入須冬美
(出典:YouTube)

小説『愚者のエンドロール』に登場する入須冬実は、アニメでは登場する回数が少ないながらもその印象的なキャラクター性から視聴者の間でも人気を誇っている女性です。作中では主人公である折木奉太郎に接触していくことから話が進んでいきますが、この行動の真相がわかるのは氷菓「愚者のエンドロール」編の最終話である11話であり、その時に見せる入須冬実の本性が明らかになったシーンに衝撃を受けた視聴者が多く、しかしそれこそが入須冬実が人気である理由でもあります。その点を踏まえながら、この記事では入須冬実の魅力や古典部との関わりも解説しながら紹介していきます。

【氷菓】入須冬実とは

氷菓 入須冬美
(出典:)
入須冬実は米澤穂信のミステリー小説『氷菓』『愚者のエンドロール』『クドリャフカの順番』『遠まわりする雛』をアニメ化した作品「氷菓」に登場する人物です。奉太郎の友人であるえるの知り合いであったことから奉太郎にお願いをするところから『愚者のエンドロール』編が始まります。8−11話では主要キャラとして活躍、および暗躍します。

氷菓

氷菓
(出典:Amazon)

氷菓は米澤穂信の学園ミステリー小説『氷菓』、『愚者のエンドロール』、『クドリャフカの順番』、『遠まわりする雛』を再構成してアニメ化した作品です。省エネえを信条とする主人公・折木奉太郎が様々な事件を推理・解決して成長していく物語です。

氷菓は以下の記事で解説しています。

身長

入須冬実の身長は公式では出されていません。しかし、周りの登場人物から推定すると160cm台ではないでしょうか。

イリス先輩・入須先輩

入須冬実は主人公・折木奉太郎たちが通う神山高校の1年先輩で、2年F組に所属しています。神山市の中でも名家といわれる入須家の娘であり、「女帝」の異名を持ちます。主人公奉太郎の友人えるとは幼馴染でもあり、付き合いが長いです。黒髪でりんとした出で立ちで、見た目からもその先輩らしさ、リーダーらしさがうかがえます。

声優

ゆかな
(出典:声優まとめ.com)

声優はゆかな(野上ゆかな)さんです。ゆかなさんは子供の頃はインドア派で病弱だったこともあり、読書や広辞苑・六法全書など、更には電話帳を眺めて過ごすこともあったそうです。小学校時代は祖母がなりたかった職業である薬剤師になりたかったそうです!高校時代には文芸部に所属して友達とお茶会ばかりしていたそうですが、入須冬実も奉太郎とお茶を一緒に飲むシーンが多く、その点から言えばゆかなさん自身とも類似するキャラクターであるといえそうですね。

代表作は
・『ドラゴンボール超』のケール
・『機動戦士Zガンダム』劇場版のフォウ・ムラサメ役など。

ゆかなさんの演技で入須冬実の強烈で掴みどころのない性格をうまく伝えられていると評判がとてもいいです!入須冬実の人気はゆかなさんの演技によるものと言っても過言がないほどです。

入須冬実は原作「愚者のエンドロール」に登場

愚者のエンドロール
(出典:Amazon)

入須冬実は原作『愚者のエンドロール』にも登場する人物ですが、アニメと同様奉太郎に脚本の犯人探しをお願いするという流れで登場します。映画は未完成で結末まで用意されておらず、奉太郎含む古典部が脚本を推理する「探偵」役を依頼されます。

当作の主人公サイド以外のメインの人物であるため、アニメ氷菓においてもほとんど性格や役割に違いがありません。アニメの方が少し出番が増えているぐらいです。

【初登場】入須冬実と古典部の出会いは?

入須先輩 初登場
(出典:#8)

入須先輩が古典部と出会ったきっかけは、8話冒頭にチャットで彼女のクラスが撮影していたミステリー映画の犯人を捜し当てることを奉太郎に依頼したことからです。

彼女の2年F組は、映画の脚本を担当したクラスメートが脚本を途中で止めてしまい、撮影が進まずに困っていました。そこで彼女がそれまでに撮影した映像をてがかりにその脚本の犯人を割り出してほしいと幼馴染のえるに頼んだことが、入須冬実と古典部の出会いです。奉太郎自身は「省エネ」を心がけているのではじめは乗り気ではありませんでしたが、上記の入須先輩の交渉力によってやる気になり、自ら進んで彼女のクラスに協力していきました。

【氷菓】入須冬実の魅力4選

入須冬実は少し性格的に強そうな印象ではありますが、その中にもかわいい一面や人としての温かみを感じさせる魅力もあります。ここでは入須冬実の魅力について書いていきます。

色白


(出典:#8)

まず入須先輩の魅力といえばその美貌です。黒髪とロングヘアでキリッと締まった顔つきをしていて美しいですね。その色白さが黒髪と対照的で印象的なイメージを持たされます。全体としてミステリアスな雰囲気を醸し出しており、氷菓のキャラクターとしてはぴったりの風貌と言えます。

ぬいぐるみ


(出典:#17)

なんといってもクールで隙のない入須先輩のかわいい一面が見れるのが17話のぬいぐるみを見つめているシーンです。入須先輩がほぼ唯一と言ってよいほどの柔らかい表情を見せているシーンで、その劇中での活躍ぶりや性格からはギャップのある入須先輩を見ることができます。

人を動かす力


(出典:#10)

入須先輩はそのクールな性格ながらも友達思いの優しい女性です。しかし、それだけでは状況を変えることができません。入須先輩がリーダーとして優れている理由はその状況を変えるための人を動かす力を持っていることです。奉太郎を説得して動かしたのもその交渉力からであると言えます。入須先輩は他者がどうすれば動くかということについての洞察力が凄まじく、周りに効果的な働きをすることができます。

情に厚い


(出典:#11)

入須先輩は上記の通りクールで少しとっつきにくい人物に見えます。更に、実は入須先輩は奉太郎をだまして利用するという展開になります。しかし、これはクラスメートがうまく脚本を作れなかったことをなかったことにして傷つけないようにしようという優しさから出た行動なのです。このように彼女は情の厚さを持ち合わせているのです。

【氷菓】入須冬実の名シーン

入須冬実はその登場回数の少なさながらもファンの間でも有名なシーンに登場します。この項では彼女の名シーンを掘り下げて解説します。

奉太郎を説得するシーン(10話)

この答えはその補欠にはあまりも辛辣に響いたと思うけど、どう思う?
(出典:#10)
入須先輩は奉太郎が「氷菓」事件を解決したということを耳にしており、その推理能力を買い上記の犯人探しをするよう頼みます。しかし、奉太郎は性格上めんどくさがりで、はじめ難色を示しましたが、入須先輩は彼を「この答えはその補欠にはあまりも辛辣に響いたと思うけど、どう思う?」という言葉で説得しました。つまり、奉太郎の過度な自己否定をいさなめつつ評価していることを伝えました。彼女の言葉選びの的確さや鋭さが光ったシーンです。

奉太郎に本心を告げるシーン(11話)

入須冬美 真相
(出典:#11)
奉太郎は入須先輩に褒められたことで嬉々として「探偵」役になり謎を解決し、無事上映されます。しかし、古典部からはいい反応をされませんでした。なぜかというと、脚本では必須だったアイテムが使用されていなかったからです。実は脚本を書いていた本郷が思い描いていた結末とは違う映画がクラスメイトのアドリブで作られてしまっていて、奉太郎は入須先輩にそそのかされて「探偵」ではなくその「脚本」を作らされていたのです。そして後日彼は騙されていたことに怒り、自分を褒めたことは嘘だったのかと入須先輩に問いただします。そこで彼女は「心からの言葉ではない。それを嘘と呼ぶのは、君の自由よ。」と言い放ちました。目的のためなら人を陥れることも厭わないその悪どさがありながらも、それはクラスメイトを思っての行動でもあります。そんな入須先輩のリーダーとしての強かさを象徴するシーンです。

【入奉】入須先輩と奉太郎の関係は?

入奉
入須先輩と奉太郎の関係が気になりますね。2人は恋愛に発展するようなことはあるのでしょうか。

出会い

入須先輩が古典部と出会ったきっかけは、8話冒頭にチャットで彼女のクラスが撮影していたミステリー映画の犯人を捜し当てることを奉太郎に依頼したことからです。
彼女の2年F組は、映画の脚本を担当したクラスメートが脚本を途中で止めてしまい、撮影が進まずに困っていました。そこで彼女がそれまでに撮影した映像をてがかりにその脚本の犯人を割り出してほしいと幼馴染のえるに頼んだことが、入須冬実と古典部の出会いです。奉太郎自身は「省エネ」を心がけているのではじめは乗り気ではありませんでしたが、上記の入須先輩の交渉力によってやる気になり、自ら進んで彼女のクラスに協力していきました。

『愚者のエンドロール』終盤

しかし、上記の通り、実は奉太郎は入須先輩にいいように扱われていました。あんなにかわいい先輩から能力があると褒められれば誰でもその気になってしまうと思います。「愚者のエンドロール」編ではお互いに後味の悪い結末となってしまいましたが、入須先輩が奉太郎をコントロールしているという構図はコメディなどでなかなか面白そうなコンビになれそうではありますね。

【氷菓】入須冬実のss・同人誌

氷菓の人気キャラクターである入須冬実のSSはpixivなどでたくさん書かれていますが、特に多いのは奉太郎との恋愛関係や、えるとの友人関係を描いたものがおおいです。作中でも奉太郎との掛け合いは印象的なシーンですが、その関係を膨らませたものが多いです。二人の相性の良さがうかがえます。
入須冬実のSSが気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

SS

・入須「カップリング」折木「100の質問」
2人が質問に答えていくだけですが相性の良さがうかがえるssです。
http://morikinoko.com/archives/51899517.html
・奉太郎「入須先輩を激しく狼狽えさせたい」
奉太郎が原作アニメの脚本の事件後に仕返しするというストーリーです。
http://blog.livedoor.jp/ikaros73-sss/archives/54196734.html
・入須「ふふふ、えるには内緒だぞ」 奉太郎「…ごくり」
入須先輩が奉太郎に耳かきをするだけの内容ですがクオリティが高いです。
https://ayamevip.com/archives/37271822.html

同人誌

同人誌は発売されていません。今後、発売されないとも限らないのでチェックしましょう。

まとめ

入須冬実は氷菓の登場人物の中でも登場回数は多くはありませんが、その魅力的なキャラクター性から多大な人気を誇っています。その魅力はリーダーシップの強さと目的を遂行するために奉太郎をうまくおだてて利用する賢さにあり、その内面的な魅力が彼女のクールでミステリアスな外見をより際立たせているところです。そのため彼女が黒幕として登場する『愚者のエンドロール』、及びアニメ氷菓の8~11話は人気のあるエピソードです。

おすすめの記事