Fateシリーズに登場する間桐桜は、Fateでの登場回数も多く特に「Fate/stay night」ではヒロインの1人に当たる為、ファンの間でも人気があります。しかし、この彼女の魅力を知るには、彼女の性格・能力、Fateでの役割や彼女の過去などについて知る必要があります。また、彼女は一般的に「ラスボス系ヒロイン」と呼ばれていますが、どの様な点が「ラスボス系」なのかという事についても踏まえながら、本記事では間桐桜について詳しく解説していきます。
【fate】間桐桜(まとうさくら)とは
(出典:HFⅢ)
間桐桜は「Fate」というシリーズものの作品に登場する架空のキャラクターで、ヒロインの一人です。ストレートの紫髪、華奢な体格のわりにEカップという豊満なバストをもってます。初登場は、2004年にPCゲームとして発売されたFate/stay nightのヒロインの1人で、その後も度あるごとにシリーズに登場しています。2012年にFateシリーズの開発元であるTYPE-MOONの10周年を記念して開催された、「TYPE-MOON 10周年記念オールキャラクター人気投票」では8位を獲得しています。
基本的には穏やかで控え目でおっとりとした性格ですが、主人公に対し可愛らしい冗談を言ったり、一度決めたら意地でも曲げない頑固な一面もあります。
とある理由から弓道部を退部してしまった主人公のもとへ、家事の手伝いをしに主人公邸へと通っています。士郎は最初は断ったが、彼女の頑固さに根負けして許可します。 最初は得意ではなかった料理も、主人公に教わり始めてからめきめきと上達しており、最初はおにぎりすら握れなかったが、今では洋食なら主人公より実力は上と言わしめる程に上達した様です。
本記事では、Fateシリーズのメインヒロインの1人である間桐桜について、彼女の魅力や生い立ち等を紹介すると共に登場作品やファンの声なども紹介していきます。
誕生日
間桐桜の誕生日は3月2日です。映画化に関連して3月2日に誕生祭特番が放送されたり、コラボスイーツが発売されたりなどしました。
魔術特性
魔術特性とは、その家が一子相伝で先祖代々受け継いできた魔術の種類や特性の事を指します。火・水・風の様な元素魔術や物体に干渉し強化・模倣する投影魔術、宝石を触媒に魔力を貯め魔術を発動する宝石魔術など様々なものがFateシリーズでは登場します。その魔術を「どの様に使えるか」が魔術特性で、「吸収・転換・強化」などが登場します。基本的に魔術師は1人につき1特性の魔術に類するものしか使用する事は出来ません。
架空元素・虚数
「架空元素・虚数」とは魔術界における極めてレアな属性のことを指します。桜はその極めてレアな「架空元素・虚数」を持ちます。それにより、遠坂家から間桐家に養子に出されてしまい、聖杯の器としての改造を受けることになってしまいます。しかし、間桐家が衰退の一途を辿ってからは、桜は魔術などとは縁遠い生活を送っており、作品で魔術を使う描写は殆ど見られません。
サーヴァント
(出典:電撃ホビーウェブ)
間桐桜がfate/stay nightで召喚するサーヴァントはライダーです。作中では桜の兄である間桐慎二が代理マスターをになり、衛宮士郎と敵対します。
ライダーは慎二とは仲が悪く、桜に気配りをしているようです。真名はメデューサです。
Eカップ
(出典:Blogger)
Eカップです。桜と言えばFate/staynightにおける巨乳キャラの一指に入ります。例えば作中で子供っぽい体を気にしているイリヤスフィールは、桜の胸を見てその大きさに嫉妬する描写が見受けられます。
制服
(出典:COSMODE)
桜は高校生であり、穂群原学園に通っています。襟の広いブラウスシャツに、プリントの入ったリボンタイが可愛い制服です。
性格はおっとり
基本的には穏やかで控え目でおっとりとした性格だが、主人公に対し可愛らしい冗談を言ったり、一度決めたら意地でも曲げない頑固な一面もあります。
声優:下屋則子
(出典:81プロデュース)
間桐桜の声優は下屋則子さんです。 「神無月の巫女」の来栖川姫子役、「Fate/stay night」の間桐桜役で有名です。おしとやかな役から腹黒のヒール役まで幅広い役を演じています。
幼い少女の声からヒール役もこなす演技派声優で声優4人、OL1人で結成されたバンド「Cri☆siS」のリーダーでギターを担当しています。下屋則子は、2015年4月に一般男性と入籍した事を自身のブログで報告、同年の8月に妊娠、12月には第一子の出産報告をし公私共に充実した様子が伺えます。
【fate】間桐桜の原作は?桜ルートまとめ
Fateシリーズは数も多く作品ごとのルートによって物語の進行も様々なので、混乱しやすいと思います。その中でも間桐桜は更に複雑な境遇であり、ルートによって大きく役割が違います。なので、本項目では作品の紹介や作品ごとの間桐桜の立ち位置について解説していくと共に、シリーズ毎にどんな桜が見れるのか代表例を紹介します。
Fate/stay night(原作)
(出典:Twitter)
Fate/stay nightは半人前の魔術師である主人公・衛宮士郎が巻き込まれた聖杯戦争の顛末を描く伝奇活劇ヴィジュアルノベルで、Fateシリーズの原作と言える作品です。
元々は、PCゲームでしたが、後にアニメ化・映画化されています。
3人のヒロインを対象にそれぞれ3ルートのエンディングが用意されており、序盤の流れは同じものの、ルートによって物語の進み方がガラッと変わるのが特徴です。
また、選択肢をちょっとでも間違えると容赦なく主人公が死ぬので当時はかなり難しいとされていました。
【fate】桜ルート
(出典:Twitter)
FATEシリーズの1作目であるFate/stay nightの3つのルートのうちの1つが桜ルートです。主人公である士郎にとっては大切な友人の妹であり、後輩であり、家族でもある「日常の象徴」の間桐桜をヒロインとして物語が進んでいきます。
セイバーと共になんとか聖杯戦争を生き残ってきた士郎は、ヒロインの一人の凛に同盟を提案されるがこれを拒否します。その後、都市で一般人を襲っていたライダー(サーヴァント)とそのマスターである友人・間桐慎二に勝利する。敗北のショックで荒んだ慎二から守るため、士郎は慎二の妹である間桐桜を衛宮邸に匿う事を決めます。
暫くは仮初の平穏な生活が送られていましたが、裏で暗躍する桜の祖父・臓二によって、桜は力を暴走させられてしまう。物語が進むにつれて彼女は同作で最強候補とされるギルガメッシュをも取り込んでしまいます。
HF(桜ルート 映画)
(出典:電撃ホビーウェブ)
HFとは、Fate/stay nightにおける桜がヒロインになるルート「Heaven’s Feel」を映画化したもので2017年から3部構成で上映されています。
映画というだけあり、テレビで放送されている他の2ルートに比べてより元の成人版に近く作られており、映像化できるギリギリの凄惨な場面や濡れ場なども存在します。
Fate/Zero(ロリ桜)
(出典:prcm)
Fate/Zeroは原作であるFate/stay nightの前日譚で本編から10年前の出来事が描かれています。元々は同人誌でしたが、後に文庫版が発売されアニメ化もしています。
幼少期の桜が登場しており、祖父・間桐臓二によって身体を魔術に適応する為、また素質である「虚数」の体現を目指す為に体中を蟲によって改造されているかなりえぐいシーンが登場します。Fate/Zeroに登場するマスターの1人である「間桐雁夜」は桜を救う為に聖杯戦争に参加することになります。
Fate/EXTRA
(出典:pixiv百科事典)
Fate/EXTRAは2010年に発売されたゲームを原作としたもので、西暦2032年に月面で発見されたあらゆる願いを叶える「聖杯」をめぐり、ただ一人の生き残りを決める争い「聖杯戦争」が開催。それに巻き込まれた、記憶喪失の主人公とそれに従うサーヴァントの物語です。
Fate/EXTRA CCCはその2作目で、Fate/EXTELLAはスピンオフという形になっています。
Fate/EXTRAでは、「間桐サクラ」という名をしたNPCが登場します。このサクラは間桐桜ではなく現実に存在していた「間桐桜」という人物を基に再現されたNPCです。常に保健室に配置されており、マスターたちの健康管理をするAIです。
Fate/EXTRA CCC
(出典:pixiv百科事典)
EXTRAの続編であり、PSPで発売されたゲーム。同じく、健康管理Aiとして登場しますが、AIにも関わらず主人公に対して恋愛感情の様なものを抱いてしまった為に、その部分がバグとして分離してしまい、「BB」が生まれる事になります。
CCCでは、Fate/EXTRAとは違い大きく物語に関わり、ルートによってはヒロインになる事もあります。
BB(ビィビィ)
Fate/EXTRA CCCにはBBという敵NPCが登場します。容姿はサクラ同様、間桐桜そっくりですが性格は正反対で、主人公(士郎とは別人)に対し残酷な仕打ちを度々行います。その在り方は基本的に健康管理AIであり、ある事が原因でFate/EXTRAでの聖杯戦争が終わり元の世界に戻ると、死んでしまう主人公を救う為に聖杯戦争のシステムを乗っ取りシステムの書き換えを行おうとしますが結果主人公に敵対する事になってしまい、最終的には逆にシステムに乗っ取られかけてしまいます。
上記の4作品が挙げられます。
追う順番は
Fate/Stay night (桜ルート)
↓
HF (桜ルート映画)
↓
Fate/Zero
↓
Fate/EXTRA
↓
Fate/EXTRA CCC
となりますが、HFはFate/Stay night (桜ルート)を映像化したものなので、
HFから入っても大丈夫なのですが、Fateの世界観や設定を知る為に、まずはFate/Stay nightのアニメから入ると良いと思います。
Fate/Zeroに関しては、Fate/Stay nightの過去の物語なので、しっかり把握する必要はありませんが、桜の境遇などは見ておくとその後の変化が分かり易いと思います。
Fate/EXTRAとFate/EXTRA CCCに関しては、登場するNPC「間桐サクラ」は間桐桜という人物とは異なるので、追わなくても良いかもしれません。
【fate】間桐桜は不人気?ファンの声を考察してみた
(出典:Pinterest)
間桐桜は、Fateシリーズの原点でもあり一番有名な作品であるFate/stay hightのメインヒロインであり、最近のFateの映画化に際してでの活躍もあってか、人気が再燃しています。実際の声や反応を基にその理由を詳しく解説していきます。
かわいい
(出典:Twitter)
あんなにいじらしい女の子可愛くないわけないやん
引用:http://kokopyon.net/blog-entry-23261.html
あんなに可愛いのにな・・・
毎日ご飯作りに来てくれるとか、先輩と呼んでくれるとか・・・
プロローグが終わって目が覚めたとき最初に会うのも桜だし、マジ天使に見える
おしとやかでいじらしくて黒いとこ含めてとても愛おしいね
裏表あると言っても始終士郎に対しての思いは一貫してるしなんとも健気
もっとみんな桜の可愛さに気づくべき
引用:https://dic.nicovideo.jp/b/a/%E9%96%93%E6%A1%90%E6%A1%9C/91-
可愛さにも色々あると思いますが、桜の可愛さは、より一途で毎日ご飯を作りに通い妻するほど主人公の事を想っているのに、控えめで想いを中々言葉に出来ないいじらしさや、健気なところに人気がある様です。
また、裏表があり時折裏が出てしまうのも、普段とのギャップで人気がある様です。
かわいそう
(出典:wowwow)
理想でいったら凛になるんだろうけど一番好きなのは桜。
ヒロインは皆それぞれ痛みと弱さを持ってるけど一番士郎と一緒にいてほしいのは桜。
桜には心の底から笑っていてほしい。ここまで思うのは変ですかね(^^;)
引用:https://dic.nicovideo.jp/b/a/%E9%96%93%E6%A1%90%E6%A1%9C/61-
やはり、桜の壮絶な過去を知り同情しつつ、「だからこそ桜には幸せになって欲しい」という点から一定の人気を博しています。桜ルートの桜も幸せとは行かないけれど、主人公と恋人関係になる事でそれまでの片思いを成就させて、過去を覆すくらい今を生きて欲しいという声が多くありました。
エロい
(出典:livedoor Blog)
映画観た
このヒロイン卑しい…
引用:https://catmiimi.com/116115
朝から見に行って頭が桜まみれになった
まさか劇場スクリーンで桜ックスを見せられるとは…
引用:https://catmiimi.com/117342
桜は、Fate/stay nightに登場する3人のヒロインの中で1番良い体つきをしている為、単純にそこに惹かれるというファンの声も多数存在しましたが、Fate/stay nightの桜ルートが映画化された事に伴い、主人公と桜との濡れ場まで映像化されてしまった事により、桜の人気が大きく再燃した様です。
間桐桜が嫌いの声も?不人気説の真相
間桐桜は、人気のキャラクターで「可愛い」、「エロい」等の声があると同時に「嫌い」、「苦手」という不人気の声もある様です。本当にその様な声があるのでしょうか?幾つか紹介していきます。
非●●じゃなかったら好きなんだけどなぁ・・・
っていうキャラだよな。
引用:https://dic.nicovideo.jp/b/a/%E9%96%93%E6%A1%90%E6%A1%9C/1-
桜って自分に都合の悪いことあったらこっちに刃を向けてくるタイプじゃん
引用:http://kokopyon.net/blog-entry-23261.html
俺的にゃ陰湿な性格のほうがはるかに問題ある。士郎の都合なぞお構いなしに大怪我してしまえだの、
他の女に嫉妬しまくり。自分は穢れてて相応しくないと本気で思ってんなら対抗心もつなっての。
引用:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/otaku/995/1170045448/
このようにヒロインは主人公に一筋であって欲しいという願望を持った人が多いので、桜が非処女だから無理って考える人が多いのかもしれませんね。
加えて、桜の性格に問題があると考えている人も多い様で、「壮絶な過去に苦しんでいるのは可哀そうだが、その過去を乗り越える為に桜は何の行動もしていない」という声も見られています。それらの理由から、Fate/stay nightに登場する3人のヒロインの中では1番人気が無いとは言われている様です。
また、次に紹介していく桜の壮絶な過去が「ヒロインの過去としては重すぎる」と、桜の人気に影を堕としている原因になっています。
間桐桜は処女?非処女?壮絶な過去を解説【ネタバレ】
(出典:HF2章)
Fatシリーズでヒロインの1人として登場する間桐桜ですが、その過去にはとてもヒロインだとは思えないほど壮絶な過去があります。この過去が桜の人格形成と桜ルートに至る大きな要因になっているので詳しく解説してきます。
しかし、あまりにも壮絶な為気分が悪くなる内容も含まれているので、注意して下さい。
桜は処女?非処女?
(出典:Pinterest)
結論を言いますと桜は非処女です。それには過去の事件が深く関係してきますが、かなり凄惨で複雑なので、後述の項目で詳しく解説していきます。
間桐家とは
(出典:Twitter)
名門魔術師一族の一つで元々はロシア方面の魔術師でした。元の家名は「マキリ」でしたが、日本に移住して「間桐(まとう)」と改めています。マキリは、水の系統を特性とし使い魔に造詣深い家系魔術師家系でしたが、蟲の使役に心奪われ、間桐家の盛衰に深い影響を及ぼした現在の当主「間桐臓硯」以後、一族は衰退の一途を辿っており、とうとう臓硯の孫である「間桐慎二」は魔術師としての才能を全く持たず、このままでは一族が存続出来なくなると考えた臓硯は他の魔術師の家系から養子を取る事にしました。それが間桐桜です。
間桐鶴野
Fate/Zeroにおける第四次聖杯戦争時点での頭首。魔力は辛うじて魔力があるものの、能力は低いです。桜からすると義父にあたります。Fate/stay night時点では既に死亡している為、物語には全く関与せずビジュアルもありません。
蟲蔵で蟲に陵辱?
(出典:Twitter)
桜は祖父・間桐臓硯の手により、体の隅々まで「刻印蟲」という蟲により聖杯の器としての身体を得る為の改造(凌辱)をされてしまいました。その結果、マスターとなり得る程の魔力と魔術回路、聖杯を受け入れる為の器を手に入れましたが、全ては間桐臓硯が自らの計画の為にやった事で桜はその犠牲になっただけでした。
Fate/Zeroではそのシーンもアニメ化されましたが、そのシーンはFate/Zero屈指の凄惨なシーンであり見るのはおすすめしません。
間桐臓硯
(出典:YouTube)
読み方は「まとうぞうけん」と読み戸籍上は慎二、桜の祖父です。その正体は、日本における間桐家の初代頭首として500年前から君臨し、魔術により延命に延命を重ね体の殆んどを蟲に置き換えており、既に人ならざる者になってる魔術師です。体を蟲に変えてしまった事と、度重なる延命の為、精神は人間のものでは無くなってはいますが、一族の繁栄の事はずっと思っています。その為、桜のことは優秀な子孫を産ませるための母胎としか考えておらず、桜が幼い頃から様々な改造を施します。しかし、臓硯としては桜を殺すつもりはなく飽くまでも聖杯を作る実験として桜を利用しただけの様でした。
刻印虫
(出典:FGO)
読み方は「こくいんちゅう」と読み、後述の「淫虫」とは別物です。
魔力を食い、宿主の存命を発信するだけの最低位の使い魔で、寄生した者の魔力を糧に生き続けます。長く寄生させ続けると宿主の疑似魔術回路の様なものになってしまい、魔術回路の増幅が見込まれるが、それに伴い激痛に苛まれる事になります。
Fate/Zeroでは大量に蟲蔵で蠢いているシーンがある他、その蟲蔵に桜が入れられ這いずり回られているシーンがあります。
淫虫
(出典:Twitter)
読み方は「いんちゅう」と読み、作品ごとに規制が掛かりヴィジュアルが変わる様です。。人間の血液、精液、骨髄を好み人間の体を這いずり回る虫です。養女に出された幼い桜の心を折るために用いられました。
慎二にレ○プされていた?
(出典:ameblo)
桜の過酷な運命は蟲による陵辱だけにはとどまりませんでした。
実は桜は義兄である慎二から性的な被害を受けていたという話があります。
養女である桜が優遇されていることに腹を立てた慎二が、桜に性交渉を行ったとされています。
間桐慎二
(出典:YouTube)
衛宮士郎の友人で間桐桜の兄です。そんな彼は穂群原学園弓道部の副部長を務めており部内の女子からの人気も高いです。
衰退を辿る間桐家は、彼の代で魔術回路を失ってしまいます。生まれながらに魔術回路を持たない慎二は、魔術師ではなく一般人と変わらないです。しかし、彼は間桐の蔵書から魔術の知識は得ていて、「特権階級」としての選民意識を強めていきます。桜にサーヴァントを召喚させ、それを奪う形でマスターになり聖杯戦争に参加します。
肉体関係
先ほど述べたように、肉体関係にあった様です。元の成人向けPCゲームの時は性的描写も存在し、関係があった事が示唆されている様ですが、その後に発売された一般版では、そのような描写は無く、慎二に乱暴されていたという描写に修正されている様です。
桜と慎二
(出典:Twitter)
養女の自分が間桐家を継ぐことになることになったので、魔術適正がないために跡継ぎから外された慎二を桜は憐れんでいます。自分が憐れみ同情していた桜から、実は憐れまれていたことを知り、慎二は歪み、桜に手を挙げるようになった様です。
また、凛ルートではエピローグにて仲直りをしている様な描写がありますが、後続の作品では歯牙にかけておらず眼中になくなっています。
【fate】間桐桜はラスボス系ヒロイン?黒桜や最強説
(出典:prtimes)
間桐桜はFateシリーズの中で、ラスボス系ヒロインと言われています。その理由は、桜の種類の1つである「黒桜」と関係があるのですが、その他にも桜は登場作品が多いので様々な種類の桜がおり、「桜ファイブ」と呼ばれる存在もいるほど、桜の種類は多様化しています。なので、「黒桜」に焦点を当てながら、Fateシリーズで登場する様々な種類の桜をそれぞれ簡単に解説していきます。
ヤンデレ化
(出典:Pinterest)
桜は常時ヤンデレというわけではありません。彼女にヤンデレイメージが付与されてしまった裏には「黒桜」というキーワードが欠かせません。黒桜については以下供述していきますが、Fate/stay night で桜が凛への劣等感と恋人関係になった士郎を「他の人に取られたくない」という想いを切っ掛けに変貌してしまいます。正確には、この姿は所謂「ヤンデレ化」している訳ではなく、「精神を汚染されている」状態なので、ヤンデレでは無いのですが、切っ掛けが切っ掛けだった為にファンの間では「遂に桜の暗い心情が限界を越えて、ヤンデレに!?」と更に人気が高まりました。
黒桜(くろさくら)
(出典:メルカリ)
黒桜とはFate/Staynightの桜ルートにて、この世全ての悪(アンリマユ)との契約により内面の負の人格が表面化してしまった姿が「黒桜」です。この姿では、通常の桜とは正反対の挑発的な言動、士郎への明確な殺意を見せていきます。
ラスボスの予定だった?
間桐桜は、実は「ラスボスになる予定だった」という裏話があるようです。初期の段階では誰をラスボスにするか決まってなく、意外性のある人物の方が物語の進行上都合がいいとされ、おっとり系で美少女のメインヒロインの間桐桜が候補に浮上したようです。
しかし、ラスボスであれば相当な実力を持っている必要があることから、魔術を発揮できないでいる間桐桜はラスボスには相応しくないとされ、ラスボス候補からは除外されたそうです。
アンリマユ
アンリマユとは、「この世全ての悪」なるものを肯定する反英雄の極地、人類最古の善悪二元論と言われる拝火教に伝わる、悪魔の王です。かつての聖杯戦争で召喚されましたが、その際聖杯そのものを汚染しており、このアンリマユを取り除かない限り、聖杯は願望器として機能しないばかりか汚染を周囲に撒き散らす大量殺戮兵器になってしまいます。
要するに、昔の聖杯戦争で、聖杯の儀式を穢した調本人という認識になります。
マキリの聖杯
(出典:Amazon)
第四次聖杯戦争で汚染された聖杯の器を桜の心臓に移植する事で、桜を聖杯の器にしようとする臓硯の策略のことです。純粋な聖杯の器ではないので、聖杯に潜むアンリマユの影響を強く受けています。
この聖杯を取り込んだために、桜の身体も汚染されてしまい黒桜になってしまいます。
桜がギルガメッシュを食べる
(出典:ヤフー知恵袋)
桜は汚染された聖杯を取り込み「黒桜」と呼ばれる、膨大な魔力を持つ存在になると、その特性からより膨大で純度の高い魔力を求めていました。
そこで、最古の英雄でサーヴァントの中でも最強ランクに位置すると言われている、「ギルガメッシュ」は格好の餌であり、サーヴァントすらも簡単に凌駕する桜の魔力量に取り込まれて、捕食されてしまいます。
fateの黒い影の正体
(出典:ヤフー知恵袋)
fateのSNにはたびたび黒い影が登場しました。
この黒い影はギルガメッシュを食べたり、士郎に攻撃を仕掛けたりしました。
実はこの黒い影を操っていたのは黒桜でした。
その力は聖杯そのものの力であり、サーヴァントに効果的で、正当な英霊ほどこの影には抗えず近づくだけで悪影響が出る様で弱体化に苦しんでいました。
桜は死亡する?
聖杯の力で暴走した桜は、ルートによって、最愛の人である士郎、凛に殺されてしまいます。桜ルートにて、魔術を暴走させ黒桜になりかけた桜をどうするか選択肢が出た際に、実はそれ以前に「士郎が凛と契約」をしていた場合問答無用で発生する様です。桜を殺す選択をした場合、凛は桜を殺しにいき凛が桜を殺し、凛と契約をしていると凛に逆らえなくなり、士郎が桜を殺す様です。これがFateシリーズで唯一桜が死亡するENDの様で、アニメや映画ではこのルートには進まないので、原作のゲームでしか見る事は出来ません。
黒桜の部屋
(出典:ニコビデオ)
FATEシリーズのスピンアウト作品であるプリズマ☆イリヤの劇場版にて配布された特典アニメのことです。このアニメの見どころは、プリズマ☆イリヤの劇場版における桜の扱いの雑さに不満を覚えた桜が、「徹子の部屋」の様に一対一で愚痴を溢す部屋ですが、あまりに不満が多かった為か最後に黒桜に変貌し相手に襲いかかるところで終わります。
【fate】桜と士郎の結婚や子供・SSは?
(出典:Pinterest)
ルートによって大きく関係は異なりますが、どのルートでも同じ高校に通う先輩・後輩の関係であり、桜は殆んど毎日士郎の家に出入りしてご飯を作ってあげている関係です。どのルートでも、桜は士郎に片思いしており、士郎も桜のことは大切に思っていますが、恋人関係に発展するかしないかはルートによって異なります。
衛宮士郎とは
(出典:Pinterest)
Fate/stay nightの主人公であり、赤毛の高校生で魔術師見習いです。養父の影響で「正義の味方」になることを本気で志しています。第五次聖杯戦争では不運にもサーヴァントの戦いを目撃してしまい、目撃者を消す為に動いたランサーの手で致命傷を負わされるが凛に助けられます。生き延びた事に気付いたランサーに再び狙われるが、期せずしてセイバーを喚び、ランサーを追い返します。
その後、凛と言峰綺礼に事情を聞き、聖杯戦争を終わらせるべく、セイバーとともに聖杯戦争にその身を投じることになっていきます。
桜と士郎は結婚するの?子供は?
気になる二人の結婚はあるのでしょうか?
HFルートだと結婚しそうな雰囲気がありますので、その後結婚する可能性は大きいです。
しかし、今のところ本編では桜と士郎の結婚は描かれていません。そのため、桜と士郎の子供もいません。
桜と士郎の結婚SS
結婚SSもわずかに存在します。
【間桐桜結婚本】CERISER【士桜】
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9120031
士郎と桜の婚約を描いた長編です。
【ネタバレ】桜と凛は姉妹?
(出典:livedoor Blog)
さらに衝撃の事実として、FATEのメインヒロインとして人気が高い凛と桜は姉妹であるという話があります。実際はどうなのでしょうか?
結論として間桐桜と遠坂凛は姉妹関係にあります。
元々は、桜も遠坂家の次女でしたがある事が原因で、間桐家に養子に出されてしまいます。
桜は遠坂家の次女
(出典:Twitter)
遠坂家は間桐家の敵でもあり味方です。共に聖杯という万能の願望器を手に入れる為に水面下でいざこざを起こす因縁があります。
遠坂家は、冬木市の管理者(セカンドオーナー)として、魔力集まる道(龍脈)の管理を代々行っている魔術師家系です。
桜は遠坂家の次女として生まれましたが、彼女の虚数魔術が遠坂の家の魔術と相性が悪く、遠坂家は困り果てました。また、魔術師の家系は一子相伝で魔術を受け継いでいく為、どちらかを養子に出さなければいけませんでした。結果、後継者争いを避けるため、堕落しつつあった間桐家に養女に出されます。
間桐家と遠坂家
両者ともに「聖杯戦争」における御三家の一つで、残りの一家はアインツベルン家と言います。
間桐家と遠坂家は、Fate/Zeroにおいて桜が遠坂家から間桐家に養子に出され蟲蔵で酷い目にあっているのを目撃した、間桐家の後継者だった「間桐雁夜」は以前から桜と交流があり、桜の母親である遠坂葵に深い愛情を抱いている為、桜を養子に出した遠坂家を恨んでいました。そしてその恨みを晴らし、桜を救うために聖杯戦争に参加する事になります。この時点では、両家に深い因縁がありましたが、Fate/Zero終了時に当時の遠坂家の当主と間桐家の当主が死亡した為、家としての対立は無くなりました。
凛は桜の事を一応妹と認識して、気にかけていますが桜の方は凛に対してコンプレックスを抱いており、ぎくしゃくした関係ではあります。
【fate】間桐桜はボンテージ桜やサクラファイブも!
間桐桜は黒桜以外にも様々なバリエーションがあります。
いろいろな桜を余すことなく解説します。
ボンテージ桜
(出典:sn#18)
2006年に放映されたアニメ「Fate/staynight」(18話)ではボンテ―ジ姿を披露しています。なぜ桜がボンテ―ジ姿になったのでしょうか?それは敵である「キャスター」に桜が操られてしまっていたからです。
桜を操ったキャスターは趣味であるボンテ―ジを桜に着せますが…視聴者は、突然出てきたボンテ―ジ姿の桜に困惑します。製作者は後々この出来事に反省するコメントを残しています。
サクラファイブ
(出典:Twitter)
EXTRA/CCCの敵NPCであるBBの眷属であり分身。BBが完全なAIになる為に切り捨てた人間らしさをそれぞれ持っており、それぞれ「愛憎・快楽・渇愛・慈愛・純潔」を持っています。各々女性の扇情的な身体部分が強調されている。全部で5人いるので簡単に紹介していきます。
パッションリップ
(出典:Amazon)
一際巨大な胸と、凶悪な爪が印象的な少女です。BBの眷属の一人でBBの防御的な性格と求愛欲求・愛憎から生まれたアルターエゴ「M」と呼ばれています。容姿はBB・他のアルターエゴ達と同じく桜に似ていますが、体形は大きく異なり、立つ事も難しい程の大きさを持つ胸囲とその異形の両手から人外の存在であることは一目でわかります。普段は穏やか、かつ丁寧ですが、感情の揺れ幅が非常に大きく、その情緒は極めて不安定になっており危険な存在でもあります。
生まれた時から「認識障害」を患っており、自らの異形の腕を異形と認識できず、「普通の少女の腕」にしか見えていません。そのため、自分がなぜ怖がられるのか理由が分かっておらず、自分を怖がらずに接してくれる人を探しています。
彼女はBBの手によって複数の神霊を組み込み、「ハイ・サーヴァント」になっており、普通のサーヴァントでは手も足も出ない程の強さになっています。彼女に組み込まれた女神は三柱で、
一柱目は破壊神シヴァの妻であり、美の女神パールヴァティー。
二柱目はパールヴァティーの側面とされる戦いの女神ドゥルガー。彼女の巨大な爪はドゥルガーの持つ十の神剣が形を変えて具現化したものです。
三柱目は恋した勇者に裏切られ哀しみと共に滅んだ戦乙女(ワルキューレ)ブリュンヒルト。
です。組み込まれた神霊の特徴は攻撃方法や宝具などに表れており、パッションリップの場合は、彼女の最大の特徴である爪や宝具「死がふたりを分断つまで(ブリュンヒルデ・ロマンシア)」に表れています。
メルトリリス
(出典:Amazon)
鋭い針のような、鋼の具足を身に付けた黒衣の少女で、BBの眷属の一人です。BBのある側面を切り離した存在であることから、「アルターエゴ」の1人でもあります。BBの攻撃的な性格と奉仕要求・快楽から生まれたアルターエゴ「S」と呼ばれています。容姿はBB達と同じく桜に似ていますが、他の二人とは異なるスレンダーな体格から二人と比べて幾分幼くも見えます。落ち着いた言動から冷静に見えますが、好戦的かつ嗜虐的な嗜好を持ち、目障りというだけで味方を平気で殺し、自分の養分にする等残忍に振る舞います。しかし、彼女は生まれた時から「神経障害」を患っており、触感が低下しており、特に指の感覚はほぼ失われています。その為、自分から相手に触れ相手を恐怖に陥れたり、いじめることで快感を得る加虐趣味を持っています。そんな彼女の加虐趣味も、彼女の神経障害が原因で「自分だけでは他人の存在が感じられない」ことから生じたものであると考えられています。
彼女もパッションリップと同様に、BBの手によって複数の神霊を組み込み、「ハイ・サーヴァント」になっており、普通のサーヴァントでは手も足も出ない程の強さになっています。彼女に組み込まれた女神は三柱で、
一柱目はギリシアにおける純潔の処女神と知られる、女神アルテミス。
二柱目は旧約聖書に登場する海神レヴィアタン。
三柱目は七福神の一柱である弁財天の原流であり、インド神話において「流れるもの」を司る女神サラスヴァティー。
です。組み込まれた神霊の特徴は攻撃方法や宝具などに表れており、メルトリリスの場合は相手に自分の毒を注入し少しずつ溶かしながら自分の養分にしていく「メルトウィルス」や宝具「弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト)」に表れています。
キングプロテア
(出典:FGO)
「渇愛」のアルターエゴで、5mを超える巨大な体格を持つ少女です。他のアルターエゴとは違い、余りにも危険な存在であるため、創造主であるBBも完全に持て余し、「堕天の檻(クライン・キューブ)」と呼ばれる檻に封印して、「何もない宇宙」に廃棄していました。彼女も他のアルターエゴと同様「ハイ・サーヴァント」で、あらゆる神話に共通する大地母神愛を取り込んだ結果、求める欲望の権化であり、ま周囲にある何もかもを飲み込んで成長し続け、さらに肥大化した空腹を満たすため食事を繰り返し、ますます大きくなります。サクラファイブ最下層の位置づけでありながら、サーヴァント達はもちろん、創造主であるBBや他のエゴ達をも超えたムーンセル最強の存在です。
カズラドロップ
(出典:Twitter)
「慈愛」のアルターエゴで、黒いゴシックドレスを纏い若草色の着物を着た幼い少女です。アルターエゴの一人ではありますが、外見通り非常に大人しく、献身的な性格をしている。また年齢的にも彼女たちアルターエゴの中で最も幼く、同胞たちのように人間を憎めず、むしろ創造主であるBBの矛盾や他のエゴ達の歪んだ在り方に疑問を持っていて、元の正常な管理AIに戻りたがっています。戦闘能力は皆無ですが、「ウィルスチェッカー」に特化した能力を持ち、バグを起こしたデータが抵抗しないなら、洗浄して無力化することが出来る能力を持っています。
ヴァイオレット
(出典:Twitter)
「純潔」のアルターエゴで、眼鏡に黒服と、秘書のような雰囲気を持った理知的な女性です。アルターエゴの中では最年長で、20代中盤の外見をしており、長い髪にタイトな戦闘服、寡黙で知的な雰囲気を持った「大人の桜」の姿をしています。純潔であるが故に愛着、独占欲がモチーフとしており、クーデレ、無口、冷酷、管理願望の化身という特徴を持っています。
唯一アルターエゴの中ではBBから信頼されており、月の裏側における財務省・巨大銀行の支配人・金庫の支配者といったポジションに置かれています。彼女も創造主でありマスターであるBBを大切に想っており、非常に忠実かつ実直で、BBの敵に対しては口もきかず冷酷に振る舞います。
彼女もまた他のアルターエゴ同様、BBの手によって複数の神霊を組み込み、「ハイ・サーヴァント」になっており、彼女に組み込まれた女神は三柱で、
一柱目はギリシャ神話に登場する、元は地母神であった女怪メドゥーサ。
二柱目はインド神話に登場する水精で、乳海攪拌の際に生まれた天女アプサラス。
三柱目はフランス・ポワトゥー地方の民間伝承に登場する、半人半蛇の竜女メリジューヌ。
です。組み込まれた神霊の特徴は攻撃方法や宝具などに表れており、ヴァイオレットの場合は、目を見た者を石に変えるというメドゥーサの「魔眼」や全身を繊維化し、何億もの蛇が集まったような姿となる「ゴルゴン化」などで表れます。
パールヴァティー桜
(出典:Twitter)
FGOにてヒンデゥー教の女神パールヴァティーの依り代として登場しています。間桐桜としての自我はなく、肉体は間桐桜のものですが精神はパールヴァティーのものとなっています。
カーマ
(出典:電撃ホビーウェブ)
パールヴァティ―が間桐桜を依代とした事で、桜の黒い部分は切り捨てられ、結果としてインド神話における愛と堕落の男神カーマの依り代として登場します。肉体は黒桜としての桜を依代にしていますが、精神はカーマとなっています。精神が肉体に影響を受けており、やさぐれた愛の神になっています。
【fate】間桐桜の名言・名シーン
間桐桜は、ヒロイン兼第二の主人公の様な立ち位置なので、セリフ・登場シーン共に多く、数々の名言・名シーンがあります。登場作品も多く、壮絶な過去を掘り下げる為、ストーリーでの登場も多いため数が多く、かなりインパクトの強いものもあります。本項目では全てを紹介する事は出来ませんが、より有名なもの・印象深いものを抜粋し紹介していきます。
「もし、わたしが悪い子になったら先輩は叱ってくれますか?」
(出典:HFⅠ)
(Fate/staynightより)
衛宮家の土蔵で士郎と語り合っている時に士郎に訪ね、士郎は「ああ、桜が悪いことをしたら怒る。きっと他のやつの何倍も怒ると思う」と答えました。彼女の結末を知ってる者が聞くと、この短いセリフに込められた桜の思いに同情せざるを得ないでしょう。
「先輩。私、処女じゃないんですよ?」
(Fate/staynightより)
桜がただの後輩キャラではないことが一発でわかるセリフです。それでなくてもかなりインパクトの強いセリフであり、制作サイドの数人が「印象に残るセリフ」として挙げています。 なお、当然ながら一般版では変更されている様です。
ところがどっこい、劇場版HF第二章でまさかの復活を遂げ、多くの観客がストーリーは一般版に準ずると考えていた中、まさかのボイス有りでこのセリフを聞いて戦慄する者が殆どだった様です。
「先輩は、どうして私を守ってくれるんですか?」
(Fate/staynightより)
夜分遅くに就寝中だった士郎の部屋を訪れ、下着姿の桜が士郎を背中越しに抱きしめながら発したセリフです。
それまでの控えめな彼女らしからぬ大胆な行動ですが、これは直前のシーンで士郎と凜の会話を盗み聞きする中で唯一自分だけの思い出だと思っていた士郎の棒高跳びの記憶を凜も共有していたことを知ってしまったためです。士郎を凜に取られてしまうという焦りが桜の中にあったようです。
「くうくうおなかがなりました」
(出典:ニコニコ)
(Fate/staynightより)
先述したギルガメッシュ捕食シーンで用いられたセリフです。
ゲーム版ではこのあたりの描写は背景絵と効果音のみでしたが、劇場版アニメでは 「夢の中」という表現からかメルヘンなものになっており、動物と共に森の中を進んで行き、集まってきた人形を飴玉に変えて食べる表現になっている…。行われていることと描写のギャップが不気味ですね。
「――約束の日を迎える為に、永く種を蒔き続ける。贖いの花。私の罪が赦されるまで、ここで春を待ちましょう。」
(Fate/staynightより)
Heaven's Feelノーマルエンドのエピローグでの老いた桜のセリフです。自分のせいで士郎を失い、誰もいなくなった衛宮邸を藤宮さんから託されて、何度も何度も春が訪れ、永い永い時が過ぎていくのです。
「私は姉さんがうらやましかった!」
(Fate/staynightより)
彼女の隠し続けた本心を象徴しています。姉・凛は才色兼備にして優雅、優秀な魔術師であり、桜の憧れでもあった。それと同時に、羨望の対象でもあり、強い劣等感の根源でもあったのです。
「 馬鹿な人……お爺さまに、逆らうから」
(出典:アニメ『Fate/Zero』2nd #12)
幼い桜が、雁夜(桜の義叔父)の最期にかけた台詞です。事情を知らなかったとはいえ、仮にも彼女のために頑張っていた雁夜さんを「大人のくせに、とても愚かで物分りの悪い人」だとして、無表情と酷薄ともとれる声音で見送ります。
【fate】間桐桜の画像・イラスト・SS
間桐桜の画像・イラストをご紹介します。
(出典:Pinterest)
(出典:Pinterest)
(出典:pixiv)
(出典:Pinterest)
(出典:Pinterest)
(出典:Amazon)
(出典:pixiv)
(出典:pixiv)
(出典:Pinterest)
(出典:tsundora)
(出典:Pinterest)
(出典:amazon)
(出典:Pinterest)
(出典:Twitter)
(出典:Amazon)
SS
間桐桜はSSもあるのでご紹介します。
・【Fate】士郎「風邪を引いた桜と添い寝」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52199089.html
・【Fate】間桐桜「先輩が浮気…?」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52198697.html
・歩いていく
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15018906
・救ってもらえるかもしれない(呪術廻戦クロスオーバー作品)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14914279
まとめ
本記事では、間桐桜という「Fate」の登場人物の1人について、彼女の性格・能力、Fateの中でも特に「Fate/stay night」での役割や彼女の壮絶な過去を踏まえながら、彼女の魅力について解説してきました。間桐桜の人気には賛否両論あり、ヒロインとは思えないほどあまりにも壮絶な過去を持つ彼女は、少し他のキャラクターと比べると敬遠されがちです。しかし、彼女にも沢山の魅力があり、特に「黒桜」に変貌した時の豹変度合いは必見する価値があります。
もしこの記事で彼女の魅力を感じることが出来、興味を持ったのなら、一度「Fate」という作品に触れて見ると良いのではないでしょうか。