リゼロのラムと言えば、赤鬼のメイドです。リゼロはレム人気が圧倒的でラムにスポットライトが当たることは少ないかもしれません。
「ラムとレムの違いがわからないんだけど・・・」
「レムに霞んで、全然記憶にないわ~」
という声も聞こえてきますが、よく見るとラム姉様もなかなか個性的なキャラクターです。
今回はラムの魅力についてご紹介します。
この記事を読めばラムとレムの見分けがつくようになります。
またアニメ1期でも語られた鬼族の過去や気になる
ロズワールとの関係やスバルとの進展、不吉な死亡説について原作ネタも交えて考察していきます。
後半にはラムの可愛い画像もまとめておきました。
この記事を読めばレム派のあなたもラム派にくら替えしたくなるかもしれません。
20年1月から放送の新編集版は2期につながるリメイクが多いです。2期登場のラムのシーンにも力が入っています。
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ラム(リゼロ)の正体は?レムとの違いや人気は?
(出典:4話)
アニメ、リゼロにおいてラムとは王国最高の魔術師ロズワールの屋敷、ロズワール邸に努めるメイドの双子、レムの姉で桃色の髪が良く似合う17歳の鬼族の少女。
あだ名は「ラムちー」
ラムの正体は鬼族で「角なし」
(出典:11話)
ラムといえば、角なしの鬼族です。
リゼロにおいて鬼族とは『森の王』と呼ばれるほど種族的特性によって比類なき戦闘力を持った亜人族のなかでも有数の強者。
鬼族は絶対数が少なく古の習慣を重要視するあまり外界との交流も少なくその数を徐々に減らしていき今では鬼族唯一の生き残りとなってしまったのがラムとレムです。
鬼族の角は戦闘時その頭部から姿を現し周辺のマナをねじ伏せ従わせて自身の戦闘力を飛躍的に高める強さの象徴と呼んでも過言ではないものですがラムの角はその昔、鬼族最後の集落が滅びる原因となった“魔女教”の襲撃にあった際失われてしまいました。
これがラム、レムの外見上の違いです。
角があるのがレム、角がないのがラムと覚えておきましょう。
性格は毒舌&スパルタ
(出典:4話)
妹のレムとは分け目や髪の色など細かな違いはありますが一目で双子であるとわかるほどそっくりですが、胸だけレムとは違い控えめな様
子です。
劇中では一見ポンコツとして扱われますが、レムを気遣う優しい面が意外と多くあります。
性格は冷静沈着、あまり感情を表に出すことはなく主人公スバルに対しては常に毒舌で教育方針もスパルタ、仕事仲間となったスバルを顎でこき使ってる。リゼロファンの間では残念な方のメイドとして認知されていることが多く、妹レムとは違いメイドとしの能力はレムより何段か劣っています。
たまにドヤつきます。
ですが姉としてレムを守るという気持ちは人一倍強く、その様子は常に涼しげな表情も相まってさながらナイトのようです。
レムととはとても仲の良い姉妹で二人の掛け合いではレム同様にとてもかわいいラムの一面を見ることができます。
ラム、レムは性格的にも違いがありますね。
声優は『村川梨衣』さん
(出典:アニメイトタイムズ)
ラムの声優は『村川梨衣』(むらかわ りえ)さんです。
愛称は“りえりょん” 年齢は“永遠の12歳”
代表作はリゼロ、ラムを除くと“のんのんびより”『一条蛍』役が有名です。
ラムとレムどっちが人気?
おそらくラムとレムどちらの方が好きかという問いで統計をとるとラム派が少数、レム派が大多数となるでしょう。
というのもこれには原因があり端的にいうとストーリーがレムにフォーカスしたストーリーしかなく大多数のリゼロファンはラムに感情移入しずらかったというのが一番の原因であると思われます。
レムは劇中後半でスバルに好意をよせデレデレ状態となりスバルがエミリアに思いを寄せていると知りつつも献身的にスバルを支え続け、一言で表すと正に“良い女”といった様子で万人受けするキャラクターだといえます。
一方のラムは主人公に対し常に毒舌、スパルタ、で手厳しい面が目立ちますが一部コアなファン層からするとむしろご褒美とも言える仕様をしておりレムと違い万人受けこそしないかもしれませんが、むしろその仕様を好む方々からはとても根強い人気を獲得しています。
レムの魅力や人気の理由は以下の記事で考察しています。
ラムは不人気ではない!ラムちーがかわいい4つの魅力
(出典:アニメ壁紙ネット)
人気投票では圧倒的レム人気ですが、ラムファンも一定数存在します。
ラムを支持する声をまとめると以下の4つが多いですね。
かわいいラムその①メイド服
ロズワール邸でメイドとして働くラムのユニファームは白と黒をベースとしたパッとスタンダートなメイド服ですが少し短めなスカートに白のタイツ、服の上からでもボディラインがわかってしまうような絶妙なタイトさと露出、ラムやレムのような美少女にしか上手く着こなせないでしょう。
かわいいラムその②双子の姉妹
ラムとレムは双子の姉妹というのはあまりにも有名ですよね。
もちろん双子なので歳も誕生日も一緒で二人とも17歳です。
二人の誕生日である2月2日にはSNS上で二人の誕生日を祝うコメントが数多く投稿され、『アニメ!アニメ!』で行われた“一番好きな双子キャラは?”アンケートで2017、18年の二年連続、第一位を獲得しました。
かわいいラムその③ドS担当
一見、無害そうな美少女メイドのレムですがその正体は見た目に反してかなりの毒舌使いです。
劇中で冷ややか目でスバルを見下し辛辣なセリフを浴びせるご褒美シーンが多々あります。
スバルに対しての毒舌は劇中最強で面と向かって「頭がおかしくなったみたいね」「弱そうだから」「ちょろそうだから」とSっ気満点のセリフを浴びせ続けます。
そんなブレないドSさがラムの魅力の一つと言えます。
かわいいラムその④メイドとしてはポンコツ
何でもそつなくこなすレムとは対照的なラムは劇中、自分がらくするためと言いながらスバルにメイドの仕事をスパルタ指導しますがそんなラムにも料理をするシーンがあり得意料理は“ふかし芋”です。
ふかし芋は料理としてかなり微妙なラインですが、自信満々にふかし芋をスバルに振る舞う姿はあまりにも可愛らしく一見の価値があります。
ラムの名言・名シーン
(出典:7話)
アニメ1期ではラムのポンコツさや優しさが現れているシーンがたくさんありました。
実はこのラムの名言にこそ、彼女の魅力が隠されています。
その粗末なものをしまいなさい
「その粗末なものをしまいなさい。残念だけど、ラムは入浴を済ませた後だから着替えたりしないわ」
(出典:5話)
全裸のスバルをみて一言。
さすがのお姉様。スバルのイチモツごときでは動じません。
後で行くから部屋で待っていなさい
ラム「ところでバルス。この後は何か?」
スバル「何かもクソも寝るだけだよ」
ラム「それじゃ、後で行くから部屋で待っていなさい」(出典:5話)
可愛い子にこんなセリフ言われたら男の子なら勘違いしちゃいますね。
決まっているわ、ラムが・・・いいえ・・・楽をするためよ
ラム「決まっているわ、ラムが・・・いいえ・・・楽をするためよ」
スバル「言い直せてねーよ。マジブレねーなお前」(出典:5話)
スバルの寝室にて。メイドの本分を欠いた一言。
そしてこの後の氷の見下し顔がセットでラムっぽい。
髪が気になるから、さっきからずっとバルスを見つめてるんでしょ。
(出典:5話)
ラム「髪が気になるから、さっきからずっとバルスを見つめてるんでしょ。」
(出典:5話)
後からみるとこのシーンはラムの気配りが現れているシーンです。
レムの隠しきれない殺意をラムがフォローしているシーン。
何気ない瞬間ですが、こういうところがレムから信頼されるポイントなんでしょうね。
つまらない答え
「つまらない答え。どっちとも仲良くしたいだなんて。お客様は浮気症で優柔不断ね。いつか後悔するわ」
(出典:6話)
「泣いた赤鬼」に二人で解釈を重ねる二人。
鬼族の過去もあるからか、自分、レムと赤鬼、青鬼を重ねるラム。スバルはどっちとも仲良くすると明るく答えます。
ラムはこのセリフを言いながら何を思ったのか。深いです。
やっと見つけた。もう絶対に逃さない。
「やっと見つけた。もう絶対に逃さない。」
~~
~~ラム「絶対に殺してやるーーーーー!!」
スバル「なら俺は・・・絶対に助けてやるーーーーー!!」(出典:7話)
レムが何者かに呪殺されてしまい、激高するレム。
この表情・・・素晴らしい。
このギャップこそがラムの魅力でしょう。
この憎しみの大きさこそ、彼女の背負ってきたものであり、レムへの愛情の深さを物語っています。
(出典:7話)
そしてスバルから
「俺が!お前らを!大好きだってことをだよ!」と言われた時の
不意をつかれた表情も素晴らしい。
間者の疑いを晴らす機会を完全に逃してしまったスバルは思いもよらぬ行動に出ます。
ラムとスバルのすれ違い。
このシーンはリゼロ第一期の全シーンの中でもトップクラスの名シーンです。ぜひ新編集版で見返してください。
20年7月8日開始の2ndシーズンも配信されています。
ラムのかわいい画像・イラスト・コスプレ
ラムのイラスト、壁紙、コスプレに以下のようなものがありました。
(出典:prcm)
(出典:アップメディア)
ラムと言えばやっぱりドヤつき。
noドヤ顔,noラムちー。
(出典:ファミ通)
ハワイアンな感じもいいですね。
(出典:トレコロ)
ゴミムシを見るような目!
M男子にはたまらないのではないでしょうか!?
(出典:otamart)
ラムのコスプレに使えるウィッグを発見。
定価:3,800円でした。
(出典:YouTube)
双子の家庭教師。元気ハツラツでいい感じ。
(出典:Twitter)
一番おすすめはこちら↑。
ツインテールラム。ヤバいです。
レムに内緒で慣れないオシャレをがんばってる感じ。
ディテールまで作り込まれていて素晴らしいと思います。
ラムとロズワールの契約が気になる!魔女教との関係は?
(出典:4話)
ラムで気になるのがロズワールとの関係です。
アニメでは、ロズワールの腕に抱かれている描写ありましたよね。
実はラムら鬼族の過去とロズワールには深い関係があったのです。
鬼族ラムの過去とは?魔女教の関係は?
(出典:11話)
冒頭でも触れましたが、ラムとレムは鬼族の双子です。
ラムがロズワール邸でメイドになっている理由
アニメでロズワール邸のメイドをしているラムとレム。
鬼族唯一の里で平和に暮らしていた幼少期のラムとレムはある日、“魔女教”と呼ばれる者達の襲撃により滅ぼされてしまいます。
400年以上前に世界を滅ぼしかけたとされる“魔女”を信仰する者達でその目的は魔女の復活とされていますがその多くは原作でも謎のままです。
ラムは鬼族の中でも希代の角の美しさとマナ吸収能力を持ち幼少頃すでに鬼族最強を誇っていました。妹レムを守るためその力を振るい魔女教を次々と葬っていったラムでしたが一瞬の油断を突かれその角を失ってしまい最強だった力の大半を失ってしまいます。
後にロズワールに救われますが角を失ってしまったラムは鬼としての戦闘力のみならず生命活動に必要なマナの吸収も難しくなってしまい日常的にマナ不足による体調不良と苦痛を強いられてしまい、そのためメイドとしての職務を十分に行えなくなってしまったようです。
一見ポンコツでドヤ顔が得意なだけのラムですがこのような過去がありました。
ラムとレムの二人にしかわからない深い想いがあるんですね。
“魔女教”の事実はアニメ1期でも説明されていますよね。
実は、原作では魔女教の襲撃とロズワールに深い関係があったのです。
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ここからは原作ネタバレありです。
鬼族の襲撃はロズワールが犯人だった?
表面上は王国最高の魔術師ロズワールの屋敷、ロズワール邸に匿ってもらうような形でメイドとして働くことで魔女教襲撃は解決を見せます。
実はこの襲撃はロズワールの指示によるものだったと原作第4章で明らかとなります。
魔女教の大司教と呼ばれる幹部達は“福音書”と呼ばれる己の未来が書き記された書籍を所持しているのですがロズワールもこれを持っており、ロズワール自身その福音書通りの未来を何よりも強く願っています。鬼族の里、襲撃の理由について原作でも深くは語られていませんがおそらくはこのロズワールの福音書にそのような記載があったのでは?という考えが一番有力です。
ラムとロズワールの関係
ロズワールとは宮廷筆頭魔術師で六属性全ての魔法に適正をもち彼一人で軍隊の戦力に匹敵すると言われ無尽蔵のマナを保有していると言われています。
劇中でラムはロズワールの膝にすわり胸に手当て、体を寄せるシーンがありますが、これは自身では必要なマナの吸収が困難なラムのマナを補うためロズワールが不足分を補填している光景でラムにとってとても重要な儀式となっています。
まあ、ラムが角を失ってしまう原因をつくったのはロズワールなのですが…。
ロズワールはラムらを助ける際ラムが逆らわず従順な下僕となるよう主従の契約をお互いの魂に刻み込んでしまいます。
要するに、ラムは敵役がロズワールに想いを寄せているということになるのでしょうか??
それともただ縛られているだけ??いびつな関係な臭いがしますね。
魂の契約
その契約とは“ロズワールが福音書通りに歩めているかぎり従順であること”
ちなみにロズワールの未来が福音書通りにならなかった場合、逆に今度はラムがロズワールを好きにできる権利を得るらしいです。
魂で行う契約とはもっとも重い契約らしくその契約を違えた場合かなりのペナルティが課せられるそうです。
ですがこの二人の関係、ただの恩人や主従関係ではとどまりません。
ラムのロズワールに対する想い
原作15巻、第4章で急展開を見せます。
ロズワールが福音書に執着するあまり過ちを犯し続けていることを止めるためラムとロズワールが衝突する直前でラムは里を襲った黒幕であるロズワールに対し愛情を抱いてしまった、だから止めたいのだと告白するシーンがあるのです。
いつも余裕ありげに振る舞っているロズワールもこれには予想外過ぎて同様を隠しきれておらずアニメ二期では今までにないロズワールの姿も見ることができそうです。
【原作ネタバレ】ラムの死亡説の真相は?
ネットを見ていると「ラム 死亡」のような不吉なワードを見かけます。
どうなのでしょうか?ここからはラムの死亡説について真相を究明します。
第一期(1章~3章)
ラムはアニメ第一期、スバルの力によって無事生還できますが一話の中で二度も死んだ姿を晒してしまうラムファンには辛すぎる回があります。一話で二度も死んでしまうヒロインなんてそうはいません。
ですが、アニメ版ではスバルの死に戻りによって助かっています。
第二期(仮)(4章以降)
ー怒りに任せた炎弾が少女の身体を貫いたー
原作第4章クライマックスで一度は完全に死んだと思われたラムは生還を果たすことができます。
そして怒りのあまりラムを死の淵まで追いやってしまうのはロズワールです。
というのもロズワールは福音書に執着しその通りの未来を歩むことを何より願っておりましたがスバルがイレギュラーとなり思うよういかなくなってきます。
それに対してラムはロズワールとの契約はすでに満了し盲目的に従順である必要はなくなりロズワールに反する行動をとることができるようになります。
ですがロズワールは福音書を違えている事を認めようとせず結果、二人は平行線上のまま対話では解決できず、ロズワールは六色の炎弾を、ラムは風の刃を放ち二人の戦いが始まってしまいます…が、力の差は歴然でラムの力と思いは遠く及びません。
それでもラムは一瞬の隙を突き福音書を奪い取るとロズワールが放った炎を利用し焼き払ってしまいます。
ラムの目的はロズワール倒す事ではなく、その眼を曇らせ盲目的に信仰している福音書だったのです。
ですがロズワールは自分が今まで信じてきた、人生の全てであった福音書を奪われた怒りで我を忘れ、ただ怒りのままに自身の炎弾でラムの身体を貫きます。
ただ呆然と立ち尽くした後、ラムを抱きかかえるとラムはすで息をしていません。
それからロズワールはいつもの儀式のように自身のマナを額から送り込みますがラムの身体は貫かれたまま回復することはありませんでした…。
ですが呆然とラムに魔力を送り続けるロズワールのもとにエミリアとスバルが合流しエミリアがラムの様態を観たところ微かな脈があるのを感じ、無事に生還を果たすことができます。
・・・と原作の情報でも一度はピンチに陥るものの、ラムは無事生還します。
結論としては「ラムは死亡しない」が有力ではないでしょうか。
リゼロは死に戻りアニメですから、アニメでオリジナルストーリーになるとしてもスバルがなんとかしてくれるでしょう。
ラムとスバルの関係は進展する?
(出典:tsundora.com)
ラムの人気ない理由を調査しているとロズワールとできているのような口コミがありました。
レムとは違い、スバル一筋にはならないキャラ。
ロズワールとの進展をみる限り、スバルにはなびかないということでしょうか??
原作15巻、第4章、物語もいよいよクライマックスという場面でロズワールとラムが一騎打ちをします。
ラムは自分を恨んでいるから殺したいと、だから戦うんだね?という問いかけに対してラムは、あんなに共に過ごして、あんなに触れ合ってきたのにこの人はなんで気付かないんだろうとタメ息混じりに…
「私は、ロズワール様を愛しています」
と、なんとも清々しいまでにストレートな告白をします。
このことからわかる通りラムはロズワール一筋でスバルにハーレムエンドが訪れないことがわかります。
スバルについては村人や妹レムを救ったことから多少見直したといった描写もありますが「実力もないのにタイミングの良さだけで上手くいきすぎている不思議さん」程度の評価しかありません。
スバルは最初ラムをいつものように愛称で呼んでいましたが定着せず後に呼び名をラムと改め定着します。
一方ラムはスバルをからかい半分に『バルス』と呼び距離を縮めようとすることはない。
バルスとは我々の認識では某アニメ映画の滅びの言葉ですがこれはただスバルを並べ替えただけにすぎず大きな意味を持っていません。作者の遊び心でしょうか。
まとめ
レムの圧倒的な人気に埋もれそうなラムちーですが、面白い、かっこいいところがたくさんありました。
ぜひ、ラムちーを好きになっていただき、アニメ2期を楽しみにしていただければと思います。