いまなお多くのファンに愛される青春ラブコメの金字塔「とらドラ!」の魅力はどこにあるのでしょうか。作品のあらすじと、主要キャラクター、評判、名シーン、アニメ以外の展開、原作との違いや、気になる二期への展望などを凝縮してまとめました。この記事を読めば、あなたもきっと「とらドラ!」が人気の理由に納得できることでしょう。作品をより楽しむためにも、ぜひ最後までお読みだくさい!
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とらドラ!とは
(出典:Amazon)
「とらドラ!」は、竹宮ゆゆこ氏によるライトノベル、およびそのアニメ化作品です。アニメは監督の長井・シリーズ構成の岡田・キャラクターデザインの田中が初めてメインスタッフとしてそろった作品で、彼らはのちに「超平和バスターズ」として「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」なども手がけています。今回はそんな「とらドラ!」のあらすじやストーリー、内容や原作などについて詳しく解説していきます。
あらすじ・ストーリー・内容
生まれつきの鋭い目つきが災いして、まわりには不良だと勘違いされている不憫な高校2年生・高須竜児は、高校2年に進級した春、新しいクラスで1人の少女に出会う。彼女は、超ミニマムサイズな身長の美少女でありながら、ワガママで短気・暴れ始めたら誰にも手がつけられない通称”手乗りタイガー”と呼ばれる逢坂大河であった。そして放課後、竜児は誰もいない教室に1人残っていた”手乗りタイガー”のある一面を知ってしまう…。竜虎相打つ恋の共同戦線、超弩級のハイテンション学園ラブコメディーここに始まる!(引用:公式サイト)
虎と竜になぞらえた二人の主人公を軸に、お互いの不器用な恋を成就させるべく奮闘し、様々な出来事が矢継ぎ早に訪れる学園ラブコメ。人間としてはまだ未熟な高校生たちの、恋愛・友達・親子関係・進路などへの悩み、葛藤、コンプレックスが生々しく描かれ、それでも必死に前に進もうとする姿が多くの人の共感を呼ぶような作品です。
ラノベ原作
(出典:Amazon)
とらドラはライトノベル原作の作品です。非日常要素の多かったライトノベル作品の中で非日常要素抜きで恋愛や友情を描いた作品であることが特徴です。宝島社発行の「このライトノベルがすごい!2009」では、作品部門2位を獲得しており、その評価の高さがうかがえます。2008年10月~2009年3月まで放送されていたテレビアニメは、ほぼ原作に沿ったストーリー展開でしたが、尺の都合上カットされたシーンやアニメオリジナルエピソードなどもありました。特に結末は、アニメ製作当初原作が未完であったことからか、大きな違いがあります。
アニメ「とらドラ」
(出典:テレビ東京)
テレビアニメ「とらドラ!」は、原作の面白さや豪華な声優陣、そして製作スタッフなどで有名です。今回は、声優陣やOVA情報、再放送についてなどを詳しく解説していきます。
声優
メインのキャラクターを演じる5人は、それぞれ人気作品に多数出演している実力派揃いです。「この人じゃなければとらドラ!じゃなかった」と思えるような、説得力のある演技を堪能できます。
・「高須竜児」役/間島淳司
・「逢坂大河」役/釘宮理恵
・「櫛枝実乃梨」役/堀江由衣
・「北村祐作」役/野島裕史
・「川嶋亜美」役/喜多村英梨
OVA
2011年12月発売のブルーレイBOX完全生産限定版に収録されているOVA「弁当の極意」は、本編の文化祭後の日常を描いたものです。ドタバタな日常が見られるのはファンにとってもうれしいですね!
再放送は?
「とらドラ!」はこれまで何度か再放送していますが、残念ですが現時点で再放送の予定はありません。しかし人気作品である「とらドラ!」は多数の配信サイトで取り扱われているため、10年以上前の作品の中では見る方法がたくさんあるアニメだと思います。
とらドラは感動神アニメ?感想・評価
ここまでアニメ「とらドラ!」について説明してきましたが、ここで実際に「とらドラ」のアニメを視聴した人の感想を紹介していきます。
栗山千明さんがTVで好きなアニメは「とらドラ!」「あの花」だと紹介してトレンド入り。自分もこの世で1番好きなアニメが「とらドラ!」だし一時代を築いた伝説の名作だから圧倒的信頼しかないわ。 pic.twitter.com/V6a7sk448w
— 桜弓正和(演出:神山正和) (@kamitosayu) August 28, 2020
「この世で一番好きなアニメ」との声があります。放送から時間が経ってもファンの心に残り続けている名作だと言えるでしょう。
とらドラ!はいいぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
— あけぴ(明田けぴあ) (@Akepi_1010) August 28, 2020
好きな感情が高まりすぎて語彙力を失っています。作品の魅力を伝えるのに140字ではとても足りないからこそ、シンプルに「いいぞ」という言葉だけが残るのかもしれません。
とらドラ!大好きだった〇学生の頃、陽キャの友達に原作を押し付ける形で無理やり布教したら見事にハマってくれて嬉しかったことを思い出した。
今思うととんでもない厄介オタクになりかねない行動力だなと。ハマってくれて本当良かったな…— あまま (@momomomome51) August 28, 2020
原作はラノベですが、一般層へも訴求できるストーリーの魅力があります。
とらドラ!が2008年放送とか嘘じゃろ・・・?
ワイの青春はそんなに昔だったのか???— WIND (@tra_wind) August 28, 2020
2020年の今でも、女優の栗山千明さんが好きなアニメとして紹介し、Twitterでトレンド入りするなど、「とらドラ!」は10年以上の時を刻んだ今なお愛される作品だということが分かります。口コミでは、「自分の青春」というワードを使っている方も多く見られたことから、「とらドラ!」という作品はアニメという枠組みを超えて、視聴者の青春として心に残り続けているのでしょう。
アニメ「とらドラ」の名言・名シーン5つ
「とらドラ!」にはファンの心に残り続ける数々の名シーンや名言があります。今回はその中でも有名な5つの名シーン・名言を紹介していきます。
「お前の足は上がってるんだろう!?前に進むためにそうしたんだろう!?だったらその足を踏み出す以外に…何があるんだよっ!?」
(出典:#16)
アニメ16話にて、生徒会長であり、北村祐作の現在の想い人である狩野すみれが、生徒会選挙で会長に立候補しようとして戸惑っていた祐作に対して告げた激励の言葉です。この言葉により勇気が出た祐作は選挙に出馬し、すみれに告白しますが、残念ながら失敗に終わってしまいました。しかし、この言葉は祐作だけでなく視聴者にも深く響きました。
「結局、みんな自分のことが、一番分かんないんだよね。」
(出典:#18)
アニメ18話にて、川嶋亜美が片想いの相手である竜児に向けて告げた言葉です。大河や実乃梨との関係が不自然なものになっているからやり直した方がいいと竜児に助言し、「それで今度は最初から私も入れて」と本音をもらした後の言葉です。青春の甘酸っぱさとほろ苦さを感じます!
「ふっざけんな!私の幸せは!私のこの手で、この手だけで掴み取る
んだ!私には何が幸せか、私以外の誰にも決めさせねぇ!」
(出典:#23)
アニメ23話より、櫛枝実乃梨が大河に向けた言葉です。このシーンは非常に心に残る「とらドラ!」の山場とも言える場面です。自分の竜児への恋心を自覚していながら、実乃梨の竜児への恋心を知り、実乃梨に竜児を譲ろうとする大河に向けた、とても熱い宣言です。友達思いな実乃梨らしい台詞ですが、本人たちだけでなく視聴者も切なくなります。
「竜児は私のだぁぁ!!!誰も触るんじゃなぁぁいっっ!!!!」
(出典:#8)
アニメ8話より、逢坂大河の台詞です。竜児の夏休みの予定を賭けて勝負することになった大河と亜美。そんな中、プールにおぼれてしまった竜児。引き上げられた竜児を前に、大河が言い放ったのがこの言葉。個人的にかなりキュンキュンしたシーンです。ツンデレ美少女にこんなことを言われたら、たまらないですよね!
「この世界の誰1人、見たことがないものがある。それは優しくて、とても甘い。多分、見ることができたなら、誰もがそれを欲しがるはずだ。だからこそ、誰もそれを見たことがない。そう簡単には手に入れられないように、世界はそれを隠したのだ。だけどいつかは、誰かが見つける。手に入れるべきたった1人が、ちゃんとそれを見つけられる。そういうふうにできている。」
(出典:#1)
アニメの第1話と最終話より、大河と竜児の台詞です。作品冒頭と結末の語りで、「とらドラ!」という作品全体の主題ともいえます。冒頭と同じ語りで締めるなんて、これほどなく心にくる演出です!
とらドラのアニメ2期は?
「とらドラ!」は現在1期のみ2クール(25話)で放送されて以来、特に続編などは製作されていませんが、ファンの間では2期を期待する声が多く挙がっています。そこで今回は、もしも2期が作られるとしたら、どのような内容になるのかについて考察していきたいと思います。
続編説
まず、2期を考察していく上で最も重要になってくるのが、”続編か否か”です。
もし続編として放送するとすれば、もちろん原作ライトノベル「とらドラ!」の続きをアニメ化するというのが最も一般的でしょう。しかしそうなると、原作ライトノベルとアニメのラストが多少異なり、時系列を整える必要があります。さらに12話分にしては原作のエピソードが少ないので、竜児と大河の想いが通じ合った後や、他キャラクター視点などのアニメオリジナルエピソードが多数追加されると予想できます。
完全スピンオフ説
続編説でも述べたように、原作ライトノベルはラストが多少異なり、時系列などを整えるのは大変ですし、何より違和感が残ってしまうかもしれません。それを避けるためにも、完全にアニメ本編とは異なる世界線、つまりパラレルワールドのようなかたちで展開していく可能性があります。また、竜児目線ではない、例えば実乃梨や祐作視点のストーリーになる可能性もあります。
漫画「とらドラ」は完結?
(出典:コミックウォーカー)
とらドラには公式コミカライズがあります。ここではその内容をご紹介します。
漫画版
人気作品である「とらドラ!」は2007年から「月刊電撃コミックガオ!」にてコミカライズもされており、原作に忠実でファンからの評価も高い作品です。現在も連載が続いていますが、休載が多く、打ち切りになってしまうのではないかと心配する声も多く挙がっています。
完結
9巻の時点でのストーリーは、アニメ本編の25話のうち19話にあたります。このペースでいくと、完結まであと2〜3巻は必要となるでしょう。
最終巻
既刊の最終巻は2019年に発売された9巻ですが、8巻の発売から2年近くの間が開いていました。
漫画は打ち切り?
漫画版「とらドラ!」はその休載の多さから「打ち切りなのではないか」という心配の声が多く挙がっています。なろう小説原作のコミカライズなど、続々と人気作品が登場している今、このペースだと打ち切り説が出てしまうのも仕方がないかもしれないですね。
とらドラはアニメだけじゃない
ここではアニメ以外のメディア展開もご紹介します。公式に制作されたゲームから、ファンの活動や、インスパイアされているような作品まで多数存在します。
PSP
(出典:Amazon)
2009年にPSP用ソフトとして「とらドラ・ポータブル!」というゲームが発売されました。略称は「とらドラP!」といい、テレビアニメ版をもとにした「あったかもしれない世界線の物語」を高須竜児を通して体験できるというストーリー展開になっています。
映画は?
映画は残念ながら、現在は製作されていません。今後の予定も特にありませんが、もし2期が製作されるなど、もう一度注目を浴びることがあれば、十分に可能性はあると思います。
夢小説
「とらドラ!」は人気作品であるため、ファンによるたくさんの夢小説があります。しかしやはり12年前の作品ですので、当時の夢小説サイトに投稿されたものがほとんどです。近年サイトの閉鎖が相次いでいますので、気になった方は早めに覗いてみてください。
・おもちゃばこ(http://id38.fm-p.jp/116/asobiya/)
http://id38.fm-p.jp/116/asobiya/index.php?module=viewbk&action=ptop&hpid=asobiya&stid=12
犬神紅牙という男キャラが登場するストーリー。実乃梨と幼馴染、大河と仲が良い設定で、竜児との絡みが本編には無い要素となっています。
・君に、胸キュン。(http://id43.fm-p.jp/134/watashi0907/)
http://id43.fm-p.jp/134/watashi0907/index.php?module=viewbk&action=ppg&stid=6&bkid=535873&pgid=&pgno=&bkrow=0&pw=&bkpw=&ss=
竜児と大河のワンシーンを切り取った、甘めなストーリーです。
・妄想族総長の脳内補完計画室(http://id49.fm-p.jp/445/starbow3655/)
http://id49.fm-p.jp/445/starbow3655/index.php?module=viewbk&action=ppg&stid=2&bkid=1055576&pgid=&pgno=&bkrow=0&pw=&bkpw=&ss=
アニメ本編にプラスして、伊吹玲央というオリジナルキャラがメインとなるストーリーです。
とらドラみたいなアニメ
(出典:アキバ総研)
「とらドラ!」を好きな方におすすめな、青春の切なく甘酸っぱい物語は「フルーツバスケット」です。さらに、監督の長井・シリーズ構成の岡田・キャラクターデザインの田中がタッグを組み、「超平和バスターズ」として手がけた「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」もおすすめです。
・「フルーツバスケット」
高屋奈月原作の『花とゆめ』にて連載された漫画が元の作品です。2001年と2019年で2回アニメ化されました。青春の甘酸っぱい物語として人気です。
・「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」
監督の長井・シリーズ構成の岡田・キャラクターデザインの田中がタッグを組み、「超平和バスターズ」として手がけた作品です。こちらはラブコメではなく、恋愛要素も絡んだ少年少女たちの壮大な感動物語に仕上がっています。
とらドラの主題歌・OP・ED・曲
とらドラといえば、アニソン史に残る名曲の数々も有名です。ここでは主題歌からキャラソンまで、まとめてご紹介します。
主題歌
「プレパレード」「オレンジ」をはじめとするアニメ主題歌は、釘宮理恵さんを含むヒロイン声優が歌唱しています。特に最終話を含む17~25話(19話はエンディングテーマなし)のエンディングテーマである「オレンジ」は青春の甘酸っぱさを感じられると視聴者の間で人気があります。24・25話のみ1番ではなく2番が使用されている点も要注目です!
OP
・「プレパレード」逢坂大河(釘宮理恵)/櫛枝実乃梨(堀江由衣)/川嶋亜美(喜多村英梨)
・「silky heart」堀江由衣
ED
・「バニラソルト」堀江由衣
・「オレンジ」逢坂大河(釘宮理恵)/櫛枝実乃梨(堀江由衣)/川嶋亜美(喜多村英梨)
アルバム・CD
・とらドラ! キャラクターソングアルバム
2009年発売のキャラクターソングアルバムです。また、本編で使用された挿入歌や、主題歌のリミックス楽曲、さらにメインヒロイン3人による新曲が収録されています。
・とらドラ!BEST ALBUM「√HAPPYEND」
本編主題歌、新録曲、キャラクターソングなどを含むベスト盤です。
本編挿入歌
・「ホーリーナイト」逢坂大河(釘宮理恵)/川嶋亜美(喜多村英梨)※第19話挿入歌
・「プレパレード -postparade mix-」逢坂大河(釘宮理恵)/櫛枝実乃梨(堀江由衣)/川嶋亜美(喜多村英梨)※前期オープニングテーマのリミックス
・「オレンジ -citrus mix-」逢坂大河(釘宮理恵)/櫛枝実乃梨(堀江由衣)・川嶋亜美(喜多村英梨)※後期エンディングテーマのリミックス
書き下ろし曲
・「フラスコレーション」 逢坂大河(釘宮理恵)/櫛枝実乃梨(堀江由衣)/川嶋亜美(喜多村英梨)
・「プリーズ フリーズ」逢坂大河(釘宮理恵)/櫛枝実乃梨(堀江由衣)/川嶋亜美(喜多村英梨)
・「コンプリイト」逢坂大河(釘宮理恵)/櫛枝実乃梨(堀江由衣)/川嶋亜美(喜多村英梨)※PSP「とらドラP!」エンディング主題歌)
・「√HAPPYEND」逢坂大河(釘宮理恵)/櫛枝実乃梨(堀江由衣)/川嶋亜美(喜多村英梨)
キャラソン
・「俺に出来る事」高須竜児(間島淳司)
・「I MY」逢坂大河(釘宮理恵)
・「TANPOPO」恋ヶ窪ゆり(田中理恵)
・「失恋サンバ」北村祐作(野島裕史)
・「フルスイング」櫛枝実乃梨(堀江由衣)
・「Yes! 」川嶋亜美(喜多村英梨)
・「ミラノ天国」高須泰子(大原さやか)
・「ホーリーナイト」逢坂大河(釘宮理恵)・川嶋亜美(喜多村英梨)
とらドラの登場人物・キャラは?誰が人気?
「とらドラ!」の登場人物をまとめてご紹介します。ストーリーの中心となる5人の主要キャラはもちろん、個性豊かなサブキャラたちも魅力的で、ファンの間でも人気を分け合っています。
逢坂大河 CV:釘宮理恵
(出典:livedoor Blog)
逢坂大河はとらドラ!のメインヒロインです。人形のようなと評されるほどの美少女ですが、口が悪いことで有名なじゃじゃ馬娘です。木刀がトレードマーク。高須の親友の北村くんに片思いしています。高須が大河の親友に、櫛枝に片思いしていると知り、お互いの恋愛成就に向けて共闘関係になります。
逢坂大河は以下の記事で解説しています。
声優
逢坂大河を演じるのは釘宮 理恵さんです。長いキャリアと多くのファンを持ち、「ツンデレの女王」の異名さえあります。
身長
身長はとても小柄で、自称・145㎝、実測・143,6㎝となっています。
適正
逢坂大河はモンスターストライクに登場します。モンスト内の逢坂大河の適正クエストは、星5制限クエストで次の通りです。
・ナーガ
・アングルボザ
・バニア
・ノコギレックス
手乗りタイガー
体がとても小柄で、常に木刀を持ち歩くような凶暴さと、独特な名前から「手乗りタイガー」というあだ名で呼ばれています。しかし本人としては不本意で、その変わった名前と小さな体格にコンプレックスがあります。
高須竜児 CV:間島淳司
(出典:#2)
間島淳司さん演じる高須竜児は「とらドラ!」の主人公です。真面目で几帳面な性格で、家事が得意な大の掃除マニアですが、父親譲りの強面のせいか不良だと思われてしまいがちです。実乃梨に片想いをしており、逢坂大河とは互いの恋愛成就のために協力しあうという名目で、大河の生活を面倒見るようになります。
櫛枝実乃梨 CV:堀江由衣
(出典:はてなブログ)
堀江由衣さん演じる櫛枝実乃梨は、竜児の片想いの相手で、女子ソフトボール部部長の笑顔が眩しく明朗快活、マイペースな少女です。大河とは親友であり、そのことが原因で竜児に対する想いにふたをしようとする友達想いな一面もあります。ファンの間では「幸せになってほしかった」と言われることが多く、今後彼女が幸せになる展開を望んでいるファンも多くいます。
櫛枝実乃梨は以下の記事で解説しています。
川嶋亜美 CV:喜多村英梨
(出典:#6)
喜多村英梨さん演じる川嶋亜美は、祐作の幼馴染で、1学期の途中から転校してきた美少女です。身長165㎝、体重45㎏で、とてもスタイルがよくモデルもしています。誰にでも優しい性格を装ってはいますが、実際には高慢で毒舌な一面を隠し持っています。ファンの間では、高慢な性格なのにもかかわらず、大河や実乃梨を思って最後まで想いを伝えなかった点などから、好感度が高く人気の高いキャラクターです。
川嶋亜美は以下の記事で解説しています。
高須泰子 CV:大原さやか
(出典:キャラペディア)
大原さやかさん演じる高須泰子は、33歳ですが20代でも通じそうなほどの美人です。街唯一のスナックバーで雇われママをして家計を支えています。自分を「やっちゃん」と呼び、竜児のことは「竜ちゃん」と呼ぶなど、普段は子供っぽい言動が目立ちますが、竜児想いのお母さんです。
インコちゃん CV:後藤沙緒里
(出典:Twitter)
後藤沙緒里さん演じるインコちゃんは、高須竜児の飼っているブサイクなインコで、竜児が卵からかえして大事にしています。自分の名前は言えませんが、他の言葉は流暢に話すことができます。
北村祐作 CV:野島裕史
(出典:#16)
野島裕史さん演じる北村祐作は、クラス委員長で生徒会副会長で、男子ソフトボール部部長のしっかり者です。しかしどこかズレた言動などが「ちびまる子ちゃん」の丸尾くんにそっくりなことから、クラスの女子から「まるお」というあだ名を付けられて親しまれています。竜児とは一年生の頃からの親友で、逢坂大河の片想い相手でもあります。
春田浩次 CV:吉野裕行
(出典:ランこれ)
吉野裕行さん演じる春田浩次は、竜児達のクラスメイトです。あまり賢くはなく、喋り方も少し馬鹿っぽいですが、シナリオを書く才能があり、作中でもその力を発揮しています。バレンタインの日バイト先に年上の大学生の彼女を連れてデートをしている姿を見つかっており、視聴者にも大きな衝撃を与えました。
木原麻耶 CV:野中藍
(出典:Twitter)
野中藍さん演じる木原麻耶は、竜児達と同じクラスで、ギャル系でルックスの良い亜美の親友です。自己中心的で積極的な態度も見られますが、実は男女交際の経験はないそうです。
香椎奈々子 CV:石川桃子
(出典:ランこれ)
石川桃子さん演じる香椎菜々子は、竜児達と同じクラスで、亜美の親友です。亜美のフォローに回っていることが多いですが、本人も口元のほくろがセクシーな美人です。
狩野すみれ CV:甲斐田裕子
(出典:#16)
甲斐田裕子さん演じる狩野すみれは、竜児達の通う学校の生徒会長であり、成績トップの特待生でもあります。剣道と合気道の有段者で、視力も測定不能なほどに良く、美しい容姿をしていますが、あまりにも男勝りで親分肌な言動から、生徒たちからは「兄貴」や「狩野姉妹の兄のほう」などと呼ばれています。将来の夢は宇宙に行くことであり、生徒会長の任期満了とともに、宇宙飛行士になるための一歩としてアメリカへ留学しました。
【ネタバレ】とらドラの最終話・最終回は?結婚する?
ここでは、とらドラの最終話について解説します。高二の春、衝撃の出会いから怒涛の一年を経た2月、バレンタインデーの日に竜児と大河がついに想いを寄せ合います。
竜児と大河の駆け落ち
大河がこれまで押し殺そうとしていた竜児への本当の気持ちは、ひょんなことから隠し通せない状況となります。お互いの気持ちを間接的に知ることになってしまい、ぎこちなくなる二人。お互いの想いを伝え合おうとするタイミングで、それぞれの母親が登場して二人の行動を阻みます。半ば成り行きで駆け落ちを決意し、竜児は大河に「嫁に来い」と伝えるのでした。
母と向き合う竜児
最終話では、竜児が母・泰子の実家へ大河と一緒に赴き、想いを吐露することで泰子の両親も含めてすれ違っていた互いの心を埋めていきます。その夜、同じ部屋で寝ようとする竜児と大河が、二人だけで結婚式の真似事をします。ここは見ていて胸が暖かくなる、終盤屈指の名シーンです。
突然去ってしまう大河
高須家のやりとりを見ていた大河は、ある決心をします。竜児たちと家に戻り、それぞれの家へと一旦別れたあと、置き手紙を残して突然去ってしまいます。竜児と泰子はもちろん、クラスメートの誰にも真意を告げずに。それは、大河自身も、自分の親から逃げるのではなく、きちんと向き合ってから自分の意思を通すという目的のためでした。
櫛枝実乃梨のその後
櫛枝実乃梨も、突然転校してしまった親友の大河からは何も告げられないままでした。事実を知った直後は動揺するものの、大河と竜児それぞれの覚悟を思い、自身はそれを見守る立場を決めます。卒業後はきっと、バイトで貯めたお金で自力で体育大に進学して、ソフトボールの全日本を目指す。この、告白のあと竜児へ語った目標へと進んでいくことでしょう。
川嶋亜美のその後
川嶋亜美も、大河が去ってしまったことに驚きつつ、持ち前の冷静さで状況を把握します。大河が一人で自分の人生に立ち向かう覚悟を悟り、それを応援する企画をクラスで発案するなど、根の優しい一面も見せます。大人のふりをする自分の幼い部分を見抜いて、いつしか心の支えとなっていた竜児への思いは、それが恋として叶わないものでも嬉しいことだと気付きます。なお、卒業後について明確に言及されているシーンはないようです。
ラストシーン・卒業式
高三に進級して時は流れ、卒業式の日に大河が戻ってきます。みんなは校庭に集まって別れを惜しんでいるその時、竜児は誰もいないはずの2-Cの教室に人影を認めます。違う学校の制服姿の大河と対面し、面と向かって言えてなかった「好きだ」の一言を伝え、物語は終幕となります。
とらドラの卒業後・後日談・続きは?
(出典:livedoor Blog)
アニメは卒業式のシーンで終わりましたが、その後のシーンや後日談、さらには続きのエピソードなどがあるのでしょうか?公式に発表されているものを元に調べてみました。
アニメとラノベのラストシーンの違い
アニメと原作では、竜児と大河が駆け落ちを決意したあとの展開から、ラストシーンまでが異なっています。アニメのラストは「竜児たちが高三の卒業式の日に、大河が戻ってくる」ですが、原作最終巻である10巻のラストは「高三の始業式で、大河が戻ってくる」時点までしか描かれていません。つまり、時系列としてはアニメの方が先まで描かれていることになります。しかしアニメのラストシーンでは、竜児と大河のその後についての言及が無いのに対して、ラノベでは大河と母親との関係、そして卒業後のことまで触れる記述があります。
後日談や続きは?
原作ラノベはスピンオフが3タイトルあり、「とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ」に後日談と言える話が2篇あります。
「ドラゴン食堂へようこそ」
本編から10年後のパラレルワールド的な内容となっており、その時点まで竜児と大河の接点はありません。27歳の高須竜児が脱サラして自分の定食屋を開き、北村に連れられ実乃梨や大河が客としてやってくるというお話です。卒業後ではあるものの、正統な後日談としてではなく、あくまでスピンオフという位置付けに止まっています。
「とらドラ!な雨宿り」
竜児と大河が突然の雨に足止めを食い、雨にまつわるそれぞれのエピソードを回想するショートストーリーです。ただしこちらは「高二もしくは高三の秋」の、どちらともとれる内容となっており、アニメの後日談と言うことはできないでしょう。
まとめ
本記事では「とらドラ!」について、名シーンや感想・登場人物との関係なども踏まえて紹介してきました。「とらドラ!」は現在も人気の高い名作アニメであり、今後もその人気が衰えることはないでしょう。もしこの記事で「とらドラ!」に魅力を感じ、興味を持ったのなら、1度「とらドラ」という作品に触れてみてはいかがでしょうか。
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