初春飾利はとある科学の超電磁砲に登場するキャラクターです。柵川中学に通いながら風紀委員(ジャッジメント)の活動をしています。
黒子の相方で佐天さんの親友として登場しますが、後衛に回ることが多いので、活躍を観ることは少ないかもしれません。しかし、彼女実は凄腕のハッキング技術を持っているのです。また武闘派ではありませんが、悪には決して屈しない強い正義感を持っています。
今回は、初春飾利について魅力や能力について解説します。また、後半では気になる頭の花や垣根帝督との関係についてもご紹介します。
初春飾利(ういはるかざり)とは?
初春飾利について以下の項目に分けて紹介していきます。
出身中学はどこ?
(出典:Twitter)
彼女は柵川中学1年D組所属しています。
同級生には佐天涙子がいて、アニメ版ではよく一緒に行動するシーンが多いです。
佐天さんの記事はこちらにまとまっています。
風紀委員「ジャッジメント」所属
(出典:fc2ブログ)
彼女は風紀委員第一七七支部に所属していて、立ち位置としては白井黒子のバックアップ担当。
黒子のように現場作業というよりは裏方のオペレーター業務がメイン。
情報処理能力に優れており、パソコン関係の扱いにおいては黒子を上回ります。
声優は豊崎愛生さん
(出典:MusicRay'n)
声優は豊崎愛生さんが勤めています。
しかも有名になったアニメ『けいおん!』の主人公「平沢唯」の声を担当し、有名になりました。
2009年段階では初春飾利の声を担当したわけですが、現在では彼女の代表作と言えばとある科学の超電磁砲よりは『けいおん!』の方が根強いです。
頭の花
(出典:とあるプロジェクトポータル)
彼女の頭に付いている花はとある科学の超電磁砲の公式サイトによれば『花飾り』と記されています。
わかりやすく言えば、カチューシャと同じ扱いです。
ちなみに、本人にこの花飾りについて尋ねると
「え、何のことですか?」
と謎の圧力が返ってきます。何か強い陰謀を感じますね。
初春飾利(ういはるかざり)の能力って?
初春飾利が保有している能力とはどのようなものなのか紹介していきます。
定温保存(サーマルハンド)
(出典:超電Ⅰ #22)
彼女はレベル1の能力者で『定温保存(サーマルハンド)』という能力を持っています。
この能力は触れている物体の温度を一定に保つことが出来るわけです。
例えば、夏の暑い日にジュースを自動販売機から購入した際、この能力があれば冷たいまま持ち運びができ、ぬるくなることを防げます。
しかしレベル自体が低く、高温である100℃のお湯やドライアイスのような低温の物体に触れてどうにかできないため、事実上能力に制限があるのです。
ゆえにこの能力を活用した描写はアニメ版とある科学の超電磁砲のたい焼きのシーン以外見かけません。
コンピューターにめっちゃ強い!
黒子のように現場に出て活躍するタイプではありませんが、風紀委員の仕事でコンピューターを扱う仕事で彼女は活躍します。
彼女のコンピューターにおける腕前について詳しくは後述に記載しますが、少なくとも学園都市内における彼女の腕前はプロ級と称されるほどです。
初春飾利(ういはるかざり)の6つの魅力
初春飾利というキャラクターにはどのような魅力があるのか項目ごとに分けて説明していきます。
なお一部項目については以下のURL先の情報を参考。
魅力1.正義感が強い
(出典:超電Ⅰ #5)
彼女はとにかく正義感が強いです。
それは彼女自身が悪いことをする人物などは許せない性格を持っているからで、万引きという軽度な犯罪すら見逃しません。
この性格こそが彼女が風紀委員を選んだ理由と言えるわけです。
幼き黒子もタジタジ
黒子と小学校の頃から風紀委員として一緒にいるので、初春の正義感について知っていますが、悪事を見かけたら時折自分よりも強い相手に対しても動じず、立ち向かっていくのです。
勝てるかどうかはともかくとして、小学生の頃の黒子もそのたびにヒヤヒヤしていたに違いないでしょうね。
垣根帝督にも立ち向かう
垣根帝督と言えば、能力的な強さでは一方通行に次いで学園都市の中で第2位。
ここでは詳しく触れませんが、そのような相手が悪事を働いていても彼女はひるまず、拷問されても守りたい存在を守ろうとします。
それだけ正義の心が強いわけです。
魅力2.常盤台のお嬢様に憧れる
(出典:超電Ⅰ #1)
初春が初めて御坂美琴と出会った時に異常なほど常盤台に対するあこがれを持ちます。
それ以前に、黒子が常盤台の生徒なのですが、変態気質があってあこがれの対象にはなっていません。
彼女的には『御坂美琴』というお嬢様の存在が常盤台にたくさんいると思っているのです。
彼女の妄想癖が徐々にエスカレートし「お嬢様のような生活を送ってみたい」と願うようになっていきます。
でも金銭面以前に、自身の能力がアレでは…。
常盤台のお姉さま、御坂美琴は以下の記事でも紹介しています。
魅力3.天才ハッカー!ハッキングの腕前はレベル5
(出典:超電S #17)
実は彼女、凄腕のハッカーなのです。
事実上彼女が持っているもう1つの能力で定温保存(サーマルハンド)とは比べ物にならなくぐらい重宝されます。
彼女なら簡単にアンチスキルのファイアウォールを破って侵入することができ、バックドアも作成できるほどコンピューター関連に関してはレベル5と言えるでしょう。
ゴールキーパー
サッカーのGKではありません。
あくまでコンピューター上でのゴールキーパー、いわゆる守護神なのです。
守護神ゆえの理由として、彼女はセキュリティプログラムを構築するほどの能力があり、データを『防護』するというよりも侵入者を『攻撃』する構成する仕組みを作成しています。
これにより敵が風紀委員のサーバーに侵入・攻撃してもカウンターを受け、自滅するわけです。
これがゴールキーパーという彼女の能力の所以となります。
魅力4.黒子との凸凹コンビ
(出典:超電Ⅰ #10)
先ほど少し触れましたが、黒子とは小学生の頃から風紀委員としてタッグを組んで活動しています。
魅力5.髪飾り・花・本体どっち?
(出典:NAVERまとめ)
一時期初春ファンの間では初春の本体は花の髪飾りではないかという憶測が出ました。
その根拠としてある常盤台の生徒が「頭のお花の方が綺麗ですよ」と声をかけたときに、初春は「何のことですか?」ととぼけたことが由来です。
しかしながら、あれはギャグに単なる過ぎません。
つまり本体は初春自身の『頭・体・魂』ですので、残念ながら花の髪飾りは関係ないのです。(髪飾りが初春の体を支配しているわけでもない)
魅力6.佐天さんのスカートめくりは日常茶飯事
(出典:一通 #4)
初春飾利の悩みの1つは親友である佐天さんのいたずらです。
当然ながら男子がこれをやれば風紀委員の取り締まり対象となり黒子がすっ飛んで行き対処することでしょう。
佐天さんのせいで幾度かパンツの柄が公開され、淡いピンクの水玉などを視聴者に見せることになってしまいました。
でも女子同士なので刑罰に問われるわけでもなく、親友がこれをやっていていくら注意しても聞いてくれないのが初春の悩みでもあります。
初春飾利(ういはるかざり)の名シーン・活躍
ではここで初春飾利の名シーンや活躍ぶりについて振り返ってみたいと思います。
初春ファンの皆様ならどのシーンを挙げますか?
こちらでピックアップしたものと1つでも同じであればいいですね!
御坂たちと初めて合う
(出典:超電Ⅰ #1)
初春は常盤台に通う黒子の紹介もあり、御坂美琴に初めて会うことになりました。
そのシーンはとある科学の超電磁砲のアニメや原作の序盤から垣間見えます。
お嬢様に憧れていて、初春には御坂美琴がそのお嬢様学校の生徒代表に感じ強い憧れを抱き、自分もいずれはお嬢様になってみたい欲求が御坂と出会った時から妄想するごとに強まっていくのです。
ハッキングの腕前
初春の存在感が強く出るシーンと言えば、『ハッキング』です。
これは初春の能力『定温保存』ではなく、天性の才能と言うべきモノ。
とある科学の超電磁砲Sの17話にて初春のハッキング能力を垣間見えるシーンが登場します。
彼女の腕前なら銀行口座の入金記録を簡単に書き換えて、立つ鳥跡を濁さずやってのけることでしょう。
でも犯罪はいけませんよ。
黒子との過去話
(出典:超電Ⅰ #5)
このシーンはとある科学の超電磁砲アニメ5話に登場します。
初春が黒子と出会ったのは小学生の時です。
すでに風紀委員として活動していた黒子とは訓練所で出会いました。
元々初春は自分自身を変えたくて風紀委員に志望したのです。
黒子は当初、腕立て伏せすらできない初春を毛嫌いしていましたが、初春は一人前になるために努力を惜しみませんでした。
二人にはそれぞれ課題がありましたが、ある事件を解決したことで二人はお互いのことを認め合い、コンビを結成するに至ります。
この話は白井黒子の記事でも触れています。
垣根に立ちふさがる
(出典:魔術Ⅲ #6)
とある魔術の禁書目録Ⅲ6話でこのシーンを垣間見ることができます。
初春はたまたま狙われていたラストオーダー(打ち止め)を助けたことで、垣根帝督に狙われてしまったのです。
垣根がラストオーダーをよこせと言っても初春は実力的に相手の方が上であることを理解しつつも、決してラストオーダーを引き渡そうとはしませんでした。
そのため、垣根に蹴られ踏まれ瀕死の状況にまで追い込まれてしまうことになります。
垣根がラストオーダーを狙う理由はアレイスターと交渉するために一方通行を抜いて第1位になる必要があり、そのために人質としてラストオーダーを狙ったのです。
要はラストオーダーを押さえておけば一方通行をなぶり殺しにできると考えたのでしょう。
初春は運よく助かりました。
なぜなら一方通行が垣根の前に登場したからです。
初春の正義感の強さが幸運を呼び寄せたというべきシーンと考えます。
初春の登場シーンはU-NEXTの31日トライアルを利用すればすぐに無料で観られます。
レールガンTも放送開始しているので、1期と2期Sを見返すとより楽しめます。1期5話の黒子との過去編また、不思議少女春上さん編は1期20話から。
初春が張り切る回。優しさゆえに周りが見えなくなる初春らしさ全開で必見です。
(出典:超電Ⅰ #20)
※配信状況は変わる場合があるので事前に確認してください。
初春と垣根帝督の関係やSS
(出典:NAVERまとめ)
初春と垣根帝督、上記で紹介した通り二人は敵対関係として出会いました。
垣根帝督のプロフィールは以下の記事でも紹介しています。
ただ、SSでは少し違うようです。
ネット上で原作と違った関係性が!?
原作やアニメ版では初春は垣根によって殺される寸前まで追い込まれました。
ネット小説では垣根が主人公でヒロインが初春という設定で書かれている物語があります。
これらがいわゆるSSの類なのです。
これは推察の域を超え妄想が膨らみ、ある初春ファンが試験的に書いてみたストーリーが拡散したことから初春と垣根の関係性が膨らんだ結果と言えます。
SSの中には一方通行との戦いで半身不随に追い込まれた垣根が、情報処理能力の高さを当てにして初春とドッキングしようとする設定があったぐらいですので。
まとめ
今回はジャッジメントのゴールキーパー初春飾利についてご紹介しました。初春がいないとセキュリティ系統全滅なんてこともあるかもしれません。実はすごい子だったんですね。振り返ってみると黒子や佐天さんとはいいコンビだとあらためてわかりますね。今後も4人の日常を守って欲しいです。