里見灯花はマギアアレコードに登場する魔法少女です。この記事は、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場する魔法少女・里見灯花についてのプロフィール情報や名場面、名セリフを詳しくまとめた記事となっております。
マギレコは、前作の『魔法少女まどか☆マギカ』の外伝作品となるので、まどマギを観たことがない人やマギレコ自体を視聴したことがない人にも楽しめることが出来ます。そんな魅力あふれる作品のいい所をたくさんご紹介するのがこの記事の内容となっています。
【マギアレコード】里見灯花とは
(出典:pixiv年鑑)
里見灯花とは、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場する魔法少女です。主人公・環いろはの敵対勢力にあたる『マギウス』の一員で、いろはの妹・ういの幼馴染でもあります。
マギアレコード
まず初めに、マギレコは前作である『魔法少女まどか☆マギカ』の外伝作品です。主人公の環いろはが居たはずの”妹・環うい”を探しに神浜市に訪れて、そこで出会った魔法少女達と共に”ウワサ”と呼ばれる異形を退治していく物語です。
年齢
灯花の年齢は、スマホRPG版のマギアレコードの期間限定イベント『ユメミルサクラ』にて、11歳の小学5年生と言うことが判明しています。また、同様にマギウスの仲間である柊ねむも灯花と同じく11歳の小学5年生です。
身長
(出典:eidoranavi)
灯花の身長は、マギレコの設定資料集”マギアアーカイブVol2”にて、148㎝と公表されています。ちなみに幼馴染の環ういは143㎝、柊ねむは148㎝と明かされています。
とうかちゃん
”とうかちゃん”とは、ういやいろはによる灯花の呼称です。また、ファンの間でもこの”とうかちゃん”呼びは使われています。
声優
(出典:アイムエンタープライズ)
里見灯花の声を担当したのは、少年の声音からあどけない少女、カッコいいお姉さんキャラなど幅広い声色を持った大ベテラン声優の釘宮理恵さんです。
釘宮理恵さんは、1979年5月30日生まれの熊本県出身、アイムエンタープライズ所属の声優さんです。『くぎゅ』の愛称でファンからは親しまれており、日本を代表するツンデレ声優とも呼ばれており、海外からの熱狂的なファンも多数いるほどの人気っぷりです。代表作は以下の通りです。
・神楽(銀魂)
・シャナ(灼眼のシャナ)
・神崎・H・アリア(緋弾のアリア)
・水瀬伊織(THE iDOLM@STER)
【マギレコ】里見灯花は里見メディカルセンターの院長の娘
(出典:Twitter)
主人公の環いろはが妹のういを探すために、行きついた場所は”里見メディカルセンター”でした。そこでは当時ういと一緒に入院していた里見灯花と柊ねむについていろはは調べることにしました。
うい・灯花・ねむ
(出典:電撃オンライン)
TVアニメ版の第3話と第8話では度々ういの回想シーンで里見灯花は柊ねむと共に登場していましたが、この3人は幼馴染です。里見メディカルセンターとは、灯花の父親が院長として経営している病院で、入院しており同じ院内学級に通っていました。
柊ねむと環ういは以下で解説しています。
超現実主義者
(出典:1期 #8)
非科学的なことは一切信じない超現実的主義の灯花は、理想主義で文学少女の柊ねむと毎日のように喧嘩していてその仲裁役にういが巻き込まれることが日常茶飯事です。灯花の頭の良さについては、いろは曰く『宇宙のお話を偉い人と議論するような、すごく頭の良い子』と言われていました。
【アニメ】マギレコ1期では悪役マギウスの翼で登場
(出典:fc2ブログ)
いろはは灯花と久しぶり再会を果たしましたが、灯花は『マギウス』と言う組織でいろは達の敵対勢力だと言うことが判明し、いろはにとっては最悪な再会となってしまいました。
マギウス
(出典:1期#13)
『マギウス』とは、”魔法少女の解放””魔女化のない世界”という信念を掲げた魔法少女の組織です。マギウスには里見灯花・柊ねむ・アリナグレイが所属しており、そのマギウスを支える”翼”として『マギウスの翼』という手下組織がいます。主な所属メンバーは天音姉妹や梓みふゆなどです。
マギウスの”リーダー的存在”
(出典:1期#13)
灯花はマギウスの中でもリーダーのようなポジションしており、TVアニメ版第13話のラストシーンでは灯花が自ら教壇に立ち、マギウスの翼たちにこれまで魔女に虐げられてきた魔法少女の解放の為、そして、これから起こる”魔女化のない世界”という革命の為に力を貸してほしいと力説します。その姿はまるで教祖のような立ち振る舞いでした。
【マギレコ】里見灯花は「おガキ様」?
灯花はとある魔法少女から『おガキ様』というあだ名を付けられています。マギレコファンの間でもそのあだ名が浸透してしまい、ファンからも『おガキ様』と呼ばれるようになりました。
”おガキ様”
(出典:Twitter)
先程とある魔法少女から灯花は”おガキ様”と呼ばれていると話しましたが、それは神浜市の東側の魔法少女達を束ねる言わば”東のリーダー”として活躍している和泉十七夜です。十七夜は、スマホRPG版の第7章にて度々灯花と絡むシーンが多く、その度に灯花のことを”おガキ様”と呼びました。
由来
(出典:Twitter)
何故、灯花は十七夜に”おガキ様”と呼ばれ始めたのか気になりますよね。ここからは、物語の中で十七夜が由来を説明するシーンが無いので筆者による考察となります。灯花はまだまだ小学5年生という”子供”なので何が悪いのか判断するには未熟な為に、平気で冷酷な指示や言動をすることもあります。しかし、子供らしい態度や駄々をこねるような態度を取ることもある為か、十七夜に”おガキ様”と呼ばれるようになったのではないかと捉えることが出来ます。
【マギレコ】里見灯花のかわいい魅力4つ
『おガキ様』な灯花ですが、そんな彼女でも憎めない可愛い部分があります。今回は灯花の魅力的なポイントを4つほどご紹介致します。
魅力1.お嬢様キャラ
(出典:youtube)
灯花は、病院の娘故にお嬢様育ちなのか、1人称が『わたくし』なのです。丁寧な喋り方と思いきやいきなり語尾に『だにゃー』を付けだしたり、いろはを呼ぶときは『お姉様』ですが、自分の父親に対しては『パパ様』と可愛い呼び方をします。
魅力2.変身シーン
スマホRPG版のマギレコはガチャの確定演出に魔法少女の変身シーンが流れます。灯花の変身シーンは、いつも持っている灯花の日傘がたくさん出て来て、その真ん中からかき分けるようにして灯火が登場します。登場した灯花はスカートを持ち、お上品に会釈します。まるで社交ダンスでも始まるかのような演出が非常に魅力的です。
魅力3.水着姿
(出典:Twitter)
スマホRPG版では魔法少女達の衣装を水着に変えることができ、灯花の水着スキンは2019年7月5日から入手することができるようになっています。夏が来る度に行われる期間限定ミッション『サマトレ!』をクリアすると水着交換チケットを手に入れることが出来ます。いつもと違う見た目で尚且つツインテールをした可愛らしい灯花が見れます。
魅力4.子供らしい一面もある
(出典:1期#3)
お嬢様キャラで冷酷なマギウスの筆頭というイメージが根強くついている灯花のですが、TVアニメ版第3話と第8話では些細なことでねむと言い合いになり喧嘩に発展しますが、その時の灯花の態度が子供らしく怒っていて非常に愛くるしいのです。気になる人はTVアニメ版マギアレコードを視聴することを推奨します。
【マギレコ】里見灯花の名シーン・名言
ここからは、灯花のとても印象的だった名シーンや名セリフをエピソードを振り返ってご紹介致します。
誰か助けてー!海に殺されるー!
もうしょっぱいにゃーん。あっ、痛い痛い!海水が目に入っちゃった。誰か助けてー!海に殺されるー!
(出典:
これは2019年7月5日から入手可能な灯花の水着衣装ver.の時のタップボイスです。語尾の『にゃーん』も可愛いですが、海水にオーバーリアクションなところがとても愛いらしいです。
いーーーやっ!
いーーーやっ!
(出典:スマホRPG版マギアレコード メインストーリー第6章第5話)
これは灯花の口癖ともなっているセリフです。人を煽ったり、本当に駄々をこねる時に使ったりと用途は様々ですが、年相応のあどけなさもありますが、ちょこっと悪ガキ感もあって可愛らしいですね。後にこのセリフは、アリナが灯花を煽る時に使いだします。ちなみに、アリナが言っているシーンが見れるのはスマホRPG版のメインストーリー第10章第4話です。
神経繋げてちゃーんと頭で考えないとー
神経繋げてちゃーんと頭で考えないとー
(出典:スマホRPG版マギアレコード メインストーリー第9章チームみかづき荘編第9話)
病院の娘らしい発言とも言えるこのセリフは、チームみかづき荘とマギウスがとうとう対峙した時にみかづき荘の面々を煽り倒すシーンにて流れました。灯花の”おガキ様”っぷりがかなり現れた場面でした。
途方もない確率の奇跡ってこと
とにかく、わたくしたち4人揃ってここで出会えたことは、何度思考を繰り返しても再現できないような途方もない確率の奇跡ってこと!
(出典:TVアニメ版第8話より)
これはTVアニメ版のマギアレコードで流れた回想シーンより出た灯花の名セリフです。超現実的主義の灯花でも親友と呼べるうい達に対して”奇跡”という言葉を使うのはちょっぴり意外ですよね。
【マギレコ】里見灯花のマギア・ドッペル
ここからは、灯花のゲーム上でのマギアやドッペルなどの性能や、スペック、そして覚醒についてご紹介致します。
マギア
まず初めに『マギア』とは、魔法少女達の”必殺技”のことを指します。灯花のマギアは『ネオ・ジェネシス☆彡』と言って、灯花が天高く飛び上がりたくさんのパラソルを出現させ、そこからまるで流れ星のように炎が放たれます。
覚醒・覚醒素材
灯花は性能として、★4の場合のマギアでは敵全体にダメージと敵全体に防御力ダウンのデバフ付与と自分に防御力アップのバフが付与されます。★5に覚醒した場合のマギアは、この効果以外に、新たなバフとして自分にマギアダメージUPも付与されます。敵を打ち倒しやすくなり使い勝手がいいスキルのおかげで敵を一掃しやすくなるため、灯花は素材周回クエストなどに活躍できると言えるでしょう。
灯花の★5覚醒に必要な素材は、火オーブ+・火オーブ++・レインボーオーブ・流浪の杭・キースイッチ・階段のモニュメントです。素材周回クエストを十分に回っておきましょう。
ドッペル
灯花のドッペルは『白昼夢のドッペル』と言います。その見た目は、ペスト医師のような仮面を付けていてどことなく着ているものが灯花と似ています。そして、背中にはマッチ棒で出来た翼が生えています。ドッペルの発現は、いろはやねむと同じく髪の毛からです。
”白昼夢のドッペル その姿は、マッチ売り”
この感情の主は、魔法少女になった後もさらなる願いを成就するために力を欲する。
(出典:マギレコのドッペル一覧より一部抜粋)
ゲーム上の性能として、★5マギアよりも内容がある程度強化され、敵全体ダメージが大幅にUPし、マギアダメージUPのバフが3ターンまでだったのがドッペルともなると5ターンまで付与されます。またドッペルの演出では、白昼夢のドッペルの背中についている”マッチ棒”が着火して空から青いメテオが降ってくるカッコいい演出となっています。
【マギレコ】里見灯花の願いとは
(出典:マギレコ メインストーリー10章)
マギウスである天才少女の里見灯花がどんな願いをキュゥべえにしたのか気になりますよね。その理由とは、ういの姉そしてこの物語の主人公であるいろはが関係しています。
最終章で明かされる真実
スマホRPG版のマギレコ第10章では、灯花・ねむ・ういの3人が何故魔法少女になったのか経緯が判明します。灯花たちがまだ入院していた頃、ひょんなことで魔女の結界に迷い込んでしまった3人は、魔法少女になりたてのいろはに助けられます。ういは、魔法少女として魔女退治に苦戦する姉を見てどうにかして助けたいと考えます。
いろはを助けたい
(出典:マギレコ メインストーリー10章)
姉思いのういを見た灯花とねむは、ういに『自動浄化システム』のことを提案します。それは、元々キュゥべえが持っている機能を奪ってういが『回収』の力を用いて魔法少女の穢れを集め、灯火がそれを魔力に変える『変換』の力を使い、ねむはその変換された魔力をエネルギーに『具現化』するというものでした。いろはを助けたいという思いが強かったういは、2人の提案した『自動浄化システム』の案に賛成し、3人はキュゥべえに「あなたの持つ機能がほしい」と願いで契約を果たしたのでした。
【ネタバレ】里見灯花のストーリー
(出典:マギレコ アルティメットまどか)
アルティメットまどかの魔法少女ストーリーで判明した事実があります。それは、うい・灯花・ねむは本来ならば魔法少女になる運命ではなかったことです。
物語の核心となる事実
(出典:マギレコ アルティメットまどか)
”概念”となったまどかのストーリーでは、3人は魔法少女にはならず、入院していた時に患っていた病気で死ぬはずでした。この”マギレコ”の時間軸のみでキュゥべえと契約し生きながらえているだけで、他の時間軸では魔法少女にはなっていません。アルティメットまどか曰く、他の時間軸で起きていたのは最初にういが死に、その次にねむ、そして最後には大事な親友2人に先立たれた悲しみから体調を崩して死んだのが灯花でした。
まとめ
今回は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場するマギウスの1人・里見灯花というキャラクターをご紹介致しましたが、いかがでしたでしょうか。マギウスの隠された真実や、灯花自身の魅力、そしてこのストーリー展開に少しでも魅力を理解していただければ幸いです。
そして、遂にTVアニメ版マギアレコード2期の放送が今年の夏に公開決定しました。これを機にまどマギ作品を一気見するのもゲームをプレイしてみるのも大変いい機会だと思います。