/b/a/インデックス/421-

□悪い評判

インデックスはなあ、、正直お前何様?的な言動が目立つからなあ、、。
https://dic.nicovideo.jp/b/a/インデックス/301-

インテックスってただの大喰らいの同居人だろ?
https://dic.nicovideo.jp/b/a/インデックス/301-

戦いではほぼ役に立たない上に…家事もまったくやらない。
https://dic.nicovideo.jp/b/a/インデックス/301-

良い評判のほうでは、「なぜか憎めない」、「庇護欲をそそられる」、「可愛い」などがありました。
作中ではなにかと上条へわがままを言うシーンが多いですが、そこがまた可愛いということでしょう。
アニメで井口さんの声がついたことにより、さらに愛着がわいたという声もありました。

悪い方の評判では、「暴力的」、「大食らいなのに家事をやらない」、「戦いで活躍しない」などが目立ちました。
居候しているのに家事をしないのは、やはり違和感を感じる人が多いようです。
また、彼女は度々嫉妬したり怒ったりすると上条に噛みついたりしますが、そこを微妙に感じているファンもいるみたいです。

良いところも悪いところも併せ持つキャラクターではあるので、それを全部ひっくるめて楽しめるようになったほうがいいのかなと個人的には感じました。

インデックスたんとは?特典映像もかわいい

とある魔術の禁書目録たん(出典:fc2ブログ)

特典映像のインデックスたんについてまとめます。

インデックスたんとは

インデックスたん
(出典:NAVERまとめ)

DVDオリジナルのパロディ作品です。
本編と異なりギャグ一色の作品であり、キャラクターギャグから中の人ネタ(声優ネタ)、マニアックネタまで幅広いです。

なお、過去にまったく同じ方向性の作品である『灼眼のシャナたん』がありました。
それが人気となり、かつ出版社とアニメ制作会社がまったく同じなので実現したシリーズでもあります。

どんなストーリー?

小さくなってしまったインデックス、通称『インデックスたん』が上条当麻の自宅ベランダにぶら下がるところからストーリーが始まります。基本的に本編をなぞるストーリー展開なのですが、SDキャラ化したインデックスがいるため終始ギャグ展開となります。

本編でのシリアスな場面を茶化したり、パロディ化してまったく違う展開にもっていったりしています。

公式が病気

インデックスたんという作品はしばしば、ファンのあいだでは「公式が病気」といわれています。
これは悪ふざけが過ぎる、はっちゃけすぎて面白いという誉め言葉でもあります。

前述したようにSD化したインデックスがかわいい作品、というのはこの作品のほんの一部分であり、大半はとあるシリーズに登場するキャラたちの悪ふざけストーリーとなっています。

声優さんの演技もアドリブ部分が多く、なんでもありのお祭りのような作品となっています。

インデックスと上条当麻との関係は?

インデックス 上条当麻(出典:Twitter)

インデックスと上条当麻の関係をストーリー展開にそって紹介していきます。ネタバレ含みます

出会いは学生寮のベランダ

上条当麻は初夏のある日、ベランダの手すりでひっかかって行き倒れている少女、インデックスを保護します。
なにやら事情を抱えてそうでしたが、正義感の強い上条は彼女を匿います。

そして、魔術結社からの刺客、ステイルと神裂と交戦。
そのなかで、インデックスが「一年以内に記憶消去をしなければ狂死する」という体質であると知ります。
後に上条のもつ未知の能力『幻想殺し』をつかい、インデックスの術式を解除。しかし、上条は記憶を失ってしまいます。

インデックスとの出会いや過ごしてきた日々も忘れてしまいましたが、これからまた彼女との日々を積み上げていけばいい。
そう胸に誓い、インデックスをめぐる魔術サイドとの戦いへ身を投じていくのでした。

インデックスを狙う刺客たちから守っていく

インデックスは10万3000冊の魔導書を記憶しており、その知識を狙って魔術サイドから敵が強襲してきます。
旧約5巻では、闇咲逢魔が魔道書「抱朴子」を狙いインデックスを誘拐しますが退かせます。
旧約6巻では必要悪の教会所属のシェリー=クロムウェルから命を狙われますが、撃破し、敵の目論みを阻止しました。

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昔過ぎて忘れてしまった方もとある魔術1期の1話から見直すと、今とは違ったストーリー展開で楽しめますよ。
ステイルや神裂とはまだ敵同士だったのは新鮮かもしれません。


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守られるだけではない、上条のサポートも

上条はなにかと事件に首を突っ込みたがる正義感旺盛な少年ですが、インデックスはそんな彼をサポートする場面もありました。

旧約7巻ではアニェーゼ部隊に誘拐されたオルソラを救出するため、上条とともに奮闘。
シスター部隊に包囲されたさいには、魔滅の声(シェオールフィア)をつかい部隊を無力化させました。

守られるだけの存在ではない、上条の立派なパートナーであることを印象付けていきます。

最大の敵、右方のフィアンマとの対決

旧約17巻では右方のフィアンマがインデックスに仕掛けられた自動書記(ヨハネのペン)に干渉し、強制的に魔導書の知識を引き出そうとします。
それにより、インデックスは意識不明に陥ってしまいます。

フィアンマとの戦いはフランスやローマ正教、ロシア成教をも巻き込んだ第三次世界大戦へと発展しますが、死闘の末撃破。
インデックスは無事意識を取り戻し、またこのときに上条から彼が記憶喪失であったことを告白されます。
インデックスは「戻ってきてくれればいい」と言い、上条のこと赦しました。

上条とインデックスが敵同士になる場面も

新約9巻からは魔神であるオティヌスというキャラが登場します。
彼女は上条へ『幸せな世界』を見せることで彼の心を折ろうとしますが、これを克服。
そしてオティヌスの苦悩を知った上条は彼女の味方になることを決意。
しかしこれは、全世界を敵に回すことを意味しており、この時点でインデックスとも敵対関係となってしまいました。

上条のまえには一方通行に始まり、神裂火織、アックア、御坂美琴などかつての強敵や味方までもが立ち塞がりますが、これらを退かせていきます。
そして9戦目にはインデックスとレイヴィニア=バードウェイが待っていました。

インデックスはレイヴィニアを『歌』でサポートしようとしますが、歌おうとするインデックスの口を塞ごうとして誤って胸を触ってしまい、それに絶叫して勝負ありというかたちで戦いは終結しました。

なお、敵対はしましたがインデックスがオティヌスに味方する上条の心情やその理由には見当がついていたようで、本当の意味での敵対ではなかったようです。

騒動終結後はオティヌスと良好な関係を築いています。

その後も活躍したり、敵から狙われたり……

新約19巻では学園都市統括理事長であるアレイスター=クロウリーが召喚した悪魔『コロンゾン』により自動書記(ヨハネのペン)を発動させられてしまいます。

またしても上条たちの活躍により平常状態に戻りましたが、まだまだ彼女をつけ狙う難敵、強敵は彼らを脅かしていきそうです。

今後も彼らがどのような活躍によって敵を倒していくのか、楽しみではあります。

インデックスと必要悪の教会(ネセサリウス)の関係

必要悪の教会 メンバー(出典:プリ画像)

インデックスは魔術結社の人間です。
インデックスと必要悪の教会(ネセサリウス)の関係について掘り下げていきます。

必要悪の教会(ネセサリウス)とは険悪?

インデックスは『必要悪の教会(ネセサリウス)』に所属してはいますが、その組織を嫌っているのではという疑いがあります。

理由として、ネセサリウスはインデックスのもつ10万3000冊の魔導書の知識を外部に奪われないため、また裏切りや、誘拐されたとしても漏洩しないよう施策を講じているからです。
その施策とやらがインデックスにとっては受け入れがたいものであるのでは……と推測できます。

施策について、以下にまとめてきます。

首輪

インデックス 首輪
(出典:魔術Ⅰ #6)

必要悪の教会のトップであるローラ=スチュアートがインデックスに施していた術式のことで、その効果は「記憶容量を異常圧迫し、一年以内に記憶消去をしなければ狂死する」という恐ろしいものです。

なぜこのような術式をかけたのか。
理由は、仮にインデックスが組織を裏切り、逃走したとしてもこの術式が発動してしまえば彼女もろとも魔導書の存在は闇に葬られます。
しかし、真の目的は『インデックスと仲の良いステイルと神裂を本気にさせる』ことです。
インデックスが逃走したとしても、彼女の記憶を消さなければ死ぬと2人が理解していれば、ステイルと神裂は死に物狂いで捜索をすることでしょう。ローラはそれを狙ったわけです。

原作の旧約1巻ではこの首輪をめぐるストーリーが主題で、最終的には上条の幻想殺しにより首輪の効果は解除されました。

自動書記(ヨハネのペン)

自動書記(ヨハネのペン)
(出典:魔術Ⅰ #3)

インデックスの魔力を全て用いて掛けられていた魔術のことで、被術者の生命の危機など特定の条件を満たすと発動し、全く感情が見られない機械的な表情で魔術の解析・解説を始めます。

この術式は自動セキュリティでもあり、その真価は、記憶から魔道書の中身を知ろうとしたり、『首輪』に干渉した者を自動的に排除する所にあります。

迎撃モード時は通常の『自動書記』時の特徴に加え、眼球の中に血のように真っ赤な魔法陣が浮かぶのが特徴。
その際、一時的に魔力を解放し、10万3000冊の知識から敵対者の魔術を解析し、最適な対抗手段を持って対象を破壊します。

作中では自動書記の迎撃機能により上条はインデックスへ触れることに苦戦しましたが、ステイルと神裂のサポートにより幻想殺しを発動させました。

結局、インデックスはネセサリウスをどう思っているのか

作中でインデックスは、必要悪の教会(ネセサリウス)についてどう思っているのか詳しく語っているシーンはありません。

ですが、彼女は組織から逃げ出したという事実があります。
そして、以降もずっと上条のもとで幸せそうに暮らしています。
そのことが、組織に対してどのような感情を抱いているのかの答えではないでしょうか。

ステイル=マグヌスについて

ステイル=マグヌス
(出典:魔術Ⅰ #8)

同じく必要悪の教会に属する魔術師で、14歳ながらも2mを超える長身をもつ赤い髪の男です。
インデックスに対しては好意を抱いています。
2年前にインデックスと出会い、彼女に抱いた淡い想いから必死で記憶消去を食い止めようとしていました。
記憶消去は食い止める事が出来ませんでしたが、記憶が消される寸前に誓った、

「安心して眠ると良い、たとえ君は全てを忘れてしまうとしても、僕は何一つ忘れずに君のために生きて死ぬ」

という理念を絶対の行動指針としています。

彼がイギリス清教に所属しているのも、魔術師として戦う力を手にしているのも、誰かの命令を聞いているのも、全てが「インデックスのため」です。
インデックスのためになるならどんな事でも行い、あるいは組織に反旗を翻す事も厭わないと語られています。

神裂火織について

神裂火織
(出典:魔術Ⅰ #4)

ステイルと同様、必要悪の教会に所属している魔術師、かつ聖人の1人です。
インデックスのことを『大切な友人』と語っており、記憶の件で意見がぶつかった上条に対し、普段の丁寧な口調からは想像もできないほど怒りをあらわにしました。

このことから、神裂がどれくらいインデックスを大切に想い、溺愛していたかを窺い知れることができます。

上条がインデックスを救ってくれてからは彼の助けになると誓い、苦しい場面では救いの手を差し伸べる存在となりました。

神裂火織について、詳しくはこちらの記事でも解説しています。

インデックスの名セリフ・名シーン

インデックスの名シーン、名セリフを紹介していきます。

おなかいっぱいご飯を食べさせてくれると嬉しいな

おなかいっぱいご飯を食べさせてくれると嬉しいな
(出典:魔術Ⅰ #1)

おなかいっぱいご飯を食べさせてくれると嬉しいな(引用:魔術Ⅰ #1)

上条がベランダの窓をあけると、そこには手すりにひっかかっているシスター服の少女が。
その少女はお腹を空かしているようで、微笑みながら上条に食べ物をねだります。

インデックスの今後のキャラクター性を決定づけるセリフとなっています。

私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?

私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?
(出典:魔術Ⅰ #1)

私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?(引用:魔術Ⅰ #1)

学生寮のベランダで行き倒れていた未知の少女、インデックス。上条はなぜ倒れていたのか事情を尋ねますが、彼女の口から語られるのは「魔術」だの「教会」だのと聞きなれないものばかり。

一息つくとインデックスは上条の部屋から出ていこうとしますが、彼は呼びとめ、力になろうとします。
しかし、インデックスは憂いを帯びた目でこう言うのでした。

「私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?」

右方へ歪曲せよ。上方へ変更せよ。左脚を後方へ

右方へ歪曲せよ。上方へ変更せよ。左脚を後方へ
(出典:魔術Ⅰ #23)

右方へ歪曲せよ。上方へ変更せよ。左脚を後方へ(引用:魔術Ⅰ #23)

学園都市へ単身乗り込んできた魔術師、シェリー=クロムウェルが錬成したゴーレムがインデックスへと襲い掛かります。
魔術をもたない彼女はなす術がない……と思われましたが、スペルインターセプトを使いゴーレムの動きを攪乱します。

これまで守られ続けてきたインデックスが、初めてみせた活躍といえます。

アニメでの発音は「T.T.T.R.(右方へ歪曲せよ)」となっており、日本語部分は字幕で表示されていました。
挿入歌も流れ、かなり盛り上がるシーンとなっています。

私達の祈りで救ってみせる。この子も、ひょうかも、学園都市も!

私達の祈りで救ってみせる。この子も、ひょうかも、学園都市も!
(出典:魔術Ⅱ #22)

祈りは届く。人はそれで救われる。私みたいな修道女は、そうやって教えを広めたんだから!私達の祈りで救ってみせる。この子も、ひょうかも、学園都市も!(引用:魔術Ⅱ #22)

猟犬部隊に拉致された打ち止め(ラストオーダー)、そして人工天使となった風斬氷華(ヒューズ=カザキリ)を救うため、インデックスはなにか手段はないか模索します。混乱する学園都市、そして友だちと幼い女の子を救うため、インデックスは自身のもつ『歌』の能力を利用し、打ち止めのなかに蔓延るウィルスを取り除けるのではと思いつきます。

インデックスの歌が紡がれるとき、1つの混乱が収束しました。

インデックスの名シーンはU-NEXTの31日トライアルを利用すればすぐに無料で観られます

空気と言われるインデックスですが
とある魔術の禁書目録Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを見返すと

みんながピンチの時にも希望の光に満ちたキャラクターであることがわかります。


※配信状況は変わる場合があるので事前に確認してください。 

 

まとめ

今回はとあるシリーズのインデックスについて魅力をまとめました。空気化したと言われていますが、よく見るとかわいいです。ビジュアルもかなり美少女だと思います。まだまだメインヒロインでいけると思いますのでこれからもインデックスを応援したいです。

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