フランケンシュタインはfate/Apocryphaに登場するバーサーカーのサーヴァントです。
今回はfateのフランちゃんのバーサーかわいい魅力や宝具、磔刑の雷樹(ブラステッドツリー)をご紹介していきます。
またカウレス・ユグドミレニアとの関係やパパ、本名なども考察していきます。
【fate/Apocrypha】フランケンシュタインとは
(出典:アニメイトタイムズ)
フランケンシュタイン(フラン/フランちゃん)とは、TYPE-MOONの看板作品、fateシリーズに登場する女キャラクター。
登場作品は
・fate/Apocryha小説版とアニメ
・スマホゲームFGO
モチーフはイギリスの小説家、メアリー・シェリーの小説「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」をモチーフにしたキャラクターです。FATEにおける姿は一般的にイメージする「人造人間の怪物」ではなく、白いドレスを纏った美しい花嫁姿。
フラン/フランちゃん
真名はフランケンシュタイン。
ファンの間では「フラン」や「フランちゃん」の愛称で親しまれています。
バーサーかわいい
バーサーかわいいとは「バーサーカー」と「可愛い」を組み合わせた造語。
フランはファンの間でバーサーかわいいと評判です。
声優
(出典:Twitter)
fateのフランケンシュタインですが声優さんは、野中 藍(のなか あい)さん。
可愛らしい声と容貌です。性格は天然でと本人も認めています。
演劇部に入り宝塚歌劇団の男役を目指したり、歌はあまりうまくないと公言しつつ歌手として活動するなど行動派。
代表作は、
・魔法少女まどか☆マギカの『佐倉杏子』
・甘城ブリリアントパークの『ティラミー』
・けものフレンズの『サーバル』
【fate】フランケンシュタインがバーサーかわいい5つの魅力
fate/Apocryhaのアニメ化でフランが気になりはじめたという方も多いはずです。
ここからはfateのフランケンシュタインですが、バーサーかわいい5つの魅力をご紹介します。
魅力1.基本しゃべらない
(出典:#2)
バーサーカーで召喚されたfateのフランケンシュタインは基本しゃべりません。
召喚時の狂化によりしゃべると疲れてしまうからです。
バーサーカーとは、本来よりも強い状態で召喚されますが狂化の度合で理性が欠ける、一部の能力が劣化する、魔力消費が多いなどデメリットを伴います。
フランは狂化が弱いのですが、しゃべる能力が劣化しています。
・「うー、あー!!!!」
・「うぅ!」
・「う、うぅ....」
など、唸り声で会話を成立させます。
本当に伝えたいことは途切れ途切れですが言葉にしてくれます。
魅力2.とても節電に熱心
(出典:#6)
フランは、電気の無駄遣いが嫌いで節電に熱心。
フランは体内に蓄電し戦闘時、身体の強化や攻撃をします。
そのため電気の無駄遣いが許せないのです。
スマホゲームFGOの「空の境界イベント」では電気を無駄遣いするサーヴァントに怒ります。
アニメfate/Apocrypha6話では、マスターのカウレスがパソコンの電源をつけたまま部屋を出ると、フランがコンセントを抜き満足そうな表情を浮かべるシーンもあります。
魅力3.戦う理由は花嫁になる為
(出典:#3)
フランが聖杯を得るために戦う理由は、生前からの願いである、「自分と同じ存在の伴侶を得ること」。
即ち、結婚して花嫁になりたいと言う事。
サーヴァントとして召喚されたフランの恰好が、白いドレス衣装というのも、「花嫁になりたい」という願いが具現化したため。
fateシリーズは、魔術師が英霊を使役し、『全ての願いを叶えられる聖杯』を求めて戦う聖杯戦争が舞台です。
多くの英霊は、
・現世に受肉し、再び生を得たい!
・滅びてしまった国を救うため、滅びの過去を変えたい!
など壮大な願いをするものですが、フランの場合は自分を理解してくれるパートナーを得たいというものでした。
魅力4.連携攻撃が得意
(出典:#4)
フランはバーサーカーでありながら連携攻撃が得意。
フランの狂化は筋力と耐久を上げる弱いもののため、理性を完全に失っているわけではありません。
ですので、戦場での判断能力はあります。
fate/Apocrypha4話では仲間と連携攻撃を仕掛けるシーンがみられました。
団体戦であるfate/Apocryphaだからこそみることができる戦闘シーンです。
魅力5.オッドアイ
(出典:pixiv年鑑)
普段両目は前髪に隠れていて分からないのですが、フランはオッドアイなんです。
その瞳は引き込まれるように美しい金と水色。
fate/Apocryphaでは戦闘シーンなどでチラリと見える瞳がフランファン必見です。
【fate/Apocrypha】フランケンシュタインは黒のバーサーカー
(出典:Twitter)
fate/Apocryphaでは英霊が7対7で2つの陣営に分かれて聖杯大戦を行います。
フランは黒の陣営にバーサーカーとして召喚されました。黒陣営の仲間からは「バーサーカー」と呼ばれます。
基本的にはマスターの傍に仕えていますが、たまに城の花畑に居たり、空を眺める事があります。
fate/Apocryphaとは
(出典:Wikipedia)
fate/Apocryphaは、企画倒れとなったオンラインゲームの設定を基につくられた小説作品です。2012年に小説が出版され、2016年には漫画が出版されています。翌年、2017年7月ー12月にかけてアニメが放送されました。
2004年に発売されたコンピューターゲームfate/stay nightのスピンオフ作品です。
Apocryphaはfateシリーズの原点であるfate/stay nightは7人の魔術師が英霊を使役して1人になるまで戦う聖杯戦争。それに対しfate/Apocryphaは、黒のサーヴァント7体VS赤のサーヴァント7体による聖杯大戦。
本来の聖杯戦争ではあり得ない、サーヴァント同士がチームを組み、共闘する場面が描かれています。fate/Apocryphaは、他のfateシリーズでは出来ない、チーム戦の戦闘が最大の魅力となります。
fate/Apocryphaは以下の記事で解説しています。
バーサーカーとは
バーサーカーとは7つに分けられたクラスのうちの1つ。
バーサーカークラスで召喚される英霊は、もともとの強さよりも能力が上がるという特長があります。
その代わりに狂化というデメリットがあります。度合によりますが理性が欠ける、一部の能力が劣化する、魔力消費が多くなります。
召喚時に特別な詠唱を組み込むことで、故意にバーサーカークラスで召喚できるようになります。
fate/Apocryphaのフランケンシュタインも、強力な英霊ではありませんが、バーサーカークラスな為、能力が向上し、最優のクラス「セイバー」などの強敵にも、互角以上の戦いをする事が可能に。
このメリット、デメリットがバーサーカー(狂戦士)と呼ばれる所以です。
FGOではセイバーに?
(出典:アットウィキ)
スマホゲームFate/Grand Order(FGO)の2017年水着イベント
「デットヒート!サマーレース」でフランはセイバークラスで登場。
宝具「乙女の貞節(ブライダル・チェスト)」を剣状に改造した結果、セイバークラスに変化してしまったのです。
バーサーカークラスでは、あまり話すことが出来なかったfateのフランケンシュタインですが、セイバークラスになった事で、饒舌に会話が出来るようになりました。
饒舌に喋る水着フランは、子供っぽさが全面に出ていて、バーサーカーの時とは違う可愛らしさがあり、特に、宝具を使用する際のセリフ、
びりびりのどっかんかーーん!!(引用:https://www.youtube.com/watch?v=NWe910wGS0s)
フランファンは一見の価値ありです。
水着
(出典:あみあみ)
セイバークラスで召喚されたフランは水着姿になります。ファンの間では「水着フラン」の愛称で親しまれています。水色の水着はfate/Apocryphaのマスターカウレスのイメージカラー。
バーサーカークラスでは髪形が隠れて分かりませんでしたが、水着フランはお団子頭でピンクの髪が目を引くビジュアルとなっています。
最終再臨姿は生前を彷彿させる包帯のような水着。
水に濡れると透けるのだとか。
【fate/Apocrypha】フランケンシュタインの宝具
FATEにおいてサーヴァントにはそれぞれ必殺技となる宝具が存在します。
単体で敵を攻撃するもの、全体攻撃ができるもの、回復などサポートするものなど
多様でサーヴァントの個性が表れます。
宝具は、生前と深い関りのあるもの等が具現化したもので、真名を解放することで真の力を発揮します。
fate/Apocryphaのフランケンシュタインの宝具は2つあるとされています。
磔刑の雷樹(ブラステッドツリー)
(出典:Twitter)
フランケンシュタインが所持しているこん棒のような形状をしている宝具、『乙女の貞節』から派生した技。
fate/Apocryphaでは、乙女の貞節を地面に突き刺して、魔力を雷雲に形成、一気に放電を行う強力な対軍宝具。
フランの全リミッターを解除し、最大パワーで使用する場合、
宝具使用後は生命活動が完全に停止する事になります。
しかし、最大出力で宝具を使わない場合、威力は低下するが、フラン自体は生命活動を停止はしません。
自爆宝具ではないため、しばらく動けない程度。
(スマホゲームFGOの中では、宝具使用後、2ターンスタン状態になります)
乙女の貞節(ブライダル・チェスト)
(出典:Facebook)
樹の枝状の放電流を纏う戦槌(メイス)。
通常の戦闘では打撃武器として使用しています。
先端の球体は彼女の心臓そのものなので身体を剣で貫かれても戦闘不能にはなりません。
戦闘時以外でも肌身離さず、腰にさげています。
打撃武器の用途は副次的なものであり、メイン機能は魔力を吸収すること。
遠隔接続が可能で、周囲の魔力を吸収しする事によって、フランに絶大なパワーを与えられます。
本来、大量の魔力を必要とするバーサーカーのクラスで、魔術師として力量不足のカウレスにとって、魔力燃費の良い、ありがたい宝具。
【fate/Apocrypha】フランケンシュタインのパパや本名
フランケンシュタインには基となる小説が存在します。19世紀に出版されているため、比較的近代のサーヴァントになります。
原作では男の設定でしたが、fateシリーズでは女キャラクターとなっています。
この点はマスターのカウレスも当初驚いていました。
そもそもフランケンシュタインとは
(出典:Wikipedia)
fateのモデルとなったフランケンシュタインは、イギリスの小説家、
メアリー・シェリーが1818年に出版した『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』に登場する「人造人間の怪物」が起源です。
『ヴィクター・フランケンシュタイン』という人物が死体を繋ぎ合わせた人造人間の怪物をつくり出しますが、あまりのおぞましさに逃げ出してしまいます。
ヴィクターを探出した怪物は、自分と同じ存在の伴侶を創ってほしいと願いを伝えますが、またしてもヴィクターは逃走。
怒った怪物はヴィクターを追い詰めますが、ヴィクターは死に、絶望から自らを火で焼き尽くしたという物語でした。
そのためfateのフランは伴侶を得る事を聖杯に願い、復讐に囚われた人生からバーサーカーとして、花嫁姿で召喚されたのです。
「パパ」とは?
(出典:pixiv百科事典)
フランケンシュタインの父親(パパ)は創造主である「ヴィクター・フランケンシュタイン」と言えるでしょう。
しかし、スマホゲームFGOの水着フランにはヴィクター・フランケンシュタイン博士とは別に「パパ」と呼ぶ存在がいる設定になっています。それが『ジェームズ・モリアーティ』。
ジェームズ・モリアーティはアーチャークラスのサーヴァント。
モデルはコナン・ドイルの推理小説『シャーロック・ホームズシリーズ』に登場する架空の人物です。
悪人の設定でカルディア内では多くの悪巧みをしている模様。
水着フランはサマーレースに参加するため、初対面のジェームズ・モリアーティを「パパ」と呼び、レースのチームに引き入れました。
悪役設定のジェームズ・モリアーティ本人ですが、水着フランに「パパ」と呼ばれ、ご満悦の様子。バーサーカーのフランとも良好な関係のようです。
フランケンシュタインの本名は?
フラン、フランちゃんで親しまれるフランケンシュタインですが、実はフランケンシュタインの本名はありません。
原作の小説の中では、ヴィクター・フランケンシュタインが創造した人造人間の怪物なので、生みの親の名を取って『フランケンシュタインの怪物』と呼ばれていました。
長い年月が経ち、作中の『フランケンシュタインの怪物』をフランケンシュタインと呼ぶようになり、それが定着して現在に至ります。
【fate/Apocrypha】フランとカウレス・ユグドミレニアの関係
Fate/Apocryphaにおいて、フランにはカウレスというマスターが存在します。
ここからは彼との関係について見ていきましょう。
カウレス・ユグドミレニアとは
(出典:ライブドアニュース)
カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニアとは、「fate/Apocrypha」で登場するユグドミレニアの魔術師。電気魔術に適性のあるフランのマスター。
カウレスは姉フィオレの記事で紹介しています。
当初、姉フィオレのバックアップをする立ち位置でしたが、令呪が出現した為、不本意ながらマスターとして聖杯大戦に参加することになりました。魔術師として才能に恵まれている姉フィオレに比べ、魔術の実力は凡才であるが常識人。
戦闘では臨機応変に令呪を使う判断を下しますが、魔術師としての実力差でフランを失い戦線離脱してしまいます。
「彼女を 無駄死にさせてしまった」
「マスターとして なにも してやれなかった」
と自分の非力を責めます。
聖杯大戦の後はユグドミレニアの当主となります。
フランとカウレスの関係
(出典:pixiv)
フランとカウレスは強い絆で結ばれた主従関係です。
信頼関係
(出典:#2)
出会って間もない2人は、「フランケンシュタイン」と呼ばれたフランが怒るなど、距離を感じますが次第に信頼関係が芽生えてゆきます。
カウレスは積極的にフランとコミュニケーションをとり、しゃべらない彼女を理解しようとします。
フランに対し、
「何か不満とかあるか?」
と意見を求めることも。
fate/Apocrypha3話では、ミレニア城塞の中庭にある花畑で、お互いの願望を共有し合います。
フランは同じ存在の伴侶を求めていますが、2人の衣装が白いためか花婿と花嫁のように見える演出が印象的。
フラン脱落
(出典:#10)
フランは圧倒的な赤のセイバーを前に、黒のサーヴァント2番目の脱落者となります。
アニメ10話では、大きなダメージを受けた後、自ら赤のセイバーの動きを抑え磔刑の雷樹で自爆しようとします。
カウレスはフランの覚悟を悟り、自らも覚悟を決め最後の令呪を使い、渾身の力で宝具を放ちました。
「わたしと いっしょに こい…!」
Fate/Grand Orderの宝具発動時のボイスにもなっているこのセリフ。
アニメ視聴後では、言葉の重みが全く違います。
生前は絶望の末、己を業火で焼き尽くしたフラン。
fate/Apocryphaでは勝利のために身を挺して戦い、その死を悲しんでくれるカウレスと出会うことができたのでした。
【FGO】フランケンシュタインのステータス
(出典:アットウィキ)
フランはスマホゲームFate/Grand Order(FGO)にも登場します。
FGOはfateシリーズに登場したサーヴァントに加え新規キャラクターが多数登場する独立した立ち位置の作品。
マスターであるプレイヤーがサーヴァント6名のパーティーを率いて、人類史を守るため7つの聖杯探索するコマンドバトルゲーム。サーヴァントの実装やイベントは新たなキャラクターの一面をみられる機会があります。でありファン必見です。
fateのフランケンシュタインがセイバーで実装された際も、イベントならではの水着姿でファンを驚かせました。
最終再臨
(出典:Twitter)
最終再臨とは、スマホゲームFGOにおいてサーヴァントのレベル上限を4回上げた状態です。レベル上限を上げる度に新たなイラストとボイスを聞くことができます。
フランのボイスは「うー」「あー」ですが、段々嬉しそうな声になります。
最終再臨のイラストでは武器を手放したフランが奇麗な青い瞳で、こちらに微笑みかけ心を開いてくれます。
最終再臨ボイスは一生懸命想いを言葉にしてくれるのでフランファン必聴です。
狂フラン
バーサーカーは狂戦士の英霊。英霊を狂化することでステータスが強化されます。
狂戦士のフランは狂フランと呼ばれます。またセイバークラスのフランと区別するため、バーサーカークラスのフランを狂フランと呼び分けます。
fate/Apocrypha4話では障害物を気にせず敵へ突っ込むシーンがありますが、まさにバーサーカーの狂気が現れています。
虚ろな生者の嘆き
(出典:YouTube)
「虚ろなる生者の嘆き」はスマホゲームFGOフランのスキル。
スキル効果は、敵単体を中確率で動けなくし、防御力をさげます。
その隙にダメージを与える、受ける攻撃を1ターン回避させます。
受けるダメージが大きいバーサーカークラスにとって敵をスタン状態にさせてくれるスキルはありがたい存在です。
乙女の貞節
乙女の貞節とは、fate/Apocrypha、スマホゲームFGOのフランケンシュタインの宝具で樹の枝状の放電流を纏う戦槌(メイス)。
FGOスマホゲームではこの武器を振り回して攻撃するモーションとボイスを楽しむことができます。乙女の貞節はフランの心臓そのものなので肌身離さず持ち歩きます。
対策
スマホゲームFGOにおけるフランは宝具を撃った後に、2ターン動けなくなってしまうため対策が必要になります。アニメfate/Apocryphaで最大出力の宝具を使い消滅してしまっていたように、磔刑の雷樹は強力な技ですがデメリットも大きいのです。
いかにデメリット対策を行うかがマスターの力量を試されます。
フランは弱い?
フランの魅力は強力な全体攻撃なので一概に弱いとは言えません。宝具発動後の2ターン動けないデメリットが大きいので劣ってみえるのかもしれません。
周回では非常に使いやすいサーヴァントです。
宝具一撃で倒せると爽快です。
【fate】フランケンシュタインのイラスト・画像・フィギュア
フランケンシュタインのイラスト・画像をまとめました。
(出典:Pinterest)
(出典:Pinterest)
(出典:Pinterest)
(出典:Pinterest)
(出典:Pinterest)
(出典:Pinterest)
(出典:Pinterest)
(出典:Pinterest)
(出典:Pinterest)
フィギュア
フランケンシュタインのフィギュアをまとめました。
(出典:Twitter)
(出典:グッドスマイルカンパニー)
¥16800
(出典:ta-ka-ra.com)
まとめ
今回はfate/apocryphaのフランちゃんをご紹介しました。カウレスとのコンビがかわいいので、アニメで魅力を堪能してください。