リゼロはアニメ2期も制作が決定しました。
エキドナは原作4章でスバルを墓所の試練にいざなう正体不明キャラです。
エキドナ?サテラじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが。
サテラではありません。
エキドナのビジュアルはすでに公開され、「かわいい!」との声があるようです。
PVをみてもアニメ2期の重要な人物になることがほぼ確定。
今回はそんなエキドナのプロフィールや魅力、名言などをかわいい画像を交えてご紹介します。
また、リゼロではかわいい魅力的な魔女が登場しますね。
後半では7人の魔女(嫉妬・強欲・憤怒・怠惰・暴食・傲慢・色欲)を全員紹介します。
この記事を読めばあなたの知識欲を満たせるでしょう。
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強欲の魔女「エキドナ」とは
出典:Pinterest
アニメ2期で物語にとって重要な立ち位置になることが予想されるエキドナ。彼女はどんなキャラクターなのでしょうか?
まずはエキドナがどういったキャラクターなのかご紹介していきたいと思います。
アニメ2期2話(27話)にエキドナ様降臨
(出典:リゼロ2期 #2)
2020年7月15日にリゼロ2期の2話(27話)が公開。ついにお茶会でエキドナ様のお姿を確認できました!
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エキドナの正体は「強欲の魔女」
アニメ2期の最重要人物とも言えるエキドナとは?その正体は400年以上前にこの世のありとあらゆる叡智を求めた「強欲の魔女」です。
一人称は「ボク」。400年前に『嫉妬の魔女』によって滅ぼされ既に故人であり、現在は『聖域』の中心にある墓所の遺跡に精神のみの存在として囚われています。世界のあらゆる知識を得ることを至上の喜びとして、自らを知識欲の権化と自称するほどの知的好奇心の塊のような人物です。知りたいという感情を「愛」と呼び、それに違わず自らが知り及ばない事に対しては尋常ならざる興味を示します。知識を求め様々な人々と触れ合い、彼女の得た知識を求めて世界中の人々が彼女の元を訪れていました。
性格は最悪?
スバルは当初「エキドナを付き合いやすい奴」として接していましたが、魔女の茶会で契約を持ちかけられた際に彼女の本性を知ったことで彼女と決別します。「強欲の魔女」の二つ名を持つ彼女の知識欲は常識の範疇を超えており彼女の行動は全てその飽くなき知識欲を満たすためです。彼女には人としての感情が欠落しています。他人との接触自体には興味が無く、あくまで「知識欲を満たすため」の手段でしかないのです。
そのため
・スバルの弱みに付け込んで、不利な契約を持ちかける
・信じて待ち続けるベアトリスを400年放置する
などの腹黒さが見受けられます。
知識欲
彼女の行動原理ともなっている知識欲は「強欲の魔女」と呼ばれる所以にもなっています。スバルを自らの思惑に引き込もうとした際のスバルへの台詞が半端ではなく長いことを見ても彼女の知識への熱意は相当なものだということがうかがえます。
僕はただ、君が見る景色を、君が聞くメロディを、君が紡ぐ物語を、特等席で見ていたいだけなんだよ。それを感じていたいだけなんだよ。君から生まれる『未知』を、知れる立場にありたい。ただそれだけのことで、満足ができる
引用: 原作12巻第六章より
知識欲を満たすためにスバルに何度も死に戻りをして貰い、様々な可能性を見たいと訴えるその言葉はまさに強欲の魔女と呼ぶにふさわしい台詞ですね。
声優
2019年12月時点ではまだ発表はありません。個性的なキャラクターを演じるのがどの声優さんになるのか今後の情報を楽しみに待ちましょう。エキドナには数ページにも及ぶ有名な長い台詞があるのでその部分がどういった演出になるのかにも注目です。
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エキドナ様のかわいい画像・イラスト
まずは「エキドナ様のビジュアルがよくわからん」という方のためにかわいい・かっこいい・美麗イラストをまとめました。
出典:Twitter
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しばかれたいです!!!
う~ん。
エキドナ様のビジュアルをみると、かわいさとかっこよさを兼ね備えた容姿をされていますね。
エキドナがかわいい!魅力を知る4つのポイント
出典:Twitter
ここまでエキドナがリゼロのストーリーにおいてどれだけ重要な存在かをお伝えしました。次はエキドナの内面やその性格についてお伝えしたいと思います。
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1.スバルの「死に戻り」の理解者
聖域での試練の中でスバルは「死に戻り」について初めて他人に打ち明けることができました。その相手がエキドナです。彼女は未知の知識への「愛」ゆえにスバルにアドバイスをするなど協力してくれます。その様子に魔女にマイナスのイメージを持っていたスバルも徐々に心を許していきます。結果的に本性を見破ったスバルには振られてしまいますが、エキドナの愛ゆえの行動は一見の価値ありです。
2.誰もが吸い寄せられてしまう見た目
雪のように白い髪と肌、知的な黒の双眸を持つ彼女はみれば誰もが吸い寄せられてしまうような美しさだといわれています。また、試練を乗り越えて墓所に祀られているエキドナを見たエミリアはその見た目の美しさに見入ってしまいます。公式イラストが公開されたあとのネットの反応をみてもその評判は上々なようです。スバルの試練にあらわれる制服姿のエキドナも必見です。
3.スバルに熱弁した後に我に返って赤くなってしまう
普段は知的で思わせぶりな言動が多いエキドナですが、未知のことがあればそれを追い求めずにはいられません。またスバルの考えに同調したエキドナが自身の考えをスバルに熱弁する場面があるのですが、ふと我に戻った時に少しばかり興奮したことを恥ずかしがって赤面してしまうシーンがあります。その後もスバルに問い詰められてたびたび赤面したりするのですが、こういう年相応の反応をみせる彼女は貴重でとてもかわいいです。
4.サテラとエミリアは苦手?
出典:Pinterest
強欲な性格のエキドナですが、苦手なものもあります。
エキドナはサテラとエミリアに対して凄まじい嫌悪を抱いています。最初の試練を乗り越えたことをエミリアには労いではなく悪態をつくなど露骨な態度で接しています。
また、残りの試練についてもエミリアの無様な苦しむ姿に期待するといい残すなどあからさまな態度をとっています。サテラに対しても他の魔女たちのように名前で呼ぶのではなく、『嫉妬の魔女』と呼んでいます。
エミリアが第二の試練を乗り越えた時には「君が憎い」といい残して消え、最後の試練を乗り越えた際にはエキドナがあらわれることはありませんでした。
サテラとエミリアを嫌う理由とは?
ここまでエミリアとサテラを嫌うのはなぜなのでしょうか?第一の試練を乗り越えたことを伝えたあとにエミリアは母親にそっくりな性格をしていてそれがエミリアを嫌う理由だと吐露する場面があります。もちろん他にも理由はあるようなのですが、しっかりとした理由は『聖域』をめぐる一連の事件が解決する原作15巻まで明らかにされていません。おそらくは
・かつてサテラに食われて滅ぼされたため
・そのサテラにエミリアが似ているから
などの理由が挙げられるのではないでしょうか。
物語の根幹にかかわる重要な部分なので今後明かされる情報をから目が離せませんね!
このようにエキドナは知識欲の塊ですが女の子らしく可愛らしいく魅力的な一面もあります。
エキドナ【強欲の魔女】はアニメ2期の重要人物
アニメ1期の続きは4章(原作10巻)からです。聖域という場所を訪れて、結果から出られなくなってしまったスバルとエミリアはエキドナの用意した墓所の試練をクリアしなければいけなくなりました。スバルは夢の中で開かれる魔女の茶会に招待され、エキドナを含め、サテラ以外の6人の魔女に出会います。
エキドナはアニメ2期の重要人物になる可能性が高いでしょう。ここからは2期のストーリーやエキドナの役割について解説していきます。
2期はスバルがエミリアを救った直後から始まる?
アニメ2期のストーリーはまだ公開されていませんが、2019年3月に2期制作決定の初報があった際に公開された公式の動画では、これまで出会った人々の死体の山の間をスバルが歩き、エキドナのもとに向かうシーンで終わっています。
ここでは憶測になってしまいますが、原作をもとにしてアニメ2期のストーリーとなるだろう流れをご紹介していきたいと思います。
原作ではスバルがペテルギウスを倒すため奔走していた裏で起きていた事件をきっかけに新章は始まります。
白鯨討伐の後、クルシュ一行とそれに随伴したレムは王都に帰還しますが、帰路につく彼らを、大罪司教の『強欲』担当レグルスと『暴食』担当のライが襲撃し一団は壊滅してしまいます。事態を知らず王都に帰還したスバル達を待っていたのは記憶を失って別人のようになってしまったクルシュと『眠り姫』という状態に陥り眠り続けるレムなのでした。
レムの眠り姫状態や復活や以下の記事で解説しています。
クルシュ・カルステンの記憶について詳しくは以下の記事を読んで下さい。
かつて自分を英雄と呼んでくれたレムを必ず取り戻すことを誓ったスバルは、エミリアとオットー、同行していた村人とともにロズワールやラムの待つはずのメイザース領に帰還するのでした。
ロズワールを追いかけて「聖域」へ
レムを連れてメイザース領に帰還する二人でしたが村人が誰もいないことを不審に思い屋敷に急ぎます。 誰もいないはずの屋敷にはかつてロズワール邸でメイドをしていたというフレデリカという女性がおり、彼女やベアトリスの助言もあってスバル達はロズワールが向かったという『聖域』へと向かい、そこで『強欲の魔女エキドナ』と出会い『魔女の茶会』に招かれるのでした。
新しい展開としてフレデリカのほかにも1期で登場したアーラム村の女の子、ペトラもロズワール邸で働くこととなります。また、1期で一番初めにスバルの「死に戻り」ループの原因になった「腸狩り」エルザ・グランヒルテ、エルザが妹と呼ぶ「魔獣使い」メィリィ・ポートルートなどが敵対勢力として現れがあらわれスバルの前に立ちふさがります。その他にも『聖域』でガーフィール、リューズ・ビルマ、それに『強欲の魔女』エキドナを中心として新しいキャラクター達が登場します。
『聖域』とそれにまつわる過去の話、試練など様々な要因と登場するキャラクター達、それぞれの思惑を持ってスバルの新しい物語は進んでいきます。
エキドナの結界を解くため墓所の試練に挑む?
かつて『嫉妬の魔女』よって滅ぼされたエキドナは、現在でも『聖域』の墓所で精神体として存在しており、復活の機会を伺っています。『聖域』を開放するための試練を与える存在で、資格を得たスバルとエミリアはアーラム村の人々を開放するため試練に挑みます。墓所を訪れたスバルに興味を持ち、「死に戻り」の能力を持つことを明かしたスバルの精神的な拠り所として協力を持ちかけますが・・・エキドナの思惑は前述したとおりです。
エキドナはレムの症状を治すためロズワールの協力を得るため、また『聖域』でガーフィールによって軟禁状態になっているアーラム村の人々を救う上で無視できない存在なのです。
アニメ2期の導入になりそうな原作のストーリーを紹介しました。
【1期】エキドナは主要キャラとも関係が深い
1期で意味深な行動が多かったロズワール邸の面々でしたが実はエキドナと切っても切り離せないほど深い関係にあります。ここではエキドナと関係の深い人物のその関係性についてご紹介します。
ロズワールの師匠?
出典:reddit.com
1期からアニメをご覧になっている皆さんはロズワールの正体について気になっている事でしょう。尋常ならざる魔力を持ち、魔法使いとしての実力は作中でもトップクラスとして描かれています。そんな彼はかつてエキドナと師弟の関係にありました。
といってもエキドナは400年前の人物であり現代のロズワールと知り合えるわけがありませんよね?
そのカラクリはなんと初代のロズワールが子孫に代々意識を乗り換えてきた存在なのです。ロズワールという名前は世襲制のものであり、その中身は初代のロズワールの意識が宿っています。
400年前に高い素質を持っていたロズワールはエキドナに見いだされたことでその実力を開花させていきました。また、師弟という関係以外にもロズワールはエキドナに対して想いを寄せていました。しかし想いは叶うことなく彼女は魔人との戦いで命を落とします。エキドナが亡くなったのち、自分の魂を子孫に乗り移らせることでエキドナを必ず復活させるという強い意志のもとに後述する彼女の遺した意に沿って行動します。
400年前エキドナが遺した『叡智の書』を所持しておりその記された内容に従って、また師匠であるエキドナに再会するために今も彼女の思惑に沿って行動しています。スバルが何らかの方法で「時をさかのぼる力」があることをこの本の情報から知っていました。アニメ1期の展開もすべてはこの本の思惑に従った結果であり、ロズワールは実のところ1期の黒幕ともいえる人物です。
叡智の書とは
エキドナが遺した福音書であり外装は魔女教のそれと酷似しています。所有する者の未来を示し、より良い道へ導くとされる預言の書で、弟子であるロズワールとオリジナルの性能が限定された劣化版をエキドナの娘であるベアトリスがそれぞれ所有しています。また勘違いしがちですがこの本を持っているからといって魔女教というわけではなく無関係である、とロズワール自身が明言しています。
ベアトリスの母?
ロズワール邸の書庫を守るベアトリスは実はエキドナが400年前に生み出した人工精霊です。エキドナのことをお母様と呼び、自分の全てはお母様のためあるというほどエキドナを慕っています。
ベアトリスはエキドナに『その人』が来るまでロズワール邸の禁書庫を守るよう言いつけられており、今でもそれを健気に守って『その人』を待ち続けています。実は『その人』などいないことは前述したとおりなのですがベアトリスはそのことを知らされていません。
ベアトリスとエキドナの関係については以下で詳しく解説しています。
パックとも契約?
パックは、ベアトリスと出自を同じくする大精霊だ。しかし、彼は魔女エキドナと袂を分かち、『聖域』が生まれるよりずっと前に別れ、それきりだった。
出典:原作15巻第7章
この文章から分かるようにパックはベアトリスと同じくエキドナに生み出された人工精霊です。ベアトリスがパックのことを「にーちゃ」と呼んでおり、パックはベアトリスを「妹」と呼んでいましたが本当に兄妹だったわけですね。
ベアトリスと出自を同じくするパックは同じくエキドナと何らかの契約を交わしていると考えられます。忘れていた何かを思い出し、ウェブ版第四章72の発言から元は違うものとして存在していたのではないのでしょうか。その台詞や一人称から父親だったのではないかと推察されますが確かなことは言及されていません。
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エキドナ【強欲の魔女】の契約とは?スバルは契約するのか
出典:Pinterest
試練に挑んでいく中でスバルの「死に戻り」の能力を知ったエキドナはスバルに対して契約を持ちかけます。ここではそのスバルが契約を断るまでの一連の流れについてお話しようと思います。
エキドナはスバルが好き?
まず前提としてエキドナはスバルに対して好意を抱いていますが、それはエミリアやペトラのような好意とは違います。エキドナの好意は未知に対する『愛』。スバルはエキドナの知らない能力を持ち、その能力を使えばエキドナはこの世に起こりうる全ての事象を観測できるとなればスバルに対して前述の『愛』を抱かずにはいられないでしょう。
第二の試練をスバルが受けた際にはスバルの心を抉る光景を見せ、挫けたスバルを献身的に助けようとする一面を見せますが、それはスバルを信用させるための計算でした。一般的な好意とはちょっと違いますね・・・。
エキドナとスバルの契約とは?
原作のストーリーはスバルに対して死に戻りを理解するフリをして、自らの持つ知識で望む未来を手に入れるためのサポートをすると契約を持ちかけますが、他の魔女があらわれ忠告をしたことでスバルはエキドナの真の思惑に気づいてこれを断ります。
エキドナがスバルに与えるのは自らの持つ知識。「死に戻り」を誰にも打ち明けることができず、毎回悩み苦しみながら苦難を乗り越えてきたスバルに、『強欲の魔女』たる彼女の知りうる知識を持って最良の未来を勝ち取るための協力をすると持ちかけます。
この提案にスバルはデメリットを考えず飛びつこうとします。それほど彼にとって魅力的な提案でしたが、その支払うデメリットはエキドナが知りたいと思う全ての事柄を観測できるまで死に続けなければならない、そのあとその時点での最高の展開にスバルを導くというものでした。「死に戻り」を最終手段として考えているスバルに対し、エキドナは「死に戻り」の力を手に入れること自体を目的としていた訳ですね。これでは目的と手段あべこべになってしまっています。
「ゼロカラカサネルイセカイセイカツ」とは
もしスバルがエキドナと契約してしまっていたら、というウェブ版で公開されたifストーリーです。そこではエミリアたちの陣営は王選の最有力候補となっていますが皆どこか幸せではないような描写が目立ちます。そこでのスバルは午後の天気をペトラに伝えるため、というほんの些細な理由だけで死に戻りをするような狂人になってしまっています。
【原作ネタ】エキドナ(強欲の魔女)の謎
出典:Twitter
2期のストーリーになると思われる原作のストーリーやエキドナの行動の目的について触れてきましたが、次は作中で語られているエキドナの謎をご紹介します。
エキドナは二人いるの?
スバルたちに試練を与え会話をしたエキドナと。彼女の墓所で棺の中におさめられているエキドナと思われる人物は見た目が違っている描写があります。
すでに故人であるエキドナは現在では精神のみの存在となって墓所に存在しています。 なぜ見た目が違っているかは原作小説では明言はされていません。
全ての試練を乗り越えたあとに開かれた墓所の最奥で棺の中に祀られている女性を見たエミリアは、
「――エキドナに似ているけど、誰なの?」
出典:原作15巻第四章
といっており出で立ちは似ていても見知らない女性だといっています。のちにスバルがベアトリスと墓所を訪れた際にベアトリスは棺の中のエキドナは彼女の知る姿と一致しているといっています。
これらのことや、第一の試練でスバルの前に制服姿で現れたことから相手の状況に合わせて姿を変えているだけで同一人物である可能性もあります。
エキドナ二人説は「精神」と「肉体」のことを二人と呼んでいる可能性が高いですが
原作では名言されているシーンがないため、推測となります。
エキドナは転生している?
原作15巻の最後の部分でエキドナはロズワールの知識を使い、新しく転生を果たしオメガと名乗ります。
アニメ1期でも大罪司教のペテルギウスが指先と呼ばれる予備の肉体に乗り移る精神体であるということはアニメ1期でも語られていました。ペテルギウスは邪精霊でありもともと肉体を持ちません。適合する肉体ならば強制的に乗っ取ることのできるペテルギウスにたいして、エキドナは生前人間であったので転生を成功させるためには適合した器が必要になるなど前提条件が違っています。
ロズワールは子孫という適合した器が用意できたもののエキドナにそれはありませんでした。
そもそもなぜエキドナは転生をしようと考えたのでしょうか。もともと生前のエキドナは人並みに死を恐れており、不老不死の研究をしていました。ですが道半ばで彼女は殺害されてしまいます。
そしてロズワールがいつか師匠と再会するべく魂を子孫に移す方法を編み出したことは前述したとおりです。エキドナはこの方法をなんらかの手段で知り、後述するリューズのうちの一体に魂の一部を植え付けることで徐々に人格を支配していきます。エキドナの人格を宿したこのリューズの肉体は『聖域』の解放とともに消滅し、その魂が転生用の肉体に乗り移ることで転生を果たします。
リューズとは
出典:MF文庫
リューズはエキドナが転生するための器としてオリジナルのリューズ・メイエルをもとにして生み出した人工の複製体です。スバル達が出会ったリューズ・ビルマを除いて20体以上の数がおり普段は身を隠しています。見た目は11、2歳ほどの見た目ほどといわれ自我を獲得したリューズが聖域の長として村を管理しています。
『聖域』に向かったスバルが試練を乗り越えたのち訪れた『聖域』で出会う村の長にリューズという見た目に反してやけに老成した少女と出会います。彼女はリューズ・ビルマと名乗りスバルたちに様々な手助けをしてくれました。彼女の口から自分は複製体であり、オリジナルは『聖域』の結界の核となるクリスタルと同化したリューズ・メイエルであることが明かされます。
オリジナルとなったリューズはエキドナとは血縁でもなくしょせん他人で言葉も数えるほどしか交わさなかったことをリューズ・ビルマがいっていることからリューズは所詮エキドナにとって最後には転生の器としてしか考えられていないようです。
エキドナの転生用の器として生み出されたリューズたちでしたが、当初エキドナが魂を移そうとした際には拒絶反応が出てしまい不完全に魂を移された複製体はロズワールによって処分されました。
器であるリューズとエキドナの魂は適合性が悪く、魂の形をリューズの肉体に馴染むように変えなければ転生を果たすことができないと悟ったエキドナは悟りました。そこで考えたのが複製体のうちの一体に自分の魂を一部移植してその人格を乗っ取っていくことでリューズに適合するように魂の形を変えることでした。
彼女の目論見は成功しエミリアが結界を開放したことで解き放たれた魂は転生用に用意していたからっぽのリューズに無事乗り移り、転生を果たしましたが完全に適合はしておらず魂が馴染むまでしばらく状況を観察するとして人知れず姿を消します。
空のリューズ・メイエルに、魔女が注ぐ『何か』とは―、
「 ―注ぐのは人格、記憶、知識・・・即ち、魂」
出典:原作12巻第二章
オリジナルとなったリューズ・メイエルはかつて400年前に魔人の襲撃から聖域を守るために結界の核となるクリスタルと同化し、複製体を生み出す素体となりました。
エキドナ【強欲の魔女】の名言・名セリフ
出典:Amazon
ここまでいろいろなエキドナの魅力や内面についてお伝えしてきましたが、この項目ではより彼女のキャラクターが伝わりやすいように名場面と思える場面をピックアップしてみました。
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「―――なるほど。それが君の欲の根幹か。中々に興味深いことだね」
引用: 原作10巻プロローグ『墓所』より
10巻冒頭でスバルとエキドナが初めて出会うシーンでエキドナが放った台詞で、スバルの新たな苦難の幕開けとなった印象深い場面での一言です。
『――再び、君は資格を得た』
小刻みに震えるスバルに、その声は耳元で囁くように聞こえた。
『招こう。―――魔女の茶会へ』
引用: 原作11巻第四章『命の価値』より
「死に戻り」を繰り返すことで死ぬことには慣れていると思っていたスバルでしたが、このセリフの直前に大兎から生きたまま全身を貪られて死ぬというこれまでにない残酷な死に方を経験して死の恐怖を再認識します。「死に戻り」したあとでも恐怖によって正気を失うスバルの精神が崩壊しないようエキドナは自分の精神世界にスバルを招き入れます。台詞というよりは場面がとても印象に残るシーンでの一言です。
「君の、これまでの足跡を知っている。視たからね」
引用: 原作11巻第五章『魔女たちの茶会』より
「死に戻り」を初めて誰かに明かすことができ、その事実に取り乱すスバルを落ち着かせるために優しく頭を撫でながらかけた一言で、スバルにとってはエキドナが理解者となった決定的な場面の一言といえるでしょう。
「君が、憎い。―――ただ君が、憎い」
第二の試練を乗り越えたエミリアに対して、普段おどけた態度を取ることが多いエキドナが珍しく自らの内面を露わにするシーンです。第三の試練を乗り越えた際にエキドナは現れず、エミリアもまたその時の表情と憎悪の声が忘れられないと語っています。
引用: 原作15巻第二章『水面に映る幸せ』より
「名前は・・・・・・せっかくだ。彼の知識にちなんで、オメガとでも名乗っておこうかな」
引用: 原作15巻蛇足『――再臨』より
転生を果たしたエキドナが最初に放った台詞です。新たな存在として再臨したエキドナの原点ともいうべき台詞でしょう。
リゼロの7人の魔女が気になる!能力や強さは?
出典:Pinterest
最後はエキドナの仲間ともいえる彼女とともに世界に恐れられた他の魔女たちの性格やその能力をご紹介していきます。 封印された嫉妬の魔女以外の5人はエキドナの精神世界のみに存在していています。
憤怒の魔女ミネルヴァ
出典:blogspot
見た目は10代後半。白と青を基調としたで服装で金髪碧眼の低身長ながらも女性らしい体つきをした魔女。キャラクターデザインもわかりやすく可愛い恰好をしています。
『憤怒の魔女』の名にたがわずいつも怒っていますが、素直な性格であり、争いを嫌い虫も殺せません。癖の強い魔女の中で唯一人々に感謝されていたこともある人物で、他人の痛みを理解して共感することができる性格を持っています。その一方で自分の目の前で傷ついている人を助けるためには世界がどうなっても構わないという思考の持ち主で、それが原因で罠にはめられることもあったといいます。
エミリアが第三の試練を乗り越えた際にはエキドナの代わりにあらわれ、試練を乗り越えたことを伝える役目を担いました。エミリアの本当の母親を知っているようですが「約束」によって話すことはできないといっていることからリゼロの過去において重要なファクターとなる人物なのは間違いありません。
現実に帰るエミリアが次は魔女たちみんなとお茶会をしたい、というとそれを伝えることを請け負ってくれるなどとても優しい女性です。
『憤怒』名を冠する魔女らしく、感情的で誰かが傷つくことに対していつも怒りを抱いています。魔女の中でも無害とされており、人々に恐れられる他の魔女と違いその能力で人々を癒し逆に感謝されることもありました。
ですがその能力の源は世界の根幹であるオド・ラグナであり能力を使うことで世界は消耗してしまいます。世界に行きわたるはずのマナの流れを乱すその能力によって救った人に匹敵するだけの人が亡くなったといわれています。
能力
彼女の権能は傷を癒すこと。殴る、蹴るなどの破壊行為のエネルギーが癒しのエネルギーへと変換されるためその力であらゆる人々の傷を癒しました。
ですがその能力の源は個人に宿るオドやマナではなく世界の根幹で、魂の帰る場所ともいわれているオド・ラグナから直接接収したものでした。能力を使うことで世界に行きわたるはずのマナの循環が狂ってしまい世界は天変地異に見舞われたため、その能力を危険視したあらゆる国家から敵対視されていました。
作者いわく「魔女の中で一番ちょろい」とされていて、スバルに感謝された際にもわかりやすく照れてしまっています。
怠惰の魔女セクメト
出典:Twitter
イメージカラーは黒と灰色。見た目は20代中盤くらい、イラストでは妖艶な雰囲気の女性として描かれていますが作中の説明では赤紫の髪を異常に伸ばし、毛玉に埋もれるといわれているほどです。常に気だるげにしており、息をするのも面倒くさいと思うほどで、面倒を見ている魔女仲間の「テュフォン」に自分の体を拭いてもらっているなど『怠惰』の二つ名がぴったりな性格をしています。喋る際には「はぁ」や「ふぅ」といって喋るのも辛いような面倒くさいような調子をしています。
魔女の中で最年長であり自分のことを魔女たちのお目付け役といっています。普段は気だるい態度で振舞っていますが有事の際には彼女の圧倒的な戦闘力もあって調停役となっているようです。
能力
『怠惰』の名の通り、息をするのもめんどくさいと思っている極度の面倒くさがり屋な彼女ですが、戦闘になった際には嫉妬の魔女に匹敵する力を持っているとされており、嫉妬の魔女を除く他の魔女が束になっても敵わないといわれています。かつて安らぎをもたらすそのためだけに大瀑布の彼方へ龍を追いやったという逸話が残されています。
暴食の魔女ダフネ
出典:Twitter
イメージカラーは紫と黒。 見た目は13,4歳ほどで幼い容姿をしています。体を棺の中に束縛されており、両目は固く目隠しをされていますが、その拘束は誰かにされたものではなく自分で施したものです。また彼女の棺は彼女が生み出した魔獣であり、常に空腹で体力がない彼女の意に沿って移動することができます。1期のラスボスとなった白鯨を含む人類の脅威である三大魔獣の生みの親で、世界に与えた脅威は『嫉妬』に次いで最悪とされています。「この世は食うか食われるか」の「弱肉強食」のみであるという行動原理をもっています。
能力
飢餓の魔眼をもちその目を見たものは飢餓感を植え付けられます。その飢餓感はもはや苦痛を通り越した痛みとして感じられるほどです。
また魔獣を発生させる力をもち彼女が三大魔獣を生み出しました。理由は彼女なりに世界の飢えを満たそうと考えた結果であり、マナを主食とするため餌を必要としない魔獣を人々が食べることで飢餓をなくす食料として創造しましたが・・・。それらの魔獣は後世でも人類の脅威として人々を脅かし続けています。
傲慢の魔女テュフォン
出典:Twitter
褐色の肌に白のワンピースのような服を着た見た目は小学校低学年のくらいの幼い女の子。スバルのことを「バル」と呼び他の魔女のことも愛称で呼んでいます。特にセクメトに懐いており、彼女を「はは」と呼んでたまに体を拭いてあげるなど身の回りのお世話をしてあげています。無垢で幼く純粋であり、そのため自分の下す行いに容赦がありません。善悪の二極でしか物事をとらえず、彼女に『アクニン』として認識されたものには容赦なく罰を与えようとします。彼女の機嫌を損なうことは魔女たちも避けたいことでありセクメトとカーミラが面倒をみているようです。
能力
権能は相手の心にある罪悪感によって相手を裁くこと。初対面のスバルに対して『アクニン』なのか尋ねた彼女は自分の手を握るように促します。握った瞬間スバルの腕は軽い衝撃を感じ、何事かと思うと千切れた腕をテュフォンが笑顔で握っているのでした。事態に驚きテュフォンにつかみかかるとスバルの体はガラスのように砕けてしましたが痛みはありませんでした。この時、「痛くないならアクニンじゃない」といっており本当の悪であれば相応の痛みを伴うようです。
色欲の魔女カーミラ
出典:Twitter
イメージカラーは赤とピンク。死亡した時点の年齢は17歳 です。『色欲』の名を冠する割にその容姿は特別美しいというわけではなく美少女だが人並みの域をでないといわれています。引っ込み思案で一見すると弱気な性格なのですが、自分を傷つけようとする相手には容赦がなくその相手を殺害しようとします。弱腰で気弱な性格で喋り方もおどおどしていますが、話す内容は自分の保身に終始しており、自分を一番に考えて常に行動しています。
自分をからかってくるエキドナとはことあるごとに衝突していますが、仲間意識ももっておりエキドナを気遣う場面も見られます。セクメトとともにテュフォンのお世話係になっており普段は遊び相手になってあげているようです。
能力
彼女の権能は相手を魅了する能力。カーミラを見入ってしまった相手は彼女以外のことが考えられなくなり、呼吸も忘れやがて心臓が止まって死んでしまいます。また、第二の試練でエキドナの指示によってレムの姿でスバルの前にあらわれスバルを励ます場面があるなど、自分を相手の見たいものに見せるという能力も所持しています。この能力はカーミラの意思でオンオフを切り替えることができず、彼女が歩いたあとには彼女の権能により幸せな顔をした死体が転がっていたそうです。
嫉妬の魔女サテラ
作中でもたびたび言われているようにエミリアと同じハーフエルフであり、非常に似通った容姿だったと言われています。スバルに「死に戻り」を与えた張本人で、作中の400年前に七大魔女の自分以外の6人を殺し、世界に災厄をもたらした災厄の象徴として後世に語り継がれる最悪の存在として現在に至っても口にするのもはばかられるほど忌み嫌われています。
サテラについて詳しくは以下の記事にまとまっています。
まとめ
今回はリゼロのエキドナについてプロフィールや魅力を紹介しました。
エキドナはアニメ2期の重要な鍵を握るキャラ。アニメでの活躍を期待しましょう。
また、後半では7人の魔女についても解説しました。リゼロ世界で魔女は、黒幕になる重要なキャラクターです。まだまだ謎が多いですが、徐々に明かされていくことでしょう。
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