モードレッドはオレっ娘かわいい！宝具や父上・母・FGO【fate/apocrypha】

2021年2月23日 2021年2月23日

（出典：Pinterest）

モードレッドはfateシリーズに登場するサーヴァントであり、fate/apocryphaでは獅子劫界離をマスターとして赤のセイバーで召喚される男まさりなキャラクターです。

モードレッドの家系図？は複雑で、アーサー王のことを父上と呼んだり、セイバーの息子？とも取れる紛らわしい場面があったりします。
今回はモードレッドの父・母やモードレッドのオレっ娘かわいい魅力や宝具・スキルをご紹介します。

また、モーさんはFGOにも登場しますので再臨・礼装・幕間も解説していきます。
この記事を読めばモードレッドに詳しくなれるでしょう。

【Fate/Apocrypha】モードレッドとは

（出典：#1）

モードレッドとは、Fateシリーズに登場するキャラクターで、主にfate/Apocryphaで剣士「セイバー」のサーヴァントで登場します。

主な登場作品は
・Fate/apocrypha
・コハエースシリーズ
・Fate Grand order

fate/Apocryphaは、『fate/staynight』のスピンアウト作品で、平行世界での話です。通常のfateシリーズでは聖杯という何でも願いを叶えることのできるものを廻って7人のマスターに召喚された7クラスの7人のサーヴァントが争い合うという聖杯戦争を舞台とした物語ですが、このfate/Apocryphaは、通常のfateシリーズとは違い、赤と黒の2つ陣営にそれぞれ7人のマスターと7人のサーヴァントが召喚され、陣営で勝敗を決するというものです。

その為、マスター同士・サーヴァント同士が協力しあうことで物語が進んでいきます。モードレッドは赤の陣営に属しており、赤の陣営でもマスターと共に大きな活躍をします。
fate/Apocryphaの原作は小説で、全5巻で完結済みです。また、アニメが2017年7月から公開され、そちらで知ったという人も多いのではないでしょうか？モードレッドはfate/Apocryphaの中で、第二の主人公の様な役割を持ちモードレッドとそのマスターに主点を置いた話しが何回も登場するので、その点も踏まえながら詳しく解説していきます。

fate/Apocryphaは以下の記事で解説しています。

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マスター

（出典：#15）

モードレッドのマスターは、獅子劫界離（ししごうかいり）という魔術師です。
マスターとの相性はかなり良く、互いに信頼し合う事で何回も窮地を乗り越えて来ました。魔術師であるマスターは、魔術や呪いで戦うことが出来たので、白兵戦が得意なモードレッドが前に立って戦い、それを後ろから射撃や魔術で援護するというマスターとサーヴァントの理想的な関係でした。

クラス

（出典：tsundora）

モードレッドのサーヴァントとしてのクラスは、「剣士（セイバー）」で、バランスが取れた能力から聖杯戦争では「最優」と称されるクラスです。魔力を除いた能力値が水準以上の英霊でないと該当せず、特に生前が聖剣・魔剣の所有者であることや世界に名が知れた剣士であることが、このクラスに該当する事が多いです。
近接戦闘に優れており、剣士としての直感で防御にも優れていますが、遠距離攻撃には対処し難い事が多く遠距離からの質量攻撃だと防ぎきれずにそのまま倒されてしまうという事もあります。

赤のセイバー

（出典：#1）

モードレッドはfate/Apocryphaで、赤の陣営のセイバーなので、「赤のセイバー」と呼ばれています。物語序盤で赤の陣営から半離脱という形になったので、基本的にはマスターと二人で行動し黒の陣営に関わっていきますが、後半で黒の陣営のサーヴァントである「アストルフォ」と主人公である「ジーク」と戦闘を行ったことで、両陣営の1人として協力していくようになります。

円卓の欠片

（出典：Twitter）

モードレッドは、fate/Apocryphaでブリテンの騎士達が使用していた「円卓」の欠片を触媒として召喚されましたが、円卓を良く思っていないどころか憎んでいるモードレッドは「こんなもので召喚しやがって」と粉々にしてしまいます。

年齢

モードレッドの年齢は、史実では14歳～15歳と言われており、Fate世界でも外見上はティーンエージャーなので15歳程度と思われがちですが、実際はその生い立ち故にかなり若いのですが詳細な数字は分かっていません。

誕生日

史実の原典である「アーサー王の死」ではモードレッドの誕生日は5月1日となっていますが、Fate世界ではその生い立ち故か誕生日は不明となっています。

私服

（出典：livedoorBlog）
モードレッドの私服は赤のレザージャケットにデニムです。大人っぽいコーディネートが特徴です。

身長

（出典：アプリゲット）
モードレッドの身長は、アーサー王である「アルトリア・ペンドラゴン」と同じの154cmです。モードレッドはアーサー王のクローンである為、身長・体重・スリーサイズ等は完全に同じになっています。

モーさん

（出典：pixiv年鑑）

モードレッドは視聴者の間で「モーさん」と呼ばれています。彼女の素直じゃ無いところや面倒くさい性格などを温かい目で見守られる様な扱いで、親しみの意味で「さん」付けで呼ばれています。
また、fate/grand orderで登場するモードレッドは性格が緩くなっているので、そちらを「モーさん」と呼ぶ場合もあります。

声優：沢城みゆき

（出典：アニメイトタイムズ）

モードレッドの声優は沢城みゆきさんです。「HUNTER×HUNTER」のクラピカ役、「〈物語〉シリーズ」神原駿河役などで有名です。クールなキャラクターから元気なキャラクター、老若男女問わず様々なキャラクターを演じています。

沢城みゆきさんは、「デ・ジ・キャラット」のプ・チ・キャラット役でデビューを果たしました。2011年からは、「ルパン三世」峰不二子役を増山江威子から受け継いで演じていて、沢城みゆきさんは3代目峰不二子になります。優秀な声優に送られる賞である「声優アワード」を2009年から2011年にかけて3年連続で受賞しています。

【fate/apocrypha】モードレッドのオレっ娘かわいい魅力

モードレッドは1人称が「オレ」なので、男勝りな性格で「可愛い」より「カッコイイ」と思われがちです。モードレッドはfate/Apocrypha等の登場作品で「ヒロイン」というより「主人公」の様な立ち位置が多いため、「カッコイイ」事が多いのも確かですが、そんなモードレッドにも可愛い魅力は沢山あります。そこで本項目ではモードレッドの可愛い魅力を幾つか紹介していきます。

魅力１．我が儘な子供の様な性格

（出典：#3）

モードレッドの魅力の1つはその性格です。モードレッドの性格は我が儘な子供の様な性格で、不満があると駄々を捏ねたりします。fate/Apocryphaのアニメ作中で、地下に閉じこもっているマスターに対し「暇だ」と言ったところ、「外に出たいのなら1人で行ってくればいいだろう」と言われたので、「独りだとつまらねぇ～」と駄々を捏ねているシーンは印象的です。また、欲しい服を買って貰えた時の素直なところも可愛いです。

魅力２．好意的な気持ちに素直になれない

（出典#3）

モードレッドは、その生い立ち故に「誰かに認めてもらう」という事を経験したことが無く、それを渇望しているのでマスターからの信頼や賞賛に素直になれない所があります。なので、照れ隠しの為強く反論してしまったり赤面して俯いてしまったりと可愛い所が魅力の1つです。

魅力３．いたずら好き

（出典：#6）

モードレッドはいたずらっ子なところも魅力的なところです。fate/Apocryphaアニメ作中では、食事中に猫を伸ばして遊んでいたり猫と追いかけっこして遊んでいたりといたずらすきなシーンが多く出てきます。ホムンクルスという生い立ち故に、色々なものが新鮮で好奇心がとまらないのかもしれません。

魅力４．少しポンコツで可愛い

（出典：#19）

いつも強くカッコ良く、頭の回転も早いモードレッドですが、サーヴァントには必要ない筈の食事を「趣味」と称して食べ歩いたり、食べかすをほっぺに付けたまま話しをしてマスターに言われるまで気付かなかったり、つまらないと駄々を捏ねたりとたまにポンコツの片鱗を見せる時があります。
その稀に見せる少し抜けた面が普段とのギャップになって、可愛い魅力の1つになっています。

魅力５．大好きな父上に反抗

（出典：#6）

モードレッドは、fate/Apocryphaでは余り多く語られていませんが、fate/grand orderやコハエース等の他作品では「父上」であるアルトリア・ペンドラゴンに対して尊敬や愛情の想いが強く、「甘えたいけれど素直になれないから反抗しちゃう」そんなモードレッドの内心が見え隠れします。「父上」と擦れ違う時も恥ずかしくて声を掛けるのを躊躇ってしまう、そんなモードレッドも可愛いです。

モードレッドは叛逆の騎士【fate/Apocrypha】

（出典：#6）

モードレッドは叛逆の騎士と言われており、史実でもアーサー王に対して叛逆しブリテンを崩壊させた張本人と言われていますが、モードレッドはただ気に食わないから叛逆したのではなく聖杯に掛ける願いに表れている様にモードレッドなりの理由があります。

聖杯に託す願いはアルトリアへの挑戦権

（出典：#2）

モードレッドの聖杯にかける願いは、「選定の剣に挑戦する事」です。「何故王になる事を聖杯に望まないのか」と獅子劫界離に尋ねられた時には、「王になるのは当たり前の事で聖杯の力でなるものではない。ただ父上より優れている王であることを証明する為に、父上が王になった切っ掛けである「選定の剣」に挑戦したい」と答えました。これには、「選定の剣を抜くことで、父上に認められたい」という想いも込められています。

マスター「獅子劫界離」とは

（出典：ランこれ）

モードレッドのマスターで、獅子劫一族の7代目後継者にして、フリーランスの死霊魔術師です。7代目というかなり優れた魔術師の家系で戦場を渡ることが多い魔術師であるにも関わらず、フリーランスで行っている事から、自身の魔術しての才能が優れている事が分かります。
また、マスターとしても優秀でサーヴァントとの信頼関係を第一に考え、例え全てのサーヴァントとマスターを敵に回す可能性があっても、自分のサーヴァントの感覚を信じて行動する等、マスターが一方的にサーヴァントに命令を与える事が多い中、サーヴァントの意見を尊重した関係を取っていました。

性格

笑顔を忘れず相手への思いやりにも長けた紳士ですが、サングラスに革ジャン、顔の疵痕、オールバックの髪型、筋骨隆々とした肉体とが合わさってかなりいかつい風貌をしています。その為、日々警察に身体検査されたり、人に怖がられているので、本人はその事を不服に思っています。
「勝てればどんな手段を用いても良い」という現実的な考えの反面、自分のサーヴァントにはかなり誠実かつ信頼を寄せており、宝具のタイミングや行動をサーヴァントに一任する等、サーヴァントを従わせる為に令呪を使用するマスターが多い中、マスターとしては余りいないタイプの人間です。

能力

（出典：#2）

獅子劫界離は、マスターの中ではかなりの実力者で、fate/Apocryphaアニメ　2話では並の魔術師では手も足もでない戦闘用ホムンクルスの集団を簡単に倒し、礼装を使用した魔術師を礼装なしで対処しました。また、礼装や呪具、武器などの作成や使用にも優れており、ガンドと死霊魔術を組み合わせて作られた体温を感知し自動で追尾し、相手の心臓を破裂させる呪を与える「指弾」や、魔術師の心臓を利用し破裂すると広範囲に呪いをまき散らす手榴弾などを作成する事ができ、それらをフリーランスとして数々の戦場を渡り歩いた経験で使うことが出来ます。
そして、由緒ある魔術師家系の7代目として膨大な魔力量と優れた魔術回路をもっている為、魔力放出を連発し燃費が悪いモードレッドを使役してしていても全く疲弊することなく行動できます。

聖杯に掛ける願い

（出典：#15）

聖杯に掛ける願いは「獅子劫一族の繁栄」という、聖杯戦争に参加する魔術師の願いとしては一般的なものですが、その真意は違います。
本当の彼の聖杯に掛ける願いは、自身の呪いを解くことで「忘れてはならないもの、無意味にしてはならないものである娘の犠牲を意味あるものにしたい」為でした。
獅子劫家は、代々貴重な魔術刻印を持つ優秀な血統でしたが、時を経るごとに魔術刻印は減り血統も薄くなっていたので一族は魔術師としての力を失い風前の灯でしたが、ある当主が一族の存続を図るため「悪霊めいた何か」と契約を交わし、獅子劫家の力を取り戻す事に成功しました。
しかし、その代償として彼は「絶対に子供が作れない」身体になってしまいました。何よりも家と血統を重んじる魔術師家系にとってこれは、最悪の自体でした。これを打破するべく様々な試みがなされ、遠縁の少女を養子として取りその子に魔術刻印
移植する試みも行われましたが、獅子劫界離の魔術刻印は彼にしか受け入れる事が出来ず、その少女は死んでしまいます。
呪いを解くことを諦めた彼でしたが、家を出てからも彼は少女を死なせてしまった事をずっと悔やみ続けていました。そして聖杯の事を知り聖杯戦争に参加しました。

【fate/Apocrypha】モードレッドの宝具

サーヴァントは、生前の逸話・伝説に基づいた宝具を持っています。とても強力な力を持つ事が多いので、いざという時に使用し戦況を覆したりピンチを脱するのに予期使われます。モードレッドの宝具はアニメでも登場シーンが多く、セイバー同士の宝具の打ち合いはアニメの見せ場なので、詳しく紹介していきます。

燦然と輝く王剣（クラレント）

（出典：Amazon）

アーサー王の武器庫に保管されていた、「如何なる銀より眩い」と称えられる白銀の剣で、王位継承権を示す剣と言われています。
アーサー王の「勝利すべき黄金の剣（エクスカリバー）」と同等の宝剣で、王の威光を増幅する機能を持っています。しかし、モードレッドはこの剣を強奪しただけで、王として認められているわけではないため、本来の性能で使用することは出来ず、増幅の機能もワンランクダウンしています。
モードレッド曰く「永久に借パクしているだけ」との事です。

我が麗しき父への叛逆（クラレント・ブラッドアーサー）

（出典：YouTube）

燦然と輝く王剣（クラレント）を最大解放した時の姿です。「燦然と輝く王剣」の能力である「増幅」を最大限に発揮し、自身の「父上」に対する荒れ狂う憎悪を刀身に纏わせ、剣の切っ先から直線状の赤雷を放ちます。
アーサー王を害した逸話からか、白く輝く美しい剣と言われた「燦然と輝く王剣」はモードレッドの怨念で発動に伴って赤黒く染まり、災厄の魔剣と化しています。

不貞隠しの兜（シークレット・オブ・ペディグリー）

（出典：pixiv百科事典）

いつもモードレッドが付けている鎧の兜で、真名はもちろん宝具や固有スキルといった重要な情報を隠蔽する効果があり、「ルーラー」のクラス別スキル「真名看破」も通じることがなく、見破ることは不可能なほど隠蔽能力が高く、たとえマスターであっても兜をかぶっている間は見ることができ無くなっています。
しかし、この宝具の効果は自分にも影響を及ぼすので、この兜を使用していると、彼女の持つ最強の宝具「我が麗しき父への叛逆」を使用することが出来無くなっているため、「我が麗しき父への叛逆」使用時には脱いでいます。

【fate/Apocrypha】モードレッドの名セリフ

モードレッドは、登場シーンも多くその存在感と活躍から、fate/Apocryphaアニメの作中でも印象に残り易く、人気のあるシーン・台詞があります。なので、より印象深いものを幾つか抜粋して紹介していきます。

「次に女と呼べば、オレは自分を制御できん」

(fate/Apocryphaアニメ　2話)

マスターである獅子却界離が彼女の顔を初めて見たときに漏らした、「女、か……？」という呟きへの反応です。モードレッドは自分の事を女扱いされる事に嫌悪しているので、女扱いをしたとたんに襲い掛かって来ますが、かと言って男扱いするとそれでも襲い掛かって来るという大変面倒臭い性格をしています。
これに対して獅子却界離は、性別を意識しない友人関係の様なベストな接し方をしました。

「……その、何だ。オレのマスターが、奸物に阿るような類の者ではないと分かって安心した。少しだぞ？少しだけ、安心した」

(fate/Apocryphaアニメ　2話)

モードレッドと獅子却界離が赤の陣営に属するシロウ達への協力を断った際の反応で、かつて母に裏切られ、父に拒絶された彼女は自分を信じてくれた獅子劫には感謝しており、彼との信頼関係を厚くしました。素直になれないモードレッドがほんの少しデレながら、獅子却界離に感謝を伝えるこのシーンは必見です。
この様な、獅子却界離とモードレッドの信頼関係は今後何回もの窮地を救う事になります。

「馬鹿だな、マスター。要は勝てばいいんだ、勝てば。剣の技など戦闘における一つの選択肢に過ぎん。勝つためなら、殴るし蹴るし噛みついてもやるさ」

(fate/Apocryphaアニメ　2話)

モードレッドが黒の陣営の差し向けたゴーレムと戦っている時に、騎士として大切な剣を投げたり蹴っ飛ばしながら戦っていた事に対して、獅子却界離がモードレッドに「戦闘中、剣をブン投げたりしてたけど、アレは有りなのか？」と尋ねた事に関しての返答です。
型に嵌った戦い方を好み剣を何よりも大切にする、父を含む円卓の騎士達とは全く違う、剣を手段の1つと捉える極めて実戦的な戦い方はモードレッドの円卓に対する叛逆を感じます。

どうだ！どうだ、アーサー王よ！貴方の国はこれで終わりだ！

（出典：#6）
どうだ！どうだ、アーサー王よ！貴方の国はこれで終わりだ！
こうなる事は分かっていたはずだ！こうなる事を知っていたはずだ！
私に王位を譲りさえすれば、こうならなかった事くらい……！
憎いか！？そんなに私が憎いのか！？魔女の子であるオレが憎かったのか！？答えろ……答えろ、アーサーッ！！
(fate/Apocryphaアニメ　6話)

モードレッドの過去を回想するシーンで、生前アーサー王に叛逆し「カムランの丘」で最後を迎える前にアーサー王に向けて放った激情です。「父上」と呼ぶアーサー王に対して愛も憎しみも全霊で込めた心の叫びであると共に、最後の最後まで愛を求めた一人の少女としての痛烈な願いでもありましたが、それに対してアーサー王は「王の器では無かった」という無関心な回答と共に聖槍をモードレッドに突き刺しました。

「……楽しかったぜ、マスター」

(fate/Apocryphaアニメ　23話)

モードレッドとマスターである獅子却界離との最後の会話です。獅子却界離の「なあ、セイバー？……楽しかった…か？」という問いかけに対して、「楽しかった」と返答する彼女からはこれまでのマスターへの信頼とこの聖杯対戦を獅子却界離と一緒に戦えて良かったという想いが込められています。

【fate/Apocrypha】モードレッドはホムンクルス？父上・母上とは

（出典：fgonews）

Fate世界でモードレッドは、アーサー王の実の子ではなくホムンクルスだとされています。モードレッド自身もその事を気にしており、「愛されていない」と感じていた原因は「自分がホムンクルスだから」と考えています。
この様に、Fate世界のアーサー王の家系図やモードレッドの生い立ちはかなり複雑になっているので、詳しく解説していきます。なお、モードレッドについては公式設定資料集『Fate/Apocrypha material』に書かれている様なので気になる方はチェックしてみてください。

ホムンクルス

（出典：#1）

ホムンクルスとは、Fate世界では錬金術・魔術で創られた人造生命体の事です。
モードレッドの正体は、アーサー王の姉・モルガンが自身のアーサー王との妄執を成し遂げるために造り上げたホムンクルスであり、王と実の姉の不貞・近親相姦によって生まれた子という事になっています。実際には、近親相姦の結果ではなく現代でいうところのクローンの様なものです。
ホムンクルスであるがゆえに、普通の人間より遥かに優秀で、剣の腕も卓絶しているばかりか頭の回転も早く、魔力量も普通の人間の何倍もの容量です。その反面、創られた生命である為、人間よりも成長速度が早く、短命というハンデも背負っていました。故に、fate/Apocryphaアニメ　13話でセレニケ・アイスコル・ユグドミレニアが主人公ジークの事を「汚らしいホムンクルス」と呼んだ事に怒り、首を切り落としました。

アーサー王の家系図

Fate世界でのアーサー王の家系図は、アーサー王が本当は少女だった事やその姉であるモルガンとの間に子供（モードレッド）が居る事でかなり複雑になっています。

父　＋　母
⇓
父　アーサー　＋　母　モルガン
⇓
モードレッド

母

（出典：壁紙AHD）

モードレッドの母は魔女「モルガン」です。
モードレッドは彼女の事を「母上」と呼んではいますが、ホムンクルスとして自分を創った事や彼女の内面を嫌悪している為、仲は最悪でした。

モルガン

（出典：Twitter）

モードレッドの母であり、アーサー王の実の姉で魔術や錬金術に長けた魔女です。
先王の愛と期待を一身に受けたアーサー王を憎んでおり、アーサー王を魔術で男性化し幻惑してモードレッドを創りました。そして、モードレッドの叛逆を煽りブリテンを崩壊させた黒幕です。
円卓の主要メンバーであるガウェイン、アグラヴェイン、ガレス、モードレッドの母でもあります。

父上

（出典：Twitter）

モードレッドは父であるアーサー王の事を「父上」と呼び、純粋に慕っています。史実では、アーサー王は男性でしたが、Fate世界では女性になっているので、「父上」ではおかしいのですが、それには理由があるので後ほど解説します。

アーサー王の性別

史実では、アーサー王は男性であったとされていますが、Fate世界では「皆男性だと思っていたが、実は男装の麗人だった」となっており、性別が女性に変更されています。その背景には、Fateシリーズの第一作である『stay night』製作の都合上、主人公を男性にする必要があり、そのパートナーは女性にする必要がありましたが、聖杯を廻る物語の設定上アーサー王伝説を外すことが出来なかった為、どうにかそれができないかと悩んでいたところに開発者の武内崇氏から出されたのが、「女性の騎士王」案でした。そして、アーサー王は女性になりました。

セイバーに子供がいる？

史実でもFate世界でもアーサー王（セイバー）の子供はモードレッドと言われていますが、Fateシリーズでは、その正体はアーサー王の姉・モルガンの魔術によって生み出されたホムンクルスで、アーサー王（アルトリア）と全く同じ容姿・体格を持つ魔術的なクローンだとされています。
モルガンはアルトリアを魔術で幻惑して一時的に男性に変え、彼女の遺伝子を"盗んで"モードレッドを作り出しました。なので、モードレッドは女性であるアーサー王の事を「父上」と呼び、モルガンの事を「母上」と呼んでいます。

ギネヴィア

史実・Fate世界共にアーサー王の妻でありブリテンの王妃です。アーサー王が女性と知った後も彼女を支えようと努めましたが、円卓の騎士ランスロットと恋に落ちてしまい、その不貞をモードレッドに見つかってしまった事がアーサー王とランスロットの確執を生みブリテンの崩壊が始まります。

モードレッドは初期設定で男？

（出典：Twitter）

モードレッドは初期設定では男性でした。それは、Fateシリーズの元になった「Fate/prototype」でのアーサー王が男性な為、そのクローンの様な存在のモードレッドも必然的に男でした。それが、Fateシリーズの一作目である「Fate/stay night」製作の都合上、主人公を男性にする必要があり、そのサーヴァントは女性である必要があったのですが、聖杯伝説と深い関係があるアーサー王は外す事が出来ず、「女性の騎士王」案が採用されアーサー王は女性になりました。
アーサー王が女性になったことで、そのクローンであるモードレッドも女性になりました。

プロトモードレッドとは

（出典：Twitter）

プロトモードレッドは、「Fate/prototype」で登場するプロトセイバー（通称：プーサー）のいた世界でのモードレッドで、史実通り男性です。女モードレッドとは全くの無関係です。

普通のモードレッドは父上に対する想いを拗らせているのに対して、こちらは「狭愛」といえる感情を父上に対して抱いており、「全てを奪われて絶望した父をこそ自分は愛せる」というだけでブリテンを崩壊させました。

【FGO】モードレッドのステータス

（出典：YouTube）

fate/grand orderは2015年7月31日からリリ―スされたスマートフォン用RPGです。そのストーリーの壮大さ、魅力的なキャラクターによって人気を博しています。
プレイヤーはサーヴァントを操るマスターとなって、1サーヴァント5枚のコマンドカードを選びながら戦います。
アニメ化、映画化、舞台化もされている程、充実したストーリーが特徴です。

fate/grand orderでモードレッドはアニメ同様、剣士のクラスである「セイバー」で登場しているので、アニメとゲームでのモードレッドの違いやゲームでの活躍を詳しく紹介していきます。

特攻

モードレッドは宝具で「アーサー」特攻全体攻撃を持っています。
この特攻は、いわゆる「アルトリアシリーズ」＋「アーサー・ペンドラゴン」を対象にしており、その倍率％～％とクラス相性の壁すら簡単に越える程に強烈なものとなっています
特攻の対象となる範囲がかなり限られているので、普段のクエストで活きることはそうそうありませんが、メインストーリー難関の山場である第四、第六特異点のラスボス戦は相手が「アルトリアシリーズ」なので、モードレッドを使えば簡単に蹴散らす事が出来ます。

礼装

（出典：FGO）

モードレッドに付ける礼装は、宝具の回転を活かして「カレイドスコープ」や「虚数魔術」等を付けるのも良いですが、自身のスキルである「不貞隠しの兜」でNPを最大で30％貯めることが出来るのと、宝具がBusterであるため「エアリアル・ドライブ」、「スターリー・ナイツ」等のバスター強化、初期NP50％の礼装を付ければ、マーリンの火力を上乗せした宝具を即打つことが出来ます。しかし、火力特化寄りの性能なので、何回も宝具を回して打つのには向いていなくNPの効率も良いとは言い難いので、NP獲得率アップの礼装・バフとは相性が悪いです。

絆礼装

絆礼装とは、fate/grand orderでサーヴァントとの親密度をある一定の基準を満たすと貰える礼装で、そのサーヴァント専用の礼装の事です。効果はどれも強力ですが、取得条件が尋常じゃないほど厳しく、一回の戦闘で貰える約600～1200程度の親密度を合計で約200万以上集めることで取得できるといった物なので、持っている人は極僅かです。この取得条件によりよほどそのサーヴァントを好きでないと取得は難しいので、自分の「推し」を表す称号でもあります。

・モードレッド絆礼装
「私は誰だ？」
効果は自身がフィールドにいる間、味方全体の宝具威力を20%アップするというものですが、モードレッドに付けないと効果がない為、宝具の即打ちがし易いという長所を消してしまうので使いどころが難しいです。

霊衣

（出典：ファミ通）

2020年3月25日(水) 18:00～4月8日(水) 12:59の期間で開催されたイベント「復刻版：Apocrypha/Inheritance of Glory -Triumphal-」でモードレッドの霊衣が追加されました。fate/Apocryphaアニメ作中で、来ていた服装と同じものが追加され、それに合わせてボイスも変更されています。

再臨

（出典：FGO）

fate/grand orderでは「霊基再臨」というシステムがあり、サーヴァントに素材を与えることでレベル上限の解放とスキルの解放を行う事ができ、最大で4回再臨をすることが出来ます。再臨をする事によりサーヴァントの衣装が変わるので新たな装いを楽しむ事が出来るのがこの霊基再臨の醍醐味です。中には戦闘モーションや宝具まで変わるサーヴァントもいます。
モードレッドは、最初は全身鎧姿ですが再臨を重ねるごとに全身鎧→兜だけ脱いだ状態→鎧を抜いた状態へと変化していきます。

強い

モードレッドはfate/grand orderのサーヴァントの中では「強い」部類に入ります。クエスト周回する事が多いこのゲームでは、即宝具が打てるという時点で強い部類に入りますし、対アルトリア戦に置いては追随を許さないその特攻と、最近スキル強化が行われたことによって、星出しとスター集中、クリティカルと自己完結した能力を持つようになりました。