ダークファンタジーアニメは名作が多いですよね。
「心を抉るような刺激的なアニメを見たい」「おすすめのダークファンタジーアニメを知りたい」
そんな悩みを解決する記事をご用意しました。
この記事ではダークファンタジーに分類されるアニメをランキング形式で25個ご紹介します。
それ以外にもダークファンタジーとはどのようなものなのか、ダークファンタジーのアニメの特徴なども解説しています。
この記事を読めば、見てみたいと思えるダークファンタジー作品やお気に入りのダークファンタジーアニメが見つかるでしょう。
ダークファンタジーとは
ダークファンタジーとはファンタジー作品のジャンルの一つです。
ファンタジー作品の中で暗い雰囲気や悲劇的な展開、残酷な描写、性的な描写などに重きを置いている作品を指します。人間の負の側面を強く書き出すことも特徴です 。
ダークファンタジーアニメの特徴
暗い雰囲気や人間の負の側面を強く書き出すことがダークファンタジーの特徴のでした。これだけだと抽象的で分かりづらいため、ダークファンタジーアニメの特徴を11コに分けて詳しく解説します。
悪役主人公
一見すると主人公にはあるまじき行為も平気で行う、そんな主人公がダークファンタジー作品には多く登場します。悪役は簡単に人の命を奪うような残酷さが目立ちます。ダークファンタジーの主人公の例として、オーバーロードの主人公「アインズ・ウール・ゴウン」が悪役と同じように人の命を平気で奪ってしまいます。
悪魔・ヴァンパイア系
ダークファンタジーには、悪魔やヴァンパイアが登場する作品が多いです。
悪魔やヴァンパイアが存在するというだけではなく、味方がさらには主人公自身が悪魔やヴァンパイアそのものだったりします。悪魔と人間のハーフが悪魔と戦う、ヴァンパイアに支配された世界で人間が戦う、ヴァンパイア同士が戦うなどさまざまな展開があります。
悲劇
悲劇的な展開が多いのもダークファンタジーの特徴のひとつ。
親が殺される、ある日突然人間ではない存在になってしまうなど、主人公やキャラクターを数々の悲劇が襲います。
シリアス
アニメなどでよく言われるシリアスという言葉は真面目という意味ではなく、 重苦しい雰囲気のことを指すことが多いです。例えば人間が家畜のように飼われている、ウイルスなどで人類の数が激減する。
そんなダークな世界観の中での人間の細かい心理描写や、目を背けたくなるような人間の暗い一面を色濃く描いています。
絶望
救いがないような絶望的な展開が描かれるのもダークファンタジーの特徴のひとつ。
主人公の故郷が全滅する、 最愛の人や仲間が目の前で殺されてしまうなど、様々な絶望的な展開が主人公や主要な登場人物を襲います。
復讐
最愛の人や親を殺されたことで、復讐を人生の目的にして突き進むキャラクターが描かれることが多いです。復讐の相手は人間以外にも、巨人だったりモンスターだったり様々。復讐に向かって進む主人公の葛藤や苦悩など、細かい心理描写も見所です。
バイオレンス・殺し合い
バイオレンスや殺し合いなど暴力的なシーンをぼかしたりせず、しっかり描くのもダークファンタジーの特徴です。衝撃波だけで実質ノーダメージのような王道アニメとは違うのです。
衝撃
しっかりと練り込まれたストーリーが多いダークファンタジーでは、衝撃的な展開が繰り広げられます。
悪役が行なっていることにもしっかりと意味があったり、実は主人公が行っていたことが正義ではなく傍から見ると悪だったりすることもあります。
他にも人間が食料や材料のために飼われていたり、バッドエンド回避のために同じ時間を繰り返しているなど視聴者がワッと驚く展開があります。
裏切り
人間の心の暗い側面を描くダークファンタジーでは、裏切りも描かれることが多いです。「まさかこいつが裏切るのか!」と驚くような展開が待ち受けています。
ずっと同じ目的のために戦っていた仲間が実は敵だったり、とても協力的だったキャラクターが敵側に回ってたりします。裏切りの中で抱く主人公やその仲間たちの心理描写も見所のひとつです。
耽美
女性がドキドキしてしまうような耽美的なビジュアルをしたキャラクターが登場することもあります。
キャラクター以外にも、どこか恐ろしくも美しい自然を描いているなど舞台や背景が耽美的な作品もあります。どこか退廃的な美しさも感じられる世界観など、ダークファンタジーには様々な耽美的といえる作品が存在します。
苦しむ
人間ではない存在になってしまう、今まで平和に暮らしていたのに突然命を狙われるようになるなど様々な苦しみが主人公を襲います。主人公の苦悩や葛藤は、視聴している方も心が苦しくなってしまうでしょう。
ダークファンタジーの一覧
ダークファンタジーがどういったものかイメージしやすいように、ランキングには入らなかったダークファンタジーに該当する作品をピックアップしました。詳しくはランキングでご紹介します。
魔法少女まどか☆マギカ
ゴブリンスレイヤー
進撃の巨人
東京喰種トーキョーグール
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
新世界より
CLAYMORE
約束のネバーランド
メイドインアビス
ベルセルク
アカメが斬る!
青の祓魔師
ギルティクラウン
境界の彼方
終わりのセラフ
空の境界
デビルマン
結城友奈は勇者である
六花の勇者
亜人
ブラックラグーン
HELLSING
ドロヘドロ
D.Gray-man
オーバーロード
ダークファンタジーアニメおすすめランキングTOP20
おすすめのダークファンタジーアニメをランキング形式で25個ご紹介します。
少しでも気になる作品が見つかれば幸いです。
第位25：オーバーロード
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2015年7月～2018年10月
- 制作会社：マッドハウス
- 骸骨のような外見をした魔王の覇道を進む物語
- U-NEXTの配信：あり
小説投稿サイト「Arcadia」や「 小説家になろう」で連載され、 のちにKADOKAWA エンターブレインから小説が刊行されました。作者は丸山くがね。WEB小説1000万pv、書籍累計500万部の大人気シリーズをアニメ化した作品です。
プレイしていた VRMMORPGの世界から戻れなくなり、ゲームのキャラクター（ 自分が作ったアバター）になってしまった男が主人公。
他のダークファンタジーと大きく違うところは、主人公が人間ではなく骸骨のような外見をした魔王に該当するキャラクターになってしまったことです。
アンチヒーローの側面が強く、 自身の利益のためならば大量殺人も平然と行います。
ただ残虐なだけではなくギャグ要素もあり、キャラクターそれぞれが魅力的なアニメです。
第位24：D.Gray-man
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2006年10月～2008年9月
- 制作会社：トムス・エンタテインメント
- AKUMAvsエクソシストの少年漫画らしいバトルアニメ
- U-NEXTの配信：あり
週刊少年ジャンプで連載された漫画をアニメ化した作品。 現在はジャンプSQ.RISEで連載されています。作者は星野桂。シリーズ累計2350万部突破の大人気作品です。
死者の魂から造られた殺人兵器「AKUMA（アクマ）」を作り出す「千年伯爵」と、「AKUMA」を唯一破壊できる「エクソシスト」と呼ばれる人間の戦いを描いています。
物語舞台は仮想19世紀末のヨーロッパ。
主人公はエクソシストの少年です。
ジャンプ漫画らしく友情・努力・勝利のストーリーや、正義vs悪のわかりやすい戦いはダークファンジーの中でもとっつきやすいアニメとなっています。
第位23：ドロヘドロ
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2020年1月～3月
- 制作会社：MAPPA
- トカゲ頭にされてしまった男が本来の自分を取り戻す物語
- U-NEXTの配信：なし
小学館の漫画雑誌4誌をまたいで18年間連載された漫画をアニメ化した作品。作者は林田球。
魔法が使えない人間と、 マスクを身に着けた魔法使いが存在する世界が舞台。
魔法により頭を爬虫類に変えられてしまい、同時に記憶も失ってしまった元人間の男が主人公です。
殺伐とした世界観やグロテスクな作風が特徴的で、個性的な魔法の数々がとても魅力的な作品。
殺伐としていますがユーモアもあり、独特な世界観に引き込まれてしまうでしょう。
第位22：HELLSING（OVA）
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2006年2月～2012年12月
- 制作会社：サテライト、マッドハウス、グラフィニカ
- 吸血鬼vs吸血鬼の壮絶な戦い
- U-NEXTの配信：あり
ヤングキングアワーズ誌（少年画報社）で掲載された漫画をアニメ化した作品。作者は平野耕太。
20世紀末のイギリスが舞台で、吸血鬼と吸血鬼ハンターの戦いを描いたバトルアニメです。
吸血鬼でありながら吸血鬼と戦う男と、その男に眷属である女吸血鬼が主人公。
人間と吸血鬼のバトルではなく、吸血鬼同士のホラーテイストの強いバトルは他の吸血鬼を扱うアニメとは異なる特徴です。
第位21：BLACK LAGOON（ブラック・ラグーン）
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2006年4月～2006年12月
- 制作会社：マッドハウス
- タイの犯罪都市で繰り広げられる超バイオレンスなクライムアクションアニメ
- U-NEXTの配信：あり
月刊サンデージェネックス（小学館）で連載中の漫画をアニメ化した作品。作者は広江礼威。累計発行部数は単行本10巻の時点で700万部を超えています。
ダークファンタジーには珍しくタイの架空の犯罪都市が舞台。ごく普通の日本人サラリーマンの男が主人公です。
とても残酷な描写があるので、バイオレンスなアニメを好む方におすすめしたい作品。
アメリカのTVドラマや、ハリウッド映画作品の引用をしているところも楽しめる要素の一つです。
第位20：亜人
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2016年1月～12月
- 制作会社：ポリゴン・ピクチュアズ
- ある日全世界に狙われることになった青年の物語
- U-NEXTの配信：なし
good!アフタヌーン（講談社）で連載中の漫画をアニメ化した作品。作者は桜井画門。アニメ化だけでなく、2017年には実写映画化されています。
日本人の青年が主人公で、見た目は人間ですが亜人です。
亜人は寿命以外で死亡すると、体が再生し復活するという特徴を持っています。
能力はこれだけにとどまらず、自分の分身のような存在「黒い幽霊」を使えます。「黒い幽霊」は人間には基本視認できません。
亜人の自分が死なないことを利用した戦いは、他の作品にはない面白さ。
また他のアニメ違い、絵がポリゴンのようになっているところが特徴です。
第位19：六花の勇者
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2015年7月～9月
- 制作会社：パッショーネ
- 7人目の偽物の勇者をめぐるコンゲーム
- U-NEXTの配信：あり
ダッシュエックス文庫（集英社）から刊行されているライトノベルをアニメ化した作品。作者は山形石雄。
「りっか」ではなく「ろっかのゆうしゃ」が正しい読み方です。
6人の勇者が集い、復活する魔神を倒すというファンタジーな世界が舞台。6人の勇者のひとりである青年が主人公。
この作品の最大の特徴はミステリーの要素が強いこと。6人の勇者の中に偽物の7人目が混ざったことで、勇者同士が騙し合いをしたり、主人公が探偵のように犯人を見つけようとします。
流血表現はひかえめなので、バイオレンスな表現が苦手な方にもおすすめしたい作品です。
第位18：結城友奈は勇者である
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2014年10月～2018年1月
- 制作会社：Studio五組
- ハッピーエンドから一転、徐々に絶望の色に染まっていく
- U-NEXTの配信：あり
『鷲尾須美は勇者である』という小説の2年後の物語。とはいえ、本作だけでストーリーがわかるようになっています。
ゆうきゆうなはゆうしゃであるという題名から、略称で「ゆゆゆ」といわれています。
日本神話や神道を取り入れた世界観で、祝詞を用いたり勇者の衣装が和風デザインになっていたりします。
中学校の人々のためになることを目的とした「勇者部」に所属する13歳の少女が主人公。
物語の前半はバーテックスと呼ばれる人類の敵と戦う、変身ヒロインアニメの要素が強いです。
しかし、バーテックスを倒したあとに描かれる過去の真相や出来事が絶望感を与え、しっかりとダークファンタジーになっています。
第位17：DEVILMAN crybaby（デビルマン クライベイビー）
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2015年1月
- 制作会社：サイエンスSARU
- 現代に蘇った超有名な悪魔人間の物語
- U-NEXTの配信：なし
永井豪の漫画「デビルマン」を原作に作成されたアニメ作品です。舞台を2010年代に置き換えられ、キャラクターにもアレンジがされています。
悪魔の体と人間の心を併せ持つ存在「デビルマン」になってしまった少年が主人公。
これまでにアニメ化されたデビルマンでは、原作漫画の暴力的なシーンや性的な表現を抑えた形で造られていました。
しかし、新しいデビルマンではバイオレンスなシーンなどを忠実に、原作と同じように表現しています。
第位16：空の境界
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2007年12月～2013年7月
- 制作会社：ufotable
- モノの寿命をみることができる少女が飛び降り自殺の謎を追う物語
- U-NEXTの配信：なし
講談社ノベルス、講談社文庫（共に講談社）から出版された伝奇小説が原作の劇場アニメです。作者は奈須きのこ。
そらのきょうかいと読んでしまいそうですが、「からのきょうかい」が正しい読み方です。
モノの寿命をみることができる「直死の魔眼」を身につけた少女が主人公。少女たちの相次ぐ飛び降り自殺の謎を追う物語です。
原作と同じように、7章＋終章という形でアニメ化されています。
空の境界は以下の記事でも解説しています。
第位15：終わりのセラフ
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2015年4月～12月
- 制作会社：WIT STUDIO
- 絶望的な世界で吸血鬼と戦う少年・少女達の物語
- U-NEXTの配信：あり
ジャンプスクエア（集英社）で連載中の漫画をアニメ化した作品。作者は鏡貴也（原作）、山本ヤマト（漫画）、降矢大輔（コンテ構成）。
未知のウイルスにより死に絶え、子供たちだけが生き残る。その後、地の底から現れた吸血鬼に支配されているという絶望的な世界が舞台です。
生き残った人間と吸血鬼との戦いを描いています。
2019年8月の時点で、シリーズの累計発行部数は1000万部を突破している人気作品です。
第位14：境界の彼方
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2013年10月～12月
- 制作会社：京都アニメーション
- 個性豊かなキャラクターが繰り広げる異界士vs妖夢の戦い
- U-NEXTの配信：あり
KAエスマ文庫（京都アニメーション）から出版されているライトノベルが原作のアニメ作品です。作者は鳥居なごむ。
「妖夢」と呼ばれる人間に仇なす存在と、妖夢退治を生業とする「異界士」とよばれる特殊な能力を持った人間の戦いを描くダークファンタジーです。
主人公は異界士の母と妖夢の父から生まれた「半妖夢」の少年と、「異界士」の少女が主人公。
個性豊かなキャラクターが魅力的で、学園ラブコメディーの要素も楽しめる作品となっています。
第位13：ギルティクラウン
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2011年10月～2012年3月
- 制作会社：プロダクションI.G 6課
- U-NEXTの配信：あり
フジテレビの深夜アニメ枠で放送させていたアニメ作品。監督は荒木哲郎。
「王の能力」というものを手に入れた少年が主人公。
「王の能力」は他人の体から武器を取り出す能力のこと。この能力を使って友人から武器を取り出し戦います。
ストーリー展開がスピーディーなことや美しい映像が魅力。
バイオレンスな表現がひかえめなので、流血表現などが少々苦手な方にもおすすめです。
ギルティクラウンは以下の記事でも解説しています。
第位12：青の祓魔師
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：
- 制作会社：
- 悪魔と人間のハーフである少年が繰り広げる超ド派手バトル
- U-NEXTの配信：あり
ジャンプスクエア（集英社）で連載中の漫画をアニメ化した作品。作者は加藤和恵。タイトルの読み方は「あおのエクソシスト」
2018年12月時点で累計発行部数は1700万部を突破している人気作品です。
悪魔と人間のハーフである少年が主人公。祓魔師として悪魔と戦います。
学園モノにあるような友情を描いていたり、主人公が自分の運命にまっすぐ立ち向かっていったりと、ダークファンタジーの中では少年漫画の要素が強め。
戦闘シーンが派手で見ごたえがあるため、バトルに重きを置く方におすすめしたい作品です。
第位11：アカメが斬る!
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2014年7月～12月
- 制作会社：WHITE FOX
- 敵も味方も次々と命を落とす非情なダークファンタジー
- U-NEXTの配信：あり
月刊ガンガンJOKER（スクウェア・エニックス）で連載されていた漫画をアニメ化した作品。作者はタカヒロ（原作）、田代哲也（作画）
2017年2月の時点でシリーズ累計350万部を突破います。
中世のような世界観で、腐敗した帝国と戦う物語です。帝国の圧政により苦しむ村で生きる少年が主人公。少年が殺し屋集団に出会い、帝国に立ち向かいます。
残酷な描写が目立ち、敵味方とも次々と命を落としていく展開が特徴のダークファンタジーです。
アカきるは以下の記事でも解説しています。
第位10：ベルセルク
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2016年7月～2017年6月
- 制作会社：GEMBA、ミルパンセ
- 大剣を獲物とする男の復讐劇
- U-NEXTの配信：あり
ヤングアニマル（白泉社）で連載されている漫画が原作のアニメ作品。作者は三浦建太郎。
中世ヨーロッパモデルに「剣と魔法の世界」をプラスした世界観。片手が義手でありながら巨大な剣を振るう男が主人公です。
残酷な描写や暴力シーンが多く悲劇的なストーリー展開なため、まさにダークファンタジーといったアニメ。
残虐で悲しいストーリーだけでなく、コミカルな場面もみどころのひとつです。
第位9：メイドインアビス
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2017年7月～ 9月
- 制作会社：キネマシトラス
- 人類最後の秘境「アビス」に挑む少女とロボットの少年の冒険話
- U-NEXTの配信：あり
竹書房のウェブコミック配信サイト、WEBコミックガンマで連載中の漫画作品をアニメ化した作品。作者はつくしあきひと。
人類最後の秘境と呼ばれる巨大な縦穴「アビス」が舞台。アビスの探検家を目指す少女と、ロボットの少年が主人公です。
かわいらしいキャラクターの冒険話なのでダークファンタジー要素は低めと思いきや、残酷な描写も多分にあります。
人間同士の殺し合いはありませんが、大自然の脅威やアビスの中に住む生き物達との弱肉強食な世界がハードに描かれています。
第位8：約束のネバーランド
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2019年1月～
- 制作会社：CloverWorks
- 過酷な運命に抗う子供たちの脱獄ファンタジー
- U-NEXTの配信：あり
週刊少年ジャンプ（集英社）で掲載させた漫画をアニメ化した作品。作者は白井カイウ（原作）、出水ぽすか（作画）
2020年12月時点で全世界累計発行部数が2600万部を突破している人気作品です。
アニメ化だけでなく、小説化や映画化もされています。
孤児院に住む子供たちが、孤児院から脱出を試みる物語。孤児院で育てられている女の子が主人公。
一見すると平和な生活が描かれたほのぼのしたアニメですが、物語が進むとかなり残酷で悲劇的なストーリーになります。
「まさか!」と思ってしまうようなストーリー展開に引き込まれてしまうでしょう。
第位7：CLAYMORE
（出典：CLAYMORE公式HP）
- 放送日：2007年4月～9月
- 制作会社：マッドハウス
- 自ら半人半妖になった女性の数奇な運命を描いた物語
- U-NEXTの配信：あり
月刊少年ジャンプ、ジャンプスクエア（共に集英社）で連載されていた漫画をアニメ化した作品。作者は八木教広。
単行本の累計発行部数は800万部を突破している人気作品です。
中世ヨーロッパのような世界が舞台。人間を捕食する「妖魔」と、妖魔を倒すべく生み出された半人半妖の女戦士「クレイモア」の戦いを描いています。
自ら進んでクレイモアとなった女性が主人公です。
「クレイモア」は妖魔の血肉を取り込んでいるため、力を使うほど妖魔に近づいていき最後は完全な妖魔になってしまいます。
グロテスクな描写も多く設定も重苦しい、まさにダークファンタジーといえるアニメです。
第位6：新世界より
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：
- 制作会社：
- 禁断の知識を得てしまった少年少女達の物語
- U-NEXTの配信：あり
講談社ノベルス（講談社）から出版された小説をアニメ化した作品。作者は貴志祐介。
一度文明が滅んだ1000年後の日本が舞台で、人々は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けています。また、ハイファンタジーの世界のように変わった生き物が存在する世界です。
主人公は「呪力」を持った少女で、12歳・14歳・26歳の時期が描かれています。
暴力などの恐ろしさではなく、国家ぐるみのマインドコントロールの静かな恐ろしさが描かれたダークファンタジーです。
第位5：鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2009年4月～2010年7月
- 制作会社：ボンズ
- 自分の体を取り戻すために旅をする錬金術師の兄弟の物語
- U-NEXTの配信：あり
月刊少年ガンガン（スクウェア・エニックス）で連載されていた漫画をアニメ化した作品。作者は荒川弘。
アニメは2作あり、紹介する「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の方が原作に近いストーリーになっています。
失った母を錬金術で生き返らせようとして、体の一部を失った兄弟が主人公。
失った体を取り戻すために「賢者の石」を探す旅をしています。
人の命という重いテーマを扱っていますが、キャラクターたちのコミカルなやり取りや、少年漫画らしい熱いバトルシーンなどで暗くなりすぎないダークファンタジーとなっています。
ダークファンタジーには珍しく、主人公が不殺を誓っているのも大きな特徴です。
第位4：東京喰種トーキョーグール
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2014年7月～2018年12月
- 制作会社：studioぴえろ
- 架空の東京を舞台にした喰種vs人間のバトルアニメ
- U-NEXTの配信：あり
週刊ヤングジャンプで連載中の石田スイによるマンガをアニメ化しています。2021年1月時点で全世界シリーズ累計発行部数4700万部を突破している人気作品。
人肉を喰らって生きる人の姿をした怪物「喰種（グール）」をテーマにした作品で、喰種が跋扈する東京が舞台です。
事故に遭い喰種の内臓を移植されて「半喰種」となってしまった少年が主人公。
ただのバトルアニメではなく、命というものを様々な視点で描いており、哲学的ともいえるようなメッセージ性の強い作品です。
「単純な正義vs悪の戦いには飽きた」という方にぜひ視聴していただきたいダークファンタジーアニメです。
第位3：進撃の巨人
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2020年1月7日～（The Final Season）
- 制作会社：MAPPA（The Final Season）
- 圧倒的な力を持つ巨人へ挑む少年の復讐劇
- U-NEXTの配信：あり
別冊少年マガジン（講談社）で連載中の諫山創によるマンガをアニメ化しています。
突如出現した人類の敵「巨人」と滅亡の淵に立たされた「人類」との戦いを描いていた作品。主人公は巨人をすべて駆逐すると誓い、戦うことを選んだ少年です。
見どころは迫力のある戦闘シーン。
「立体機動装置」というものを用いて二刀で巨人と対峙する戦闘シーンは、スピード感が抜群でまばたきを忘れてしまうくらい引き込まれます。
グロテスクなシーンや悲劇的な展開も多分にあり、視聴者の心をえぐる内容になっています。
2013年4月から第1期が放送され、現在第4期（The Final Season）が放送されています。
第位2：ゴブリンスレイヤー
（出典：アニメイトタイムズ）
- 放送日：2018年10月～12月
- 制作会社：WHITE FOX
- ゴブリンに身内を殺された青年の復讐劇
- U-NEXTの配信：あり
GA文庫（SBクリエイティブ）から出版されているライトノベルをアニメ化した作品。元々はやる夫スレと呼ばれるインターネット上の掲示板で公開されていました。
RPGなどのファンタジー作品でよく目にする、下級モンスターのゴブリンのみを退治する青年が主人公。
ゴブリン退治を目的としているため、相手にする魔物はほぼゴブリンです。
他の冒険ものとは違い、少しのミスで命にかかわるようなリアルさがみどころ。
ゴブリン達によって冒険者が無残に殺害されたり、強姦されたりするなど目を覆いたくなるようなシーンが多々あります。
第位1：魔法少女まどか☆マギカ
（出典：魔法少女まどか☆マギカ公式HP）
- 放送日：2011年1月～4月
- 制作会社：シャフト
- ライトな魔法少女アニメの皮をかぶった超絶望ダークファンタジー
- U-NEXTの配信：あり
毎日放送 (MBS)などで深夜アニメとして放送されていたアニメ作品。監督は新房昭之。
舞台は日本の架空都市、見滝原（みたきはら）。当事者にはならず傍観者として魔法少女と関わる少女が主人公。
小さな女の子が好みそうなかわいらしい絵柄とは裏腹に、かなり重い内容になっています。
魔法少女が次々と命を落とす展開や、マスコットのような外見をしたキャラクターの不気味さなど見た目からは想像できないほどにダークなアニメです。
まどマギは以下の記事でも解説しています。
まとめ
「このアニメはちょっと気になるな……」と思えるような作品は見つかったでしょうか?
ダークファンタジーは悲劇的な展開やグロテスクな表現が多く、苦手に思う方がいるかもしれません。
しかし、作りこまれたストーリーやリアルさを追及しているところなど、たくさんの魅力があります。
グロテスクな表現がひかえめなものから、かなり残酷なシーンに力を入れている作品までダークファンタジーといっても様々なアニメが存在します。
このランキング記事を通して、一つでも気になった作品が見つかれば幸いです。
