マクロスF(フロンティア)は2008年に大ヒットしたTVアニメ・劇場版のアニメ作品です。キャラやストーリー・歌それぞれの要素を徹底解説します。1ページでストーリー全容を把握したい方、前から気になってはいるけれどまだ作品を見ていない方にもぴったりな情報まとめ記事です。
今までの情報だけでなく、制作10周年を祝して制作された「新曲」や、シリーズの特徴でもあるヒロインの「三角関係の更にその後」についても、詳しい内容がありますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【アニメ】マクロスF(マクロスフロンティア)は10周年
(出典:電撃ホビーウェブ)
マクロスF(フロンティア)とは、河森正治総監督とスタジオぬえ原作の、2008年4月から2008年9月に放送されたTVアニメを主とするメディアミックス作品です。
「超時空要塞マクロス」をはじめとする「マクロスシリーズ」の25周年記念作品でもあり、続編として、2009年「劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜」と2011年「劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜」があります。
あらすじ
舞台は西暦2059年。
かつて巨大な異星人との星間戦争で滅亡の危機に瀕した地球人類は、種の存続を主眼に置き、新天地を求めて銀河の各方面へと旅立っていった。
数えて25番目となる超長距離移民船団「マクロス・フロンティア」。(中略)「フロンティア」船団に、近隣の「マクロス・ギャラクシー」船団出身の
アイドル・シンガー「シェリル・ノーム」がコンサートのために来艦する。
シェリルは銀河ネットワークのヒットチャートで常に上位にランクインする誇り高きトップ・アイドルである。そんなシェリルにあこがれる少女がいた。その少女の名は「ランカ・リー」。
ランカは中華レストランでアルバイトをする、ごく普通の女子高生。彼女の身寄りは、年のはなれた兄オズマ一人だけ。
オズマは特殊な軍事部隊SMSでバルキリー部隊を率いる精鋭パイロットだった。(中略)ランカは念願だったシェリルのコンサート会場に急ぐ途中、
パイロット養成コースの高校生「早乙女アルト」と出会う。
学園生活の中でのありふれた偶然の出会い・・・。と、そんな中、突如フロンティアは未知なる敵と遭遇。
しかも敵は地球人でも異星人でもなく、未知の宇宙生物。次々とダメージを受ける新・統合部隊。それは新・統合軍のVF部隊をも脅かす強力な攻撃能力を持っていた。だが、宇宙生物は市民たちの居住エリアに侵入。
事態の収拾に、オズマ率いるSMSのVF-25部隊が出動した。
果たして宇宙生物の数は?能力は?目的は?そして人類は何を選択するのか・・・?!
(引用元:マクロスF(フロンティア)公式サイト『MACROSS PORTAL』 https://macross.jp/f/movie/tv/story/introduction.html)
シェリルのコンサート演出のエア・アクロバットに参加することになったアルトは、アクシデントからシェリルと知り合い、観客として訪れていたランカと出会います。
アルトはバジュラ襲撃で死傷したパイロットの代わりに「可変戦闘機VF-25バルキリー」に搭乗しランカの危機を救います。そのことをきっかけに民間軍事プロバイダー「S.M.S」に入隊、人類存亡をかけてバジュラと戦っていくことになりました。
戦いが激化していく中で、ランカの歌にバジュラの行動を左右する力があることが判明し、脚光を浴びるようになります。やがてシェリルも同様の力を得ます。
2人の歌姫の命を懸けた歌声を後押しに、アルト達は船団に迫りくるバジュラの群れと、その背後に仕組まれた巨大な陰謀と対峙。激闘の末に人類が求めた新天地へ降り立つことになります。
キャスト・声優
(出典:電撃オンライン)
マクロスFのキャスト・声優は以下の通りです。
- 早乙女アルト:中村悠一
- ランカ・リー:中島愛
- シェリル・ノーム:遠藤綾
- ミハエル・ブラン:神谷浩史
- ルカ・アンジェローニ:福山潤
- 松浦ナナセ:桑島法子
- オズマ・リー:小西克幸
- クラン・クラン:豊口めぐみ
- グレイス・オコナー:井上喜久子
- レオン・三島:杉田智和
声優のラインナップがとても豪華です。作品10周年を経てもなおトップ声優として活躍されている方々が大半のため、これから視聴を始めたとしても十分に楽しめるキャスティングだと思います。ちなみにシェリル歌唱パートのみ、may'nになります。
キャラクターデザイン
(出典:BARKS)
キャラデザ担当は、アニメーター・原画家の江端里沙さんと、アニメーターの高橋裕一さんです。江端さんは作画監督もされており、本作で知名度が大ブレイクしました。
監督・制作
マクロスFの監督・制作は以下の通りです。
- 原作:河森正治・スタジオぬえ
- 総監督:河森正治
- 監督 : 菊地康仁
- アニメーション制作:サテライト
マクロスシリーズの生みの親といえば河森正治監督です。可変戦闘機VF-25メサイアバルキリー等のメカニックデザインも担当されています。
マクロスシリーズとは?歴史や特徴4つ
(出典:abema)
一般的なSF・ロボットアニメとは少し異なり、マクロスシリーズは人類が「愛」や「歌」を象徴とする「文化」によって、ゼントラーディと呼ばれる異星人と共生を果たしてきたという世界観が根底にあり、「恋愛(三角関係)」・「戦争(バルキリーと呼ばれる可変戦闘機の高速メカアクション)」・「歌」の3大要素が必ず盛り込まれていることが特徴になります。
作品の時系列としては、1982年のTVアニメ「超時空要塞マクロス」から始まり、1992年OVA「超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN」、1994年OVA「マクロスプラス」、そして同年に大ヒットしたTVアニメ「マクロス7」によりシリーズ化が確立しました。
その後2002年OVA「マクロスゼロ」を経て、マクロスF(フロンティア)は、シリーズ生誕25周年記念作品になり、その後も2016年TVアニメ「マクロスΔ」が制作されています。
まずはマクロスの歴史から見てみましょう。
1.マクロスの歴史
(出典:ナタリー)
それぞれの物語における世界観はシリーズを通じてつながっています。
きっかけは西暦1999年、地球に異星人ゼントラーディの巨大宇宙船(戦艦)が墜落。人類は「異星人の存在」と宇宙船から得た「超科学(オーバーテクノロジー)」、そして「宇宙で戦争が起こっている」ことを知ります。
人類は異星人からの攻撃に備えて世界統合政府を樹立。落下してきた巨大宇宙船(戦艦)を改修して「マクロス」と名付け、可変戦闘機「バルキリー」が作られます。
やがて人類は星間戦争で滅亡の危機に瀕しながらも「歌」と「愛」を象徴とする「文化」の力で異星人ゼントラーディと共生する道を見出し、その経験から人類は「種の存続」のために、銀河系宇宙へ新天地を求め旅立ち、生活圏を広げる「宇宙時代」を開始したのでした。
- TVアニメ「超時空要塞マクロス」: 西暦1999年~2010年
- OVA「マクロスゼロ」: 西暦2008年
- OVA「マクロスプラス」:西暦2040年
- TVアニメ「マクロス7」:西暦2045年
- TVアニメ「マクロスF(フロンティア)」:西暦2059年
- TVアニメ「マクロスΔ」:西暦2067年
- OVA「超時空要塞マクロスⅡ-LOVERS AGAIN」:西暦2090年
マクロスF(フロンティア)に登場する船団「マクロス・フロンティア」は、最初の船から25番目に旅立った長距離移民船団であり、マクロスF(フロンティア)は西暦1999年からちょうど50年後の物語となります。
2.三角関係
(出典:YouTube)
シリーズ内には必ず「三角関係の恋愛ドラマ」が盛り込まれています。どのシリーズでも、一瞬ロボットアニメなのか疑うくらいドロドロな感情描写がされていて、フロンティアでは主人公アルトとシェリル、ランカの関係が当てはまります。
作中では、シェリルは「銀河の妖精」としての強さから年頃の女の子らしい弱さを通じてアルトの価値観を刺激するポジション、ランカはアルトとは日常的に接する妹的なポジションから、それぞれの関係が進行していきます。
主人公周辺以外にも、S.M.Sスカル小隊の隊長でもありランカの兄でもある「オズマ・リー」と、新統合軍所属の「キャサリン・グラス」、フロンティア大統領府首席補佐官「レオン・三島」の関係があります。想いと過去・現在が複雑に絡み合うこちらの三角関係も見どころの1つです。
3.可変戦闘機のメカ VS 敵「バジュラ」
(出典:Twitter)
シリーズはバルキリーと呼ばれる可変戦闘機での高速メカアクションも見どころの1つです。
飛行形態から巨大ロボットにまで3形状に変形して戦うことができ、さらに独特の作画によるダイナミックな機体の動きやミサイルのアクションがバトルシーンを盛り上げます。
マクロスF(フロンティア)では、多数の船団を攻撃する地球外生命体「バジュラ」に対し、人類存亡をかけてアルト擁するS.M.Sがバルキリーでバジュラと戦闘を繰り広げます。
4.歌
(出典:prtimes)
シリーズでは、歌姫が登場します。
「超時空要塞マクロス」に登場のリン・ミンメイを先駆けとして、「マクロスプラス」ではシャロン・アップル、フロンティアではディーバ(成功した女性歌手)的立場であるシェリルと、無名の女子高生からスーパーアイドルへの道を歩むランカが歌姫として登場します。
マクロスの世界での歌は、人々を励まし、楽しませるだけでなく、歌で異星人を魅了したり、特にフロンティアでは歌の力でバジュラの動きを抑えることのできる重要な存在に至ります。
特に物語後半、シェリルとランカの歌が、バジュラと激戦を繰り広げるアルト達を強力にバックアップし、一方でバジュラの市街攻撃が激化し、人々が疲弊したシーンでは、シェリルの歌声が画面を超えて聴き手の涙を誘い、励ましを与えたかのようでした。
マクロスFは人気!
大ヒットアニメ・マクロスF(フロンティア)の人気について、SNSの声を調べてみました。
2008年の初回放送から10周年を経てもなお、投稿数の多さからアニメファンの作品への関心度は高く、再放送や新曲発表のたびに注目を集める人気作品だということがわかります。
#マクロスフロンティア
1話から見直しています(全25話)
本当に面白い。
第22話『ノーザンクロス』
ラスト4分が大好き過ぎて鳥肌。
ストーリーに加えてとにかく楽曲がいい。
劇場版からさらに新曲も増えてくるし、筋トレ&ランの時はシェリルの曲ばかり聴いている。
騙されたと思って観て欲しい。 pic.twitter.com/FHVyNRQRiz— 佐野圭亮 (@sano_keisuke) February 24, 2020
22話は物語の山場の1つです。作中のストーリーと楽曲の良さが、見る人に鳥肌を立たせるようです。マクロスF(フロンティア)の「見心地の良さ」が垣間見えますね。
マクロスF徹夜で全話見直しちゃった💦
あの世界観と作画、10年以上前のものと思えん!あと三角関係も好き😚
ちなみにみんなはシェリルとランカどっち派?#マクロス#マクロスF #神アニメ— R2 (@R211246633R2) August 13, 2019
1話から2話、3話と見続けていくうちに謎が謎を呼び、三角関係もどんどん膨らんで…25話まで一気に見てしまう気持ち、とてもよくわかります。ちなみに徹夜視聴は、体調に気をつけてトライしてみてください♪
クラン とにかくかわいいすき
ランカ がんばりやさん
ミシェル 年上イケメン
キャシー きれいなお姉さん
アルト やはりイケメン
ナナセ 髪色が綺麗
ブレラ クールイケメン
シェリル 歌姫きれい
オズマ とにかくあつい男マクロスF好きなキャラTOP10#マクロスF pic.twitter.com/7cPxpEYuhX
— ✩K✩趣味垢 (@KARUMA122501) November 26, 2016
アルトの三角関係以外のキャラクターとエピソードも人気のようです。
友人ミハエル(通称・ミシェル)やルカ・ナナセといった学園生活を共にする仲間やクランなどS.M.Sの軍人メンバーへも、相当高い…熱いファンの支持がある模様。特に、ランカの兄オズマ・キャサリン・三島からなる「大人組の三角関係」や、ミハエル達の恋模様もかなり見どころかもしれません。
マクロスF(フロンティア)の「作品としての人気根源」は、どうやら「楽曲」と「ストーリー」にあるようです。
クオリティの高い曲が洪水のように押し寄せてくる様は、たしかに全身に鳥肌が立つ気がしますし、それぞれにしっかりとした背景を持つキャラクター達が自身の役割を果たしながらも想いや葛藤にさいなまれるエピソードについてもとても気になりますね。
マクロスFといえばWヒロイン!あなたはどっち派?
(出典:livedoor Blog)
マクロスF(フロンティア)といえば、「歌姫」であるシェリルとランカのWヒロインが特に魅力的です(クラン派の皆さんごめんなさい‥)。
両者の意見についてまとめてみました。
シェリル派の声
シェリルは、作中では絶対的なトップ歌手から始まり、中盤で病に倒れながらも復活しパワーアップした歌姫へと成長していきます。
・歌と命をかけたガッツのある生き方がすごい!
・ワガママな面もあるけれど、努力家で時折見せる優しさが好き
・幼い頃の思い出も入れて、アルトに一途すぎて可愛すぎ!!
シェリルの「病身をおして命を懸けて歌う姿」からも見受けられるように、シェリルは「彼女自身が全身で輝こうとする力」、言い換えると「バイタリティ」や「ド根性」の部分にファンの共感を得ているように感じました。
シェリル・ノームは以下の記事でも解説しています。
ランカ派の声
ランカは、ごくごく平凡な女子高生から少しずつアイドル歌手への道を歩み、バジュラ襲撃を経て歌姫として力を発揮し、フロンティアで大ブレイクします。
・ひたむきで一生懸命なところに魅力を感じます
・勢いがあったり不安になったり、等身大な女の子っぽさに共感する
・歌うときの台詞「キラッ☆」が理屈抜きでかわいすぎる!!
「キラッ☆」は楽曲「星間飛行」の中にある印象的な台詞です。才能の片鱗や未熟さを感じさせるランカの「等身大のサクセスストーリー」は、素直に応援したくなるファンが多いようです。
ランカ・リーは以下の記事でも解説しています。
ネットの声ではシェリル支持、雑誌からの声ではランカ派優勢のようでした。他に、真のヒロインはアルト扮する「アルト姫」であるという意見もちらほら見受けられましたので、真偽はぜひ作品を見て確かめてみてください。
劇場版マクロスFも人気!TV版との違いは?
TVシリーズ全25話にて一旦完結したかのように終わったフロンティアですが、後に劇場版2部作が制作されました。
タイトルは2009年前編「劇場版マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」と2011年後編「劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜」で、後編により話は完結しています。
虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~
(出典:Amazon)
2009年公開の「劇場版マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」は、「歌で銀河が救えるわけないでしょ」というキャッチコピーで、TVシリーズに沿った始まりからオリジナルストーリーへと展開されていく劇場版2部作の「前編」になります。
パイロット志望の高校生アルト、トップ歌手のシェリル、歌手を目指すランカが巡り会い、バジュラの襲撃を皮切りに3人はそれぞれの立場を変化させ、想いと疑惑を交錯させていきます。
歌姫の新コスチュームと圧巻のライブシーンが冒頭から飛び出してくるため、初めて見る方でも開始10分で盛り上がって楽しめるのではないでしょうか。
恋離飛翼 ~サヨナラノツバサ~
(出典:映画の時間)
前編から2年後、2011年に公開の「劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜」では、キャッチコピーは「歌は魔法☆」「歌は祈命(いのち)」「歌は死なない。」と3つあり、物語は前編エンディングの3ヶ月後から始まります。
バジュラとの激闘の中、バジュラの資源を狙い銀河系征服を目指す「為政者の野望」がクーデターという形であらわになり、変動する状況や思惑がアルト・シェリル・ランカに影響してきます。
アルトはシェリルとの絆を深め、ランカはアルトへ今までより踏み込んだ行動を起こします。アルトはバジュラとの最終決戦に命を懸け戦いながらも、同時に二人の気持ちを打ち明けるようです。
後編は、歌・戦闘・恋愛に「謀略」の要素まで加わった盛りだくさんな内容で、ネットでは「世界中のアトラクションを一箇所に集めたかのような感覚になる」と評される程、複雑な伏線がバランス良く回収された完結編になっている印象を受けました。
TV版と劇場版の違い
一般的にTV版の後に劇場版が制作されると総集編や続編かと思われがちですが、マクロスF(フロンティア)の劇場版は、物語のはじまりこそTV版と似ているものの、ストーリーや人物設定が大胆に変わっているため、TVシリーズを見ていない初見の人でも楽しめるようになっています。
特にあらすじの変更によって人物の生死をも変更されています。TV版で涙したファンにとっては完全にIFストーリーと割り切って見る必要があるのかもしれません。
また劇場版では「歌姫のライブシーン」について、相当な音と映像にこだわった制作がされているため、最高に臨場感のある大迫力「ライブ」に仕上がっているところも見どころの1つだと思います。
マクロスFのその後・続編は?
(出典:マクロスΔ)
マクロスF(フロンティア)劇場版その後(続編)の話については、2020年9月時点ではまだ公式発表はありません。ただし劇場版の後に出版された関連するバルキリーのムック本(河森監督監修)にて、その後を匂わせる内容が掲載されています。
→ その後、2021年10月に正統な続編映画「劇場短編マクロスF〜時の迷宮〜」が上映されました。
こちらはアニメ本編の続編ではなく、劇場版サヨナラノツバサの続編となっています。
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アニメだけじゃない!マクロスFのアプリや小説
マクロスF(フロンティア)は、TVアニメを原作とした「メディアミックス作品」として、アニメ作品以外の様々なメディアでも公式情報やエピソードを楽しむことができるようになっています。
マクロスF(フロンティア)に関連するアプリや小説など、代表的なメディアミックス作品について、ご紹介してみたいと思います。
マクロスF(フロンティア)のアプリ
(出典:電撃オンライン)
現在はサービス終了していますが、2008年にバンダイネットワークスから有料配信されたアプリが3作品存在します。
- マクロスF ルーキーズ・レティクル:シューティングゲーム
- マクロスF 抱きしめて!銀河の果てまで!! ランカのお仕事がんばるよ☆:アクションゲーム
- マクロスF シェリルとデート スターダスト・ランデブー:アクションゲーム
マクロスF(フロンティア)の小説
(出典:Amazon)
2008年から2009年にかけて、角川書店から著者 小太刀右京「小説:マクロスフロンティア」と「フロンティア・メモリーズ」・「フロンティア・ダイアリーズ」が発行されています。
シェリルの心情やアルトが空に憧れるシーン等、端々の情景がとても細やかに表現されている作品になっていますので、アニメを視聴した後に読むことでより一層フロンティアの物語を楽しめるのではないでしょうか。
ラジオ
(出典:まめぐめも)
2008年1月から2011年4月まで文化放送・MBSラジオにて、マクロスF公式ラジオ番組が放送されていました。タイトルは「RADIO MACROSS」から「マクロスF○△」シリーズへ変遷し、最終クールでは「マクロスF○~△」として幕を閉じました。
初回の「RADIO MACROSS」のみ、声優のランカ役・中島愛さんとボビー役・三宅健太さんがパーソナリティをされていましたが、以降に続く「マクロスF○△」シリーズでは、声優のアルト役・中村悠一さんと、ミハエル役神谷浩史さんに、引き続きでランカ役・中島愛さんがレギュラー出演されていました。
マクロス新曲の紹介やオリジナルコーナー、ゲスト声優・アーティストや河森監督の出演回も多数あり、大人気ラジオ番組だったと言われています。個人的には番組が盛り上がりすぎて、シリーズ途中からアルトのキャラクターと中村悠一さんの乖離がだんだん激しくなっていったのが印象的でした(褒め言葉です)。
別番組の携帯配信ラジオでは「マクロスF〜ウラ・URAデカルチャー」が、パーソナリティ小西克幸さん・杉田智和さんで放送されていました。
グッズ
(出典:uexnl)
マクロスF(フロンティア)のグッズについて、2020年9月現在も、TVアニメ公式サイトMACROSS PORTAL(https://macross.jp/)にて販売が続いています。10周年を経ても尚、定期的に新作が発表されていますので、是非チェックしてみてください。
例として
・アクリルパネル
・ステッカー
・キーホルダー
・Tシャツ、バンダナ、バスタオル
・ペンライト
などがあるようです。
マクロスFは歌アニメ!歌手・新作・アルバムは?
「歌は魔法☆」「歌は祈命(いのち)」「歌は死なない。」という劇場版キャッチコピーのとおり、マクロスF(フロンティア)における「歌」は、あらゆる意味でフロンティアの人々に希望と励ましをもたらす重要な存在です。
マクロスF(フロンティア)の歌について、詳しく調べてみました。
マクロスはなぜ"歌"?
マクロスの世界は人類とゼントラーディと呼ばれる異星人との共存が根底に存在します。そして彼らとの共存の鍵となるのが「歌」や「恋愛」を含む「文化」であるため人々の中で「歌」が大切にされています。
更にマクロスF(フロンティア)では、すべての楽曲が菅野よう子プロデュースのため、シェリル・ランカの歌手としての魅力を活かしたオリジナルソングがふんだんに作中で使われています。
シェリルとランカの歌や歌手としての特徴は?
(出典:リスアニ)
シェリルの歌は、挿入歌「射手座☆午後九時 Don't be late」「What 'bout my star?」等、アルト達の出撃の心情や、フロンティア全体の人々の「活気」や「悲しみ」などの雰囲気を表す場面によく使われることが特徴です。
エンディングテーマでも、シェリルの「ダイアモンド クレバス」「ノーザンクロス」が使われています。シェリルのエンディングは、度重なるバジュラ襲撃に巻き込まれ疲れ果てた人々に「励まし」を与える歌唱シーンからそのままエンディングになることもあり、シェリルの歌に救われた視聴者も少なくはないのではないでしょうか。
シチュエーションも相まって本当に「良い曲」が多いのが歌手シェリルへの印象です。
ランカの歌は、オープニングテーマ「星間飛行」のように順調にアイドル歌手へのステップを登るイメージの曲や、かわいい印象の「超時空飯店 娘々」、ランカとブレラの故郷を思わせるエンディングテーマ「アイモ〜鳥のひと」等、シェリルのように多くの人を対象とするわけではないけれど「かわいい」「楽しい」「懐かしい」といった雰囲気の場面に使われていることが特徴です。
また、ランカの歌は彼女の成長によって表現が変化してくることも魅力です。決戦を前にランカがアルトに告白するシーンに流れる挿入歌「放課後オーバーフロウ」の迫力はそれまでのイメージとは違う、力強く勇敢な歌へと変わっています。
主題歌・OP
マクロスF(フロンティア)を盛り上げる、主題歌・OP楽曲をご紹介します。楽曲は挿入歌も含めて全て菅野よう子さんが作曲編曲されています。歌にこだわりのあるシリーズ作品なだけに、総合プロデュースによる統一感がより作品のクオリティを高めている印象を受けます。
「トライアングラー」歌:坂本真綾
2008年4月発売の「トライアングラー」は、歌を声優アーティストの坂本真綾さんが担当されています。ちなみに声優としては、ランカの母親で科学者の「ランシェ・メイ」役をされています。
マクロスF(フロンティア)の三角関係をテーマとして作成された曲で、歌い出しの「君は誰とキスをする?」という歌詞が、坂本さん独特のハイトーンボイスで流れるのが印象深い曲です。
「星間飛行」歌:中島愛
2008年6月発売の「星間飛行」は、「ランカ・リー」役の中島愛さんの歌です。作中でランカがアイドル歌手として歩み始めたタイミングでこのOPが流れたので、プロモーション映像にも見える程ランカのイメージにマッチした、ポップでキャッチーな曲調に、合間で入る「キラッ☆」という台詞が特徴的な曲です。
「ライオン」歌:May'n、中島愛
2008年8月発売の「ライオン」は後期のオープニングテーマで、シェリル・ランカ2人のデュエット曲です。作中の人類とバジュラとの激戦を二人の歌姫が命を懸けて鼓舞しているイメージが浮かんでくるような、力強い壮大な曲だと言われています。
パチンコの曲
マクロスF(フロンティア)の楽曲は、株式会社SANKYOのパチンコ機種「CRフィーバーマクロスフロンティア」・「CRフィーバーマクロスフロンティア2」・「CRフィーバーマクロスフロンティア3」の各シリーズへ、楽曲提供がされています。
2011年「CRフィーバーマクロスフロンティア」収録曲
- トライアングラー(fight on stage) : 中島愛、May'n
- ダイアモンド クレバス : May'n
- 射手座☆午後九時 Don’t be late : May'n
- インフィニティ #7 : 中島愛、May'n
- ライオン : 中島愛、May'n
- ノーザンクロス : May'n
- アナタノオト : 中島愛
- 恋はドッグファイト(FIRST LIVE in アトランティスドーム) : 中島愛
- 私の彼はパイロット : 中島愛
- 「超時空飯店 娘々」CMソング : 中島愛
- What 'bout my star? @Formo : 中島愛、May'n
- 愛・おぼえていますか~bless the little queen : 中島愛
- 蒼のエーテル : 中島愛
- 星間飛行 : 中島愛
2015年「CRフィーバーマクロスフロンティア2 」追加の収録曲
- ユニバーサル・バニー : May'n
- オベリスク : May'n
- ギラギラサマー(^ω^)ノ : May'n
- 虹いろ クマクマ : 中島愛
- ホシキラ : 中島愛
- サヨナラノツバサ~the end of triangle : 中島愛、May'n
- 娘々 Final Attack フロンティア グレイテスト☆ヒッツ! : 中島愛、May'n
- dシュディスタb : 中島愛、May'n
- 禁断のエリクシア : May'n
- Get it on ~光速クライmax : 中島愛、May'n
- 突撃ラブハート : FIRE BOMBER
- 放課後オーバーフロウ : 中島愛
2019年「CRフィーバーマクロスフロンティア3」収録曲
- Good Job!
- ゴ~~ジャス
- ライオン
- 放課後オーバーフロウ
- ノーザンクロス
- インフィニティ#7
- 「超時空飯店 娘々」CMソング(Ranka Version)
- 射手座☆午後九時Don’t be late
- トライアングラー(fight on stage)
- 恋はドッグファイト(FIRST LIVE in アトランティスドーム)
- アナタノオト
- サヨナラノツバサ~the end of triangle
- 島アイモ
- 虹いろ・クマクマ
- 禁断のエクシリア
- ダイアモンド クレバス
- ユニバーサル・バニー
- オベリスク
アニメで使用された「ライオン」や「ノーザンクロス」「ダイヤモンドクレバス」だけでなく、この後ご紹介のアニメ10周年記念新曲「Good job!」と「ゴ~~ジャス」も搭載されているようです。
各機種とも、驚くほど豪華な楽曲ラインナップですね。店頭で機種を見かけた際は、ぜひチェックしてみてください。
10周年記念の新作
(出典:Amazon)
2018年9月に10周年記念を祝して、企画シングル曲「Good job!」が発売されました。
世界観としては、西暦2059年の最終決戦前に「Good job!」がレコーディングされ、銀河アルバイト情報誌「宇宙(スペース)アルバイター」のCMタイアップソングという設定になっています。
また、「Good job!」のカップリング曲として、ランカ・リー=中島愛の「ランカと Brand New Peach」、シェリル・ノーム starring May'n「ゴ~~ジャス」が収録されています。
アルバム
(出典:Amazon)
マクロスF(フロンティア)の楽曲アルバムとして、2010年11月に発売されたコンセプト・アルバム「cosmic cuune」についてご紹介します。
(参考情報元:フライングドッグ公式サイト/https://www.jvcmusic.co.jp/flyingdog/-/Discography/A026325/VTCL-60230.html)
クリスマス
コンセプト・アルバム「cosmic cuune」は、シェリルとランカの歌中心とした全8曲構成になっていますが、そのうち2曲はクリスマスソングとして収録されていますので要チェックです。
「Merry Christmas without You」
「Merry Christmas without You」を歌うのは、シェリル、ランカ、frontier stars(アルト、ランカ、シェリル、ミハエル(表記はミシェル)、クラン、ボビー、モニカ、ラムという、いわゆる作中の主要キャラクター達が総参加する、圧巻のクリスマスソングとなっています。
マクロスF(フロンティア)の誰のファンであっても、この1曲があれば作品と一緒にクリスマスを楽しめるのはないでしょうか。
「星間イヴ」
「星間イヴ」は「星間飛行」を、クリスマス用にアレンジした曲で、ランカとシェリルが歌っています。クリスマスをイメージした独特のテンポアレンジが、聴く人に雪降る聖夜を感じさせます。
マクロスF(フロンティア)初回放送当時の2010年12月には、東京と兵庫で「カンノヨーコ produce マクロスF 超時空スーパーライブ Merry Christmas without You」の開催があり、2曲はそこでもクリスマスソングとして歌われたようです。
ライブ風景はブルーレイ・DVD「マクロスF 超時空スーパーライブ cosmic nyaan(コズミック娘)」に収録されていますので、気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね。
マクロスFの歌ランキング・ベスト7
マクロスF(フロンティア)は歴代のマクロスシリーズに類を見ない程、豪華で豊富な楽曲ラインナップを持つ作品です。曲のランキングについて調べて見ました。
7位:娘々サービスメドレー(1)ライオン (2)インフィニティ (3)私の彼はパイロット (4)ダイアモンドクレバス (5)星間飛行 (6)What 'bout my star? (7)愛・おぼえていますか (8)ライオン (9)アイモ
「娘々サービスメドレー」は、「ライオン」から「アイモ」まで全9曲を含むメドレーで、TV版第25話最終回「バジュラ戦最終局面」、つまり作中で一番盛り上がる戦闘シーンでシェリルとランカが歌うデュエット曲です。
6位:ノーザンクロス
「ノーザンクロス」は、シェリルが歌うTV版第16話からのエンディングテーマです。作中で病に倒れたシェリルが立ち直り再起する、決意のシーンで使われた強い想いの込められた印象の曲でもあります。
5位:射手座☆午後九時Don't be late
「射手座☆午後九時Don't be late」は、シェリルが歌う、TV版第1話のライブシーンで歌われた最初の曲です。バルキリーの出発シーンでもよく使われる曲で、とにかくカッコいい曲調の「はじまり」を感じさせる1曲です。劇場版でも使われています。
4位:ダイアモンド クレバス
「ダイアモンド クレバス」は、TV版第2話からのエンディングテーマです。作中でもシェリルが歌っています。
愛しい人との別れをテーマにした曲で、場面によっていくつかバージョンがあります。第20話ではミハエルが命をかけてクランを護るシーンの直後、絶妙のタイミングで「真空のダイアモンドクレバス」が流れ、視聴者の涙を誘います。
3位:サヨナラノツバサ ~ the end of triangle
「サヨナラノツバサ ~ the end of triangle」は、劇場版サヨナラノツバサでのシェリルとランカのデュエット曲です。バジュラ本星を目前にした最終決戦のシーンで2人が歌う、熱い1曲です。
2位:星間飛行
「星間飛行」は「銀河一のアイドルのデビュー曲」をイメージして制作された、ランカの代表曲です。
アイドルとして成長していくランカが、TV版第12話で惑星ガリア4の慰問ライブで、バルキリーの上で「星間飛行」を歌い登場するシーンはインパクトがありました。作中で更に成長を遂げたTV版17話では、オープニングテーマとしてスペシャル映像つきで放送されました。合間で入る「キラッ☆」という台詞が特徴的な曲です。
1位:ライオン
「ライオン」はTV版第18話からのオープニングテーマで、シェリル・ランカ2人のデュエット曲です。
テーマは「三角関係」で、サビの「生き残りたい」という歌詞が印象的な、歌姫2人の強い想いを感じさせる曲です。ちなみに2008年日本で一番売れたアニソンとしても有名のようです。
ランキング1位「ライオン」と3位「サヨナラノツバサ ~ the end of triangle」はシェリルとランカ2人で歌う曲です。
彼女たちは三角関係でありながらも敵対しているわけではなく、時には手を取り合って歌でバジュラと戦います。そういったマクロスならではの要素がファンに高い支持を得ていることが、このランキングからも見受けられるように感じました。
マクロスFの登場人物・キャラクター
マクロスF(フロンティア)の登場人物・キャラクターについてご紹介します。
早乙女アルト(主人公)
(出典:ヤフオク)
CV:中村悠一
美星学園航宙科パイロット養成コースの2年生。歌舞伎の名門の出身で、
芸能コースから転身しパイロットを目指している。反抗的な性格。
端正な顔立ちと容姿から「アルト姫」とからかわれている。
早乙女家
(出典:#23)
早乙女家は舞伎の名門「早乙女一門」で、18代目宗家はアルトの父「早乙女嵐蔵(CV:三宅健太)」。アルトを跡取りとして幼少期から芸能の道へ導いてきたが、反発を煽り絶縁状態となる。
歌舞伎役者「早乙女矢三郎(CV:野島裕史)」はアルトの兄弟子にあたり、アルトからは「兄さん」と呼ばれる。アルトの芸能の才能を認め、何かと気にかけてくれる。
シェリル・ノーム(ヒロイン)
(出典:Twitter)
CV:遠藤綾(歌唱時:may'n)
マクロス・ギャラクシー船団からきたトップ歌手で「銀河の妖精」と呼ばれている。
銀河ヒットチャートでは常に上位で、圧倒的な歌唱力と華やかな美貌を持ち、高いプライドと自信を持つ歌姫。アルトと出会い、美星学園へ転入する。
ゴージャスなシェリル
(出典:楽天ブログ)
「銀河の妖精」シェリルは、歌だけでなく演出や衣装についても圧倒的に豪華で胸が熱くなるライブシーンが魅力の1つ。
楽曲「オベリスク」では凛とした軍服テイストの歌姫を表現し、楽曲「ユニバーサル・バニー」では可愛らしさとセクシーさ、楽曲「ダイアモンドクレバス」ではせつない情景を思わせる静寂で美しい演出になっている。
ランカ・リー(ヒロイン)
(出典:ORICON NEWS)
CV:中島愛
シェリルに憧れ歌手を目指す、聖マリア学園に通う普通の女子高生。S.M.S所属の義理の兄オズマ・リーと暮らしている。やがてアイドルとして成長し、バジュラとの戦いで重要な役目を担う。
巨大ランカ
(出典:Twitter)
フロンティア船団の前に現れた巨大なランカの光学映像(幻影)。バジュラの仕業と判断され攻撃を受けるが、マクロス・クォーターの活躍によりギャラクシー船団の陰謀と判明する。
ミハエル・ブラン
(出典:Twitter)
CV:神谷浩史
美星学園航宙科パイロット養成コースの2年生で主席。S.M.Sスカル小隊所属で狙撃を得意とする。女性を常に口説いているが幼馴染のクランには奥手。周囲の親しい人からは「ミシェル」と呼ばれている。
ブレラ・スターン
(出典:Twitter)
CV.保志総一朗
ギャラクシー所属アンタレス小隊の隊長で階級は少佐。VF-27に乗る身体の殆どを人工化したサイボーグで高い身体能力と戦闘力を持つ。ランカの実兄。
クラン・クラン
(出典:Twitter)
CV.豊口めぐみ
S.M.Sピクシー小隊隊長のゼントラーディ(巨大な体躯を持つ人類と共存する異星人)、階級は大尉。本来はセクシーな容姿だが、人間サイズになると遺伝子特性により幼くなる。ミハエルの幼馴染。
クラン・クランは以下の記事でも解説しています。
グレイス・オコナー
(出典:neoapo)
CV.井上喜久子
ギャラクシー船団出身のシェリルの敏腕マネージャー。かつては科学者であり、野望の元、バジュラとの戦いの裏で暗躍する。
グレイス・オコナーは以下の記事でも解説しています。
https://u-anime.net/grace-oconnor/
ルカ・アンジェローニ
(出典:Facebook)
CV.福山潤
美星学園航宙科の2年生(飛び級)。総合機械メーカーL.A.Iの御曹司でS.M.Sスカル小隊所属。情報支援を得意とする。密かにナナセを想っている。
松浦ナナセ
(出典:livedoor Blog)
CV.桑島法子
美星学園美術科の2年生。ランカとはアルバイト仲間。Gカップのボディと引っ込み思案な性格を併せ持つ。
レオン・三島
(出典:neoapo)
CV.杉田智和
フロンティア船団の大統領府首席補佐官でバジュラ対策の総責任者。苦学生から成り上がってきた野心家。TV版ではキャサリンの婚約者。
キャサリン・グラス
(出典:nepoapo)
CV.小林沙苗
新統合軍参謀本部所属。階級は中尉。フロンティア大統領の娘でオズマの元恋人。マクロス・クォーターにオブザーバーとして乗艦する。通称キャシー。
オズマ・リー
(出典:Twitter)
CV.小西克幸
S.M.Sスカル小隊隊長で、ランカの義兄・保護者。普段は豪胆な熱血漢だが、ランカに対しては重度のシスコン。死地に飛び込むも毎回生還する強運の持ち主。
カナリア・ベルシュタイン
(出典:Seesaa wiki)
CV.桑島法子
S.M.Sスカル小隊所属の重可変爆撃機VB-6ケーニッヒモンスターを操縦する。階級は中尉。平時は衛生兵として勤務する、長身で寡黙な女性。エディという息子がいる。
ヘンリー・ギリアム
(出典:AnimeCharacterDatabase)
CV.大原崇
S.M.Sスカル小隊所属、アルトの前任パイロット。バジュラがフロンティアに来襲の際、アルトの目の前でバジュラに殺される。
ジェフリー・ワイルダー
(出典:neoapo)
CV.大川透
S.M.S所属マクロス・クォーター艦長。階級は大佐。顔の傷と豊かなヒゲを蓄えた貫禄ある風貌だが、部下への気遣い上手でもある。元新統合軍パイロット。
ボビー・マルゴ
(出典:neoapo)
CV.三宅健太
S.M.S所属マクロス・クォーターの操舵士。ヒゲにアフロというゴツくてファンキーな男性の容姿と、女性の性格を併せ持つ。密かにオズマに恋心を抱いている。
モニカ・ラング
(出典:Facebook)
CV.田中理恵
S.M.S所属マクロス・クォーターの最年長ブリッジオペレーター、索敵担当。性格は真面目で、密かに艦長ワイルダーに想いを寄せているが、ワイルダー以外の周囲の人々にはバレている。
ミーナ・ローシャン
(出典:neoapo)
CV.平野綾
S.M.S所属マクロス・クォーターのブリッジオペレーター、艦内ステータス担当。旧インド系財閥の出身で、IQ180の天才。趣味はコスプレ。
ラム・ホア
(出典:Twitter)
CV.福原香織
S.M.S所属マクロス・クォーターの最年少ブリッジオペレーター。たまに毒舌を発するところがある。
ネネ・ローラ
(出典:Twitter)
CV.平野綾
S.M.Sピクシー小隊所属のゼントラーディ(巨大な体躯を持つ人類と共存する異星人)、ピンクの髪と長身の容姿を持ち、性格はおっとりしている。隊長のクランを「お姉さま」と呼び慕っている。
ハワード・グラス
(出典:neoapo)
CV.西村知道
フロンティア船団第4代大統領。キャサリンの父。バジュラの騒動中に三島と部下によって暗殺される。
マクロスFは戦艦がかっこいい
作中に登場する戦艦「新マクロス級」と「バトル・フロンティア」、そしてその武器「マクロス・キャノン」についてご紹介します。
新マクロス級
(出典:Facebook)
新マクロス級移民船とは、2030年に就航が始まった、「住居と戦闘の機能が分割され都市型宇宙移民居住艦」のことで、形状はドーム型や密閉コロニー型などがあり、フロンティア船団はドーム型に相当します。
移民者が長期航海に耐えられるように大幅に居住環境の改善がされ、都市型移民居住艦のことをシティまたはアイランドと呼び、その前部に移民船団護衛艦隊の「総司令部」として「バトル級可変ステルス攻撃宇宙空母」がドッキングする方式になりました。
マクロス・キャノン
(出典:Twitter)
「マクロス・キャノン」とは、移民船団護衛艦隊の「総司令部」である「バトル・フロンティア」の艦首下部分に装備された、艦の最大火力武器です。船団によって様々ですが、フロンティア船団の場合は主砲が攻撃空母型のまま主砲が発射できる開放式のため、広域砲撃のできる仕様になっています。
バトル・フロンティア
(出典:pixiv百科事典)
「バトル・フロンティア」とは、移民船団護衛艦隊の「総司令部」の役割をする超大型の「バトル級可変ステルス攻撃宇宙空母」のことです。全長は1500mを超え、艦首下部分に、艦の最大火力武器である「マクロス・キャノン」が収納されています。
【ネタバレ】早乙女アルトのその後は?シェリルとの結末は?
(出典:#25)
アルトとシェリルの結末について、TV版ではアルトは最終決戦を終えて無事にバジュラ本星へ降り立つも、シェリル・ランカとの関係は決着のつかないまま物語が終わります。
(出典:サヨナラノツバサ)
一方で劇場版では、アルトは最終決戦の直後に、シェリルへ「愛・・・(してる)」と言葉を発した最中にバジュラクイーンの超空間転移(フォールド)に巻き込まれ消えてしまいます。シェリルも命を懸けて歌い力尽きて昏睡状態になったまま幕が閉じますが、エンディングテーマ内でほんの少しだけ唇が動き、復帰を予感させる終わり方をしました。
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31日以内に解約すれば費用はいっさい発生しません。お試しは以下から。
※配信状況は予告なく終了・復活する場合があります予めご確認ください。
そこから更に5年後について、ご紹介します。
アルトとシェリルの5年後
アルトとシェリルのその後について、2011年にソフトバンククリエイティブ発行のムックシリーズ「ヴァリアブルファイター・マスターファイル~VF-25 メサイア 新たなる救世主~」にて、その後について情報が存在します。
厳密には、本編のTV版と劇場版がパラレルストーリーになっている関係上、今回の話は「公式設定ではない」くくりに入ってしまうそうですが、ムック本が河森監督の監修入りということで信憑性の高めな情報としてご紹介したいと思います。
物語から5年後の2046年、銀河の妖精シェリル・ノームはマクロス・オリンピア船団を活動拠点として精力的に歌手活動を続け、各地をツアーで回っていました。彼女の傍には常に彼女の私設護衛部隊「クイーンズナイツ」のバルキリー2機が帯同し、護衛部隊の雇用契約はS.M.Sオリンピア支部と交わされたもので、2機の機体番号はシェリルとアルトの誕生日と同じNOでした。
誌面の別ページではS.M.Sオリンピア支部で教官を務める「上草シオン大尉(仮名)」と名乗る20代男性パイロットがインタビューを受けています。彼はプライベートは一切ノーコメントとしながらも、オズマの台詞を例にあげる等、シオンがアルトではないかと思わせるような意味深な言動を残しています。
どうやら大人になったアルトは、S.M.Sで「ソードダンサー」の通り名で鬼教官をやりながらシェリルのSS(シークレットサービス:護衛)も担っているようです。
シェリルとの関係について詳細は不明ですが、2人が5年後も親しい間柄でいることに間違いはないようです。
まとめ
マクロスシリーズは数あるロボット・SF・アクションアニメの中でも、「人はなぜ戦うのか」・「なぜ人間に歌や恋が必要なのか」といった命題について、エピソードの中で丁寧に掘り下げをしている作品だと感じます。
マクロスF(フロンティア)は、それに加えてキャラクター・ストーリー・歌と映像の力が総合し大ヒットしました。心をむき出しにして必死に生きるアルト達の等身大の物語を、ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか。