柊ねむはマギアアレコードに登場する魔法少女です。この記事は、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場する魔法少女・柊ねむについてのプロフィール情報や名場面、名セリフを詳しくまとめた記事となっております。
アニメを未視聴の方やゲームをプレイしたことがない方でも分かりやすく、この作品と柊ねむというキャラクターの魅力を理解できる内容です。その他にも、物語の中でのねむの立ち回り彼女がどういったポジションなのか、又、担当されている声優さんのプロフィール情報ご紹介致します。
【マギアレコード】柊ねむとは
(出典:Twitter)
柊ねむとは、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場する魔法少女です。主人公・環いろはたちの敵対勢力”マギウス”として活動しています。普段のねむは、ネット上に自分の描いた物語を投稿しており、それが本になってしまう天才作家です。
マギアレコード
まず初めに、マギレコは前作である”魔法少女まどか☆マギカ”の外伝作品となります。主人公の環いろはが忘れていた”妹・環うい”を探すために神浜市を訪れ、そこで出会った魔法少女たちと共に魔女を倒していくダークファンタジーストーリーです。
年齢
ねむの年齢は、スマホRPG版のマギアレコードの期間限定イベント『ユメミルサクラ』にて11歳である事と、小学5年生であることが判明しています。ちなみに同じマギウスのメンバーである里見灯花もねむと同い年の同学年です。
身長
ねむの身長はマギレコ設定資料集のマギアアーカイブVol.2にて、149㎝と明かされています。やはり小学生なだけあって小柄で可愛らしいですね。
ねむちゃん
”ねむちゃん”とは、柊ねむが好きなファンによる愛称、又は、環ういやいろはによる呼び名のことを指します。堅物そうなイメージがあるねむですが、周りから”ねむちゃん”呼びされていると何だかギャップを感じますね。
声優
(出典:アニメ!アニメ!)
今回、柊ねむの声を担当したのは元気で活発なキャラを演じることに定評がある声優の諸星すみれさんです。
諸星すみれさんは、1999年4月23日生まれの神奈川県出身、劇団ひまわり所属の声優さんです。諸星さんは、2009年に放映された大人気アニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 』にて難しい1人2役を演じ切った際、声優界の重鎮こと内海賢二さんに「彼女には負けられない」と言わせたほどの演技力の持ち主です。代表作は以下の通りです。
・ニーナ・タッカー(鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST)
・リロ(リロ&スティッチ)
・星宮いちご(アイカツ!)
・エマ(約束のネバーランド)
【アニメ】マギレコ1期ではうい・とうかの関係者として登場
(出典:1期#8)
ねむは、序盤では話の回想シーンやいろはの記憶の話に度々名前が上がる程度でしたが、ストーリーの後半にようやく姿を表しましたがまだまだ謎に包まれています。
里見灯花と環ういは以下の記事で解説しています。
マギウス
(出典:2期#5)
最初はういの”幼馴染”として灯花の次に名前が挙がるねむでしたが、いろは達が”ウワサ”退治をしていく中、敵対勢力の”マギウス”と言う組織の中に灯花とねむがいる事が判明します。マギウスは神浜市に蔓延っている”ウワサ”の原因を作っており、ねむはそれに加担しています。
ラスボス的ポジション
(出典:1期#10)
TVアニメ版の第3話と第8話では、物知りだけどどこかまだあどけなさが残る可愛らしい少女として環ういの回想シーンに登場しますが、TVアニメ版第10話では、顔は隠れているものの灯花とねむらしき人物がマギウスの翼の幹部こと梓みふゆと巴マミの報告を聞いている描写が流れました。不穏な雰囲気を醸し出す中、完全なるこの物語の”黒幕”と捉える事が出来るシーンでした。
【マギレコ】柊ねむはネット上の天才作家
(出典:youtube)
柊ねむは、主人公の環いろはの話によれば「お話を書くのが大好きで、ネットに載せた物語が本になるような子」と言われるほどの天才作家です。その頭の良さはスマホRPG版のねむのボイスでも発揮されており、ホーム画面に設定すると、ねむの語彙力の高さ故にセリフが異常に長いのです。他にも、ねむの印象的なエピソードをご紹介致します。
里見メディカルセンターに入院
(出典:電撃オンライン)
ねむは以前、里見灯花の父が院長として勤めている里見メディカルセンターに、環ういと里見灯花と共に入院していました。TVアニメ版の第3話と第8話の回想シーンでは、灯花とねむが喧嘩するシーンが流れますが、二人とも発現する内容が難しく高尚なので視聴者にとっては頭が痛くなります。
ネット上の天才作家
実はねむは、物語を書くのも大好きですが、たくさん本を読んだり自作した物語をいろは達に言い聞かせたりするのも好きな生粋の文学少女です。ひとたびネットに物語を上げれば、あっという間に本となり世間からは大絶賛されます。
【マギレコ】柊ねむのかわいい魅力4つ
気難しそうで堅物に見えるねむにも、可愛らしい部分がいくつかあります。今回はそんな彼女の魅力的なポイントを4つほどご紹介致します。
魅力1.実は僕っ子
(出典:マギレコ10章)
ねむの1人称は『僕』です。おっとりとした喋り方の割にはボキャブラリーが豊富なトークと”僕っ子”要素でより魅力的に感じられます。その他にもねむは、特徴的な笑い方をしており「むふっ」「むふふっ」などという口癖があります。何だかマッドサイエンティストな博士を彷彿させますね。
魅力2.魔法少女姿
(出典:pixiv)
ねむの魔法少女姿は、なんともねむらしいデザインなアカデミックドレスを着ていますが、足には足かせが付けられており、普段掛けているはずのメガネは外しています。そして、可愛いポイントの一つでもあるねむのトレードマークになる”角帽”がマニアにとっては堪りません。
魅力3.作家として物語を書いている姿
(出典:1期#3)
ういの回想シーンで登場する時にねむは大体パジャマに三つ編みでメガネを掛け、黙々と物語を書いているか、もしくはずっと本を読んでいます。自分の想像力を最大限に発揮させてただひたすら熱心に書いている姿勢にはとても尊敬出来ます。又、TVアニメ版第3話ではねむの私物と思われる積み上げられた本の山の中でカリカリと物書きをしているねむのシーンが映ります。
魅力4.灯花と喧嘩
(出典:1期#3)
マギレコでは、喧嘩するほど仲が良いと言われている水波レナと秋野かえで以外に実は隠れて仲が良い灯花とねむがいます。里見メディカルセンターにいる時から超現実的主義の灯花と超理想主義のねむは日常的に喧嘩していました。特にスマホRPG版マギレコの期間限定イベント『ChristmasString~指を結んだあの日~』では、2人のういを取り合って喧嘩する描写が多く、微笑ましい3人を見ることが出来ます。
【マギレコ】柊ねむのマギア・性能・ドッペル
ここからは、スマホRPG版での柊ねむのマギアやドッペルについての性能や、ねむ自身のスペックをご紹介致します。
マギア:創造の子どもたち
(出典:YouTube)
まず初めに、『マギア』とは魔法少女たちの”必殺技”のことを指します。柊ねむのマギアは『創造の子どもたち』と言い、これまでのストーリーの中で登場した”ウワサ(手下クラス)”たちを放って竜巻を発生させる技です。英語表記では、『My Des, Ones』となります。
固有魔法
(出典:マギレコ17章 17話)
ねむの固有魔法は”具現化”です。このマギレコの中で登場した”ウワサ”は全てねむが天才的な想像力を働かせて具現化したもので、言わばねむはウワサの創造主となります。しかし、ウワサを創り出すのにはねむにとって”命”を削るようなもので、それが分かるのはメインストーリー第7章17話で、ねむが自分がウワサを創り出している事と、ウワサを作るために疲労が蓄積してしまい挨拶が遅れてしまった事を謝罪しています。
覚醒・覚醒素材
ねむちゃん覚醒素材セットするときの動きめっちゃ可愛くて身悶えした pic.twitter.com/MLZgPz1uuE
— じゅ@七夕ver. (@Sorriar_) March 17, 2019
性能として★4の場合のマギアでは、敵単体ダメージに加えて”必ず”付与されるデバフに魅了・呪い・暗闇、そして、味方全体の攻撃力UPが付きます。★4だけでも十分強いですが、★5ともなれば更に敵単体ダメージが大幅に上り、敵の状態強化を解除出来てしまうまさに『最強のサポーター』とも言えます。
ねむの★5覚醒に必要な素材は、レインボーオーブ・フォレストオーブ++・フォレストオーブ+・羊の角笛・メールのグライダー・人工知能のコードです。素材周回クエストを十分に回っておきましょう。
ドッペル:遺言のドッペル
ねむのドッペルは『遺言のドッペル』と言います。見た目はねむと同じ角帽にねむとどことなくシミラールックをしているこのねむのドッペルは、赤いくちばしを生やし、両方の掌には舌のようなものが生えた目が付いています。また、いろはのドッペルと同様にねむのドッペルは”髪の毛”から発生します。
”遺言のドッペル その姿は、死番虫”
この感情の主は、残る人生の全てを捧げる。
(出典:マギレコのドッペル一覧より一部抜粋)
ゲーム上の性能としては、★5覚醒のマギアと内容は特に変わりはありませんが、敵単体ダメージが更にUPします。多くのプレイヤーからは、ねむの扱いやすいデバフとなるドッペル・マギア、そしてねむ自身の高いスペックをかなり評価している方が多く見受けられます。
【ネタバレ】柊ねむの本来の記憶や自動浄化システムとは
柊ねむは、最終章にて自分の本来の記憶を取り戻します。そして、最終章ではどうしてマギウスが出来たのか、ういが何故消えたのか全ての謎が明かされる物語の中で最も重要な章となりました。
記憶を取り戻したねむ
(出典:マギレコ10章)
物語の”ラスボス”がマギウスかと思いきや、マギウスが”羽化”させた『イブ』と言う魔女でした。いろはがイブの弱点となる『宝石』を破壊した際、その宝石の中に居たういと小さなキュゥべえが接触したことによりねむや灯花は自分たちの本来の記憶を取り戻したのでした。
魔法少女となったワケ
(出典:マギレコ10章)
そもそも何故ねむ達が魔法少女になったのか、その理由はういのいろはを助けたいと言う気持ちからでした。当時ねむ達がまだ入院していた頃、魔女の結界に迷い込んでしまった3人は魔法少女になったばかりのいろはに助けられ、そこで初めてキュゥべえと出会います。魔女退治に苦しんでいるいろはを見たういはどうにかして助けたいと考えていると灯花とねむは『自動浄化システム』の提案をします。
自動浄化システム
(出典:マギレコ10章)
ねむと灯花がういに提案した”自動浄化システム”とは、元々キュゥべえの持つ機能を奪い、灯花達に溜まった穢れをういが『回収』の力を利用して集め、灯花は集まった穢れを魔法少女にとっては欠かせない”魔力”へと『変換』し、その変換された魔力をエネルギーとして『具現化』させて宇宙へ送るというものでした。
【ネタバレ】柊ねむは死亡する?
実はねむは死亡したのではないかと思われるシーンが、物語の中で流れます。実際のねむがどうなったのか徹底的調べたので解説致します。
暴走しだすイブとアリナ
(出典:マギレコ10章4話)
メインストーリーの”最終章”となる第10章の4話にて、ねむや灯花が記憶を取り戻してイブの中からういを救出した後、宿主を失った”イブ”は崩壊するはずでしたが、形態を変化して暴走しようとしていました。仲間だったはずのアリナが自分の私欲の為にイブを利用して神浜市を崩壊させようと企んでいたのです。
アリナ・グレイは以下の記事でも解説しています。
ねむとアリナの一騎打ち
(出典:マギレコ10章4話)
いろはや目を覚ましたうい、神浜市の魔法少女達や駆け付けたまどか達にはもうイブと戦うには乏しい体力しかありませんでした。そこで名乗りだしたのがねむでした。ねむは今まで具現化してきたウワサを命を擦り減らして全て出し切り、アリナを打ち倒した結果、ねむは元の姿に戻り目を覚ましませんでした。
エピローグで登場するねむ
(出典:マギレコ10章エピローグ)
死んでしまったと思われたねむは、エピローグに車椅子で登場します。ねむは、命を削ってアリナと死闘を繰り広げましたが、無事に生存していたのです。ただし、その代償としてねむの足は動かなくなってしまい、車椅子での生活を余儀なくされることとなりました。
【マギレコ】柊ねむの名シーン・セリフ
ここからは、ねむの非常に印象的だった名シーン・名セリフを活躍やエピソードを振り返ってご紹介致します。
この本には僕の命が詰まっている
魂を痛めつけた数だけこの本には僕の命が詰まっている
(出典:メインストーリー第10章第4話)
これはねむが、ウワサの創造主としてアリナとの一騎打ちを決意した時のセリフです。なんとも文学少女らしい名セリフですね。このねむの勇気を讃えるようなまなざしで見送る魔法少女たちの姿にも胸打たれるシーンでした。
これで許されるかな これで赦されるのかな
これで許されるかな これで赦されるのかな
(出典:メインストーリー第10章第4話)
自分が生み出したウワサによって招いた自体を自分で片づけるとともに、自らの命を差し出してまで今まで迷惑をかけてしまった魔法少女たちに許されるのかと問うているようなシーンですが、ねむの安らかな表情にとてもウルっときてしまう場面でした。
僕は無間の地獄を受け入れるよ
もしも贖罪の効かない罪なら、僕は無間の地獄を受け入れるよ
(出典:メインストーリー第10章第4話)
この回はねむが最初で最後の見せ場を飾った回だと捉えることが出来ます。自分の犯した罪を許してもらえなければ全ての罰、そして終わりのない地獄を受け入れるというねむなりの”反省”のようにも感じられるセリフでした。
まとめ
今回は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場する悪役の一人・柊ねむをご紹介致しましたが、いかがでしたでしょうか。”柊ねむ”というキャラクターの魅力以外にも何故マギウスが誕生したのか、物語が展開していく中でマギウスがどの様に関わっていくのか理解いただけたら幸いです。
ようやくTVアニメ版マギアレコードの第2期が夏に放送予定と発表が公式にてありましたが、ゲームだけでなく今後のアニメでのねむ達の活躍にもとても期待が高まりますね。